2022/09/16 - 2022/09/18
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旅 夢太郎さん
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「日本の原風景をたずねて」という写真集をみていると、一面黄金色に輝く田んぼの中、児童三人が細い道を談笑しながら帰路についている光景が映しだされていました。どことなく郷愁を誘うこの場所は、遠野(岩手県)とありました。早速、興味をもち遠野を調べてみました。そこには柳田國男の「遠野物語」があり、物語に出て来る美しい自然が地元の人々によって守られていることを知りました。また、遠野は郷土芸能の宝庫で、古くから伝わる文化を、多くの人達によって守り継がれていることも知りました。こうした魅力ある遠野に是非行ってみたいと、旅の計画を立てることとしました。せっかくなので、岩手県観光では外せない平泉も計画に加えることとしました。検討している中、ある旅行社の2泊3日で「新幹線乗車券とレンタカー付、宿泊地は花巻温泉」というツアーがあることを知り、参加することとしました。日付は自由に選べることから、「遠野まつり」に合わせる事としました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京発7時16分 新花巻着9時50分
新花巻駅到着後、駅前でレンタカーを借り、最初の訪問地「遠野ふるさと村」へ向かいました。所要時間は約50分。 途中、美しい田園風景が車窓に広がります。 -
「遠野ふるさと村」へやってきました。
ゲートは綺麗に手入れがされていました。 -
「遠野ふるさと村」は江戸時代から明治時代に建てられた南部曲り家など7棟を移築し昔ながらの山里を再現した施設です。ここは時代劇のロケにも活用されるそうです。
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南部曲り家 その1
庭の花がきれいに手入れしてある曲り家にやって来ました。
曲り家は、岩手県を中心とした東北地方に残っている家屋です。人と馬が1つ屋根の下に暮らす構造になっていて、人が生活する母屋と馬が生活する馬屋がL字状になっていることから「まがりや」と呼ばれているそうです。 -
曲り家 の光景 その1
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曲り家 の光景 その2
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曲り家 の光景 その3
曲り家は「土間」「板間」「畳間」「馬屋」といった構成になっています。
広々とした畳間から眺める庭園。春~秋にかけては、安らぎ、くつろぎのひと時を味わえる場所のようです。殺伐とした都会生活を送っている身としては、せめてこうした機会に出会うことが英気を養ってくれるような気がします。 -
曲り家 の光景 その4
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曲り家 の光景 その5
腰かけタイプの囲炉裏
シモヤケが当たり前の昔では、足元を暖めることが欠かせなかったそうです。 -
曲り家 の光景 その6
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曲り家 の光景 その7
馬屋の様子。米が収穫されるようになったのは、戦後しばらく経ってからで、それまでは養蚕と炭焼き、そして馬を育てることが農家の収入源だったそうです。 -
南部曲り家
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曲り家 の光景 その1
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曲り家 の光景 その2
広くて暖かい庭やダイドコは子供達にとって格好の遊び場だったそうです。 -
曲り家 の光景 その3
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曲り家 の光景 その4
土間には大きな「馬釜」があり、立ち上る煙は馬屋を暖め、また屋根の茅を保護する役目があるそうです。また、この釜では豆腐や味噌の豆や山菜を煮たり、蚕のまゆや、麻などを煮たりしたそうです。女性の方が馬の世話及び庭や家屋の手入れをしておられました。 -
曲り家 の光景 その5
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ふるさと村の光景 その1
水車小屋です -
ふるさと村の光景 その2
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ふるさと村の光景 その3
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ふるさと村の光景 その4
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ふるさと村の光景 その5
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ふるさと村の光景 その6
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ふるさと村の光景 その7
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ふるさと村の光景 その8
大きな敷地内を約1時間半見て廻りましたが、印象に残る光景が随所に広がり、大変思い出深いものとなりました。 -
続いて「四国八十八カ所 西国三十三番観音」福泉寺を訪れます。
途中の田園風景です。 -
福泉寺にやって来ました。
福泉寺は大正時代に開かれた真言宗のお寺だそうで、県内唯一の祈願霊場として、多くの人々が参拝に訪れるそうです。 -
福泉寺の五重塔
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福泉寺の多宝塔
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福泉寺の光景
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福泉寺の光景
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山口集落の水車小屋
続いて遠野市郊外にある山口集落を訪れました。山口集落は遠野物語にも出て来る集落で、ここで生活されている皆さんは、物語で語られる美しい自然を遠野市と協力して守っておられるそうです。少し寂しさを感じる中にも気持ち安らぐ風景に癒されます。 -
山口集落のデンデラ野
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「遠野物語」には、昔60歳をこえた人はみんな、このデンデラノへ追いやる習わしがあったという。日中は里へ降りて農作業を行い、夕方になるとここに戻ったと記されています。実際に姥捨ての習慣があったのかは、定かではないそうですが、このような藁小屋がありました。ここで老人たちは生活したのでしょうか。中には囲炉裏や小さな椅子等がありました。
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山口集落のデンデラ野
まさに日本の原風景がここにありました。ガイドブックには「郷愁を呼び覚ます日本の永遠のふるさと」と記されていました。 -
続いて遠野市郊外にひっそりとたたずむ「遠野遺産・荒神様」を訪れました。
周囲を田んぼに囲まれた茅葺の小さな神社で遠野を代表する風景の一つだそうです。
(カーナビ設定がなかなか難しく、地元の人に聞きながらの訪問でした。)
1日目の予定行動は終わり、花巻温泉への帰途につきます。50Km 所要時間 50分です。
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