2022.09 「青春１８きっぷ」で行く新潟・彌彦詣で

2022/09/05 - 2022/09/05

いつもの同行者が使用する予定だった青春１８きっぷが余ってしまい２日分が私の手元にやってきた。ならばとプランニング！で、いつもなら北へ進むところだが８月の集中豪雨の為に運休（バス代行中）しているために別方面へ。

ルートを検討していたところ、以前から訪れてみたかった彌彦神社へお参りしたいと浮かんできて新潟方面へ行くことに決定！。ついでに友人のファクトリーへも表敬訪問することにしてプランニングして、さあ出発。

エリア 新潟

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

今回のスタートは余目駅から。羽越本線の普通列車の始発は７時台と非常に遅い。もう１時間早ければもうちょっと先まで行くことが出来そうなのだが。

出発時刻が近づくと通学の高校生たちでホームは大混雑に。なので乗車する列車を撮影することもできず、列車に乗り込んだ。

余目駅 駅

１レグ：822D 余目-村上

高校生は鶴岡駅で下車。某高校生がほとんどだったが、とにかくマナーが悪くてびっくり。騒ぐとかではないが、車内は立つ人たちで大混雑なのだが４人掛けのボックスシートに荷物を置いて２人使用や、ロングシートにも隣に荷物を置いて１人で２人分のスペースを占有していたり....。

鶴岡を出ると車内は閑散として座るシートは選び放題。となれば日本海が見える右側に座る。

羽越本線を走ってきたキハ４０系の置き換わりとして登場したGV-E400系。明るく綺麗で快適なのだが....ひとつ難点を言うと、シートピッチが広すぎてボックスシートでは靴を脱いで足を伸ばした際に向こう側のシートが遠すぎる点....って、私の足が短いせいなのだがｗ。

あつみ温泉駅に停車。

あつみ温泉駅 駅

この駅では下り線との行き違いの為に長時間停車する。列車から降りて反対側のホームから撮影....この時に乗車している列車は４両編成だと知った。

あつみ温泉駅 駅

対向列車が来るまで長閑な時間が過ぎる。

あつみ温泉駅 駅

ホームにはいろいろな意匠が施されているので飽きが来ない。

あつみ温泉駅 駅

海側（改札側）のホームには、TRAIN SUITE 四季島 用の改札があった。

いつの日か乗ることができるのかな？

あつみ温泉駅 駅

象潟駅から府屋駅に。山形県から新潟県へ。

府屋駅 駅

４両編成の村上行き列車。やはり県境前後は利用客数はがくんと落ちる。

海の向こうには粟島が見える。晴天で視程がかなり良く、島影がきっちりと映えていた。

ここからは名勝「笹川流れ」だ。

笹川流れ 自然・景勝地

すぐ横を走る国道345号に比べるとトンネル区間が多く、独特な海岸線は瞬間的にしか見えてこない。

笹川流れ 自然・景勝地

越後早川駅で特急「いなほ」と行き違い。

越後早川駅 駅

村上駅に到着。なんとすでに電車が止まっているホームに進入する。

村上駅 駅

酒田駅から村上駅に到着した列車と、これから吉田駅へ向かう列車が同じホームに停車しているぞ。

村上駅 駅

跨線橋からいま乗ってきた列車（奥）と、これから乗る列車（手前）を眺める。

村上駅 駅

ちょっと驚いたが、同じホームで乗換えができるので便利なのかもしれない。

村上駅 駅

２レグ：1932M 村上-新潟

新潟へ向けて出発。しばらくは田園地帯を快走。

車内はそこそこの乗車率だった。そしてボックスシートがあるのはありがたい。

新潟駅に到着。以前は地上ホームに到着していたが、高架ホームに発着するようになったようだ。

新潟駅 駅

新潟駅を下車。駅の万代口は工事中だった。

新潟駅 駅

新潟駅を後にして、急ぎ歩く。

ここは新潟交通のバスセンター。駅から離れたところにバスセンターがある。

そのバスセンターには「新潟のカレーと言えばここ」とも言われる、新潟を代表するカレー....いわゆる「バスセンターのカレー」の店があるのだ。

名物 万代そば グルメ・レストラン

専門店ではなく、所謂「立ち喰そば」屋のカレーなのだが中毒性の高いカレーでついつい新潟まで食べに来てしまう。

名物 万代そば グルメ・レストラン

カレーを食べ終えた後は同じバスセンターの２階にある「みかづき」へ。せっかくきたのだから「イタリアン」もね。

みかづき 万代店 グルメ・レストラン

新潟で「イタリアン」といえば....スパゲッティではなく、中華麺をソースで炒めミートソース（など）をかけたローカルソウルフードなのだ。

みかづき 万代店 グルメ・レストラン

３レグ：438M 新潟-東三条

バスセンターのカレーとみかづきのイタリアンを平らげて、重いお腹をだましながら新潟駅に戻る。これから信越本線で移動。

新潟駅 駅

新潟駅から５０分ほど走って東三条駅へ。

東三条駅 駅

４レグ：234M 東三条-燕

東三条駅から弥彦線に乗り込む。

東三条駅 駅

途中の燕駅で下車。燕と言えば金属加工で有名な町だが、友人がこの燕にファクトリーを持っていて、今回は表敬訪問する。

駅前には友人が待っていてくれてしばし歓談。

燕駅 駅

歓談ついでにさらに昼食を....あれ？さっき食べたのは....あ、朝食だったかな？。

背脂チャッチャ系の燕エリアで、あえて長岡生姜系のラーメンをいただきました。

らーめん みずさわ 吉田店 グルメ・レストラン

昼食（？）後、友人にこちらまで送っていただきました。感謝です！。

彌彦神社 寺・神社・教会

彌彦神社でお参りを。自分のことより、大切な友人のことに関して祈念してきました。

それにしても荘厳な雰囲気で圧倒されていました。またお参りに再訪したいと決意。次回はいつもの同行者と一緒にだね。あと、ロープウェイとパノラマタワー（←重要、必須、マスト）に乗りに行かなくちゃね。あ、クライミングカーは体験済み。

彌彦神社 寺・神社・教会

彌彦神社でお参りを済ませた後は、歩いて弥彦駅へ向かうことに。時間に余裕があったので途中で見つけた「弥彦おもてなし広場」に立ち寄ってみた。

弥彦おもてなし広場 名所・史跡

こちらの弥彦おもてなし広場には温泉の足湯があったので、ちょっと休憩。足だけ温泉に浸かるんだけど、やっぱり気持ちいいよね。

弥彦温泉 温泉

この日は九州の西側を日本海に進む台風11号の影響でフェーン現象に。おかげで３０度を超える真夏日になり、外を歩いていると次々に汗がしたたり落ちる。

なのでクールダウンの為に「もも太郎」を注入♪。これも新潟ならではのアイテムだ。

神社のような風格の弥彦駅。待合室も雰囲気がいい。

弥彦駅 駅

５レグ：275M 弥彦-吉田

これから弥彦線で吉田駅まで。過去に弥彦駅から東三条駅まで通しでの乗車経験があるのだが、乗車する時刻や季節で車窓の景色は一変するので短い距離ながらも楽しめた。

弥彦駅 駅

車内は空席が目立つものの、ある程度座席は埋まっていた。

弥彦線 乗り物

弥彦線と越後線が平面交差する吉田駅に到着。

吉田駅 駅

ローカルな駅なのだがここから４方向へ列車が行き来するので、電光掲示板は非常に賑やかだ。

吉田駅 駅

６レグ：159M 吉田-新潟

吉田駅を出発した時点では車内はガラガラだったが、新潟駅に近づくにつれ乗客が多くなり、最初は１人で占有していたボックス席も途中で４人使用になる。そして立ったまま乗車するひとも多くなり、新潟駅に到着するころには車内は大混雑になってしまった。

JR越後線 乗り物

新潟駅に到着。ここでの乗換時間は僅か４分なのだが....吉田駅から乗ってきた列車での車内放送では新潟駅から村上行きの乗換案内で４分後の出発列車（1721発）ではなく、その次の列車（1800発）をアナウンスしていた。18:00発の列車では今日中に帰ることができなくなってしまうので、慌てて階段の降り登りをして乗換えをする。でも、それほど慌てなくても問題なかったようだ。

新潟駅 駅

ということで慌てて乗換えをと思っていたが、ホーム移動もスムースだったので記念写真を撮る時間もできてしまった。

新潟駅 駅

７レグ：939M 新潟-村上

通学客で車内は混雑した村上行き列車が出発。白新線を走り夕陽から逃げるように東へ、そして北へ向かう。車内は新潟から遠ざかっていくにしたがって乗客は減り、新発田を過ぎたあたりでやっと座ることができた。

村上駅で乗換え。行きの時と違って１番線ホームに入線し、跨線橋を渡って２番線ホームに止まっている酒田行きに乗り込む。

村上駅 駅

８レグ：835D 村上-余目

村上駅の改札外にニューデイズがあったので、燃料の追加を。

バスセンターから戻ってきたときに新潟駅で買っておいた駅弁。乗継ぎがタイトだったので予め調達していた。

「新潟コシヒカリ弁当」を夕飯にいただく。おかずがいろいろ入った幕の内弁当だ。ボリュームあって美味しかったよ。

朝と同じように新潟-山形県境付近は乗客がほとんど居なくなってしまう。それでも県境を越えて鶴岡駅に近づくと少しずつ乗客が乗り込んできた。まぁ、夜だから混雑するようなことはないけれどね。

鶴岡駅から部活帰り高校生たちが乗り込んできて最後はちょっと賑やかな車内に。この列車は酒田まで走るのだが、私は余目駅で下車。これで日帰り青春１８きっぷの旅もお終いに。

１８きっぷはあと１日分残っているけど、どこへ行こうかな？。

余目駅 駅