黒部アルペンルートと五箇山の旅：04 高さ16メートル！室堂の雪の壁

2022/05/04 - 2022/05/04

中学生と小学生の娘を連れて黒部アルペンルートを旅することにした。自分自身の黒部アルペンルートは30数年前は夏のシーズン、2003年はちょうどこのGWに訪れた。

大阪から東京を経由し、スーパーあずさで松本に向かい、松本から信濃大町へと行くルートは30数年前と同じルートでもある。

第4回は黒部アルペンルートのメインイベント、室堂を紹介。室堂は標高が約2400メートルある場所。GWでも雪の高さが8メートルから18メートルほど積もっている。今回訪れたときは16.5メートルもの高さがあり、娘たちも驚いていた。雪の高さがこんなにあるなんて大阪に住んでいたら想像ができないのだ。

雪の大谷に感動している娘を見ていると、今回黒部アルペンルートに訪れてよかったと感じた。

エリア 立山黒部(富山)

ロープウェイに乗るとたまたま先頭で待っていたので一番後方の場所を確保することができた。

黒部平 自然・景勝地

標高1828メートルの黒部平から2316メートルの大観峰へとのぼっていく。

立山ロープウェイ 乗り物

遠目に黒部湖を見ることができる。

7分で大観峰に到着だ。

大観峰 (大観峰展望台) 名所・史跡

大観峰の展望台に行くとき、こうして雪のトンネルを進んでいく。

展望台からの眺め。バスの時間があるので早めに撤収

大観峰からはトロリーバスでトンネル内を移動する。

立山トンネルトロリーバス 乗り物

バスは立山の中を突っ切って走る。

約10分で室堂に到着。

室堂駅 駅

室堂は黒部アルペンルートでのいち番のハイライトの場所だ。

室堂平 自然・景勝地

標高は2450メートル。黒部アルペンルートで最も標高が高い場所になる。

ごGWに黒部アルペンルートが開かれるがその時に活躍する除雪車

この冬は積雪量が例年よりも多かったので雪の壁も非常に高い。

雪の大谷を目指して観光客は連なる

すぐ隣には美女平へと結ぶバスが走っている。

立山室堂 名所・史跡

雪の大谷の壁が徐々に高くなっていく

雪の大谷 自然・景勝地

雪の大谷で標高2380メートルある。

４月下旬には18.5メートルもの高さがあった。ちなみにこの日で最大16.5メートルだ。

圧巻の高さに娘たちも驚いていた

立山かな

こちらは遊歩道側。

この時期に雪を踏みしめられるなんて贅沢な話だ。

室堂のホテル

遊歩道にも雪の壁が作られている

人が列を連ねているのがわかるだろうか。

一部はこうしてぬかるんだ場所を歩く

あんな高い場所からスノボーで降りてくる人たちもいた。弧を描く線のようなものが、スノボーの跡

あまりながいをすると五箇山につくのが遅くなるので、室堂駅に戻ることに。

室堂駅前

室堂駅では美女平へ向かうバスに長い行列ができている

立山高原バスでここからは一気に標高900ｍ台まで下っていく。

立山高原バス 乗り物

下っていく途中徐々に雪が少なくなっていく

弥陀ヶ原 自然・景勝地

所要訳50分かかるため、娘たちはバスで爆睡だ。

標高977メートルの美女平に到着。美女平からさきはケーブルカーに乗車するが、乗車時間まで時間があるので駅周辺を散策。

美女平 自然・景勝地

美女平駅の眼の前に美女杉がたつ

美女杉 自然・景勝地

美女平ではゴールデンウイークになると期間限定でカフェもできる

美女平駅売店 グルメ・レストラン

ケーブルカーの順番が来るまで小休止

立山黒部アルペンルート立山ケーブルカー 乗り物

立山ケーブルカーで美女平から立山駅まで約7分

わずか1.3キロの距離で500メートルも下がっていく

立山駅に到着した。標高は475メートル。立山駅は電鉄とケーブルカーの駅となっている。

立山駅 駅

立山駅の二階にある食堂で、そばなどを食べることができる。今回食べたのはしろえびのコロッケとあげもち。

あげもちは普通のどこにでもあるような味だが、コロッケはほんまに白えびの味がするのには驚かされた。美味しいかといえば微妙だがここでしか味わえない白えびコロッケをものは試しに食べてみたい

レストラン アルペン グルメ・レストラン

立山から富山電鉄で

立山駅の外観。とても味がある。

出発が近づくと改札が開き、検札が始まる。

富山地方鉄道 (鉄道線) 乗り物

車両は京阪電車の昔は知っていた京阪特急の車両。かなり年季が入った車両だ。だが乗り心地は良かった。

立山から約65分で電鉄富山駅に到着。旧式の京阪特急車両と東急の車両が並ぶという何とも不思議な感じだ。

電鉄富山駅 駅

こちらはJR富山駅。富山駅前にあるレンタカーへ。

富山駅 駅

オリックスレンタカーで車を借りて五箇山へと向かう。