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2021年9月9日(木)1時半前、湖西線の近江高島駅に到着。近江高島駅は1974年の湖西線全線開通と同時に開業。相対式ホーム2面2線を持つ高架駅。1969年までは江若鉄道の高島町駅があった場所にある。湖西線は何度も通ってるが、ほとんどの駅では降りたことがなく、この駅も乗降するのは初めて。<br /><br />近江高島駅は高島市の東南部に位置する。高島市にある湖西線の6つの駅では一番南。高島市は2005年に生まれた市で、旧高島郡のほとんどの地域を引き継いでいる。人口は約4万5千人で、滋賀県にある13の市で米原市より多いだけの12位。6つある町よりは多い。ただし、面積は約70万平方kmで長浜市をわずかに越えて一番広い。ちなみに琵琶湖よりも広い。<br /><br />安曇川と石田川流域の扇状地や三角州にまとまった平地がある他は、比良山地や野坂山地など森林が広がり、琵琶湖の水質汚染も少なく自然豊か。古代から畿内と若狭・北陸地方を結ぶ古代七道の北陸道が通り交通の要所として栄えた。<br /><br />高島の名は日本書紀にあり、奈良時代以前から使われていた。6世紀の第26代継体天皇の父 彦主人王(ひこうしのおう)が弥乎国(みおのくに)高島宮に居たとあり、これが高島の名の由来になったとする説がある。現在の安曇川駅の南の安曇川町三尾里辺り。<br /><br />鎌倉時代に近江源氏である佐々木信綱の次男の高信が、高島郡に所領を分与されて高島高信と名乗る。以後、高島氏は後に数流に分かれたが、それぞれ高島郡の各所に居城を構え、戦国時代まで栄えた。百貨店「島屋」の屋号は、創業者飯田新七の義父が高島郡の出身であったことに因んでいる。<br /><br />江戸時代に入り、分部(わけべ)光信が入封して大溝藩が成立し、以後、明治維新まで分部氏が治めた。その大溝城があったのが近江高島駅近辺で、大溝村と呼ばれ高島郡の政治的中心地だった。<br /><br />大溝村は明治に入り1874年(明治7年)にいったん勝野村となった後、1889年(明治22年)に再び大溝村となり、1902年(明治35年)に大溝町となる。そして1943年(昭和18年)に高島町が発足。マキノ町、今津町、朽木村、安曇川町、新旭町と合併して高島市となったのは2005年で、これにより高島郡は消滅した。また同時に滋賀県から村もなくなった。<br /><br />湖側の東口を出ると1992年に整備されたガリバーメルヘン広場がある。1987年に旧高島町と旧安曇川町の間を流れる鴨川を13㎞ほど遡ったところにスウィフト(Jonathan Swift)のガリバー旅行記(Gulliver&#39;s Travels)をメインテーマにした青少年旅行村、Gulliver Villageがオープンしており、当時の高島町がガリバーチャレンジタウンとして街づくりを行っていた一環として造ったもの。<br /><br />広場には高さ7.5mの巨大なガリバー像と小人の国のお城がある。ガリバー像は噴水池の中にあり敵国の艦隊を拿捕しているが、池は琵琶湖をかたどっている。周りの植栽は比良山系を、奥の滝はGulliver Villageの奥にある八ツ淵の滝を表わしている。小人の国の城も丸い噴水池の中に建ち、からくり時計が組み込まれている。<br /><br />メルヘン広場からメインストリートを湖側(東)に進むとすぐに三差路に突き当たり、正面は高島ふれあい交流広場になっている。これも高島町時代の1993年に町制50周年記念事業の一つとして整備されたもので、高島町の歴史と伝統ある文化や、国内外の都市・市民との交流、町内の様々な活動などを紹介すると共に、街角の憩いの場として活用することを目的にしている。<br /><br />扇状の広場になっており、正面右手の白塀は、一番右に城下町の大祭をイメージした御輿と曳山5基、真ん中に日本の滝百選のひとつ八ツ淵の滝、中央寄りに国の重要文化財である白鬚神社の湖中の大鳥居と滋賀県指定史跡の48躰石仏群のレリーフを飾った。左側は掲示塀となっている。また、広場全体を擬石タイルで舗装し、落ち着いた雰囲気の広場となっている。<br /><br />広場の南側、道路の向かいにあるのは分部(わけべ)神社。初代大溝藩主であった分部光信公を祀る神社。1880年(明治13年)建立創祀。大溝城の三の丸跡に建てられた。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.8162810133788939&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br /><br />大溝城跡に向かうが続く

滋賀 近江高島(Omi-Takashima,Shiga,Japan)

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2021/09/09 - 2021/09/09

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旅行記グループ 湖西

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ちふゆ

ちふゆさん

2021年9月9日(木)1時半前、湖西線の近江高島駅に到着。近江高島駅は1974年の湖西線全線開通と同時に開業。相対式ホーム2面2線を持つ高架駅。1969年までは江若鉄道の高島町駅があった場所にある。湖西線は何度も通ってるが、ほとんどの駅では降りたことがなく、この駅も乗降するのは初めて。

近江高島駅は高島市の東南部に位置する。高島市にある湖西線の6つの駅では一番南。高島市は2005年に生まれた市で、旧高島郡のほとんどの地域を引き継いでいる。人口は約4万5千人で、滋賀県にある13の市で米原市より多いだけの12位。6つある町よりは多い。ただし、面積は約70万平方kmで長浜市をわずかに越えて一番広い。ちなみに琵琶湖よりも広い。

安曇川と石田川流域の扇状地や三角州にまとまった平地がある他は、比良山地や野坂山地など森林が広がり、琵琶湖の水質汚染も少なく自然豊か。古代から畿内と若狭・北陸地方を結ぶ古代七道の北陸道が通り交通の要所として栄えた。

高島の名は日本書紀にあり、奈良時代以前から使われていた。6世紀の第26代継体天皇の父 彦主人王(ひこうしのおう)が弥乎国(みおのくに)高島宮に居たとあり、これが高島の名の由来になったとする説がある。現在の安曇川駅の南の安曇川町三尾里辺り。

鎌倉時代に近江源氏である佐々木信綱の次男の高信が、高島郡に所領を分与されて高島高信と名乗る。以後、高島氏は後に数流に分かれたが、それぞれ高島郡の各所に居城を構え、戦国時代まで栄えた。百貨店「島屋」の屋号は、創業者飯田新七の義父が高島郡の出身であったことに因んでいる。

江戸時代に入り、分部(わけべ)光信が入封して大溝藩が成立し、以後、明治維新まで分部氏が治めた。その大溝城があったのが近江高島駅近辺で、大溝村と呼ばれ高島郡の政治的中心地だった。

大溝村は明治に入り1874年(明治7年)にいったん勝野村となった後、1889年(明治22年)に再び大溝村となり、1902年(明治35年)に大溝町となる。そして1943年(昭和18年)に高島町が発足。マキノ町、今津町、朽木村、安曇川町、新旭町と合併して高島市となったのは2005年で、これにより高島郡は消滅した。また同時に滋賀県から村もなくなった。

湖側の東口を出ると1992年に整備されたガリバーメルヘン広場がある。1987年に旧高島町と旧安曇川町の間を流れる鴨川を13㎞ほど遡ったところにスウィフト(Jonathan Swift)のガリバー旅行記(Gulliver's Travels)をメインテーマにした青少年旅行村、Gulliver Villageがオープンしており、当時の高島町がガリバーチャレンジタウンとして街づくりを行っていた一環として造ったもの。

広場には高さ7.5mの巨大なガリバー像と小人の国のお城がある。ガリバー像は噴水池の中にあり敵国の艦隊を拿捕しているが、池は琵琶湖をかたどっている。周りの植栽は比良山系を、奥の滝はGulliver Villageの奥にある八ツ淵の滝を表わしている。小人の国の城も丸い噴水池の中に建ち、からくり時計が組み込まれている。

メルヘン広場からメインストリートを湖側(東)に進むとすぐに三差路に突き当たり、正面は高島ふれあい交流広場になっている。これも高島町時代の1993年に町制50周年記念事業の一つとして整備されたもので、高島町の歴史と伝統ある文化や、国内外の都市・市民との交流、町内の様々な活動などを紹介すると共に、街角の憩いの場として活用することを目的にしている。

扇状の広場になっており、正面右手の白塀は、一番右に城下町の大祭をイメージした御輿と曳山5基、真ん中に日本の滝百選のひとつ八ツ淵の滝、中央寄りに国の重要文化財である白鬚神社の湖中の大鳥居と滋賀県指定史跡の48躰石仏群のレリーフを飾った。左側は掲示塀となっている。また、広場全体を擬石タイルで舗装し、落ち着いた雰囲気の広場となっている。

広場の南側、道路の向かいにあるのは分部(わけべ)神社。初代大溝藩主であった分部光信公を祀る神社。1880年(明治13年)建立創祀。大溝城の三の丸跡に建てられた。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.8162810133788939&type=1&l=223fe1adec


大溝城跡に向かうが続く

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