2022/08/13 - 2022/08/15
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カラスウリさん
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登山を始めて、4年。国の特別天然記念物「雷鳥」には、まだ、遭遇したことがありませんでした。
「今度こそ雷鳥に会いたいね。」台風が関東直撃のお盆真っ只中、娘と立山室堂に行ってきました。
12日(金)夜、自宅を出て、扇沢駅駐車場で車中泊
13日(土)早朝、立山黒部アルペンルートで室堂へ。立山登山し、立山室堂山荘に宿泊
14日(日)室堂平を散策。アルペンルートで扇沢駅に戻り、安曇野観光、大町駅前ルートイン泊
15日(月)早朝、帰宅。
台風の影響で、お天気が心配でしたが、登山アプリやお天気サイトを参考に決行。幸い、絶景が広がる充実登山に加え、待望の雷鳥にも出会うことができ最高の旅となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
深夜、立山アルペンロード出発地「扇沢駅」に到着。
今回は、上信越自動車道、更埴インターから、山越え(勝手にそう思っている)をして大町、扇沢駅へ。山越えは、助手席では、酔い止めが必須。約一時間半のぐねぐね路。でも深夜の山路で、鹿2頭とたぬき1匹に遭遇。
早朝5時半の駅。きっぷ売り場に並ぶ人が…
6時半始発の切符は、5時50分販売開始。私たちは、あらかじめWEBきっぷを購入していたのでスムーズでした。 -
早朝の扇沢駅の駐車場
お盆でもっと混み合っていると思っていたが、そうでもなかった。
駅に近い方から、12時間1,000円、24時間1,000円、そして、無料のエリアがあります。深夜到着のため辺りは暗く、入り口がわかりにくい。ぐるぐる回って、やっと24時間1,000円のエリアに停めることができました。 -
扇沢駅は、靄がかかっているけど、室堂はどうかなぁ 登山を今日にするか、明日にするか、この時点では、まだ決めていなかった。
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電気バスを待つ間。記念写真。
駅スタッフによる、お弁当販売のイベント?、楽しかったですよ。 -
立山黒部アルペンロード出発です。
約16分の長いトンネル -
黒部ダム駅に着きました。
長いトンネルを歩いて外界に… -
やったぁ!青空だ!
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観光放水を横目にケーブルカーに乗るために、黒部湖駅へ徒歩で向かいます。
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ケーブルカー、ロープウェイ、トロリーバスと乗り継いで、室堂駅に到着!
青空!山々の稜線がくっきり。あー感激!(自称「雨女」、これまで登った山の7割は、雨か雲の中だった)
よし、今日、登りましょう!
全国名水100選「玉殿の湧水」の冷たいお水を水筒に汲み、出発です。 -
青いラインが今回の登山コースになりました。(室堂平広場から反時計回り)
本当は、別山まで行って、剣御前小屋から下ってくるコースを予定していたのですが、体力と時間を考慮し、真砂岳から「大走り」という滑り台みたいな坂を下りて、今日の宿、「立山室堂山荘」へ -
さぁ 登山開始。
長い石畳で整備された道が続きます。途中、雪渓も2カ所ありました。 -
振り返ると、「みくりが池」が見えます。
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ちょっと一休み。遅い朝ご飯。
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「一の越山荘」に着きました。
ここから、本格的な登山の始まりです。岩がごろごろ、落石注意。 -
絶景が疲れを癒やしてくれます。
遠くに日本海、富山湾が見えます。 -
振り向くと、たくさんの人が登ってきます。
みんな、がんばれ~ ってか、かなり辛い。車中泊の影響か今日はきつい。
頭が痛い、高山病か…もう、登山は引退だ、やめよう、頂上行かずに戻ろう、
などなど、かなり弱音をはいていた。
五歩登って、一休み… 三歩登って、一休み… の繰り返し。 -
通常片道2時間のコースを休憩含め3時間かけて登頂。
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わぁい 槍ヶ岳が見える!
さっきまでのヨレヨレの気持ちが嘘のように消えてしまった。 -
「雄山神社峰本社」。500円をお納めして、頂上のお社でお祓いをしてもらえます。鈴の付いた赤いお札を頂けるようです。
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私は、遠くから手を合わせ、社務所で御朱印を頂きました。
しばらく絶景を堪能し、鳥居脇の登山道を通って、大汝山へ向かいます。
ほとんどの方たちが、雄山頂上からピストンで室堂に帰るようです。ここからは、ぐっと人の数が減ります。 -
大汝山からやってきた、お兄さんに「ガスがかかってきましたね、雷鳥がいましたよ。」と嬉しい情報が。
「ほんとにー!」一気にテンション爆上がり!雷鳥は、雨やくもりの日によく現れます。キョロキョロしながら、岩場を歩きます。(ちょっと危ない)そして、ついに、
娘が雷鳥を発見!まわりの岩と同化していてうっかり見過ごしてしまいそう。 -
雌とひなが2羽。
雷鳥のお母さんは、「くぅん、くぅん」と子犬のような鳴き声。ひなは、ピヨピヨ。
かわいかった。人間を警戒することなく、砂浴びを始めました。 -
しばらく、観察し、満足して歩き出したとき、
「グェー、グェー」とかえるのような鳴き声が。雄だっ!
頭に赤いものが見える。雄の雷鳥だあ!
この写真、どこに雷鳥がいるかわかります?
雛を見守りながら歩く雌と違って、雄は走る、走る、速い! -
雌も雄も雛も見ることができて大満足。
しかし、娘のスマホの充電が切れていたというハプニング。
娘の新型スマホのほうが、きれいに撮影できるのに~ -
富士の折立から真砂岳方面の眺めです。
ここから、気持ちのいい稜線歩きの始まり。ガスも晴れました。
剱岳も顔を出している。 -
真砂岳からは、急傾斜の「大走り」を通って下山します。慎重に。
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急傾斜をクリアし、美しい山々や花を楽しみながら歩きます。
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しかし、長い道のり。ひたすら、下り道。再び疲れが…
-
やっと、雷鳥沢キャンプ場。
ここから、山荘までが、またまた長い。石畳で整備されてはいるものの、ひたすら登り道。辛い。
今回のコース、通常なら6時間程度らしいのですが、朝8時に出発して、山荘に4時着。なんと8時間かかりました。
山荘で温泉につかり、今日の疲れを癒やしました。 -
朝、5時。日の出を見に外を散策。夜は雨が降っていた。
関東の台風はどうなったのかなぁ -
もうすでに、出発している宿泊客もいます。山頂でご来光を拝むのかなぁ、それともずっと先の剱岳を目指しているのかしら。
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今回、お世話になった「立山室堂山荘」さんです。
きれいで、温泉が気持ちのいい快適な宿です。 -
朝食の後、雲がわいてきました。
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今日は、室堂を散策することにしました。
コバルトグリーンの「みくりが池」がとてもきれい。
雲がかかってきたってことは… -
いました!
雷鳥、雌です。 -
12羽も雛を連れていました。かわいいなぁ
しばらく、しばらぁく 眺めていました。
あっという間に人だかりができて、大撮影会になりました。 -
スタンプラリーもやりました。
室堂にある4つの指定場所でスタンプを重ねると、
きれいなみくりが池の絵が出来上がりました。
右にあるシールは、室堂駅近くにある「立山自然保護センター」でもらったもの。
雷鳥を見た場所や時間を報告するともらえます。たくさんの種類から1枚選べます。よい記念になりました。 -
さて、室堂を発つ前に、立山ホテル内の喫茶室「ティーラウンジりんどう」でコーヒータイム。
1番眺めの良い窓際に案内してもらえました。美しい山々が臨めるはずが、雲で覆われていてちょっと残念。昨日、あそこに登ったんだよね~ -
ケーキセット、1,600円。なかなかのお値段。
左はシフォンケーキ。キャラメルソースの上にふわふわスポンジが鎮座。 -
おみやげも買いました。
パタゴニアのパロディ? ランチバック。 -
雷鳥のスノウドームとピンバッジ
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帰路の黒部ダムでは、虹がかかっていました。
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今日は、大町にある、ルートインに宿泊します。
扇沢駅から車に乗り換え、安曇野観光へ。ちなみに駐車料金は2,000円。
「大王わさび農場」でわさび丼を頂きました。
ゴリゴリ自分でわさびをおろして、ごはんにのせます。
きく~! 涙を流しながら食べました。 -
夜、ホテルで、YouTubeのチューリップテレビ立山室堂ライブカメラを観て楽しみました。
ライブカメラだけど、12時間さかのぼって視聴することができるので、遊歩道を歩く自分たちの姿を探すことができます。カメラに向かって手を振ったり、飛び跳ねたりする不審者二人がしっかり写っていて大笑い。
夕ご飯を調達するため、ホテル近くのスーパーへ出かけました。関東にはない商品を見つけて楽しみました。 迎え火用「かんば」、「天ぷら用のおまんじゅう」、豆腐を寒天で固めた甘そうなおやつ?、乾燥した海藻「えご」、などなど… おまんじゅうの天ぷら食べてみたいな。
早朝 4時半には、ホテルをチェックアウトし、例の山越え。山のてっぺんあたりでは、きれいな雲海が見られました。まるで、トマムの雲海テラスからの眺めのようでしたよ~ 写真とればよかったぁ
上信越自動車道、途中、事故で一般道に誘導されはしたものの、渋滞もなく、スムーズに帰宅することができました。
お天気に恵まれ、素晴らしい旅になりました。今度は紅葉の室堂へ行きたいな。
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