2022/01/10 - 2022/01/14
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べるじゃらんさん
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箱根に神奈川県の県民共済が管理・運営している緑樹山荘という宿があります。
いつか泊まろうと思っていて、ずるずると先送りにしていました。
暮れに県民共済からのお知らせメールが入り、何と1月10日をもって閉館するという。
宿泊予約を取るためにすぐに県民共済サイトに移動したのですが、すでに全室埋まっている日も多く、結局予約を取れたのが最終営業日。
まあ予約が取れただけでも良かったということで、折角なので箱根でもう1泊、江ノ島で2泊をプラスしてみました。
行きは小田急の小田原線を利用、帰りは江ノ島線で帰ってくるというプランです。
江ノ島は日帰りできる場所なので数え切れないほど訪れたことはありますが、宿泊したことが無いため楽しみです。
1泊目 緑樹山荘
2泊目 リ・カーヴ箱根
3泊目 江ノ島岩本楼
4泊目 KKR江ノ島ニュー向洋
本篇は3泊目以降の記録となります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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小田原から東海道線で藤沢駅に到着。
隣のホームに湘南電車を模したキオスクがありました。
ホームの売店はだんだんと減る傾向にあります。
売り上げが多い駅の売店だけが残るのでしょうね。 -
藤沢から小田急の江ノ島線に乗り換え。
小田急の片瀬江ノ島駅は竜宮城をイメージして最近建て替えた物。
自分はなにか赤鬼に見えてしまうな。 -
境川にかかる歩行者専用の弁天橋から上流側を撮影。
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江ノ島へ渡る橋(江ノ島弁天橋)からは富士山がよく見えました。
自分が子供の時は弁天橋の上に屋台がたくさん出ていて、海産物とかおでんなどをつまみにいっぱい引っかけてから帰る人が多かったのですが、今は全く屋台が見当たらない。
これも何かの規制なのでしょうね。風情が無くなってしまったな。 -
江ノ島のメインストリートを歩く。
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江ノ島には気になる古い旅館が2軒あります。
どちらにするか、かなり迷ったけれど… -
本日はこちらの宿を予約しています。
江ノ島 岩本楼本館 宿・ホテル
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チェックインの前にすることがあります。
旅館を通り過ぎ江ノ島名物を購入。
本日の宿は夕食無しのプランですから、少し腹に入れておきます。あさひ 本店 グルメ・レストラン
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たこせんべいを食べた後はUターン。
旅館にチェックインします。 -
部屋は海に面した305号室。
窓から海を見ることができます。 -
クロゼットにはタオルと浴衣が用意されています。
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広縁には冷蔵庫と貴重品入れ。
大きい金庫と小物用の貴重品入れ。 -
室内探検もそこそこにロビーを横切りお風呂へ。
この旅館を選んだ理由はお風呂にあります。
洞窟風呂とローマ風呂があるのです。
特徴のある風呂を二つも持っているだけでも凄い旅館だと思います。 -
自分たちの部屋から風呂まではけっこう遠い。
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2つあるお風呂は時間によって男女入れ替え制。
今の時間は男性用が洞窟風呂、女性がローマ風呂となっています。 -
奥が脱衣所。
ここで衣服を脱いで左の方へ進みます。 -
歌舞伎に無関心なのでかみさんに教えて貰ったのだけれど、歌舞伎に「弁天娘女男白浪」という演目があり、それに出てくる弁天小僧がこの岩本楼(昔は岩本院と言った)で働いていたということです。
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先ほどの脱衣所からここを抜け、奥の扉へ。
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扉の向こうが風呂だと思ったら、いったん外へ出ることに。
向こうに見えるのが洞窟風呂の入口。
1月の寒い中、真っ裸で外を歩くのは少々辛い。
今日は天気が良いけれど、雨風の中だったら大変です。 -
洞窟風呂の中。
作り物ではなく、本当の洞窟を利用しています。
洞窟の中でも普通の浴室と同様、きちんとシャワーも付いています。 -
そして湯船。
もちろんこれも洞窟内。 -
洞窟の奥は突き当たりになっていて、そこに弁財天が置かれています。
ここからは侵入禁止。 -
館内には資料館があります。
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江ノ島や岩本楼などにまつわる資料が展示されています。
右上は昔ハリウッドで活躍した俳優、早川雪洲のサイン。 -
なにか博物館を見ているような感じ。
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このほかにも沢山の骨董品や資料が展示されていました。なかには一部撮影禁止の資料もありました。
さすがに歴史のある旅館です。 -
資料室の窓からの眺め。
夏はこのプールで泳ぐ人がいるでしょうね。 -
玄関わきにあるロビー。
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コロナ禍でお客さんは少ないようです。
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お風呂の後なので外に出かけるのは面倒なのですが、男性はローマ風呂に入る時間が限られているので、それまでの間時間をつぶすために外出。
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江の島の奥へ向かいます。
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辺津宮というお宮。
江の島で一番大きな社でしょうか。 -
高台にある展望台からみた富士山の夕景。
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御岩屋道通りから見たシーキャンドル。
明日晴れていたら登る予定。 -
稚児ヶ淵あたりで見た富士山。
暗くなってきたので、岩屋までは行かずにこのあたりで引き返す。 -
さて楽しみなローマ風呂だ。
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脱衣所。
衣服を置く場所が棚ではなく、網棚になっているのが珍しい。 -
ローマ風呂は登録有形文化財に指定されてます。
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このステンドグラスはイタリア製で30cm角で15万円するとのこと。
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ローマ風呂です。
天井もドーム型なのですが、19mmの超広角レンズでもさすがに1枚には収まらない。 -
天井部分。
所々蛍光灯が切れているようです。
天井が高いしガラスがあるため、蛍光管を交換するのも大変な作業だと思います。 -
奥に向かって右側の壁はガラスになっていて、向こうは外のようです。
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入口から浴室内部を撮影。
他の人はいないようです。
このような風呂を撮影できるのもコロナでお客さんが少ないからですね。
数少ないコロナによる恩恵でしょうかね。 -
翌朝。
部屋の窓からの景色。 -
朝食です。
やはり定番の鯵の干物。
朝の食事としては十分ですが、緑樹山荘と比較すると物足りないな。
ただし半きれといえども蒲鉾が出たのはマル。
なにしろ小田原の名産ですからね。
老舗の蒲鉾屋さんも倒産する時代。
旅館もこうして助けてあげないと。 -
宿に荷物を預けてチェックアウト。
先ずは宿の前の海岸を見に行きます。 -
左に岩本楼のプールが見ながら海岸へ。
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旅館の前の海岸は富士見浜というらしい。
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再び江ノ島の奥を見に行きます。
何しろ江ノ島内に1泊したから時間があります。 -
利用券をもらったので、山頂までエスカーを利用。
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途中で3回乗り継ぎがあります。
有料なので滅多に乗りませんが、さすがにラクですね。 -
サムエル・コッキングとという貿易商が江ノ島に温室を作った跡があります。
説明書きによると江ノ島に別荘を持っていて、敷地内に作ったのがこの温室だという。 -
シーキャンドルからの眺め。
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小さな漁船が漁港に戻って来ました。
しかしシーキャンドルの上は風が強いな。 -
お昼ごはんも江ノ島で。
いつもは江ノ島の高台にあるお店で食べることが多いのですが、今日はほとんど行くことが無かった麓の食堂へ。食堂いのうえ グルメ・レストラン
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店の前のボードに1日限定10食と書いてあった海鮮ちらしを注文。
相変わらず「限定○個」とか「季節限定」という言葉に弱いな。 -
シラスとかマグロ、トビッコ、キュウリ、タマゴなど具がたくさん。
これは美味しかったな。
シラスだけのものよりも味に変化があって良いです。 -
預けていた荷物を取りに旅館に行く途中、甘い物が食べたくなって甘味屋へ。
紀の国屋本店 グルメ・レストラン
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お団子を4種類。
かみさんと分け合って全種類を食べました。 -
江ノ島から弁天橋、134号線を通って本日の宿へ。
チェックイン時間までは間があるので、荷物だけ預かってもらい散策へ。KKR江ノ島ニュー向洋 宿・ホテル
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江ノ電の線路です。
江ノ電は台湾の平渓線と友好協定を結んでいたのですよね。
この旅行記を書くに当たってホームページを再確認したら、今は乗車券交流を止めているようです。コロナ禍で台湾との行き来が不自由だから、停止もやむを得ないですね。 -
江ノ電沿いの商店街は古くからのお店が多いようです。
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魚屋さんもよくメディアに取り上げられていますよね。
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狭い道だから江ノ電が来るとすれ違うのが大変です。
こんな感じも台湾の平渓線と通じるところがあるのでしょう。 -
龍口寺前の交差点の角にあるとても小さな喫茶店が気になって入店。
元から少ないメニューがさらに少なくなっていました。
コーヒーを注文。どる グルメ・レストラン
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おばちゃん一人で切り盛りしているようです。
カウンターだけしかない造りで、お客さんも常連のお年寄りがメインのようです。
窓から江ノ電が見えるのが良いね。 -
江ノ電はこんな隙間を走っています、というのはウソ。
線路が見えませんよね。
これはお菓子屋さんです。
明日帰るときに寄っていこう。扇屋 グルメ・レストラン
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時間がきたのでチェックイン。
205号室でした。 -
広縁にはテーブルと洗面台。
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クロゼットの中には金庫がありました。
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窓から見る景色です。
遠くに小動(こゆるぎ)岬が見えます。 -
他のお客さんが入る前に一番湯だ。
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コロナ禍では5名が限度かな、という感じのお風呂。
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食事は廊下をはさんでお風呂の反対側にあります。
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夕食です。
めずらしくお品書きを撮影し忘れた。 -
鍋もの。
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ご飯はしらすが入った炊き込みご飯。
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デザート。
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朝食も夕食と同じ場所でいただきます。
朝は日差しが入って明るい雰囲気です。 -
朝食の魚はやはりアジでした。
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宿を10時にチェックアウトして向かったのは、昨日のこのお店です。
扇屋 グルメ・レストラン
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店内の壁には賞状とか写真がびっしり貼られていました。
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まんじゅうとか羊羹とか練り切りが下のガラスケースには入っていますが、やはりこれ。
江ノ電もなか。 -
お店の全景です。
ど真ん中に江ノ電がはめ込まれています。
運転席の窓からはお菓子を作っている人を見ることが出来ます。
江ノ電から中古車両を譲り受けたという本物の車体です。 -
家に帰って開いた江ノ電もなかのパッケージ。
小箱が5個×2段の計10個入っています。
小箱のデザインが違うのも面白い。 -
小箱を開いてもなかを取り出してみました。
もなかにも「えのでん」の文字。 -
小田急の片瀬江ノ島へ行く途中、歴史のありそうな羊羹屋さんを見つけました。
玉屋本店 グルメ・レストラン
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この建物も登録有形文化財とのこと。
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イートインができるようなので、ようかんと抹茶を注文。
時間に余裕があると出来る、何かテレビの旅番組のようなこういう旅が良いのですよね。 -
片瀬江ノ島から小田急に乗って帰宅。
箱根から江ノ島周りの4日間の旅もこれで終わり。
日帰りできる場所なのに敢えて宿泊するというのも良いですね。
日帰りでは味わうことが出来ない夜の顔とか朝の顔が見えてきます。
コロナ禍で知った新たな旅の楽しみ方です。
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旅行記グループ 箱根、江ノ島4泊旅行
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