2022/07/22 - 2022/07/22
107位(同エリア132件中)
Domiさん
長い旅程を経て、ついに我々は日本の最東端に辿り着いた!
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さて、トドワラを満喫してキャンプ場近くまで引き返してきた我々が向かったのは「標津サーモン科学館」である。
入ってすぐ、エゾヒグマの剥製がお出迎え。
鮭とエゾヒグマ。どうやら切っても切れない関係のようだ。
まあイメージ的にもクマは鮭を咥えるのがお約束だからなー。 -
もちろん鮭が泳いでいる。というか、鮭が泳いでいなかったらサーモン科学館が成り立たない気がするから、まあいるだろう。
水槽によっては餌やりもできる。
餌を買って放り込むと猛烈な勢いで魚が集まってくる。
まあここまでなら割とよくある水族館なんだけど、なかなかユニークな展示があった。 -
「チョウザメに指を吸われてみようー!」コーナーである。
え、ちょっと何を言っているかわからない。ってな感じだが。
チョウザメがたくさん飼われている。
チョウザメには歯がない。
チョウザメの吸い込む力は赤ちゃんの吸啜能力と同じくらいの強さ。
というわけで、チョウザメのいる水槽に指を突っ込むと餌と間違えたチョウザメが指を吸い込んでくれるというわけである。
そして、たくさんのチョウザメが指を目がけて集まってくるのは結構な迫力だとわかった。チョウザメの大群が指に食らいつこうと飛び掛かってくるのは、別に痛くないとわかっていてもちょっとビビる。
事実、息子はなかなか指を吸ってもらえなかった。反射的に引っ込めてしまうので。 -
実はこの科学館、展望塔もあり最上階から眺めを楽しむことができるのだが、今日は相変わらずのお天気で霧が出ており全く眺望がなかったことを付け加えておく。
今回は微妙にお天気に恵まれない。まあ大雨もないから最悪ってわけでもないんだけど。 -
科学館を出発してここから別海町を通り、日本の最東端を目指して車を走らせる。
この別海町というのは生乳生産量日本一なのだそうだ。すごい。
やっぱりこういうところで牛乳を飲んでおきたい。
で、こじんまりとした「道の駅 おだいとう」に立ち寄り、牛乳を買って飲んでみた。
…おいしい。味がいつもの牛乳と違う気がする。雰囲気でそう思うだけかもしれないんだけど、息子もおいしいおいしいと飲んでいた。
その後最東端に向かって車を走らせている最中、夫氏が急に
「眠い!頼む20分だけ休憩させて!!!」
と言い出した。
一昨日の寝不足とここのところの疲れが一気に出たらしい。
夫氏が眠いと言い出したら本当にいきなり寝るのでとても危険だ。
しかし今日は時間がない。これからの旅程を考えると、とても20分どこかで寝かしている余裕がないのである。
「わかった、私が運転を変わるよ。」
「それじゃ心配で眠れない~」
…言ったな。車を真っ直ぐ走らせるぐらいできるに決まってる。
これでもニュージーランドでセレナを時速100Kmで走らせた女だぞ。
あまり意味はないけど。
というか普通に毎日運転してるんだ、いくらハイエースベースったって別に峠道を走るとかダートを走るとかじゃないんだし、大丈夫だ問題ない。
そう言って場所を変わって運転し始める。
しばらく「大丈夫かー、行けるかー」とか助手席で唸っていた夫氏が5分もたたないうちに寝始める。
泥舟に乗った気でのんびり寝ていろ。私が目的地まで連れて行ってやる。 -
日本最東端、納沙布岬にやってきた。
今回の旅行で日本最東端まで運転したのは夫氏じゃなくて私であることをここに明記しておく。
ただいつも暇な車内でゲームをしている息子が
「ちょっと酔ったかも…」
とか言い出して、あ、やっぱり夫氏の運転の方が丁寧なのかもと思ったりした。
いや、頑張ったんだけどさ、大口叩いといてなんだけど初めての車の運転は緊張するわけで。安全運転できたつもりだったけど、やっぱりハンドリングやブレーキングがキツかったんかなあ。
夫氏も起きて「寝ている間に着くのも楽かもー。」とか言っていた。
まあ、ドライバーが二人いるんだから、疲れた時は交代すりゃいいんだよ。
で、大きな駐車場と公園みたいなところもあるんだけど、まずは灯台に向かう。
駐車場からはちょっと歩くんだけど、日本最東端、そして北海道最古の灯台なのだそうだ。 -
その灯台を回って海側、ここが厳密な意味での日本の最東端のようだ。
向こう側に島陰が見える。歯舞諸島だ。
「あそこは昔は日本の領土だったんだけど、今はロシアが占領しているんだよ。」
「いつになったら返してくれる?」
いつだろうねえ。まあ無理じゃないかと思うよ。
一時期、一部だけでも返ってくる可能性があったんだけど、そのチャンスも潰れちゃったからねえ。 -
駐車場のある「望郷の岬公園」に戻ってきた。
こちらは観光客にわかりやすい最東端公園である。
私のような地理に疎い人間にもわかりやすいように図が書いてある。ありがたい。
公園内には「望郷館 望郷の家」という施設もあり、戦前の島民の生活資料が展示してあったり、過去のニュース映像などを流したりしている。いきなり故郷から追われた人達というのは、やっぱり見ていて辛いものがある。
そしてその望郷館の2階にはよく観光地の展望台などにおいてある双眼の望遠鏡がズラーっと並べてあった。ここから故郷の島をたくさんの人が同時に眺められるような配慮なんだろうと思った。
夫氏は「根室市北方領土資料館」というところに行って「日本本土最東端到達証明書」をもらってきていた。なんだそれ。 -
「望郷の岬公園」はかなり広い。
そしてそこにある巨大なモニュメント「四島のかけはし」である。
そしてその下で火が燃えていた。
やっぱりこういうのがあるんだね。
ただでっかすぎて、写真に撮るのが大変だった。 -
駐車場に帰ると、道路を挟んで向かいにカニを売るお店があった。
「カニ、泳いでます!」と書いたのぼりが立っていたので、生物好きの息子が見たいかと思い行ってみたが誰もいない雰囲気である。
もう夕方だったしお店は閉まってしまったのだろうと諦めて引き返しかけたら、物陰からおじさんがフラーっと出てきた。
「カニかい?」
「あ、もう閉店ですよね、カニが泳いでますと書いてあったので、息子に見せようと思ったんです。」
「生きたカニかい?」
おじさんはお店の中に手招きするとカニがウヨウヨいる生簀を見せてくれた。息子は大喜びだ。
「これは花咲蟹だ。今しか採れないカニだ。幻のカニだ。」
「幻なの!?すごい!」
息子、食いつく。うーむ、これは買う流れだよな。やっぱりな。
「あの、まだ買えますか?」
「茹でたてがあるよ。」
ここまで会話がスムーズにできたように書いてきたが、実際はおじさんの訛りがすごく、聞き取るのがものすごく大変だった。何度聞き返しても聞き取れないと本当に困る。まあこっちの言葉が通じてるかどうかも怪しいのだが。こっちも訛ってるんだろうし。
そんなこんなでおじさんは茹でたてという花咲蟹を持ってきた。
「これはうまいよ」というので、買うことにした。
おじさんは「どこで食う?」というようなことを聞いてきたので、今日泊まるゲストハウスで食べようと思うと伝えると、多分百均と思われるカニバサミをおまけにつけてくれた。これが後にとてもいい仕事をしてくれることになる。
最後までおじさんとコミュニケーションが取れてるんだかどうなんだかイマイチ自信がなかったのだが、蟹が買えたからまあ良しとする。 -
納沙布岬を出発して、さてこれからが大変なのである。大幅に遅くなってしまったのに、本日は釧路泊なのである。
ここから釧路まではとても遠い。しかも高速道路とかない。なのに「厚岸に行って牡蠣食べたい~」とか脳天気な発言が夫から聞かれる。
無理じゃね?
それでまだ「最東端の駅に行かなきゃ!」とか言うし。
時間は無限にはないし、距離はかなりあるんだけどね。
それでも行くんだ、そうなんだ。
と言うわけで東根室駅である。終点は根室駅なのだが、最東端は東に飛び出しているこの駅らしい。
と言うわけで最東端の駅にもきたし、厚岸に向かうの?
「いや、どうしても霧多布岬まで行かないと!」
え、うそ。もう暗くなるよ。行くの?本当に?
「厚岸に行く途中だから!」
いや、その手の発言はもう信用してないから。これは到着が遅くなるパターン、間違いない。
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