2022/07/22 - 2022/07/31
1384位(同エリア1519件中)
Domiさん
ジンギスカンは美味しかったが、星は見えなかった。
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さて、いよいよ本日の宿泊場所に着いた。今晩は初めての車中泊である。しかし、手持ちの食料にやや難があるため、まずは食料の買い出しに行こうということになった。
Google Mapで、キャンプ場から一番近いスーパーを検索する。
「結構近くにスーパーがあるみたいだから、そこに行ってみよう。」
そしてGoogle Mapのナビの言う通りに進んでいったら…
「…ここにスーパーがあるってことになってるけど…」
そこにスーパーはなかった。というか、何もなかった。
以前はあったけど今は閉店とか言うレベルではなく、本当に何もなかった。
夕方である。疲れている。早く食糧を買ってキャンプ場に着きたい。
その気分を思いっきりGoogle Mapに踏み躙られた気分であった。
ダマされた…Google Mapに…めっちゃ腹立つ。
私は Google Mapに怒りをぶつけた(不毛)。
「もう二度と!Google Mapは信用しない!アンインストールしてやる!!!」
夫氏にまあまあ、もうちょっとしたら街中だしマルシェやスーパーがあるからと宥められて、ようやくアンインストールは思いとどまった。
夫氏がちまちまと打ち込んだGoogle Mapのピンも生き残った。
しかし、この時から私のGoogle Mapに対する信頼度はかなり下がった。
Yahooカーナビに乗り換えよう。そう誓った私であった。
ちなみにこの時のマルシェ前の温度は8℃ではなく28℃である。なぜか、二つの数字が交替で表示されていた。私たちも最初びっくりした。 -
さて、今日の宿泊地は「星に手のとどく丘キャンプ場」
…という名前とは裏腹に、本日は曇り、雨そして霧…
実はこのキャンプ場の名前を聞いて、北海道で星座を見る!とうちの息子は楽しみにしていた。しかし…。
「星、見えないね…。」
「まあ、お天気だけはね、仕方ないよ…。」
「でも、楽しみだったのに…。」
まあほんと、こればっかりはしょうがない。
今回の旅行は全旅程を通じて、お天気が微妙だった。
私はといえば、キャンピングカー大正解!と思ってた。
こんな天気の日にこれからテント設営とか絶対やだ。
びしょ濡れのテント撤収もしたくないし。
キャンピングカー最高!設営も撤収もいらないどこでも眠れる走るコテージとか素晴らしすぎる! -
じゃあ、こんな雨の中で晩御飯どうするんだって感じだが。
なんと。このキャンプ場、ジンギスカンレストラン併設なのである。
宿泊者は予約をしておけば、屋根付き会場でジンギスカンとビールが楽しめるのである!いいわあ、何もしなくて夕飯が食べられるなんて(主婦の感想)。
しかも、お肉がミルクラム、サフォーク、ホワイトラムの三種類から選べるらしい。
もちろん、三種類とも全部頼んで食べ比べてみた。
うん、どれも美味しい。と言うか、今まで食べた中で一番美味しいジンギスカンだったような気がする。お肉が柔らかくてとても食べやすい。
息子も「羊おいし~。」と言いながらパクパク食べていた。
ビールもぐびぐび飲んで、雨のキャンプ場なのに大満足バーベキュー気分なのであった。 -
ジンギスカンを食べ終わった頃、外はかなりの雨になった。
しょうがないのでキャンピングカーの中でダラダラと過ごすことになった。
息子は日記を書き、夫氏は車内の整理整頓をする。
キャンピングカー、本当に悪天候に強いな。
しかし、トイレへの出入りの際、我々を悩ませたものそれは…
…雨ではなく、虫であった。
ちょっとドアが開くと、猛烈な勢いで虫が入ってくる。
小さい羽虫がうじゃうじゃ。しかもたまに刺す。痒い。
蛾も入ってくる。
虫が嫌いな夫氏が天井に張り付いた虫をウェットティッシュでうぎゃーと潰しまくる。
北海道に虫が多いって言うのは全く知らなかった。
夏が短いせいかなあ。南国よりなんか数がすごい気がするするんだが。
この後も、どの観光地でも虫がすごいし、キャンピングカーのフロントは虫でベットベトに汚れまくった。
一応虫除けスプレー持ってきてたけど、まさか大活躍するとは思ってなかった。
夏の北海道は虫除け対策が必要だと初めて知った。 -
初、車中泊。ほぼ全面にお布団を敷いてぐっすり寝た。
寝心地は控えめに言って最高だった。
息子も爆睡していた。
前に私と息子が寝て、後ろに夫氏が寝た。
これは夫氏が寝ている後上段から夫氏が撮影した写真である。
目隠しカーテンも全面にあり、外からの視線も全く気にならない。
こりゃ、キャンピングカーが流行るわけだわ。
便利すぎる。
雨だろうと熊だろうと何も心配なし。
そして、ものすごく静かである。
なんだろうこの遮音性。いつもテントだからか、余計に静かに感じる。
ただ、最後まで寝ていた息子を車外に落っことさないように出入りするのが一番面倒だった。 -
外に出てみると、雨は止んでいた。そしてお日様が出ていた。
これが昨日ならねえ。まあ今日だってお天気な方がいいんだけど。
とりあえず、朝ごはんをどうにかしてみる。
実はもっとインスタ映えするようなピクニックシートを買っておいたのだが、あまりの荷物の多さに持って行くのを断念し、代わりに嵩張らないブルーシートを持ってきた。そのため、こんな殺伐とした朝食風景になってしまった。まあ便利だったんだけどね、ブルーシート。ていうか、ブルーシートのせいだけじゃないかも。
昨日、マルシェで買ったパンとかカップスープとかコーヒーとか。まあ朝食としてはとても満足したんだけど。地元のパンとかを買って食べたりするのが一番簡単で美味しい朝食のような気がしてきた。
そして、カセットコンロとヤカンさえあれば、さらにでかい保温水筒まであれば温かい物がいつでもお腹に入れられると言うのは今までのキャンプで嫌と言うほど実感している。いつも荷物にカセットコンロとヤカン。おまけに水筒。必須である。 -
北海道夫婦キャンパーYoutuber「ヒヌマフウフ」でもこのキャンプ場が取り上げられていたのだが、それを見ていた息子が楽しみにしていたのが、ヒヌマ夫妻の奥様が連呼していた「ヒー(羊)さん」を見ること。
このキャンプ場は羊やウサギが飼われていて、お子様たちに大人気らしかった。
朝からワクワク期待していた息子の前に、羊たちが現れた!
羊たちはたちまちワラワラと集まった子供たちにいいように触られたり撮られたり付き纏われたりしていたが、慣れているらしく我関せずで普通に草をモリモリ食べていた。キャンプ場を羊が練り歩くと言うのは、なんかすごい。
そしてその羊の群れにくっついていく子供たちの群れ。それを追っかけて写真を撮る保護者の群れ。なんなんだ、これ。パレードか。 -
そしてウサギ小屋。子供は小動物が好きだ。自分達も似たような物だが。
子供たちが羊と戯れたり、ウサギと戯れたり、その間に出発準備をして、いよいよ本日の目的地に向かって出発する。 -
目的地に行く途中でメロン屋さんに立ち寄る。「サンタのひげ」と言う、比較的有名なお店のようだ。
ここであちこちに発送するメロンを手配する。
一括手配できたので、とても便利だった。
そして、メロンソフトクリームである。
半分に切ったメロンの種の部分をくり抜いて、そこにソフトクリームがででん!と乗っていると言う代物である。
夫氏は三人で食べるつもりで一つ注文したらしいのだが、私がメロンの発送手配をしている間に、息子が一人でメロンも含めてほとんど食べてしまったらしい。何その食欲。
残ったメロンの皮をこそげて悲しそうに食べる夫氏を見て、もう一つ注文しようかとも思ったが、二人でもう一つ食べる余力と時間がなかったので諦めた。というか、私的には桃パフェの方が食べたかったが、全部食べる自信がなかったのでやめた。
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