2022/08/08 - 2022/08/13
269位(同エリア283件中)
わいちゃんさん
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2022年の北海道バイクツーリング後編です。3日目は呼人浦から斜里の名勝を経由して知床へ。そして翌日は別海から根室半島を経由して北太平洋シーサイドラインを走り、最後は幸福駅にも立ち寄って晩成温泉へ。いろいろありました・・・。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 船 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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3日目の朝。今日もあまり天気はよくありません。呼人浦でキャンプしている人もまばら。見方を変えれば、お盆真っ最中なのに贅沢なことです。タダだし。
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遠くに漁師の方が船を出している音が網走湖に響いて聞こえます。それ以外は静かな朝です。テントをたたんでさあ出発!
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イチオシ
網走の市内を抜けて、オホーツク海沿いに東へ気持ちのよい走行を続けていると、あっという間に釧網本線の「北浜駅」に到着しました。コロナの前は観光バスも訪れていた名所です。
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何がって、このロケーションです!無人駅なのでホームには簡単に入れますが、線路の先はすぐ海となっております。
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展望台まで作られています。
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展望台から遠く知床方向を望みます。天気がよければ最高なのに。
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北浜から海沿いに別れを告げ、内陸の広域農道を走りました。アップダウンの続くのどかな農村地帯を走るのは気持ちのいいものです。写真は最近有名になった「天に続く道」の終点部分です。みんな知床側の端点には行くのですが、反対側はまず行かないので、ある意味貴重なショット。何にもありませんけどね。この位置の背面はカーブになっているので、実質ここがスタート地点ですね。
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「天に続く道」に行く前に寄り道。清里の街を右折して南に進むとここに来ます。ここも海へ向かって見事な一本道になっています。通称「いっぽんの道」とか「海へ続く道」とか言われているようです。ここも何にもありませんけどね。近年道路が整備されてスッキリした感じがします。
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こちらも寄り道して「来運公園」にやってきました。人が少ない穴場です。行きづらいしね。
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イチオシ
ここは名称もさることながら、湧き水の里として有名なところです。きれいな泉ができています。
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そばをそよそよと小川が流れます。豊潤なれど静謐。こうしたところも北海道の大きな魅力だとワタシは思うのですが。
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コケの生えた木橋を渡ると来運神社へ上がる小道が続きます。
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少しばかり坂を上ると神社の本殿があります。拍子抜けするような小ぎれいな社が建っています。
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さて、斜里へと進んでさきほどの「天に続く道」の反対側の場所にやってきました。ここは駐車場も整備され、観光客もたくさんいます。バイク用の駐車スペースは傾きがすごいので、停めるときは注意!
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引続き知床半島を北上します。途中「オシンコシンの滝」に立ち寄りました。
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イチオシ
ここは迫力の瀑布をすぐ目の前で眺めることができます。涼しい~。
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涼んだところで道の駅「うとろ・シリエトク」で休憩です。ここは立派で大きな建物になっています。お昼にいたしましょう。
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ワタシは前に来たときと同じ「知床定食」1,200円をチョイス。いわゆる煮魚定食ですな。今回の魚は「ゾイ」でした。うまかったなぁ。
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相棒のチョイスは「ホッケの焼き魚定食」1,650円。ちょっとお高く、出てくるまでに時間がかかるのですが、とてもおいしい。
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イチオシ
満腹になったところで走り出し、今回ツーリングのハイライトである知床横断道路を極めます。途中てっぺんの「知床峠」で休憩。目の前に羅臼岳の威容が広がります。スゴイ迫力。
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知床横断道路を楽しく走り抜け、羅臼の街に入ってきましたがちょっと寄り道。「望郷の森」と名付けられたここには、「羅臼国後島展望台」があります。北方領土の国後島がよく見える場所です。。
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イチオシ
羅臼の街が一望でき、その先には北方領土が。街からすぐなのにずいぶん上ったのですね。
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羅針盤のような案内があります。でもここも観光客がぜんぜんいません。
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ほんとにすぐそこなのになぁ。
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さて、羅臼の街には「熊の湯」という有名な無料のお風呂がありますが、観光客でごった返しているのでパス。しばらく海沿いを下ると標津の街に着きました。ここも廃線となった標津線の終着駅、根室標津駅跡にターンテーブル(転車台)が残っています。
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蒸気機関車C11もいます。これは動態保存なんですよね。たまに走ります。
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運転席はこんな感じ。とても素人が運転できるシロモノではありません。今日はここを後にして南下し、別海町に入ったところで「ふれあい公園キャンプ場」で1泊しました。写真はないけど、温泉はあるしゴミも有料で捨てられるしいいキャンプ場でした。3日目は道東海側のハイライトでしたね。
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おはようございます。4日目です。別海町ふれあい公園キャンプ場を後にし走り始めました。今日は根室半島を征服して広尾町まで行かなければなりません。まず訪れたのは廃線跡として名高い「奥行臼駅跡」です。標津線の駅でした。
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イチオシ
駅舎のほかホームや線路が残っています。だいぶ朽ち果ててきましたね。
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駅舎はまだ立派に残っています。地元の方のメンテがいいのでしょう。ここ奥行臼は「駅逓」という北海道遺産にもなっている郵便取次ぎの建物が有名なんだけど、そちらには目もくれず写真を撮りまくります。
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奥行臼が有名なのはJRの駅跡だけではありません。別海村営軌道の跡も残っているのです。これは「自走客車」、いわゆるディーゼルカーです。
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こっちはディーゼル機関車とミルク運搬用の貨車。酪農が重要な産業であったことがわかります。
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でも前に来たときよりやつれた感じがしますな。ターンテーブルもさびしそうです。
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感傷を払いつつ根室半島をめざします。途中道の駅「スワン44ねむろ」で休憩。
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ここの喫煙所はなぜか「俺の~」というネーミングになってます。
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展望スペースから見える「春国岱」。島のような砂州のような、いずれにしても鳥とか生き物の楽園ですね。
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案内板もありますから、初めて来ても大丈夫。時期を選べば白鳥も見れますよ。
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さて、「スワン44ねむろ」からほどなく根室の市内を抜けて半島を東へひた走ります。途中、日本最東端のSS(ヒシサンさん)で給油。ここではタダで「最東端給油証明書」をいただくことができます。旅の記念にいいですね。
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日本最東端の場所、納沙布岬灯台にやってきました。シンプルですが歴史を感じます。
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イチオシ
みんなが写真をいっしょに撮りたがるトーテムがこちら。行列ができていました。
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トーテムのとなりにある「流氷館」へ行くと、この「北方領土視察証明書」をいただくことができます。もちろんタダ。絵柄は3種類ありました。ワタシはカワイイ絵柄のこちらをゲット。
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流氷館の外には大きな「返せ!北方領土」モニュメントが。巨大です。
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旗も北方領土の方向に。あらためて考えさせられます。
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続いて隣にある「北方領土資料館」にやってきました。
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ここでは「日本本土四極」のうち「最東端出発・訪問・到達証明書」をいただくことができます。これまたタダ。A5サイズくらいの立派なものです。
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北方領土に想いを馳せつつ、納沙布岬を出発し根室市内を抜けて、一路西をめざします。途中相棒に北海道独特の駅舎を見せたくて根室本線の「別当賀駅」に寄りました。昔の貨物列車用車掌車改造の待合室です。
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人の気配がまるでなし。ホームは1面1線で、同じ場所に双方向の列車が来ます。
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降雨の恐怖に怯えながら北太平洋シーサイドラインを浜中町へ。ここの名勝「霧多布岬」で休憩です。
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駐車場から灯台までは少し歩きます。
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いろんな看板がありますね。
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西側は見渡す限りの自然にあふれた海岸線が続きます。
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霧多布岬からさらに西に走り、「琵琶瀬展望台」へ来ました。霧多布湿原を一望できるところです。道路を走っていてもわかりづらいですが、ここへ来れば「なるほど、こうなってるのね。」となります。
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北太平洋シーサイドラインに別れを告げ、厚岸の道の駅へ到着。牡蠣で有名なこの街も、一度は泊まってじっくり牡蠣を味わいたいと思ってます。今日は残念ながら休憩して終わり。
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一般道が混んでいるようなので、時間稼ぎで阿寒ICから道東道に乗りました。そして、帯広JCTから無料の広尾道へ入って幸福ICへ、そしてすぐそばのここ「幸福駅跡」です。
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駅舎は建替えられていてオリジナルではないのですが、人気があるようです。
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ポツポツと雨が降ってきたのでいきなり晩ごはんの写真になります。幸福から忠類を経由して晩成温泉に到着しました。今日は夜間雨予報なのでキャンプはせず、隣の「晩成の宿」に泊まります。もちろん日本でも少数のヨード成分を持つ温泉は入り放題。そして一っ風呂浴びた後は、ビールとお食事。こんだけのボリュームならつまみは不要ですね。ほんとに宿取ってよかった。1泊2食つき6,500円です。
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5日目の朝、雨は少し降ってましたが問題なさそう。朝食はご覧のとおり。これ以外にカレーもありました。また食べたいなぁ。
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晩成温泉から国道を南下し、一路「襟裳岬」をめざします。途中広尾線の終点「広尾駅跡」で休憩。三角屋根のカワイイ駅舎はすでになく、埋め立てられたあとにJRバスの待合室が建っていました。なんかショック。
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広尾から、黄金を敷き詰めたほどの費用がかかったのでそう呼ばれるようになった「黄金道路」をひた走り、「襟裳岬」にやってきました。黄金道路には道内で一番長い一般道トンネル(なんと4,941m!)があったりして飽きませんでした。トンネルの中は15度!寒いくらいでした。
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相棒が襟裳岬観光に行っている間にメールで苫小牧~大洗便の「欠航」の連絡が!なにィ?帰れないじゃないか!当日連絡はひどいでしょう、当日は!
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あわてて小樽~新潟航路を調べたところ、個室ならバイクつきでOKとのことだったので、これを予約。あとはここから小樽まで走ることに。
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イチオシ
なんと苫小牧発は18:45でしたが、小樽は17:00発!なのでお昼も抜きであわてて出発です。相棒にはかわいそうだけど、これが北海道ですと言い聞かせ観光を切り上げました。
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無我夢中で休憩なしで小樽まで走り続けましたが、警察に検挙されてもつまらないので、ペースはそれなりで。それでも何とか乗船時間ギリギリに小樽・勝納埠頭に到着。すぐに手続き、すぐに乗船となり、予約した個室に入りました。ああ、間に合ってよかった。個室は大変よろしいが、コストが高いのでライダーはあまり利用しません。ま、不可抗力だからしょうがないか。
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乗ってしまえば船まかせとばかりに、またしても食堂で宴会です。まったく北海道まで何しに行ったんだか。フライドポテトにザンギ、栃尾油揚げとビールで乾杯です。
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新潟は9:00着なので朝余裕があります。ってことでさんざん飲んだあげく、締めは三元豚のとんかつ定食で。もうあとは寝るしかないな。
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おはようございます。6日目の朝です。朝食の時間です。相棒は洋風なブレックファストで。
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ワタシはパンとスープをごはんとみそ汁に変えただけの和風朝食で。スクランブルエッグが食べづらかったです。食べ終わってしばらくウトウトしてたら新潟港に着きました。さっそく東京方面めざして走りだします。
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途中、赤城高原SAでお昼。今回工程で一度もラーメンを食べてなかったので「味噌ラーメン+半チャーハン」セット。にんにくが効いてておいしかった。
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赤城高原SAから先の関越道は雨予報なのでカッパを着ました。高坂SAに着く頃はけっこうな降りに。土曜日なので行楽帰りの人も多いようで、SAはけっこう混んでました。
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相棒と高坂SAで別れ、雨の中なんとか自宅へ帰りつきました。よかった。荷物を降ろし、バイクをガレージに入れて一息つきました。よくトラブルなく走ってくれたね。また行きましょうね。
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今回のホクレンフラッグ+ステッカーの戦利品。ホクレンフラッグは今回は3エリアだったので取得が容易でした(前は4エリア)。ステッカーは今年からのアイテムだけど、なかなかよろしい。写真がきめ細かくなくて申し訳ありませんでした。また行きたいと思います。最後までご覧いただきどうもありがとうございました。
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