2022/07/16 - 2022/07/18
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ぬきじゅんさん
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この旅行記のスケジュール
2022/07/16
2022/07/17
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どうもー。皆さまお元気でしょうか?
我慢々々の毎日ですが、そんな中にも小さな幸せを感じながら過ごしています。
しかし、今年の夏は暑かったですねー。
夏の暑さは好きだったはずなのに、年を重ねるたびに辛くなってるような気が。。いえいえ、いつまでも持ち前の童顔で楽しんでいきましょう。
夏休みはどこかへ旅行したくなる症候群ですので、ちょっと頑張って、いっぱい気を付けて、今年は知床へ行ってきました。
飛行機とホテルの空きがたまたまあったので、運よく行くことができました。
予約が一番取りにくかったのは知床半島クルーズ。現在は小型船での運航が中止されてる影響です。ですが、大型船では行けるとのこと。最終日の予約を取ることができました。
世界自然遺産、知床。
ここの魅力は、流氷と海から陸に続く貴重な生態系です。
そんな知床の動物たちに出会えるかなー。
まずは網走から阿寒湖アイヌコタンへ。
自然豊かなオホーツク海を中心とした道東を楽しみました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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半ドンで仕事を終えて、羽田空港に到着。
遅めの昼食は、久しぶりの旅行気分を盛り上げてくれる皿うどん。
ウマー。パリパリ麺が大好きです。リンガーハット 羽田空港第1旅客ターミナルビル店 グルメ・レストラン
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周囲をキョロキョロしながら飛行機に乗り込んで
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ちょっと緊張しながら飛びました。
たどり着いたところは、、、 -
女満別空港!
どこソラーレ?
ここソラーレ!
オホーツク!
北京オリンピック、見てたよー。女満別空港 空港
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空港からはレンタカーに乗って、網走市へやってきました。
初日は網走セントラルホテルに泊まります。網走セントラルホテル 宿・ホテル
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初日は寝るだけなのであまり深く考えずにこのホテルにしました。
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そしたら、網走を調べていた時に見つけて行けたらいいなと思っていた居酒屋さんが至近というロケーション。
これは嬉しすぎる。早速向かってみます。
こちら、喜八さんです。やってるかな?と思うほど静かな網走の夜の街。喜八 グルメ・レストラン
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ちょうど席がありまして本当にラッキーでした。
外は静かでしたが、お店はとても賑わってました。
さすが人気店です。
サッポロSORACHIで乾杯。 -
ここの名物はこれ、クジラ!
北海道は海の恵みが嬉しいですよね。
ん~、これを食べれて良かった。
知床半島の南側には羅臼町があります。プランクトンが豊富なオホーツク海と太平洋が接する羅臼沖の海には、クジラやイルカ、シャチなどの大型海洋哺乳類が訪れる海なんですって。 -
ウニ~、飲んじゃいたい。
北海道はウニがどこでも美味しいですよね。
だんだん旅行気分が盛り上がってきました。 -
ここは網走。
網走と言えば網走監獄。地ビールの黒ビールは、その名も監獄の黒!
黒が似合っちゃいますねー。
明日、見学に行く予定です。
網走監獄、行ったことないので楽しみ。 -
まだまだ続く、北海道グルメ。
なんて美味しいザンギでしょう。
今年はだいぶ旅行に行くのも許容されてきた雰囲気がありますが、それでもはしゃぎすぎないようにしようと心にブレーキをかけちゃう自分です。ここ喜八さんのおかげでようやく気持ちがほぐれ、旅行気分が顔を出してきたて感じになれました。
とにかくなんでも美味しかったし、店員さんもとっても暖かくて、しかも混んでるのにどんどん料理とか出てくるんですよ。
このお店のファンになりました。また来れたらよいなー。 -
ツブ貝、こぼれ落ちてます。こりゃ美味い。
ここソラーレ、オホーツク!
何から何まで美味かったです。喜八さん、素晴らしいお店でした。
絶対おすすめです。そして、できれば予約しておくこと、おすすめです。
このあとも北海道の美味しいものに出会えると思うと楽しみで仕方ない夜でした。 -
翌朝はどんよりした空模様。うん、想定の範囲内。
しばらく前から、週間天気予報はずっと雨予報だったんですよね。なので心の準備は完璧です。
雨だったらどうしようか、、ちょっとは考えてたさ。
もし雨じゃなかったら、こっち行って、あっち観てとかもいっぱい考えてたけど。 -
雨の網走。かなりモヤってきました。
まず訪れたのはオホーツク流氷館です。
こちら、網走監獄の近くにあるんですけど、網走監獄よりすこし開館時間が早いのです。オホーツク流氷館 美術館・博物館
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オホーツク海は北海道の北側にあるカムチャッカ半島と千島列島、北海道、樺太に囲まれた海。
日本では、この海だけで流氷を見ることができるんです。
流氷って、海が冬になると凍る現象と思いますよね。北極に近い寒い地域では、冬になるとそんなこともあるよね、すっごく寒いもんね。なんて思ってませんか?
オホーツク海の流氷って、実はそれだけではないんです。そんなことがここでわかります。それだけに、貴重な生態系がはぐくまれているんです。
こちらはオオカミウオの子供。愛嬌ある~(笑) -
こっちの水槽は何かが浮いていますが、、ホコリではありませんよ。
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クリオネちゃんですよー。
-
ほんと、天使みたい(見たことないけど)。
両手をパタパタしながら泳ぐ姿、ずー-っとみていられる。
連れて帰りたいっすね。
流氷は氷の中にプランクトンをたくさん閉じ込めて知床へ流れつくんだそうです。それが、春になると溶け出し、そのプランクトンを餌とする魚が集まる。その魚を餌とする海獣や鳥類が集まる、といった生態系が成り立つんだそうです。
クリオネもその生態系の大事な一員なのですね。
こういった生態系が見られるのも、オホーツク海の魅力です。 -
お次は流氷体感テラスへ入ってみますよ。
この部屋は-15度に設定され、流氷が訪れるオホーツクの冬を体感できるようです。
ちょっとドキドキです、7月なので、半袖ですよ。大丈夫でしょうか。 -
入ったときはひんやりして気持ちいですが、しばらくいるとさすがに寒い!
この氷は本物の流氷です。
流氷ってこんな感じなんですね。すごいな。
入るときに湿ったタオルが置いてあって、そのタオルをこの部屋の中でぐるぐる振り回すと凍ってカチカチになりました。昔、凍ったバナナで釘を打つCMを思い出す。 -
オホーツク海の厳しい冬。
流氷で覆われた海にはワシなどの鳥や海獣がやってきます。
キタキツネも氷にのっかってエサ探し。
日本の海ではここでしか見られない景色。
海が凍っているってどんな感じなのでしょう。
実際に見たら圧巻なんだろうな。いつか観に来たいっすねー。 -
オホーツク海のこと、いろいろ学ぶことができました。
まだまだ知らないことがいっぱいある。
そーだったんだ、ここソラーレ!オホーツク! -
この展示はわかりやすかったので最後に一枚のせておきます。
流氷って、この地図によると北緯50度以北で見られやすい現象なんです。ところが、このオホーツク海だけ、北緯44度まで流氷を観測できるんです。これは世界的にも貴重な自然現象なんですねー。同じ緯度でも、太平洋で側では凍らないんですよ。
シベリアのアムール川から淡水が流れ込み、海の表面に塩分濃度の低い海水がたまります。外海から隔てられたオホーツク海では濃度の薄い海水は表面にとどまりやすく、それが凍り始め、シベリアからの冷たい北風によりオホーツク海を南下しながら分厚い流氷へと成長して海を覆うんです。オホーツク海という海は、そういう特別な海なんですね。 -
屋上に展望デッキがあるってかいてあったので、上がってみました。
雨ですけど。。
まあ、雨ですからね。こんな景色ですいません。
ここからオホーツク海が望めるんですね。 -
北緯44度線が駐車場に表示されていました。
ここかー。
ちょっと意識しながらこの線を跨ぐのでした。 -
そしてやってきました。
網走といえば、網走監獄。 -
野外の施設でこんなに広いんだ。
ちょうど雨がやんでてよかった。
そして、網走監獄って思ってたのと全然違う感じだった(汗)
てっきり本物の網走刑務所があって、そこに資料館みたいになってるんだと思ってましたよ。 -
入口にラベンダーみっけ。
北海道にいったらラベンダーの咲いている景色も見たいなーと思ってたので、、これで良しとしよう。 -
では、お邪魔します。
博物館網走監獄 名所・史跡
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こちらの博物館網走監獄は、旧網走刑務所の歴史的建物25棟を保存展示する野外博物館で、これらの建物は移築復原されたんだそうです。
なるほど。そういうことなんですね。 -
こちらは作業小屋の復原されたもの。
中にマネキンが置かれていて、作業の様子を感じることができます。 -
一番の見どころの舎房と中央見張所へ。
-
中に入ってみました。
中央見張所がこちら。ここから放射状に五列の舎房が配置されていて、全部見渡せるようになってるんですね。 -
見張所から見てみると、本当に奥までよく見えるんです。
この見えっぷりにちょっと感動して、何度も見比べてしまいました。
よく考えられてますね。 -
中はこんな感じ。
冬はかなり寒いんだろうな。 -
ここで監視する人も大変だっただろうな。
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サービスカットの入浴シーンもお楽しみください。
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教誨堂
ここは監獄というよりは市庁舎のホールのようです。
ここで囚人たちに精神的、倫理的、宗教的な指導などが行われたそうです。
怖いイメージの強かった網走監獄でしたが、こういう博物館だったのですね。
とても興味深い施設でした。網走へ訪れたら、一度は見学するべき場所ですね。
このあとお土産屋さんに寄ってみると、網走監獄をイメージしたパロディー商品がたくさん並んでいまして。網走監獄から出所しました的なものとか。
きっとこれらのお土産のイメージが強かったんだろうな。 -
網走監獄を出るときから雨が強くなってきました。
これはいろいろあきらめて、雨プランでいくことにしよう。
網走からはちょっと距離がありますが、阿寒湖の近くの阿寒湖アイヌコタンへやってきました。 -
アイヌコタンとは、アイヌ民族の集落です。
いまでもアイヌ民族の皆さんがここで暮らし、伝統文化をひきついでいます。
おおきなシマフクロウ。
シマフクロウはコタンコロカムイと呼ばれ、村を守る神とされています。
フクロウやヒグマなんかも、この地域では昔からよく見られる動物。アイヌ民族はこういった自然とともに生活してきたわけです。阿寒湖アイヌコタン 名所・史跡
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今日のお昼はこちら、丸木舟でいただきましょう。
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野菜たっぷり、スープカレー。
これまた美味しい北海道に出会えました。 -
お店の出入り口の色使いや模様がきれいでした。
アイヌで良く用いられる模様なんだそうです。 -
お腹がいっぱいになったところで、アイヌコタンを散策します。
アイヌ民族文化をおもいっきり感じられて、ここにいるだけで楽しい空間です。 -
外は土砂降りになっちゃった。
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旅行に行く前から、週間天気予報は雨でしたからね。
そんな時はここに来るのも良いかなって思ってました。
今回、ここに来ることができて良かったです。 -
こちらのお店の入り口には木彫りのでっかいクマが。
クマもまたシマフクロウと同様、カムイ(神)とされています。 -
いろんな商品が並んでいるのですが、手彫りが多くて一品一品に表情があるんですよね。
けっこうじっくり見ちゃいました。
多しか実家にあったんですよ、木彫りのクマ。子供の頃は、クマとしか見えなかったんですが、ここに来たら、神様に思えてくるのが不思議です。
いろんなお店でたくさんのクマに出会って、一番お気に入りのクマ君を買っちゃいました。 -
こういうアクセサリーも、身に着けていたら神様が守ってくれそうなパワーを感じます。
アイヌ民族の文化にとても興味が沸いたアイヌコタンでした。 -
アイヌコタンから移動して、雨だっら行こうと思ってた場所、摩周湖へやってきました。
霧の摩周湖って言われるくらいですからね、雨でもきっと許容範囲かと思いながら行ってみた。 -
はい、霧の摩周湖。
この案内板によると、ここから眼下に見えるっぽいんですけどねー。
霧、濃すぎ。摩周湖 自然・景勝地
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霧の摩周湖って、こんな感じで良いのかな?
さすがにここまで霧が濃くない? -
摩周湖への道はずっと上り坂だったので、かなり標高の高いところへ上ってきたんだと思います。そんな道でした。
注意して坂道を下っていくと、すぐに霧は晴れていきました。
摩周湖って、霧が発生しやすい地形なんでしょうね。 -
摩周湖から車を走らせて、知床ウトロへやってきました。
琴らは今回宿泊するホテル、北こぶし知床ホテルさんです。
名前がシブい!北こぶし知床 ホテル&リゾート 宿・ホテル
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お部屋は広々して居心地最高な感じ。
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そして部屋からの景色が素晴らしいです。
ウトロ港とオホーツク海が一望。
冬には部屋から流氷が見れるということですね。
まさに知床観光を満喫できるホテルです。 -
ロビー階には流氷テラスもありました。
この日は雨が降っているので、テラスに出る人は誰もいませんでしたけど。 -
道の駅はオープンしてましたのでちらっと見学。
道の駅 うとろ シリエトク 道の駅
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で、この道の駅に併設する感じで世界遺産センターがあります。
実はここに行きたいとも思ってましたが、残念ながらclose。
もうちょっと早く到着していたら見れたのにー。
きっと明日、立ち寄れるでしょう。 -
知床のカラーマンホール発見。
知床の魅力がギュッと詰まった感じで楽しそう。 -
ホテルへ戻ってきました。
エントランスでは検温と手指消毒を忘れずに。
さてさて、温泉入って夕飯にしましょうか。 -
ひろびろとして気持ちの良い温泉でした。
内風呂からも露天風呂からもオホーツク海が眺められるんですね。
ますます流氷を観に来たくなるホテルです -
夕食はビュッフェスタイルでした。
料理の種類が豊富で目移りしちゃう。 -
美味しくて楽しい夕食でしたが、北海道の海鮮の主役たちがいらっしゃらなかったのは残念。
昨日の網走が美味しすぎたなぁ。
それでもお酒飲んで旅行気分も盛り上がって、雨だったけど楽しい一日でした。
明日は知床観光です。雨、止みますようにー。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ムロろ~んさん 2023/01/03 16:28:52
- 網走地ビール(´艸`*)
- 新年あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いします。
ムロろ~んです。
北海道へ行かれた旅行記を拝見しました。
って、最近は友達の関係で道北の方へ行く機会が多いので、道東エリアはちょっとご無沙汰してます(;^ω^)。
そうそう、網走地ビールって有名らしくて、旭川のイオンでもお土産コーナーで販売されていたので買ったんです。
私は飲めないので僧侶関係の友達に差し上げたら美味しいって(´艸`*)。
地ビールには好みがあるのですが、ぬきじゅんさんは美味しく感じられて良かったと思っています。
クマ、そうそう、北海道では森を守ってくれているから神様として崇めているのでしょうね。
クマは臆病と聞いたことがあります、そう人間にだって臆病。
オジャマさせていただく気持ちで旅する気持ちをクマから学ばせていると思って私も北海道を旅してるんです。
ムロろ~ん
- ぬきじゅんさん からの返信 2023/01/03 17:06:20
- Re: 網走地ビール(´艸`*)
- ムロろ~んさん
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
なかなか4トラ活動ができず、2023年になってしまいました。
知床の旅行記、ご覧いただきありがとうございました。
地ビールは大好きです。というか、ビールならだいたい大好きです。
おかげで立派なビールっ腹です(笑)
最近はノンアルコールビールも、微アルも有りになってきました。
網走ビールは美味しいのに加えて、ネーミングが面白くて良かったです。
監獄の黒なんて黒ビール、網走に来たら飲まないわけにはいきません!
楽しく飲めるのが最高でした。
さてさて、次は小笠原に行きたいなーなんて思ってたら、素敵な旅行記を見つけてしまいました。楽しませていただきます。
ぬきじゅん
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