猛暑だけど頑張りました！旅⑤　高野山～奈良・長谷寺～伊勢神宮

2022/07/29 - 2022/08/07

職種柄、夏は仕事がなくなり、無給になってしまう私。
時間はたっぷりあるけど、お金はあまりないということで、青春18切符を使って、節約旅行をすることにしました。

当初の予定では、熊野古道だけの予定でしたが、計画を立てているうちにあちこちと行きたいところが増えていって、結局、10日間も旅することに…。
日数が増えた分それなりの金額になってしまい、当初の目標の「節約」旅行の部分は微妙な感じですが、まあ、いっか…（笑）
行きたいとこ全部行って、なるべく節約旅行ということで！

旅行5日目の今日は、早朝に高野山の奥の院をまわり、その後電車を乗り換え、奈良の長谷寺へ。長谷寺のあとは、本日の宿、松阪シティホテル(旅行１日目と同宿)に立ち寄ります。チェックインして、いただいた「松阪の逸品クーポン」を使い、夕食の調達。その後、伊勢市に移動し、伊勢神宮外宮、内宮を訪れました。
松阪シティホテルは１泊素泊まりに、「松阪の逸品クーポン」3000円分がついて、5100円でした。

本日の歩行距離
奥の院での歩行距離　5ｋｍ、アップ14ｍ、ダウン21ｍ
長谷寺での歩行距離　4.7ｋｍ、アップ152ｍ、ダウン158ｍ
伊勢神宮外宮・内宮での歩行距離　4.5ｋｍ、アップ22ｍ、ダウン20ｍ
トータルでの歩行距離　14.2ｋｍ、アップ188ｍ、ダウン199ｍ

エリア 三重

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

早朝5：00頃、宿泊中の金剛三昧院の宿坊を出て、奥の院に向かいます。途中にあった刈萱堂です。

苅萱堂 名所・史跡

5：20頃、奥の院の一の橋に到着。人も少なく、荘厳な雰囲気に包まれています。薄明の中、ぼんやりと灯った石燈籠も素敵です。

高野山奥の院 寺・神社・教会

武田信玄などの有名人の名がちらほら。

陽が昇り始めましたね。

織田信長墓所。意外と地味にありました。

私の故郷のお殿様、前田利長公のお墓もありました。
このすぐ先が御厨橋となり、撮影禁止エリアとなります。
写真がないのは残念ですが、燈籠堂が圧巻でした。天井にずらりと燈籠が並び、幻想的な雰囲気を醸し出している上に、ちょうど行ったときに朝のお勤めでしょうか、お坊さんたちが一斉に読経を始め、厳粛な気持ちで聞き入りました。時間がなくなって燈籠堂を出たあとも、しばらくは、朝の清々しい光の中、お坊さんたちの朗々とした声が林の中に響きわたっていました。いい体験をさせていただきました。

奥の院口からバスに乗り、7：20頃、金剛三昧院の宿坊に戻りました。ちょうど、朝食の時間です。朝食も普通な感じですかね。たくさん歩いた後なので、おいしく、たくさんいただきました。朝食後、8：00過ぎのバスに乗るために急いで宿をあとにします。昨日のチェックイン時に支払いを済ませているので、宿から直接バス停に向かいます。

金剛三昧院 宿・ホテル

電車を乗り継いで、奈良の長谷寺へ。近鉄長谷寺駅に11：00頃到着して徒歩15～20分くらいでしょうか。時間で聞くとたいしたことはありませんが、駅からなが～い階段（行きは下り。帰りが怖い）が続き、太陽は真上で日陰がほとんどなく、酷暑の中、辛い道行きに…。長谷寺に着いたときはホッとしました。お寺の中に入ってしまえば、長い登廊には爽やかな風が吹き抜け、風鈴の音がまた涼を誘います。

長谷寺 寺・神社・教会

手水所も涼し気な演出が…。事前に他の季節の長谷寺さんの写真も拝見していたのですが、季節ごとに工夫を凝らし、本当にセンスがいいですね。

床もみじで有名な本堂。夏の緑もため息がでるほど美しい。

アップで。映えます。

ご本尊様は撮影不可。迫力がありました。こちらの写真は、本堂の真ん中から外を撮影したもの。

本堂の舞台。清水寺と違って、無人の写真が撮れるのも嬉しいところです。

五重塔。

こちらのお庭を最後に見て、12：00頃、長谷寺をあとにします。
駅までの道の途中で昼食をとる予定でしたが、大誤算が…！調べていたお店が何軒かあったのですが、全て閉まっています。唯一開いていたお店も「配達中」の貼り紙が…。配達終わるまで待つべき？でも、こんな暑いところで、どのくらい待つことになるか分からないし…。葛藤した末、あきらめて駅に向かいました。次の電車まで１時間…おなかもすいた…。駅前にコンビニもない。手持ちのカロリーメイトを食べて、やり過ごしました。人生何が起こるか分からないから、やっぱり非常食は常備しておくもんですねぇ。

長谷寺から伊勢神宮に向かう途中、一旦本日の宿、松阪駅近くの松阪シティホテルに立ち寄ります。荷物を預けるためと、松阪の逸品クーポンを受け取るためです。
この日の松阪シティホテルさんの１泊素泊まりの料金は4600円。ところが、松阪の逸品クーポン3000円分がついたプランは5100円。差額500円で3000円分のクーポンがついてくるので、そちらで予約しました。
このクーポンですが、松阪牛や鳥焼肉、カレーうどんなどの指定の飲食店で使用可能なのですが、疲れて帰ってきて、外に食べに行く元気があるか分からなかったので、ホテルのすぐ隣にある「駅弁のあら竹」さんのお弁当にすることにしました。伊勢神宮観光後だとあら竹さんが閉まってしまうので、電話で事前予約しておいたものを引き取りに行き、部屋に置いてから出かけます。

松阪シティホテル 宿・ホテル

15：40頃、伊勢神宮外宮にやって来ました。勾玉池。

伊勢神宮外宮(豊受大神宮) 寺・神社・教会

亀石です。写真では分かりづらいかな？

木が倒れそう？

新御敷地。遷宮前の社殿が建っていたところ。そして、次の遷宮ではこちらに新社殿が建てられるのですね。
このあと、御厩で神馬を見るのを楽しみにしていたのですが、中は空っぽでした。いつもいるわけじゃないんですね。がっかりです。でも、まだ内宮があるし…。

16：00頃、外宮を出て、バス待ちの間に、「赤福　外宮前店」で「夏のほうじ茶プリン」をいただきました(400円)。ほうじ茶風味のプリンの上に、ほうじ茶ゼリーが乗っています。夕方になるもまだまだ暑い中、さっぱりといただけました。

赤福 外宮前店 グルメ・レストラン

16：50頃、伊勢神宮内宮に到着しました。

伊勢神宮内宮(皇大神宮) 寺・神社・教会

宇治橋の上から。

反対側。

松と芝生がきれいに整えられています。

五十鈴川御手洗場。

反対側。静かですね。心まで洗われるようです。

風日祈宮に向かう橋。こちらに行く人はあまりいないのでしょうか。人が全然いません。

風日祈宮の帰り。橋を反対側から。遷宮を行うので、基本建物は全て新しいのですが、あちこちにある大きな木が歴史を感じさせます。

橋の上。光を映して、神秘的です。

う～、内宮の御厩にも神馬はいませんでした。石上神宮の鶏といい、神馬といい、今回の旅は動物にツキがないかも！？
こちらの写真は、御池。

帰路の宇治橋。夕方の陽射しになっていますね。このあと、17：40のバスに乗って、松阪に向かいます。

18：30頃、ホテルに到着。お風呂、洗濯を済ませて、夕食です。こちらが松阪の逸品クーポンで購入した「駅弁のあら竹」さんの「松阪牛と本居宣長さんと松阪もめん」弁当。お値段3100円なので、100円だけキャッシュ。ホテル代との差額が500円なので、実質600円で購入できたことになります。このお弁当、ひもを引っ張ると、温めてくれる仕掛けになっています。

駅弁のあら竹 本店 グルメ・レストラン

コンビニで買い足したサラダと一緒に、温かいお弁当をいただきます。あ～、幸せ。