2022/07/28 - 2022/07/28
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クリント東木さん
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2022/07/28
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まだ見ぬ東北の自然再発見の旅その2 百花繚乱!鳥海山登山後編 千蛇谷コースで新山へ
御田ヶ原で高山植物を堪能した後は七五三掛(しめかけ)のきつい登りに。ここを超えて外輪山・千蛇谷分岐からは千蛇谷コースに入ります。雪渓を超え、花も少なくなり想像以上にきついダラダラとした登りが続き11時過ぎにようやく鳥海山大物忌神社に到着。昼食後に新山(鳥海山)を目指しますが、危険な岩場が続き…。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ 徒歩
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御田ヶ原は雲上のお花畑。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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登山道沿いにはヨツバシオガマ、タカネアオヤギソウが咲き乱れ、花の楽園のよう。歩いていてホント楽しい。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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イチオシ
そしてニッコウキスゲと鳥海山!スッと伸びていく登山道も素敵でこれは堪りません!
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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ニッコウキスゲに負けじとコバイケイソウも大群落で歓迎してくれているかのようです。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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そしてハクサンイチゲ。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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再び左右にニッコウキスゲの大群落を眺めながら歩いてゆくと、
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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わぁ~、ここはお花畑ロードですね。相方も思わず立ち止まり写真をパチリ。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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イチオシ
振り返ると、お花畑ロードと稜線に伸びる登山道がいい感じ。こういう絵は好きだなぁ。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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ここで登場したのはチョウカイアザミ。鳥海山の固有種です。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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さらにハクサンシャジン、ミヤマトウキや
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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コバイケイソウの群落を眺めながら進み、
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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七五三掛(しめかけ)に差し掛かると
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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傾斜がきつくなります。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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そんな中、ミヤマアキノキリンソウ、
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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ダイモンジソウを見ながら登り、
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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9時24分、外輪山・千蛇谷分岐に到着。ここは千蛇谷へ向かいます。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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今度は急降下。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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ミヤマキンポウゲを見ながら慎重に下り
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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雪渓を横断。念のためアイゼン持参でしたが、シャーベット状で距離も短いので大丈夫でした。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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雪渓を渡れば再び傾斜のある登山道に。徐々には近づいていますが、まだまだありますねぇ。この辺りにくると疲れも溜まってきて、軽いはずの荷物が重く感じます。ふゥー…。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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イワギキョウや
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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アオノツガザクラが励みに。
ただ写真を撮る元気もなくなってきたというのが正直なところで鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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(急に飛びますが)黙々と登り11時18分、ようやく鳥海山大物忌神社に到着。ふぇー、疲れたァ。
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リュックを下ろし、まずは鳥海山大物忌神社を参拝。
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拝殿。どうにかここまで登れました。ありがとうございます。
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周辺に咲いていたイワブクロを見ながら昼食を摂り一服。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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御室小屋で山頂アイスを購入。
山頂御室小屋 宿・ホテル
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どんなアイスだろうと思ったらチューチュー(チューペット)でした。これでもこの暑い日には有難い。一時の涼を取るには十分でした。
山頂御室小屋 宿・ホテル
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11時53分、新山からそのまま外輪山に向かうつもりでしたのでリュックを背負って出発。ただここでも下調べ不足が露呈。今見えている一番高い岩が新山の頂だろうと思って登り始めたのだからおめでたいお話。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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20分ほど登って見下ろすとこんな感じ。高度感あります。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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あの人が立っているところが頂のようです。ようやく山頂が見えたと思ったら、えっ?今いる場所と繋がってない!どうやら手前の岩の間を奈落に落ちるかのように急降下して再び登らなければならないみたい。そう簡単には登らせてくれませんねぇ。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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急降下して再び岩稜を登り、
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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12時27分、新山(鳥海山)山頂に到着。標高2236m。いやあ、きつかった。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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この時間になると雲が湧き遠くの眺望はありませんが、
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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外輪山ははっきり。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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私達にとっては新山(鳥海山)の頂に立てただけで十分満足。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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それにしてもよく頑張ったなぁ。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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記念写真を撮り、下山。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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アプリを見ると新山からそのまますぐ外輪山に行けるような感じでしたが、実際は登ってきた方向とは反対側の急な岩場を下り、さらにこの雪渓の途切れた中州を横断し、急登を登らなければならないようです。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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一方正面を見ると神社の裏側がすぐそこ。新山に登るのに相当な体力を使った事を考えると外輪山は無理ですね。諦めて素直に来た道を戻りましょう。(なので結果的にはリュックを背負って登る事無かった!)
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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神社まで戻るとこんな絵地図がありました。やはり先ほどに道が外輪山に向かう正しいルートのようです。
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一息入れて13時10分出発。再び千蛇谷コースへ。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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登山道沿いにホソバイワベンケイ。
実は行きにも見ていましたが、撮る元気がなかったので…。鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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帰りは少し楽しようとかなり上部から雪渓を下ります。幾分涼しく、ゆっくり歩けば足への負担も少しは減ります。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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相方も落石に注意しながら慎重に下ってきます。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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そして外輪山との分岐まではこの急登。これさえ登れば後はそんなにきついところはなかったはず。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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この急登で見つけたのがこの花。マルバシモツケかと思いましたが、葉の形がカエデの葉のようになっているのでオニシモツケのようです。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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外輪山・千蛇谷分岐まで登り、すぐ下のベンチで休憩。疲れた時の行動食として相方には秘密で持ったきたお菓子でブルトンヌのフィナンシェとマドレーヌ。バターの風味もよく高級感のある美味しさで疲れを癒すには十分。
ブルトンヌ 小田急新宿店 グルメ・レストラン
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目の前に広がる山々を眺めながら食べると一層美味しい。鉾立までまだまだありますが、頑張りましょう。14時40分出発。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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20分ほど歩くと再びお花畑ロードに。やっぱりここいいなあ。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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行きにも見ていますが、すごいお花畑です。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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15時21分、御田ヶ原の看板を通過。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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振り返って鳥海山。何度見ても格好良く見惚れます。
鳥海山(出羽富士) 自然・景勝地
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程なくニッコウキスゲの大群落と御浜小屋が見えてきました。
鳥海湖 自然・景勝地
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鳥海湖もこれで見納め。いい景色でした。
鳥海湖 自然・景勝地
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鳥海山の頂が見えるのも今日はこれが最後。ありがとう!
鳥海湖 自然・景勝地
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御浜小屋を超えれば後は黙々と下るのみ。16時01分、賽の河原を通過しさらに20分ほど下るとようやく遠くに鉾立山荘の建物が見えてきました。
高原の駅 鳥海山鉾立 道の駅
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16時55分、鉾立まで下山。相方も10分ほど遅れて下山。お疲れ様でした。結局ほぼ12時間掛かりました。体力も落ちてきている私達ではこんなものでしょうか。ただ明るいうちに下山できたのは良かったです。
一旦シティパレスホテルに戻り、顔だけ洗って予約していた食事処へ。高原の駅 鳥海山鉾立 道の駅
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夕食に伺ったのはシティパレスホテルから歩いて5~6分の場所にある新よしさん。
新よし グルメ・レストラン
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生ビールはないので瓶ビールで乾杯!
新よし グルメ・レストラン
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まずは相方の好きなじゅんさい。秋田にきたらこれは外せません。
新よし グルメ・レストラン
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そして牡蠣コース。
象潟産の生カキ、牡蠣フライ、焼き牡蠣、牡蠣塩辛が各2個ずつ、それにかき汁、ご飯、香物がセット。新よし グルメ・レストラン
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焼き牡蠣は旨味が凝縮されて香ばしさもあり美味。牡蠣フライは思いの外小さく味は至って普通でした。牡蠣の塩辛は韓国風といった趣き。これはちょっと塩っぱ過ぎた。これにかき汁も付き、まさに牡蠣を思う存分頂けます。
新よし グルメ・レストラン
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ただ何と言っても生牡蠣です。ぷっくりして非常にミルキーな味わいで絶品。これは美味しかったぁ。
新よし グルメ・レストラン
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もう一つは焼魚定食
本日の焼き魚はアイナメ。新よし グルメ・レストラン
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このアイナメの大きい事!淡泊ながらも非常に旨味があり美味しかったぁ。
長い1日でしたが、無事鳥海山にも登れ言う事なし。日帰り登山としては今までで一番きつかったですが、さすが花の百名山。想像以上に素敵な景色と花を堪能する事ができました。惜しむらくはチョウカイフスマが見つけられなかった事。どの辺りに咲いているかもっと調べておけば良かったなぁ。とは言え、素晴らしい山行になった事は間違いなく、(出発前のバタバタも含めて)思い出深いものとなりました。新よし グルメ・レストラン
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この旅行記へのコメント (6)
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- rokoさん 2022/09/10 06:50:47
- 素晴らしい登山~♪♪
- クリントさん おはようございます
鳥海山、お疲れさまでした。
素晴らしい山歩き、読ませていただいて、こちらも感動しました!
相方さんにも拍手を贈りたいです。
鳥海山は手強い山
田中澄江さんの花の百名山で紹介されていて
チョウカイフスマに逢いたい、登りたいと思ったのですが
実現できずでした。
>ニッコウキスゲと鳥海山!スッと伸びていく登山道も素敵でこれは堪りません!
ホント堪りませんね!!!
花の楽園と険しいアップダウンの登山道
優しさと厳しさ よくわかりました。
先日、田中陽気さんが4月に登られてましたが
最後のアザミ坂?だったか、急傾斜に苦労されてました。
ご一緒に歩かせてもらった感じです。
ありがとうございました。
roko
- クリント東木さん からの返信 2022/09/10 13:00:39
- ありがとうございます。
- rokoさんへ
こんにちは。投票、そしてコメントありがとうございます。我が家にとって鳥海山は中々手強い山でしたが、さすが花の百名山。見事に咲き誇る花々に圧倒される山行となりました。登山道もお花畑から雪渓、岩場と変化に富んでいて、今思えば登山の魅力を存分に味わえ楽しめました。(登っている時は必死ですが…(笑))
「素晴らしい山歩き、読ませていただいて、こちらも感動しました!」非常に有難いお言葉を頂けて恐縮します。
「花の百名山」も読みました。確か月山登山から続けて登り、天気も悪く確か御田ヶ原辺りでチョウカイフスマを見て下山されたと記憶しています。今回登って花を見るなら御田ヶ原まででも十分楽しめるなあと思いました。
今日録画してある「300名山」も見返しました。田中陽希さんが登られたのは山形県側の湯の台コース(因みにいっちゃんさんが同じコースで登っておられました。)。しかも4月のまだ雪深い時期であざみ坂の傾斜は見ているだけで怖かったです。それと比べれば鉾立から登る象潟口コースは、(最後の新山直下を除いて)危ないところもなく初心者の私達にはいいコースでした。ただコースタイムは少し長くなりますが…。
rokoさんも機会があれば鳥海山にチャレンジしてみて下さい。また登山以外でも旅行記を楽しみにしています。ではまた。
クリント東木
-
- 琉球熱さん 2022/08/21 23:55:00
- 12時間!!
- クリントさん、こんにちは
まず12時間というのに驚き!
道中は狂喜乱舞の花畑! さらに涎が出そうな稜線!! と思いきや、険しい岩稜が連続・・・ とまぁなかなか手強い相手でしたね
しかし遠景の山頂とそこに続く登山道、これはもう溜息モノ
これを見て、後半の岩稜を誰が想像できるでしょう?
なかなか簡単には近づけさせてもらえないんですね~
でも、鳥海山、素敵だ!
混雑具合はどうでした?
---------琉球熱--------
- クリント東木さん からの返信 2022/08/23 22:30:51
- コメントありがとうございます。
- 琉球熱さんへ
こんばんは。私達の登るスピードが遅いので、こんなに時間が掛かってしまいました。琉球熱さんなら15時前には下山できるコースだと思いますよ。
それにしても鳥海山は素晴らしく、仰る通り、お花畑や稜線歩き、険しい岩場と変化に富んでいるコースで、山の魅力、登る楽しみに溢れておりました。少し時間は掛かり過ぎましたが、それらをじっくり味わえたという点では良かったのかなと思います。
当日(28日)は木曜日なので登山道にも適度に登山者がいる程度で、山頂も先客は1名で行列、写真待ちなんてことはなくすんなり登頂できました。機会がありましたら琉球熱さんも是非!
クリント東木
-
- nimameさん 2022/08/18 08:31:58
- 鳥海山。
- クリント東木さん・おはようございます。
今鳥海山の読んで、下山に12時間本当にお疲れ様でした。
とても魅力のある山ですが、体力的にはきついですね!
もうnimameは諦めていますが;;
遥か昔・鳥海山に登りたくて偵察だけでも~と鳥海ブルーラインを走り登山口へ・
それがクリント東木さんが下山した場所鉾立だったのか?
記憶が薄れて来ました。
その日は曇りで視界が悪くて・階段を少し登り200?300m歩いて戻った感じです。
今となっては体力的に無理と思っていますが!
クリント東木さんの読ませて貰い・確かに体力的にはキツイでもお花が咲くさんある山なんだな~と改めて確認した次第です。
雰囲気だけでもわかり嬉しいです。
有難う御座いました。
nimame
- クリント東木さん からの返信 2022/08/19 14:46:09
- 諦めないで!
- nimameさんへ
こんにちは。コメントありがとうございます。鳥海山は中々きつかったですが、普通の方ならもっと早く下山できると思います。ただ日帰りはきついという事は分かっていたので、小屋泊まりも考えましたが、今年は御浜小屋、御室小屋共に寝具は提供しないとの事で寝袋を持っていない我が家は日帰りしか選択肢が無かったです。nimameさんなら小屋泊まりを考えてもいいのではないでしょうか。
さらに言うと、今回登って分かったのは鳥海山の花を楽しむなら山頂を目指さなくてもいいのではないかという事です。鳥海湖の周辺や御田ヶ原まででもすごく花が綺麗で、今回の山行でも時間が許せばもっとじっくり花も見たかったです。そうすれば見逃した花や景色をゆっくり楽しめたのでは…。そういう山の楽しみ方があってもいいのではないでしょうか。
そちらからだと行きにくいところかもしれませんが、またいつかチャンスがあったら是非!
クリント東木
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