2022/06/01 - 2022/06/02
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Sahraさん
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ポンペイ展を見に京都へ。当初は美術館と平安神宮だけの予定でしたが、リニューアルオープンした閑院宮邸跡収納展示館や仙洞御所へもと、予定が次々増えて結局京都で1泊することにしました♪
主な日程はこちら↓
6/1(水) 閑院宮邸跡~仙洞御所~ホテルインターゲート京都四条新町泊
6/2(木) 平安神宮~京都市京セラ美術館「ポンペイ展」~三条周辺町歩き⇒帰宅
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9時、丸太町駅に到着しました。
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広大な京都御苑の南西角地にある閑院宮邸跡へ。間ノ町口から御苑に入るとすぐ、左手前方に門があります。
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閑院宮邸跡
伏見宮、桂宮、有栖川宮家と並ぶ四親王家のひとつで、現在の皇統につらなる閑院宮家の旧邸跡です。1710年に創設されましたが1788年天明の大火で焼失、現在の建物との関係など詳しいことはわかってないそうです。 -
中に入ると目の前にインフォメーションコーナーがあり、閑院宮邸跡のパンフレットや、京都御苑の資料が置かれています。
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建物内部は中庭を囲んで4棟から成る展示室となっています。平安京遷都から現在に至る年表で京都御苑の歴史を紹介、貴重な出土品なども展示されています。
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京都御苑で暮らした公家の文化や宮廷の年中行事などを、パネル展示で紹介しています。
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他にも苑内の庭園や豊かな自然についての紹介や、映像コーナーもありました。
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建物周囲にある庭園を歩きます。
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東側庭園、池と洲浜です。
この辺りだけは、宮家があった当時の雰囲気が残しているそうです。 -
散策路を進むと、立派な土蔵があります。
鳥のさえずりが聞こえるだけで、とても静かです。 -
季節の花々が咲き、一面に広がるシロツメクサと新緑が美しいです。小規模ですが京都御苑の歴史や自然について学べ、緑豊かな庭園の散策は気持ちが良かったです。
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閑院宮邸の東隣にある九条邸跡へ。
九條家は五摂家の一つで代々摂政・関白を務めた名門の公家です。 -
高倉橋からは茶室・拾翠亭、庭園、厳島神社の美しい景色を眺めることができます。
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11時の予約時間が近づいてきたので仙洞御所へ向かいます。目の前には延々と続く築地塀が見えてきました。苑内は本当に広いので、時間に余裕が必要です。
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10時50分、参観者出入口となる大宮御所の正門に到着。昨年秋、京都御所を見学した際に仙洞御所のことを知りました。またいつかと思っていたのですが、意外と早く訪れることができました(*^^*)
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仙洞御所
皇位を退かれた天皇の御所で、1630年に完成しました。1854年の大火で焼失したのを最後に造営されないまま、茶室以外御殿等の建物はなく庭園だけとなりました。 -
身分証を提示し、受付を済ませて参観者休所で待機。通常50名ですが、コロナ対策で20名に制限されていました。11時、ガイドさんが来られて見学ツアースタートです。
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京都大宮御所御車寄
大宮御所の玄関であり,現在も天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下が入洛された際に使用されています。 -
こんな感じで宮内庁職員の説明を聞きながら進みます。お話も分かりやすく、ちょっとしたエピソード話などもあり興味深いです。
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京都大宮御所御常御殿と南庭
外観は和風ですが、大正年間に内部は洋風に作り替えています。庭には紅梅、白梅、竹林、松が植えられ、「松竹梅の庭」と伝えられています。 -
大宮御所の潜り門を抜けると、目の前には仙洞御所の北池が広がっています。庭園の作庭には小堀遠州も携わりましたが、その遺構はほぼ残ってないそうです。
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周囲は緑豊かな景色が広がっています。
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阿古瀬渕
この辺りに平安時代初期の歌人・紀貫之の邸があったと伝わっており、「阿古瀬」とは、貫之の幼名・阿古久曾に由来するそうです。 -
ツアー中、何度もアオサギに遭遇しました。豊かな自然に恵まれ野鳥の楽園のようです。
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美しい青もみじ、新緑に包まれています。
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南池とその先にある藤棚が見えてきました。
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南池には中島があり、藤棚に覆われた八ツ橋を渡ります。藤の花が満開の頃に訪れたかったと思っていたら、今年は咲かなかったとのことでした。
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八つ橋からの眺め(南側)
中島の石積みや灯籠、右手には州浜が見渡せます。 -
八つ橋からの眺め(北側)
左に紅葉橋、右には落差2m程ですが存在感のある雄滝があります。 -
橋を渡って進みます。
南池に浮かぶ葭島、奥に茶室・醒花亭がチラッと見えます。 -
大きくて立派な青もみじ、今度は秋の紅葉で訪れたいです。
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醒花亭
池の南橋にある、杮葺で紅殻色の壁が美しい数寄屋造りの茶室です。 -
醒花亭からは南池を一望する眺望が望めます。
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さらに歩くと、万葉歌人柿本人麻呂を祀った柿本社があります。仙洞御所の火災をお守りするという意味で建てられたそうです。
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池を美しく魅せる州浜です。
南岸から西岸一体に敷き詰められた11万1千個ほどの丸石、大きさが見事に揃っています。石1個につき米1升で集めさせたことに由来し、「一升石」と呼ばれています。 -
北池の西側に建つ茶室・又新亭。
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1884年に近衛家から移築したもので、急な傾斜を持つ茅葺き屋根と丸窓が特徴です。ガイドツアーはこれで終了、出入口に戻ります。
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参観者休所のロッカーで預けた荷物を取り、記念にお土産も購入しました(*^^*)
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あっという間の1時間、京都屈指の広さと美しさを持つ庭園を堪能することができました。
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仙洞御所の築地塀を進み、清和院御門を出て京都御苑を後にしました。
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12時過ぎ、ランチへ向かいます。
お洒落なスイーツ店やパン屋さんを見かけて思わず寄り道♪ -
ラニオン
神宮丸太町駅近くにあるフレンチレストランです。行きたかったお店が満席だったので、近くにあるお店を探して数日前に予約しました。 -
店内は20席程、こじんまりとした雰囲気のお店です。
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お料理を少しご紹介。
アミューズの後、前菜はカマスのスモーク、とうもろこしスープ、選べるメインは甘鯛のポワレ、デザートに食後の紅茶といったメニューでした。お味は悪くなかったですがちょっと思うことがあり…食事の後早々にお店を出ました。 -
ホテルインターゲート京都 四条新町
神宮丸太町駅から烏丸駅へ移動、コインロッカーで荷物を取って15時半、ホテルに到着しました。周囲の町並みと一体感がある、京町屋を思わせる外観です。 -
暖簾をくぐって中に入ると、天井が高く開放感あるエントランスロビー。フロントで一通り説明を受けて、向かいにある機械でチェックイン。
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一番奥にライブラリーコーナーもあり、京都らしく和を感じさせるインテリアです。
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小さなお庭がある休憩スペースを奥に進むと大浴場があります。
エレベーターで4階のお部屋へ。 -
和と洋を合わせたような、スーペリアツインのお部屋です。新町通側ですが、眺望は周辺の町家の瓦屋根が見えるぐらい、窓は開かないようになっていました。
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お茶は辻利のティーパック、京都ならではですね。デスクの引き出しには観光ガイドが入っています。
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フロントでいただいた基礎化粧品セット、ナイトウエアは部屋着といった感じで着心地も良かったです。
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エントランスすぐ横にあるラウンジへ。オープン中はお茶やコーヒーなどが自由にいただけます。また、時間帯によってアルコールや軽食など嬉しいサービスも♪
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紅茶の種類も豊富、日本茶もあります。フルーツジュースやクッキー、パンケーキも蜂蜜と一緒に置かれていました。
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クッキーと一緒にちょっとブレイク(^^♪
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まだ日も明るいので少し散策に出かけます。周辺はオフィスビルが立ち並ぶビジネス街ですが、歴史的な名所も点在しています。
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オシャレなお店やスイーツショップも沢山!
色々と購入してしまいました~♪ -
散策を終えてホテルヘ戻ってきました。
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ラウンジではハッピーアワーが始まっていました。エントランスに隣接しているので、休憩所としても利用でき便利です。
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アルコールは赤・白ワイン、日替わりのパッションフルーツカクテル、
ティータイム同様にクッキーなども提供されています♪ -
晩ご飯やスイーツにおつまみも調達、部屋でゆっくり頂くことにしました(*^^*)
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20時からお茶漬けのサービスがあるとのことで、再びラウンジへ。
日替わりの具材はあさりや菜の花、そぼろ、梅干し、塩昆布に漬物など小鉢に入って並んでいます。 -
好きな具材をトッピングしてオリジナルのぶぶ漬けを頂きます♪この後もお部屋でまったりと過ごしました。明日は平安神宮とポンペイ展を見に京都市京セラ美術館を訪れます。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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