兵庫県民割でおでかけ　その9（竹野街並み散策から休暇村竹野海岸　宿泊編）

2022/05/27 - 2022/05/28

兵庫県民割を堪能している私････。
奥様から、「また～盛り込みすぎで行くの。」と言われていますが、今まで働いてきたのだから、少し我儘許されるかな、と（勝手に）思っています。

全国規模のGoTo再開については先が見えませんが、県民割については色々なサイトから案内が届き、ワクワクしながら予定を立てていくのは楽しいですね。

今回は、4月に国民休暇村からQ会員向けのメールで、竹野海岸のお得なプラン案内が届き、筍好きな奥様に「たけの’こ’」会席ってお得なプラン案内が来たけど、行かない？と連絡すると、どうも話が通じない。。。
そう、春という事で私の思い込みで「たけのこ」会席って連絡していたのですが、冷静に奥様から「たけの’こ’？」「たけの」じゃないのって返事がきました。
確かに、メニューには「筍」は入っていないのですが、お得だ、お得だで押し通し、初めての場所でもあり兵庫県民割（その9）として、竹野、豊岡、生野を巡る旅に出発する事となりました。

少しゆっくりと自宅を出発し、竹野の街を歩き、早い目に宿に到着して海を眺めながらのお湯につかり、美味しい料理を頂くという、あまり新鮮味のない忘備録ですが、しばしお付き合い下さい。

エリア 竹野(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

少し遅い目の朝食を済ませ、家で（奥様が）諸々の家事を済ませ、昼前に出発です。

夕食を考え、ランチは抜きでも良いかなと思ってはいたのですが、途中の西紀サービスエリアで休憩時に、美味しそうな黒豆パンを発見。
このSAの名物のようで、一つ購入して頂きましたが凄く美味しかったです。
HPによると、すべてSA内の工房で焼いた自家製パンで、一番人気は『黒豆パン』。
その黒豆の量は、パンの表面にギッシリ並ぶ大粒の黒豆は凄い迫力で、人気の理由のようです。

西紀サービスエリア 道の駅

竹野海岸です。

白砂青松の砂浜で日本海に面し、猫崎半島の東にあり山陰海岸国立公園及び山陰海岸ジオパークに属した東西約800mの遠浅の砂浜です。

江戸時代から明治時代にかけては、北前船の寄港地として栄え、一帯は「竹野の大浜」と呼ばれて全国の廻船業者が軒を連ねていたようです。

また、自ら船主となった者が多く、廻船業として栄えた町でもあるようです。

竹野海岸 自然・景勝地

海は透明度が高く、環境省による快水浴場百選をはじめ、日本の渚100選、日本の水浴場55選、日本の水浴場88選等に選ばれている日本を代表する海水浴場の一つで、約50万人の海水浴客で賑わうという、人気の海岸です。

左手には、竹野海岸のシンボル、猫崎半島が見えています。

一方で、北前船で栄える前から街並みが構成され、今もほぼ変わない姿で残っている一角があります。

焼き杉板の街並みが特徴的で、伝統の技法による焼き杉板で囲まれた迷路のような街並みが、海岸のすぐそばに残っています。

海岸線特有の、塩分を含んだ強風雪から土壁を守るため、焼き杉板で家の外側を覆っているようで、独特の風情を醸し出しています。

このエリアは、土地の区画整理が行われていないため、明治時代と同じ町並みが残っているそうです。
港町特有の細い路地や、迷路のような街並みをゆっくり歩いてきました。

焼き杉板の利点は、大きく4つあるようです。
・「コストが安い」
・「施工がしやすい」
・「耐久力がある」
・「施主の管理がしやすい」

昭和40年代以降、新建材が多く現れましたが、その時の新建材は単価が高かった事で、改修等にも杉板が多用されています。
焼き杉板は、手間がかかるのでコストが高いように思われますが、杉板を焼いた角の部分を残したまま施工すると、耐久性があるし、外壁に歪みが出ても1,2枚でしたら簡単に張り替えることが可能ですので、長く利用すると結果的に安くつくようです。

機械が普及して色々な加工ができるようになり、防水シートを貼ってから板を張るため、多少の板の狂いを気にしないで色々なデザイン貼りができます。

板の厚さは、表面を焦がす為厚さ5分（15mm）程度の板が使用されています。
幅は板の収縮を考慮し、7寸から7寸5分（21cm~25cm）が一番使いやすく安いようですね。
張り方は、縦・横共可能ですが、横の方が手入れがしやすく、張り替えも容易という事から、コストを考えて横張りが一般的のようです。

切浜海岸の北東にある淀の洞門です。
幅約25ｍ、高さ15ｍ、奥行き40ｍの荒波に侵食されてできた洞門で、山陰海岸ジオパークのスポットとなっています。

現在、洞門の周辺は風化が進み、危険な状況との事で立ち入り禁止になっていました。

淀洞門 自然・景勝地

切浜海水浴場と三柱神社です。

主祭神は須佐之男命、配祀神が建御雷命、伊波比主命です。　
創立年月は不詳ですが、延宝年間の1673～168年に本殿を再建し、1873年10月村社となっています。

本日の宿は、休暇村　竹野海岸です。

大浦湾を見下ろす高台にあり、和室、洋室併せ48室という、こじんまりとした宿です。

休暇村 竹野海岸 宿・ホテル

入館すると海に開かれたNamikazeテラスがあり、小浦湾や賀嶋山等日本海を一望できる景観を楽しむ事が出来ます。

ドライブに疲れた身体を癒してくれる景観です。

青空の元、身体を伸ばし深呼吸です。

海抜70ｍの高台から日本海を見下ろすビューポイントです。

誰が呼んだのか知りませんが「竹野ブルー」と評される海。
爽やかに透き通るブルーは、日本海で真夏の陽光が降り注ぐ中見られる景色です。

沖縄の海に劣らない綺麗さですね。

猫崎 自然・景勝地

フロントから歩いて90秒の第一展望台は、海抜約71ｍの西向きで、美しい夕焼けを望むことが出来ます。

第一展望台から、空中通路を歩いて5分、森を抜けた海抜約73ｍには第二展望台があります。
大浦湾から猫埼半島を経て、丹後半島まで見える展望台です。

今日は空も「竹野ブルー」。

凄いですね。

今日の部屋はツインルーム。

部屋に浴室は無いですが、シンプルで清潔な客室で、窓から日本海を一望できます。

先ずは、ひと風呂浴びてまいります。
小さいながらも、窓からの景観と同じ海を眺めながら、露天風呂で癒されてきました。

さて、楽しみにしていた夕食です。

たけの会席、「春」って書いてあったので勝手に「たけの"こ”」って思いこんでいました。
HPに掲載されていた料理写真ですが、【４・５月限定】兵庫県民湯ったりプランで、22,300円。
兵庫県民割で、10,000円割引＋4,000円分のクーポンを頂けるので、2人で8,300円と言う、お得なプランです。

先ずは、いつもの2人で一杯のビール。

風呂上がりの身体に染み入りますね。

前菜です。
ホタルイカ沖漬け、筍梅サラダ、あさりと菜の花わさび、えび真丈、甘えび唐揚げ、鰆エスカベッシュ。

お造り5種盛り。

私、ホタルイカ大好きです。

五徳：
黒毛和牛せいろ蒸し。

ポン酢の味わいが美味しかったです。

蒸物：
海鮮茶碗蒸し　桜あん掛け。

御飯、味噌汁、お漬物、お茶、デザートのミニケーキ、わらび餅、フルーツ等はバイキング形式です。

国民休暇村のご飯は、結構美味しいです。

煮物：
地魚煮付、今回はメバルでした。

揚物：
ホタルイカ天ぷら。

私は、天ぷらより生の方が好きかな・・・。

美味しく最後まで頂き、再々度入浴して夜のさざ波の音に癒され、眠りにつきました。

朝はビュッフェ形式。
今日の予定を奥様に確認しながら、一通り美味しく頂き、もう一度入浴してチェックアウトしました。
(これだけ入って、良くふやけないね：奥様談）