天空の湿原の栂池自然園でニッコウキスゲ咲き乱れる

2022/07/24 - 2022/07/24

梅雨が明けたのに毎日いまいちな天気が続いていますが、ピーカンを待っていてはどこにも行けない
ということで7月２４日、この日は晴れ間ものぞくという予報だったので、ニッコウキスゲが見頃の白馬の栂池自然園に行って来ました。
栂池自然園は、長野市から車で約1時間半のところにある栂池スキー場入り口から、ゴンドラとロープウェイを乗り継いで行く、標高2000mの場所にある4つの湿原と、渓流、雪渓が広がる天国的な場所です。
ボードウォークも整備された巨大な自然園です。

麓はいい天気だったが、標高2000mの栂池高原はガスが多い一日でした。
ただ、ニッコウキスゲは満開。
アヤメ、モウゼンゴケ、ワタスゲなどはちょうどピーク。
3時間ほどの素敵なハイキングが出来ました。

エリア 栂池・白馬乗鞍(長野)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

長野市の自宅を8時半に出発。
国道19号やオリンピック道路を抜け、途中デリシア白馬店でおにぎり等を購入し、10時過ぎに栂池スキー場の駐車場に到着。

栂池自然園までの往復のロープウェイとゴンドラのチケットを買い、まずはゴンドラに乗ります。
自然園の入場券と往復のゴンドラ、ロープウェイ券がついて３７００円
モンベル会員証提示で２００円割引。
ネット事前購入だと４００円割引になります。

ドラゴンドラに次ぐ長さのゴンドラに20分揺られ、標高差700mをのぼります。
眼下には栂池高原スキー場が広がります。

西側には八方尾根スキー場や五竜　HAKUBA47なども見えます。
このあたりまでは天気がよい。

ただ、山を見上げると雲が・・・

ゴンドラ山頂から、今度はロープウェイに乗り換えます。

今はコロナの影響で４０人までの人数制限があるようです。

栂池パノラマウェイ 乗り物

ロープウェイに揺られ栂池自然園の入り口の、栂池ビジターセンターに到着です。

栂池ビジターセンター 美術館・博物館

ホルン？
自然園を散策中、ときおりこのホルンの演奏が聞こえてきました。
アルプスって感じ。

自然園に入ります。
ここは標高1900mの後立山連峰の中なのに、奇跡的に白馬乗鞍岳の噴火の影響で広大平地ができ、そこに最高の湿地ができたようです。

まずは一番手前の水芭蕉湿原です。
アヤメ、山百合、ケイソウなどが咲き乱れます。

雲がかかってます。
ところどころ浮島などもあり素敵です。

水芭蕉湿原を抜け、続いてはワタスゲ湿原をめざします。

ところどころにきれいな花が咲いています。

ワタスゲ湿原の手前には風穴が。
涼しい風が吹いています。

ワタスゲ湿原までやってきました。
ニッコウキスゲが咲いています。

ちょうど満開です。

ワタスゲ湿原は浮島などはありませんが、花畑が素敵な湿原でした。

栂池自然園 自然・景勝地

モウゼンゴケも満開。

本当にガスだけが・・・

続いては３つめの湿原の浮島湿原に向かいます。

まずは楠川を渡ります。
きれいな渓流です。

川を渡ると、少し上ります。
標高差５０ｍほどですが、ここから先はトレッキングシューズが必要です。

浮島湿原まで来ましたが、ここは帰りに見ることにして、先に進みます。
目指すは展望湿原dえす。

浮島湿原周辺も花が咲き乱れます。
遠くにはちょろっと白馬の山並みと雪渓も見えます。

展望湿原は、さらに登ります。
浮島湿原から標高差100m以上はあると思います。

でもところどころで、こんな花畑があるので、疲れは感じません。
天国です。

モウセン池という小さな池で一回休憩し

とうとうやってきました、展望湿原です。
でも展望悪い。
本当は雲の先には白馬三山が見えるはず・・・
ただここはベンチがたくさんあるので、おひるごはんをいただきます。
ここまで約１時間半ほどかかったかな。

おなかを満たし、先に進みます。
しばらく尾根沿いの道です。

尾根沿いから見た白馬の山

こちらは麓方面。
池が見えますね。

半時計回りのルートを歩き、坂を下り浮島湿原まで戻ってきました。

浮島湿原は、小さな池や浮島があり、一番高層湿原って感じです。

ニッコウキスゲもたくさん咲いています。

浮島にニッコウキスゲ

湿原大好きです。

ここが一番花が濃い地点。
ニッコウキスゲのほか、アヤメやケイソウが咲き乱れます。

再び、ワタスゲ湿原に出て、水芭蕉湿原を通り

ビジターセンターに戻ってきました。
お昼を食べて、３時間ほどのルートです。

ここでソフトクリームを食べて、再びロープウェイに乗って帰ります。

栂池ヒュッテ 宿・ホテル

帰りは白馬駅近くにある、パタゴニアやノーズフェースを除いて帰ってきました。

ここまで御覧いただきありがとうございました。

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