2022/07/13 - 2022/07/16
370位(同エリア532件中)
xindeさん
- xindeさんTOP
- 旅行記112冊
- クチコミ40件
- Q&A回答14件
- 124,672アクセス
- フォロワー18人
利尻島・礼文島への3泊4日のグループツアーに参加しました。”ハイキング中級”と銘打たれており、3日間で計13時間のハイキング・トレッキング予定が組まれています。高山植物が花盛りの季節、専門のガイドさんがついて、お花の紹介を受けながらの歩行となります。利尻・礼文の温泉、珍味も楽しみです。
旅行3日目、礼文島にて。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 船 ANAグループ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
PR
-
旅行3日目、香深フェリーターミナル向いの”ホテル礼文”に泊まっております。
-
朝食前に温泉に入る。
朝食は7時。8時出発なので、本当はもっと早く朝食を済ませたいところですが、朝食会場が7時にしか開かない。
2泊目の朝食も7時で、これと同じような和食でした。目先を変えて、パンとコーヒーでも良かったですが。
この日の歩行予定は15キロ。 -
8時、バスでホテル出発。10分ほどで”林道コース”入り口に到着。
礼文島にはいくつかのハイキング・トレッキングのコースがあります。昨日は”桃岩~知床コース”でした。本日はまず”林道コース”を行く。南北に8キロほど、ゆるやかに登っている。林道と言っても、車には全く出会いませんでした。ほかのハイカーにもほとんど遭わない。
出発前に軽い準備運動。先頭を歩いているのが、現地ガイドの高谷さん。 -
レブンソウ。
-
シテンクモキリ。
-
オオバユリのつぼみ。
-
マルバトウキ。
-
カラフトゲンゲ。
-
西海岸の地蔵岩。霧でまるで見えませんが、お地蔵さんが手を合わせいるように見える岩だそうです。
-
レブンウスユキソウの群生地まで1キロ。
-
エゾニュウ。
-
ダケカンバ。内地の高山ではよく見かける木。
-
シラネニンジン。
-
イチヤクソウ。
-
エゾカワラナデシコ。
-
だいぶ登ってきました。森林限界を超えています。
段々畑のように、植林されております。風が強いので、自然ではなかなか樹木が育たないそうです。 -
ガンコウラン。黒い実がなり、鳥のえさになるそうです。
-
9時、レブンウスユキソウ群生地に到着。
ここにトレイがあります。この先しばらくトイレなし。 -
レブンウスユキソウ。別名、エーデルワイス。スイスの国花です。
-
イワベンケイ。
-
タカネナナカマドの実。熟すと真っ赤に変わる。
-
ヨツバヒヨドリ。
-
西海岸が見下ろせる。
-
風が抜けるところで、すごく寒いです。
-
斜面にレブンウスユキソウの群落があります。
礼文島には有名な固有種がふたつあります。レブンアアツモリソウとレブンウスユキソウのふたつ。前者はランの1種で6月上旬が見頃。後者は今が見頃。開花時期が異なる。ともに絶滅危惧種になっており、盗掘を防ぐため、パトロールが見回りしている。 -
イワツツジの実。
-
白いエゾカワラナデシコ。紫のが多いですが。
-
棒のように立っている、ヒカゲノカズラ。
-
ミヤケラン。その葉は細長いのではなく、下に見える楕円のもの。
-
10時すぎ、礼文滝分岐。左=西に下りて行くと、礼文滝が見られる。行って帰るのに3時間かかる。われわれは直進。
-
ウメガサソウ。花が電灯のように下を向いている。
-
エゾムカシヨモギ。
-
11時、宇遠内(ウエンナイ)分岐に到着。香深にほど近い林道口からここまで8キロ。南から北に向かって歩いてきました。ここから右=東に10分ほどで香深井(かふかい)という集落に出ます。
われわれはひと休みしたあと、左=西に向かいます。峠を越えて、1時間半ほどで西海岸の宇遠内という集落に着く予定。宇遠内からまたこの宇遠内分岐まで戻り、香深井で待っているバスに乗る。 -
峠を越えるまで基本登りです。暑くなるので、宇遠内分岐のところで、一枚脱いでいる。
-
ホウキタケ。エノキみたい。
-
ラッパのような、ウスダケ。これは毒キノコのようです。食べられるキノコもあるようですが、国立公園内なので取ってはいけない。
-
ミミコウモリ。葉がコウモリの羽みたいだからか。
-
チシママンテマ。まだ開花していない。
峠を越えると、ガレ場、ザレ場の道になります。 -
岩場に咲いている、タカネツメクサ。
-
ヒメイワタデ。
-
落石注意。
-
アサギリソウ。
-
ナミキソウ。
-
午後1時、西海岸の宇遠内(ウエンナイ)という集落に到着。と言ってもいまやここに住んでいるのは1軒だけだそうです。
ハイカー用の公衆トイレがあります。 -
特に休憩所もないので、三々五々海岸に腰を下ろして、海を見ながら昼食。ホテルで用意されたおにぎりをいただく。
-
すぐ近くの宇遠内の滝。ガイドさんに名前を聞いたのですが、特に名前はないと。単に、宇遠内の滝...
-
男性がひとり昆布を干しております。宇遠内には以前は集落がありましたが、今はこの男性と奥様、ふたりだけが昆布の漁期だけお住まいだそうです。冬になるとご夫妻は小樽に帰るので、無人となる。
ウエンナイ・シー・ユー・アゲイン...また逢うときは... -
午後1時45分、出発。宇遠内分岐経由、香深井に向かいます。
ハマベンケイ。葉が多肉質で、別名オイスターリーフ。 -
ミヤマオダマキ。
-
エゾカンゾウ。別名、ニッコーキスゲ。尾瀬で有名ですね。
-
ミヤママタタビ。葉がパウダーピンクに染まっている。自然界では珍しい色で虫を誘っているとか。
-
チシママンテマ。
-
ツルアジサイ。このへんになると、疲れているひとも。
-
午後3時、宇遠内分岐に戻ってまいりました。とりあえず、皆さん無事。
ここから10分ほどの香深井(かふかい)でバスが待っている。 -
香深井の町にある除雪機の置き場。この向かいに駐車場があり、バスが待っている。
今日はまだ終わらない。これから、バスで北、澄海(すかい)岬に向かう。 -
澄海(すかい)岬へ行く東海岸の道の途中に、利尻島、利尻岳が見える展望スポットがある。ここで撮影タイム。
-
この展望台の脇に、多肉の、バラの花みたいなのを見つけた。レブンイワレンゲ。だれかが植えたのかと思ったが、自生しているものだそうです。持って帰りたい!
(翌日、これが群生しているのが見られた) -
疲れた身体にムチ打って、澄海岬の展望台に向かって階段を登る。
-
午後4時、澄海岬(すかいみさき)の展望台。
-
澄海岬の位置は赤い点。
-
北を見ると、翌日行く予定の、スコトン岬が見える。
午後5時、ホテルに戻る。この日は27500歩、歩きました。 -
この日は夕食前にお風呂に入ることができました。が、この日は金曜で、ほかの団体ツアーも宿泊しているため、風呂場(中浴場くらい)はとても混んでいました。
この日の夕食は、和洋折衷。ウニとタラバガニ。カルパッチョ。シーフードのクリーム煮。 -
メインは和牛のロースト。ご飯、お吸い物、漬物、もあり。
-
パンナコッタ。
飲み物はビールと...日本酒は合わないようなので、赤ワインにしました。
3日目、終了。 -
旅行4日目、最終日。朝8時、ホテル礼文をチェックアウトして、島の北、スコトン岬に向かいます。
バスは2席に一人、感染対策のため、離れて座ります。立っているひとは添乗員の海老原さん。 -
8時45分、スコトン岬に到着。この日は前日にも増して強風でした。じっとしているのが辛いほど。
背後の見えるのは、トド島という無人島。トドの楽園? -
”最北限のトイレ”。この向かいに土産物屋があります。そこの海産物は礼文一充実しております。買ったものは宅配にしてもらいました。
-
スコトン岬先端の、少し下ったところに民宿がありました。この強風の中、長居したくありませんが。
-
この日は、スコトン岬近くの登山口から、ゴロタ岬まで登り、そこからに西のゴロタ浜まで下りて、鉄府(てっぷ)という村まで歩きます。
9時半、出発。 -
エゾカンゾウ(ニッコウキスゲ)の群落。
-
イワベンケイ。
-
キンミズヒキ。
-
強風をついて登ります。遠くかすんで見えるのが、スコトン岬。
-
ハマウツボ。
-
10時すぎ、ゴロタ岬に到着。猛烈な風。
-
ここで、添乗員さんとガイドさんが相談。鉄府に向かうか、引き返すか。リタイアを希望するひとはおらず、先に進むことに。
-
ミソガワソウ。強風のため、花も揺れるし、スマホの手もぶれる。
-
アキカラマツ。カラマツと言っても木ではなく、草。
-
オニシモツケの群落。
-
エゾニュウの群落。
-
鉄府(てっぷ)まで1.5キロの標識。風がなければどうということはないが。
-
経験したことのない強風。このあたりで添乗員さんとガイドが再度相談。突風を感じたら、足を止めて、身をかがめるよう、ガイドさんから指示。雨が降らないだけましだが、雨降りだったら本当にミゼラブルだろう。
-
エゾヒナノウスツボ。
-
海岸線まで下りてきました。振り返ってゴロタ岬を見る。あそこから歩いてきた。このへんまでくると風も収まっている。ちょっと遅れたひとはいましたが、落伍者はなし。
-
鉄府までゴロタ浜沿いの道を歩く。角のとれた、丸っこい岩、石が海岸を埋め尽くしている。
-
ミヤマオグルマ。
-
ハマボウフウ。
-
レブンイワレンゲ。ひとつひとつは多肉の、バラの花びらみたいだが、ぐちゃっと集まるとちょっと不気味。
-
シロヨモギ。
-
ハマエンドウ。
-
ハマヒルガオ。
-
11時45分、鉄府に到着。ここにバスが迎えにくる。
鉄府にある”昆布作業小屋”。すき間が空いていると、のぞきたくなるひと。 -
12時半、ホテル礼文に戻って昼食。スープカレー。到着時、すでにテーブルに用意されており、熱々でないのが残念。
ホテルは着替えのための部屋を男女2つ用意してくれました。そこで着替えと荷物の整理。フェリーは午後2時20分発。それまで1時間ちょっと自由時間。ホテルはフェリーターミナルのすぐ前なので、便利です。 -
礼文島香深(かふか)から稚内まで2時間ほどのクルーズ。この”ボレアース宗谷”号に乗船します。
14時20分出航で、16時15分に稚内港着。急いで稚内空港に向かいます。稚内空港で添乗員さんとお別れ。 -
香深フェリーターミナル内にあった礼文島のご当地キャラ”あつもん”。レブンアツモリソウをキャラクター化したもの。
往きは羽田から稚内まで直行でしたが、この時間直行便はなく、17時10分のANAで札幌新千歳空港ヘ。新千歳空港では2時間以上の乗り継ぎ時間があったので、”花ぶさ”というお寿司屋さんで、寿司とビール。夜10時過ぎ、雨の羽田に到着。
東京は、出発時も到着時も雨でした。利尻・礼文では(強風はあったものの)雨にあたらず、ラッキーでした。良い時期にたくさんのお花を見ることができました。お疲れ様。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
xindeさんの関連旅行記
礼文島(北海道) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
95