2022/07/20 - 2022/07/20
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大好きな街、明石を歩きました。
以前から行きたかった「上の丸教会」へ。1907年に創立された教会、アメリカからの宣教師クーパー氏によりプロテスタントの教会が造られました。ヴォーリズ建築事務所による設計。正面には日時計があり、珍しいです。鐘楼がとても美しくそびえたっていました。厚かましく、中も見学させてもらい、牧師先生による説明も受けました。感謝します。
礼拝堂はレンガの温かい造りで、心が安らぐ教会でした。
また近隣には島左近とのつながりのある妙見社、宮本武蔵作庭と伝わるお庭のある本松寺などがあり、参観しました。
明石市立文化博物館ではあの有名な明石原人の骨の模型もあります。明石の歴史がよくわかる資料館でした。
その後、近くの明石城址へ。巽(たつみ)櫓と坤(ひつじさる)櫓が現存し、石垣が美しい城址でした。
帰り道、安藤家洋館を観ました。美しい洋館ですが、修復が待たれます。
洋館の保存は大変ですが、なんとか保存してほしいと願っています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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上の丸教会あたりに到着。
このような表示板があり、わかりやすいです。 -
スマホの地図をみつつ歩いていましたら、教会の裏側に来てしまった。。。
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でも、この坂道あたりから見える風景がすばらしい~。
明石の天文館や明石海峡大橋なども。
気持ち良いです。 -
到着しました。
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鐘楼も高くそびえ、その下に見える、珍しい日時計。
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あつかましくも、礼拝堂に入らせていただきました。
牧師先生が丁寧に建物の説明をしてくださいました。
ありがとうございました。
レンガがあたたかく、心安らぐ場所でした。 -
「全き愛」というテーマのステンドグラスも美しく。
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素朴で、あたたかい、優しさを感じる教会でした。
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入口の平屋の建物も可愛いです。
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イチオシ
どのような鐘の音でしょう~聞いてみたいです。
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近くに妙見社というところがあり、行ってみます。
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近くの本松寺の鎮守社。
島左近が祀っていた妙見尊像が御神体といわれています。
島左近といえば、石田三成とともに戦った武将。
三成に過ぎたるものが二つ「佐和山城と島左近」という言葉が浮かんできます。 -
説明板もありました。
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奥に石段。
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美しい馬の木彫りのもの。
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お庭も美しく手入れされていました。
ツツジのころも美しそうです。 -
句碑。
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こちらには助川助六の歌碑・「どの鯛も明石で獲れた貌をする」
面白い句です。 -
古い石灯籠も。
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近くの本松寺へ。
正門ではなく、別の門より入り、インターフォンでお庭を見せていただくようにお願いしました。
入ってすぐ、大木に圧倒されました。 -
入口にこのような説明板が。
宮本武蔵と明石の関わり。 -
お庭は本堂の裏にあります。
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庭園入口。
資料をいただきました。 -
枯池式枯山水庭園。
端正なお庭。
枯れ池や滝などが配されています。
手前に見える大きな黒い石は礼拝石だそうです。(説明書より) -
宮本武蔵は明石に滞在していた時期があり、明石市には宮本武蔵が作庭と伝わるお庭が多くあるようです。
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石組も素朴です。
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静かなお寺でした。
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蘇鉄がみごと。
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とても力強い、大木が気になってしょうがありません。。
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こちらが正式な入口。
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創建は1596年にさかのぼるお寺です。
豊臣秀吉の家臣藤井与次兵衛勝介の建立。
歴史の古いお寺です。 -
明石市立文化博物館へ向かいます。
上の丸教会横の坂道をのぼっていきます。 -
この辺りは、お寺も多いよう。
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消火栓も可愛い。
天文台かな。。 -
坂道、歩道橋みたいになってます。
右に見えるのが博物館。 -
博物館で。
ゆほびか。。。優雅な言葉ですね、源氏物語にも出てくるようです。
ゆったりして、穏やか。。の意味。そうありたいですが。(-_-; -
明石市立文化博物館到着。
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ちょっとびっくりしたのですが、特別展がありました。
あまり興味がないのでちらり。 -
ロビーあたりには、大きな展示物。
以前の船。
明石は海の街です。 -
説明がありました。
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だんじりとも呼ばれる、太鼓。
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刺繍に迫力。
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お祭りも力強く、街全体が活気にあふれているように思えます。
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私のお目当ては常設展。
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アカシゾウの標本。
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アカシゾウの説明。
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そして、有名な明石原人についての説明。
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発見された骨は戦争で焼けてしまいましたが、残った型から再現。
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私達は明石原人として習いましたが、その後いろんな説が出ます。
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このような説明。
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驚き。
現代人という説。
どちらなんでしょう~。 -
研究もどんどん進み、明らかな事実も出てきますが、
ロマンみたいなものがなくなってしまうような、、さみしさも感じます。 -
このような再調査。
結果はどうあれ、骨の発見者の長良氏のその後なども気になります。
骨の発見によって、翻弄されたのではないでしょうか。。 -
そのほか、縄文、弥生時代などの説明展示。
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海中からこのような加工された古木も。
海の街の明石の漁港、昔から漁業なども盛んだったのでしょう。 -
焼き物も盛んだった土地。
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7世紀末、大阪の四天王寺に提供するために造られていた「しび」。
屋根の上に置くものです。
大きい。 -
土器のとくちょうもわかりやすく。
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可愛い陶器。
舞子焼き。 -
明石焼き。
後世にはどんどん、このような焼き物に発展していったのですね。 -
明石のタコ、、有名ですが、その漁業の説明など。
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漁業でも栄えた明石。
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明石城の説明。
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明石城に関する展示説明ゾーン。
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明石藩の新田開発や産業振興などの説明。
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大きな博物館でした。
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博物館のすぐ近く、公園。
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小路を進んでいくと、
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石垣の風景。
明石城址に入りました。
明石城は1619年に小笠原忠政により築かれました。
櫓や石垣が美しく残されています。 -
巽櫓(たつみやぐら)。
船上城から移築されたといわれています。 -
高台なので、見下ろせる風景。
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櫓は全国に12基しか存在していないうちの2基がこちらの明石城址にあります。
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天守閣はありませんが、お城の雰囲気がじんわり。
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空海がかつてお寺を建てて、柿本人麻呂を祀った場所。
お城の守りとしていたとのこと。 -
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巽櫓から歩いてすぐ先には、坤(ひつじさる)櫓。
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伏見城から移築されたといわれています。
天守がもともと築かれなかった明石城の天守の代用となっていました。
巽櫓よりも、ひとまわり大きな櫓です。 -
天守台にのぼっていきます。
石段一段目には宝篋印塔の基礎があります。
天守がない理由としては、大砲の標的になりやすいために、造らなかったのでは、、、という説もあるそうです。 -
中津城の天守を移築する計画もあったそうです。
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下には街並みがひろがっています。
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地図にもありますが、広い公園です。
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大木あちこち。
気持ちのよい緑が広がります。 -
艮(うしとら)櫓のあったところ。
鬼門に置かれていたそうです。
今は何も残っていません。 -
説明板がありました。
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四隅に櫓があったといいます。
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珍しい形をした松など。
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石垣が残っています。
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とても美しい石垣です。
東西は380m、三の丸からの高さがおよそ20メートル。
見事な石垣でした。
樹々を取り除いたり、あとから、手入れをされたと聞きました。 -
櫓の出角部分などはノミで削られた江戸切という方法が使われています。
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この石垣を観ていましたら、沖縄のグスクを思い出しました。
堅固な石の美しさと雄大さ。 -
これらを維持していくのも大変な苦労だと思います。
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石を提供したのは、町人たちだったようで、こちらにも刻印が残っています。刻印をじっくり探すのも面白いかもです。。
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公園の中にはバラ園や植物園も。
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日本庭園もありました。
宮本武蔵作庭といわれています。
初代明石城主 小笠原氏に招かれた宮本武蔵が城内に「「樹木屋敷」という御茶屋と池泉回遊式庭園を作庭。 -
なんだか池の水が赤い、、落ちては大変と、、石橋を渡ります。
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古い桜の樹の二世。
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庭園も広い。
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カフェもありました。
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時打ち太鼓、、、今は武士の恰好をしたロボットが時間を決めてガラス越しに見る事ができます。
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涼しい時期になったら、ゆっくり歩いてみたい、もう一度来てみたい場所でした。
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帰りにちょっと寄ってみたかった場所、、それは安藤家洋館。
江戸時代から大久保宿の本陣を務めた安藤家。
1919年に安藤新太郎氏が建設した洋館。
急死した新太郎氏の葬儀のあと、使われていないそうです。 -
立派な美しい洋館ですが、個人のものでもあり、行政も関われず。
屋根も朽ち果ててしまっています。 -
素敵なテラスも見えます。
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残念です。
朽ち果てていく洋館を観ると、胸がつぶれそうになります。
個人の持ち物だそうですが、なんとか、保存できないものでしょうか。。 -
建物が朽ちて、もう危険なようです。
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道路側に、このような石碑がありました。
明治天皇が1885年にこの地にあった建物で休憩しました。 -
その建物はこちらの洋館の敷地内にある、和風の平屋の家だそうで、この左の建物あたりでしょうか。。
洋館も修復がされ、また明治天皇休憩の場所も見学できるようになると良いなぁ~と思いながらかえりました。
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