2007/12/26 - 2008/01/02
2469位(同エリア3037件中)
しるくんさん
くろねこツーリストのしるくんが2007年の年末年始に、夏に続けて行ったチェコ、スロバキア、ハンガリー、オーストリアの4カ国を8日間のかけ足でめぐるツアー。
観光4日目は、ツアーでのブダペスト観光をパスし、アールヌーボー建物巡りへ。
お昼ごはんからツアーに合流し、ウィーンへ移動。パタパタと美術館を見学しました。
くろねこツーリストは、おもにアールヌーボー建物を見にヨーロッパをウロウロしてま~す。添乗員のしるくんが案内するタビを楽しんでね♪
【日程】
12月26日 成田空港からウィーンへ。このツアーは「直行便で行く」がポイント!
12月27日 ウィーンからチェスキー・クルムロフへ行き、散策後プラハへ
12月28日 プラハをサクっと歩いた後、ブラチスラバへ
12月29日 ブラチスラバを歩き、国境を越えてドナウベントによってブダペストへ
12月30日 ブダペストはツアーから離れて街を歩き、午後はウィーンを街歩き
12月31日 ウィーン市内を観光し、浮かれる大みそかを体験♪
1月1日 出発までちょこっと街を歩き、ウィーン発
1月2日 成田空港着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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7時にホテルの朝ごはんへ。当時、日本食もありました!ごはんと味噌汁だけですけど。びっくり。2泊してたら、試してみたかも。
ツアーは午前中、漁夫の砦や英雄広場、聖イシュトバーン大聖堂、くさり橋、国会議事堂を観光。年末の日曜でマーチャーシュ教会も閉まっているので、外から見るだけで、ちっとつまらなさそう…。ということで、一人で建物探しに行くことに。 -
8時に出発するツアーのヒトたちを見送り、8時半には街歩きへGO!
地下鉄駅が近いんですけど、ま~、駅が探しにくい。Mマークが目立たない!
こちらのホテル、ストリートビューを見ると2011年末まで営業していた模様。こういう近代的なビルだとスクラップ&ビルドで跡形もなく壊しちゃうのかあ。
いや~このツアー、図らずも今は無きホテルが多いツアーになってるな。イビス ブダペスト バーツィ ウート ホテル ホテル
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交差点の地下道へ降りたら駅でした。そうか。ははは
券売機はあるものの、窓口は開いておらず。年末の日曜だからしょうがないかな。前回の回数券を持っててヨカッタ♪
Dózsa György út駅から3つ目のArany János utca駅へ。 -
まずは、レヒネル・エデン設計の郵便貯金局を定点観測。
1階はぐるりと足場というか屋根、という状態は変わらず。修復するならもっと上部まで足場がかかる気もするし。う~む、どういう状況なのやら…。 -
屋根がかかっちゃった入り口をのぞくと、中には灯りがともっているので、利用はされているんですね。
郵便貯金局 現代・近代建築
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お隣りの、よ~く見るとステキな装飾がある建物もボロボロ…。
こちらはその後、きれいに修復されているので、ヨカッタ♪
1901年にKármán Géza AladárとUllmann Gyula設計で建てられています。このあたり、由緒ありそうな建物が多い!
Hold u. 6 -
ツアーのヒトたちもあとで来ると思われる聖イシュトバーン大聖堂へ。
時代的にはここができたのも1905年とアールヌーボーの時代なので、プラハの聖ヴィート大聖堂のようにどこかにアールヌーボー要素があると嬉しいのになあ。←勝手な希望聖イシュトヴァーン大聖堂 寺院・教会
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大聖堂前の広場には大きなツリー。
朝早くて、ヒトがほとんどいないので、この広場がとってもステキなモザイク画になっていたことに初めて気が付きました! -
いつもの定点観測地のグレシャムパレス♪
現役ホテルとなったので、まあ何かが変わるとは思えないんですけど、目の保養に見に来ちゃうスポットです。ははは -
クリスマスっぽいところはないかな~と撮ったこちら。壁にリースが付けられてます。
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ここに来たらショップで何かグッズが無いかな~と探すのも定番だったんですけど、なんとショップが無くなってる…。
ということで、意を決してフロントに行き、カタコト英語で「この建物の資料は何かないものか」と訊いたところ、部屋に備え付けられていると思しき絵はがきを2枚くれたのでした。
う~ん、くじゃくの門をはじめステキな意匠が多いので、それを使ったグッズを作ってくれたら買っちゃうのにぃ。Four Seasons Hotel Gresham Palace Budapest ホテル
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くさり橋の方を見ると、向こうに見える丘が白い~~。
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ゲレルトの丘の木々も真っ白。
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「こんなとこで撮ってると足がちべたいよ。早く行こっ」
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ヴェレシュマルティ広場には、まだクリスマスマーケットが残っておりました♪ 年始に来た時は無かったので、年末までなのかも。
プラハと違って、雑貨屋さんも多い気がする。 -
時間が早かったからか、人出はそこそこあるんですけど、食べもの屋さんはまだヒマそう。
お昼ごはんはツアーに合流するので、ここは見るだけ、で。 -
バーツィ通りを行くと、アールヌーボーな花屋さんはクリスマスセール中。あれ、花屋というより雑貨屋さんか。
Kőrössy Albert Kálmán設計で1906年にできてるんですけど、この時も中には入ってないのは、年末でお休みだったかな。 -
お店は開いてなかったひとけのないパリージ・ウドヴァル。本屋さんのネオンは付いているので、まだまだ現役ですね。よかった~♪と確認し、次の建物探しへ。
ここも今ではホテルですからねえ。活用されてよかった♪と思うことにしよう。高すぎて泊まれないけど。Parisi udvar 建造物
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郵便貯金局と同じレヒネル・エデン設計、ということでやってきたヴェルメシュのアパート。
いや~、全然イメージが違うなあ。1910年設計、ということなので郵便貯金局や応用美術館に比べると後年の作品ではありますが。
人工石のパネルを留めているらしく、見た目、ちょっとウィーンの郵便貯金局っぽい感じもしますね。 -
1階はお花屋さん。この時は閉まっておりましたが、灯りは点いていてウィンドウショッピングが楽しめます♪ お店ではなく、建物自体の入り口もステキで撮っていたものの、ボケてた~~。
Irányi u. 15 -
次の建物探しの間に見つけたステキな扉。ちょっとサビてるんですかね。これは…。
どこだったかな、と調べたら1902年にKorb Flóris NándorとGiergl Kálmán設計で建てられたオフィスビルでした。中も手すりなどかなり凝ったつくりのもよう。入ってみたい!
Ferenciek tere 2 -
途中で見つけたリース屋(?)さん。ショウケースの中を見ると骨董品っぽいですけど。どれも自然素材だけで作りました、という感じ。ん~、日本に持って帰ると湿気でカビが生える、もしくは虫が付きそう…。
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ココも通るたびに撮ってるかも。
ちょっとレンガの模様やなどなどがブリュッセルにあるアールヌーボー建物っぽいので、ひっかかるのかな~。
Korb Flóris NándorとGiergl Kálmánの設計で1897年にできています。2022年で125年かあ。 -
この建物の1階には当時も現在も、アイカクリスタルが入っているんですけど、当時は「アイカポーセリン」という看板も出ておりまして、大好きなジョルナイも置いてあったんですよね。ステキステキ♪
Kossuth Lajos u. 10 -
2色の彫像が気になるこの建物はKosztolányi-Kann Gyulaさん設計で、上部の2色の彫刻はNey Simonさんの作品。1904年にできてマス。
ここは現在でも、ち~っとボロボロ状態、というかさらに崩れている…。修復したらすんごいキレイだと思うんですけど。う~む
Kossuth Lajos u. 17 -
さて、見たかったのはこちら。
看板の出ているメトロクラブはこの時既に営業はしておらず、次の店子募集中のもよう。 -
近寄ると童話の世界のような子どもたちが描かれた絵があるんですけど、ん~、やはりメトロクラブの看板は強引に付けられてしまった感じ。うううむ。
László VágóとJózsef Vágóの兄弟の設計で1909年につくられた「Árkád Bazár」のこのイラストはNikelszky Gézaの作品。「AB」のロゴの不思議な色はもしかして…と思ったら、ジョルナイ製のセラミックでした。 -
両サイドのボウウィンドウの壁もよ~く見ると子どものイラストが。
この建物にはおもちゃ屋が入っていたことがあるそうで、その関係で子どもをモチーフにしてるのかな。
ストリートビューを見ると、現在はメトロクラブの看板は取り払われていて、建てられた当時の状態に近いのかな?と思うんですけど、柱は剥がしたママに見えるんですよね。
Dohány u. 22-24 -
さて、そろそろ集合場所のレストランに行くか…と向かっていたら、夏に来た時に発見したKirály Bazárだ!
あ~、今日もステキなんだけど、ボロボロ…。
現在はキレイに修復されているものの、古い資料を見ていると、そこには写っているのに、現在は存在しない装飾がいくつもあるのを発見。そうかあ、なかなか「元通り」にはならないんですね。
Ferenciek tere 4 -
教えてもらった住所を頼りにお昼どころへ。街の中心でヨカッタ!
10分前にたどり着いたら、既にツアーのみなさんも到着ずみ。ほっ
前菜は赤いスープのグヤーシュで、メインはこちらのボケボケ写真でごめんなさい!の白身魚のソテーのクリームソースがけ。付け合わせはこふき芋ですね。デザートのアプフェルシュトゥルーデルを食べながら、なんかこのレストラン、見覚えがある…!
と思ったら、92年にウィーンからの現地ツアーで初めてブダペストに来た時にツアーでお昼ごはん食べたところでした。わ~、何だか嬉しい再会♪
Favorit Restaurant
Reáltanoda utca 16 -
1時前にはブダペストを出発し、ウィーンへ。道路沿いに見えている樹々も真っ白~。
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シェンゲン協定にハンガリーも入ったばかり!の頃で、設備は残っているものの、バスはす~~~っと通過して行ったのでした。
途中、一度トイレ休憩をはさみ、ウィーン市内へは4時前に到着。年末の日曜日で道がかなり空いていたらしく、現地ガイドとの待ち合わせまで時間があり、リング通りをぐるりと一周。といっても15分でしたけど。 -
今日のウィーン観光はここで現地ガイドさんと待ち合わせ。
「台座の上にど~んと座っているのは、マリア・テレジアおばさんにゃ」マリア テレジア広場 広場・公園
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美術史美術館を入場観光する予定なんですけど、なかなか現地ガイドさんと落ち合えず…。添乗員さんがケータイ電話で「今どこですか?待ってるんですけど」とガイドさんとやり取りするようすが、イヤホンガイド越しにみんなに筒抜け…になっておりました。いや~、焦るとベテランでも舞台裏を見せちゃうんですね。とちょっと面白かったです。すいません。添乗員さん。
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クリムトが描いた階段のところの壁画も夕方も暗くなってくると、ちょっと見えづらい~。まあ、上の方なのでどのみち近くでは見れないんですけど。
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「ブリューゲルはよ~く見ると細かいところが楽しいにゃ」
ひろ~い館内ですが、16~17世紀のオランダ絵画、イタリア絵画をぐるっと小一時間で、でした。 -
フェルメールの「画家のアトリエ」の前には模写するヒト。
描けるわけではありませんが、なんだかこういうのって羨ましい。
そして、フェルメールってバロックに分類されるのかあ。へ~、と思ったことでした。 -
床の通風孔(かな。だと思う)の飾りもなかなかステキ♪
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こう見ると、館内を均等に照らすのではなく、要所、要所に灯りがあるだけなんですね。
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入り口にあったツリー。ボケボケになっちゃいましたけど、イルミネーションがなんだか飛んでるみたいですね。ははは
6時には美術館を出て、明日、大みそかはマラソン大会でリング通りが通れなくなる、ということでライトアップした街をぐるりとまた周ったのでした。美術史美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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夜ごはんはこちらの、場所はグリンツィングのどこだったかな…のホイリゲで。
もともとは明日の旅行最終日の夜ごはんがホイリゲだったんですけど、大みそかは休み、ということで予定が変わっておりました。 -
え~っと、ホイリゲは造り酒屋、といった感じでしょうか。
前菜は左に見えているサラダで、メインはウィンナーシュニッツェル。デザートにチョコケーキというオーストリアらしいメニューでした。 -
ヨーロッパ系のヒトビトの団体さんが、いえ~ぃと盛り上がっておりました。居酒屋ですね。忘年会かな。
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9時近くにようやくホテルにチェックイン。
お~~、ゴウカ。ここに2泊です♪ ツアー最後のホテルがいいと、ツアー全体の印象もよくなりますね。Renaissance Wien Hotel ホテル
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