2022/06/04 - 2022/06/05
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aliceさん
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2022/06/04
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4月の函館旅行が不完全燃焼だったため、旅行欲が抑えきれずうずうず。
そんなとき、漫画・ゴールデンカムイが連載完結、実写映画化決定と話題になっていたので、舞台となった網走へ行こう!と行き先が決定しました。
2日間とも雨というお天気には恵まれませんでしたが、限られた時間の中、行きたかったところは全部回れたので充実した旅となりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
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関西から女満別空港への直行便は伊丹、関空の各1日1往復のみ。
伊丹はJAL、関空はピーチなので、交通費を最小限に抑えたい私は関空一択です。
コロナ禍以前、最後に台湾へ行ったとき以来の関空出発。
三宮からリムジンバスで向かいます。
ここ最近は車かベイシャトルを利用していたので、リムジンはかなり久しぶり。
今回もベイシャトルを利用したかったのですが、コロナ禍につき大幅な減便にてちょうどいい時間がなかったのです…関西国際空港 リムジンバス 乗り物
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券売機にて往復チケット購入。
1タミまで最短65分。
関空へ行くまでが軽く小旅行なんですよねぇ。
何度でも言いますが、なんであんな不便なところに国際空港を作ったんだ…関西国際空港 リムジンバス 乗り物
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爆睡していたら、定刻より早く2タミ到着。
国際線はまだ欠航が続いているため閉鎖中。関西国際空港第二ターミナル 空港
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国内線へ。
関西国際空港第二ターミナル 空港
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ピーチは機内持ち込みが厳しいので、保安検査の前に漏れなく重さチェックがありました。
基本的に国内旅行はスーツケースを使わずボストンバッグなので、問題なくクリア。
受託手荷物もなしにして、少しでも時間の短縮に努めます。関西国際空港第二ターミナル 空港
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諸税・空港使用料等込みで往復12970円。
大阪はいいお天気だったのですが…関西国際空港第二ターミナル 空港
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11:32、定刻よりやや遅れて女満別空港到着。
地元北見のカーリングチーム、ロコ・ソラーレの顔出しパネルがお出迎え。
お天気は雨。
1週間前から天気予報をチェックしていたのですが、毎日お天気も気温もころころ変わっていてその度に一喜一憂していました。
こんなときに限って天気予報当たるんですよね…
そして、網走のこの日の最高気温7.6℃、最低気温6℃。
地元神戸の前日の最高気温27.3℃、最低気温19.7℃。
6月やでな!?と調べてみると、北海道では「リラ冷え」という、本州での「花冷え」と同じような意味で使われている言葉があるそうで。
5月中旬~6月上旬頃に一時的に寒くなることをいい、この時期に花が咲くライラック(フランス語でリラ)から取られた言葉だそう。
まだまだ知らないことが沢山あるなと、旅行へ行く度に実感します。
長袖Tシャツ1枚で来ましたが、トイレでヒートテックを着込み、厚手のウールのカーディガンに大判カシミヤストールで防寒対策はばっちりでした。女満別空港 空港
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空港からはレンタカーを使いました。
公共交通機関の利用も検討しましたが、なにせ本数が少なく、限られた時間を有効に使うためにはレンタカーのほうがいいという結論に。
到着ロビーのカウンターで受付を済ませ、ある程度の人数が集まると、マイクロバスで店舗まで送迎されました。
私の前に10組以上いたので、車の受け渡しまでに時間がかかり、動き出せたのは空港到着から約40分後でした。タイムズカー女満別空港前店 乗り物
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コンパクトカー(免責補償込み)4800円
車種指定なしでしたが、日産ノートでした。
レンタカーではなくカーシェアの車のようでした。
写真は網走監獄の駐車場にて。タイムズカー女満別空港前店 乗り物
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20分程車を走らせて、博物館網走監獄到着。
博物館網走監獄 名所・史跡
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駐車場からは鏡橋を渡って館内へ向かいます。
鏡橋
網走川の向こう岸に網走刑務所が設置されているため、橋を渡らなくては出入りすることはできません。
その川にかかる「鏡橋」は明治23年から現在まで4回架け替えられてきました。
博物館に再現した橋は、網走刑務所の二代目鏡橋(大正6年完成)を再現しました。
橋の名前には「流れる清流を鏡として、我が身を見つめ、自ら襟をただし目的の岸にわたるべし」との思いが込められています。博物館網走監獄 名所・史跡
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博物館網走監獄
明治以来、網走市と深く関わりを持っていた網走刑務所旧建造物を保存公開する野外歴史博物館です。
網走国定公園の景勝天都山網走湖側に位置し、敷地面積は約東京ドーム3.5個分に相当します。博物館網走監獄 名所・史跡
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すでに12時半を回っていたので、鏡橋を渡って左手にある監獄食堂でお昼にします。
博物館 網走監獄 監獄食堂 グルメ・レストラン
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現在の網走刑務所で収容者が食べている食事のメニューを再現し「体験監獄食」として提供されています。
博物館 網走監獄 監獄食堂 グルメ・レストラン
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券売機で購入すると同時に厨房へオーダーが飛ぶようになっているので、好きな席へ着きます。
出来上がると、食券の番号で呼び出されます。博物館 網走監獄 監獄食堂 グルメ・レストラン
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オホーツク網走ザンギ丼 1080円
博物館 網走監獄 監獄食堂 グルメ・レストラン
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10分程で呼び出されました。
監獄食と迷いましたが、サンマもホッケも食べたことのあるものだし…とご当地メニューにしました。
鮭のザンギ美味しかったです。
でもこれで1000円は割高かなぁ…博物館 網走監獄 監獄食堂 グルメ・レストラン
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入館料 1500円→1350円
公式HPにあるインターネット割引券を提示すると、10%OFFになります。博物館網走監獄 名所・史跡
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雨脚は強くなかったものの、小雨~霧雨が降り続いているというお天気。
土曜とあって観光客はそこそこいましたが、敷地が広大なので混雑した感じは全くありませんでした。
そこら中から関西弁が聞こえてきていて、関西人しか来ていないんじゃ…となりましたが、まあ関西人声でかいしな…博物館網走監獄 名所・史跡
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館内マップ
正門、庁舎から時計回りに見て回ります。博物館網走監獄 名所・史跡
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正門
通称「赤レンガ門」と呼ばれる網走刑務所正門は、重厚で威風堂々としており「最果ての監獄」と呼ばれ恐れられた時代の網走刑務所の威厳を感じさせます。
正門の左右には部屋が設けられ、一方は、正門担当看守が受け付けとして使い、もう一方は、面会に来た家族が申しこみと待合室に使いました。
赤レンガを際立たせている表面に艶のある煉瓦は、窯の中に塩を入れ、塩が分解する1,160度以上の高温で焼き上げるため、独特の釉薬をかけたような黒褐色の色をしており、形も普通の煉瓦より20~30%小さいのが特徴です。
現在はこのような焼き方はできないため、ここに復原した門はレンガ建築の歴史を知るうえで重要なものです。博物館網走監獄 名所・史跡
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看守のマネキンもきちんとマスク着用。
遠目には人と見間違う程リアルです。博物館網走監獄 名所・史跡
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右手には看守控え室。
博物館網走監獄 名所・史跡
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左手には面会人待合室。
博物館網走監獄 名所・史跡
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庁舎(重要文化財・移築復原)
この建物は、刑務所管理部門の主軸となる建物で、最高責任者の典獄室をはじめ、会議室、総務課、戒護課、用度課、教育課、作業課の各課に区切られていました。
木造平家、寄棟瓦葺き屋根に屋根窓をみせます。
屋根窓は、合計6カ所みられ、半円アーチ窓を建て込んでいます。
左右両端後方に両翼を延ばし、正面の切妻破風に半円アーチのドーマー窓を設けています。
上部にフィニアル(頂華)風の鬼板を掲げた切妻破風に、半円のアーチの破風板意匠をみせ、奥に洋風窓を配置し、その下側に、同じ意匠の鬼板を掲げる入母屋屋根の車寄せポーチとしています。博物館網走監獄 名所・史跡
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小屋組みはキングポストトラスで、三角形のピラミッドを利用した木造トラス構造です。
入母屋造りの玄関は柱頭飾りの角柱で支持し妻壁に旭日章が飾られています。
外壁は下見板張ペンキ塗、腰は竪板張りで上下の窓が組みこまれています。
内壁は漆喰風仕上げで、要所に装飾を施しためがね石と呼ばれるストーブ煙突用の穴をあけた凝灰岩が嵌められています。
天井は漆喰風仕上げ、要所に丸形の中心飾りが付けられています。
至るところに意匠的な工夫がなされた明治期の官庁建築の典型となっています。
水色とグレーの外観庁舎に電気が灯ると網走の人々は『最果ての不夜城』と呼んでいたと伝えられています。博物館網走監獄 名所・史跡
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中は資料館になっているのでこちらで見どころをチェックします。
博物館網走監獄 名所・史跡
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映像解説もありました。
白い壁にペパーミントグリーンのドアや窓枠が映えますね。博物館網走監獄 名所・史跡
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右手には売店があります。
金カムのポスターやサイン色紙などもありました。
金カムを読んでからアイヌ文化や北海道各地の名所に興味を持ちましたが、漫画は最後までまだ読めていません。(小声
キャラクターグッズもありましたが、そちらには興味がないので特に何も買わず。
オレンジのTシャツにエプロン姿の彼はマネキンです。
最初、本物の人かと思ったよ…博物館網走監獄 名所・史跡
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庁舎から左手に進むと…
博物館網走監獄 名所・史跡
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裏門があります。
博物館網走監獄 名所・史跡
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網走刑務所裏門(登録文化財・移築復原)
通称「通用門」と呼ばれた網走刑務所裏門は、赤煉瓦門塀製作開始の大正8年に一番最初に着工した門です。
その後5年間かけて受刑者がこつこつ煉瓦を積み上げ、大正13年に延長1,080mの赤煉瓦を完成させました。
以来、平成5年9月まで、70年間に亘り網走刑務所裏門として、受刑者が塀の外の作業場(農業、養豚場)に出かける時に通るのがこの門であり、いかつい正門とは違いこの門をくぐり抜けると構外に出られるという、受刑者にとっては解放感を味わえる門だったようです。博物館網走監獄 名所・史跡
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哨舎(登録文化財・移築復原)
明治13年に内務省が制定した図式に基づいて、全国各地の刑務所では、出入り口や作業場などに哨舎という見張所を設けて、外部からの進入や受刑者達の行動を監視していました。
各刑務所で形は様々でしたが、この哨舎は所内に8か所設置されていました。
ここに移築した哨舎は昭和60年頃まで実際に使用されていたものです。(現在は4か所のみ移築)博物館網走監獄 名所・史跡
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通用門のそばにはニポポ人形が。
博物館網走監獄 名所・史跡
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網走刑務所水門
網走刑務所の前方には網走川が流れています。
この川を利用して、網走刑務所では、生活物資を運び入れたり、農場へ肥料を運ぶ等、貴重な水路として利用していました。
博物館では往時を偲び、筏に肥溜めを載せ農場に運ぶ様子を再現しました。博物館網走監獄 名所・史跡
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釧路地方裁判所網走支部・網走簡易裁判所へ。
博物館網走監獄 名所・史跡
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釧路地方裁判所網走支部法廷復原棟(移築復原)
この建物は、釧路地方裁判所網走支部及び網走簡易裁判所が新庁舎建設のために、旧庁舎を取り壊すのに際して、単独法廷(1人の裁判官によって重罪以外の比較的軽い刑罰を審査する)、合議法廷(重罪事件を3人の裁判官によって審理する)、合議室(合議裁判の途中で当事者から異議申し立てなどがなされその場で即断出来ないような場合に、三人の裁判官がこの部屋に入り合議する部屋)、仮監置室(自分の裁判まで待たされた部屋)及び勾留質問室(裁判官が被疑者または被告人に質問して、勾留すべきか否かを判断するのに使われた部屋)、を譲り受けました。
この建物の外観は、明治33年から昭和27年まで使われた旧網走区裁判所の外観を再現していますが、内部の移築物は昭和27年から平成3年まで使用されていたものを配置し、広さ高さを元通りに復原し、法廷内部の机や椅子、照明器具、カーテン等は実際に使用されていたものを展示しています。博物館網走監獄 名所・史跡
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単独法廷
博物館網走監獄 名所・史跡
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合議法廷
博物館網走監獄 名所・史跡
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被告人室
博物館網走監獄 名所・史跡
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拘置室
博物館網走監獄 名所・史跡
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味噌醤油蔵
農園刑務所として自給自足を目ざしていた網走刑務所は、明治25年に30坪の味噌醤油工場を建てて味噌や醤油等の調味料を製造しました。
大豆は麦についで耕作面積が広く、仕込みの手かげんで微妙な味となるので、製造は経験の長い受刑者が専属にあたりました。
この蔵に展示してある大きな樽は、五十石という樽で約9,000L(1升瓶約5,000本)もの醤油が入る巨大なものです。博物館網走監獄 名所・史跡
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樽が本当に大きかった!
博物館網走監獄 名所・史跡
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休泊所
受刑者が塀の外に出て、日帰りできない作業をする場合は「休泊所」と呼ばれた仮小屋で寝泊まりしました。
札幌と網走を結ぶ中央道路の開削にあたり、明治24年4月から11月までの8ヶ月間に、延べ1,000人以上の受刑者が投入され、工事の進行に伴い、次々と休泊所を建てては移動していきました。
別名「動く監獄」と呼ばれ、その建て方は丸太が材料で、壁は60~90㎝位掘って割り板を縦に打ちこみ、部屋の中央は土間で、突きあたりがトイレでした。
それには、囲いはなく四六時中監視されていたのです。
寝床は板張りで、枕の代用として丸太棒が床に釘づけになっており、夜具は薄い柏布団1枚でした。
出入口も1か所で、逃亡を防ぐ作りになっています。
あとにこれらの休泊所の様式が開拓時代の工事現場に取り入れられ、タコ部屋と呼ばれました。博物館網走監獄 名所・史跡
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左手の小屋に入ります。
博物館網走監獄 名所・史跡
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板張りの寝床に雑魚寝。
博物館網走監獄 名所・史跡
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右手の小屋へ。
博物館網走監獄 名所・史跡
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部屋の中央には土間。
博物館網走監獄 名所・史跡
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両サイドに板張りの寝床。
博物館網走監獄 名所・史跡
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職員官舎
刑務所職員官舎は通称「看守長屋」と呼ばれています。
明治45年に刑務所敷地内に建てられ、幾度もの補修を経て、昭和58年まで刑務官の住宅として使用されていました。
木造平屋の三軒長屋で、瓦屋根などの外装や井戸、かまどなど大正・昭和の看守家族の生活の様子を再現しています。博物館網走監獄 名所・史跡
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台所、居間、寝室といった現在でいう1LDKの、看守が与えられた最も狭い間取りの官舎。
博物館網走監獄 名所・史跡
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耕耘庫
農園刑務所として全国的に有名な網走刑務所は札幌農業伝習学校(現在の北海道大学農学部)卒業の技官を採用してアメリカの近代農業制度を取り入れ、その技術は非常に進歩したものでした。
刑務所内の敷地だけでなく、網走市郊外の二見ヶ岡、湖畔、住吉といった各農場の拡張が進められ、日本で唯一水田を持つ刑務所となり、その実績が認められ、大正11年に司法省より「農園設備特設刑務所」に指定されました。
この耕耘庫には当時農機具や肥料が収められていたのです。博物館網走監獄 名所・史跡
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様々な農機具の展示。
博物館網走監獄 名所・史跡
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漬物庫
冬の間、野菜が不足する網走では、秋に収穫した野菜を越冬用として貯蔵し、漬物として補いました。
一回の食事で収容者の与えられる漬物の量は約25gで、「たくあん」なら3切れほどでした。
夏場はキャベツ、ハクサイ、キュウリ等の新漬を食べ、霜がおりる頃になると刑務所内の空き地には丸太が組まれ、たくあん用の大根干しが始まります。
二十五石桶という、直径、深さとも1.6mの巨大な桶に約3,000本の大根をつけこみました。博物館網走監獄 名所・史跡
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巨大な桶。
博物館網走監獄 名所・史跡
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稲架掛け
博物館網走監獄 名所・史跡
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監獄歴史館の前には道路建設現場の囚人の像が。
博物館網走監獄 名所・史跡
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監獄歴史館
歴史館メイン展示は、中央道路の開削をテーマにした映像展示です。
左右前方の3面に映し出される映像が1世紀前の過酷な道路現場にタイムスリップしたような リアリティです。博物館網走監獄 名所・史跡
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1階には現在の網走刑務所居室が忠実に再現されています。
博物館網走監獄 名所・史跡
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刑務作業製品。
北海道土産の代表的な木彫りの熊も作られているんですね~。博物館網走監獄 名所・史跡
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一部、居室のドアを開けて中を覗くことができます。
博物館網走監獄 名所・史跡
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6名用の共同室。
博物館網走監獄 名所・史跡
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1名用の単独室。
博物館網走監獄 名所・史跡
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刑務所内での生活。
博物館網走監獄 名所・史跡
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2階には様々な資料が展示されています。
シアターは見応えありました。博物館網走監獄 名所・史跡
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囚人服を着て記念撮影ができるコーナーはコロナ禍につき中止。
博物館網走監獄 名所・史跡
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2階の鏡橋を模した造りが印象的でした。
博物館網走監獄 名所・史跡
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旧網走刑務所 二見ヶ岡刑務支所(重要文化財・移築復原)
この建物は、網走刑務所の農園作業の先導的施設として明治29年に網走の西方丘陵地に「屈斜路外役所」として設置されました。
網走湖、能取湖の二つの湖を願望できる位置に建設されその後「二見ケ岡刑務支所」として改名されました。
1世紀を超えた今日も、網走刑務所収容者の食糧を担う場所として、また広い農場で収容者が作物の管理から収穫まで自立的に行う開放的処遇施設として重要な役割を果たしています。
現存する木造刑務所として最古で平成11年博物館に移築しました。
各建物の建築年代は、庁舎、舎房、炊場が創建当時の明治29年、教誨堂及び食堂が大正15年、鍵鎖附着所が昭和5年です。
明治29年当時は各建物が独立して建っていましたが、大正以降施設の重要性が高まるとともに必要な建物を整え、渡り廊下で接続し、庁舎も改築され、ほぼ現状の586坪の農場施設になっています。博物館網走監獄 名所・史跡
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庁舎
小規模な洋風建築で外壁は下見板張、屋根は寄棟造鉄板葺きです。
小屋組はキングポストトラスで、突出部は和小屋となっています。
南面中央に玄関を付し、南北に廊下を通し、東に事務室、西に宿直室、休憩室という配置となっています。
床中央部は煉瓦敷き、他はコンクリートの土間で、天井は鏡天井で廻縁に繰形を施しています。
全体的に簡素ですが、玄関の妻飾りや窓上部の蛇腹、扉枠に装飾が施されています。博物館網走監獄 名所・史跡
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昭和12年に電話が開通するまで、通信手段として伝書鳩が用いられていたんだそう。
博物館網走監獄 名所・史跡
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かわいらしい百葉箱。
博物館網走監獄 名所・史跡
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間取り
博物館網走監獄 名所・史跡
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右手にある当直室。
博物館網走監獄 名所・史跡
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左手にある事務所。
博物館網走監獄 名所・史跡
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その奥には場長室。
博物館網走監獄 名所・史跡
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奥へと続く廊下。
博物館網走監獄 名所・史跡
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休憩室には映画「刑務所の中」で使用されたセットが展示してありました。
博物館網走監獄 名所・史跡
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食堂
一室の土間で天井は棹縁天井で、大きな角形の菱形格子換気窓を2ケ所設けています。
窓は欄間付引違窓で外部に木製竪格子が付いています。博物館網走監獄 名所・史跡
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食事をする囚人たち。
博物館網走監獄 名所・史跡
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上の写真の左手前が、SM○Pの某メンバーに似ているという噂の彼ですね。笑
博物館網走監獄 名所・史跡
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炊場
屋根は切妻造鉄板葺きで、外壁は下見板張、小屋組みはキングポストトラスです。
煙だしを大小2ケ所付けています。
ボイラー室をはさんで創建当初の浴場としており、浴槽が2ケ所設けられています。博物館網走監獄 名所・史跡
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浴場
博物館網走監獄 名所・史跡
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入浴する囚人たち。
博物館網走監獄 名所・史跡
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作業場
博物館網走監獄 名所・史跡
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小豆の選別などの作業をする囚人たち。
博物館網走監獄 名所・史跡
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中央にはストーブがあります。
下の写真は中が丸見えのトイレ。博物館網走監獄 名所・史跡
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鍵鎖附着所
農作業に出入りする際に戒具である鎖の着脱を行う場所で、2階建寄棟造、鉄板葺です。
作業場は、平屋建て切妻造鉄板葺きです。
外壁は下見板張。
北を足洗場とし、細長い足洗槽を設け、南は洗濯場となっています。
2階は雑品庫、衣服庫、図書庫となっており、床は全面板張で頂部に明り取り窓を廻し、天井は棹縁天井を張る外は、キングポストトラスが現れています。博物館網走監獄 名所・史跡
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洗濯洗足場
博物館網走監獄 名所・史跡
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2階へ上がってみます。
博物館網走監獄 名所・史跡
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2階は特に展示もないのでさらっと見て回ります。
博物館網走監獄 名所・史跡
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教誨堂
板敷きの一室で、床を高めて舞台を設け内部の壁は漆喰風仕上げ上下ガラス窓を並べ、竪板張の腰壁を巡らしています。
天井は丸形の中心飾りや角型の換気口が付けられています。
小屋組はクイーンポストトラスです。博物館網走監獄 名所・史跡
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教誨師から教え諭されている囚人たち。
一日の生活の様子のジオラマも。博物館網走監獄 名所・史跡
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舎房へと続く煉瓦敷きの廊下の両脇には洗面所が設けられています。
博物館網走監獄 名所・史跡
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舎房
舎房外壁は下見板張で屋根は切妻造鉄板葺きで中央に中央見張所が置かれていました。
東に第1舎、西に2舎の直列配置ですが、創建当時は北にも舎房を延ばしT字形の配置でした。
中央見張所は床を板張、天井は鏡天井で二重に蛇腹を巡らして折り上げ、壁は漆喰塗りで竪板張の腰壁を巡らしています。
内部は中央を通路とする向かい房で、六畳の広さの雑居房が各20房となっています。
通路と房の間の壁は中央を木製扉、両脇断面を平行四辺形とし竪格子で上部に木製竪格子付きの窓が付いています。
小屋組は中央見張所がキングポストトラスで、第1舎はトラスと和小屋を組み合わせた小屋組、第2舎は下弦材を連結しないクイーンポストトラスに似た形の小屋組です。博物館網走監獄 名所・史跡
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第一舎
博物館網走監獄 名所・史跡
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中央に見えるのはストーブ台。
博物館網走監獄 名所・史跡
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左右にずらっと雑居房が並んでいます。
博物館網走監獄 名所・史跡
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第二舎
博物館網走監獄 名所・史跡
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こちらもほぼ同じ造り。
博物館網走監獄 名所・史跡
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いくつかの雑居房は中に入ることができます。
博物館網走監獄 名所・史跡
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雑居房内部
博物館網走監獄 名所・史跡
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トイレ
博物館網走監獄 名所・史跡
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囚人の衣服
上のオレンジ色が明治時代のもの、下の水色が昭和19年に改正されたもの、緑色が現行のもの。博物館網走監獄 名所・史跡
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懲罰の道具。
左から両手片足錠、枷、鎮静衣、防声具。
現在はこれらの道具は使われておらず、懲罰房という独房に入れられるのだそう。博物館網走監獄 名所・史跡
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網走監獄二見湖畔神社。
博物館網走監獄 名所・史跡
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平成13年にこちらへ移設されました。
博物館網走監獄 名所・史跡
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二か所目の哨舎。
博物館網走監獄 名所・史跡
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二見ケ岡の樹上の農作業について。
博物館網走監獄 名所・史跡
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春の開墾、種まき、夏の草取り、秋の収穫を再現したもの。
博物館網走監獄 名所・史跡
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登り窯
博物館網走監獄 名所・史跡
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お次は見どころのメインである舎房及び中央見張所です。
その②へ続く……博物館網走監獄 名所・史跡
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この旅行記へのコメント (2)
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- kakotyanさん 2022/07/27 11:50:03
- 実際に自分が行って見たような
- 沢山の写真は、とても説得力が有り良く分かりました。
極寒の地での暮らしは如何ばかりかと想像します。
流氷見物で網走へ行きましたが、寒かった事忘れられません。囚人といえども
辛い日々だったことでしょう。
- aliceさん からの返信 2022/07/27 14:47:13
- Re: 実際に自分が行って見たような
- kakotyanさん
こんにちは。
旅行記をご覧いただきありがとうございます。
舎房の暖房設備は最小限しかなく、厳しい北海道の冬を越すのはさぞ辛かっただろうなと感じました。
中央道路が囚人たちの過酷な労働によって作られたことなど勉強になることばかりでした。
alice
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旅行記グループ ◆◇◆滞在時間24時間!1泊2日の弾丸網走旅行◆◇◆
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