◆◇◆滞在時間24時間！1泊2日の弾丸網走旅行 その③◆◇◆

2022/06/04 - 2022/06/05

4月の函館旅行が不完全燃焼だったため、旅行欲が抑えきれずうずうず。
そんなとき、漫画・ゴールデンカムイが連載完結、実写映画化決定と話題になっていたので、舞台となった網走へ行こう！と行き先が決定しました。
2日間とも雨というお天気には恵まれませんでしたが、限られた時間の中、行きたかったところは全部回れたので充実した旅となりました。

エリア 網走(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

10分程車を走らせ、オホーツク流氷館へ。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

入館料：770円

オホーツク流氷館 美術館・博物館

エントランスは流氷の海を潜っていくイメージ。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

幻想的な階段を下りて地下1階へ。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

流氷体感テラス
マイナス15℃の室内で本物の流氷に触れ、大人気の濡れたタオルを凍らせる「しばれ実験」が目玉です。
光の演出による「流氷の日々の移ろい」を感じられる演出も楽しめます。

こちらがこの施設の一番の見どころでしょう。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

ちょうど貸し切り状態でした。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

アザラシがいました。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

毎年3月に新しい流氷と入れ替えられるそう。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

左手にはキツネも。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

濡れたタオルを振り回して凍らせる「しばれ実験」。
あっという間に凍るのかと思いきや、結構な時間振り回してやっと凍る感じでした。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

長時間はいられないので早々に退散します。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

流氷の海の生きものの展示。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

クリオネは可愛くてずっと見ていられます。癒し～。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

オオカミウオの人工孵化に成功したそう。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

オオカミウオとナメダンゴ

オホーツク流氷館 美術館・博物館

フサギンポとフウセンウオ


この他に流氷幻想シアターがあり、大きなスクリーンでダイナミックな流氷の映像を楽しめました。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

エレベーターで3階へ。
展望テラスはお天気がよければ素晴らしい景色が見られたのでしょうね…
雨で何も見えないので誰もいませんでした。

オホーツク流氷館 美術館・博物館

反対側も何も見えず…

階段で1階まで下りてきて見学終了。
ちょっと期待外れだったかな…

オホーツク流氷館 美術館・博物館

もうどの施設も閉館時間なので、ホテルへ向かいます。
途中、セイコーマート 網走南2条店へ寄り道。

ようかんツイスト　110円+税
ようかんパン（ホイップカスタード）　110円+税
ちくわパン　100円+税

ご当地パンは必食。

もちっとクレープ（チョコホイップ）　110円+税

この日はまだ甘いものを食べていなかったので、夕食後のデザート用に。

平焼きバターチキンカレーパン　118円+税
ダブルメロンのクリームパン　120円+税

新商品に惹かれて。

ホテル オホーツク インに到着。
事前に連絡しておけば駐車場は無料でした。

網走 ホテル オホーツク イン 宿・ホテル

楽天トラベルにて2600円。
網走割引クーポンなるものがあったので、2000円引きになり格安で泊まれました。

喫煙室しかないホテルで、口コミを見ると煙草の臭いは“気にならなかった”と“気になった”のどちらの感想もあり、一か八か賭けてみることに。
…見事失敗しました。
空気清浄機とファブ○ーズが置いてありましたが、年季の入った部屋中に染み付いた臭いには気休め程度にしかならず…
今後二度と喫煙室には泊まるものかと心決めたのでした。

網走 ホテル オホーツク イン 宿・ホテル

壁に絵や写真が飾ってあると、裏にお札が貼っていないかとついチェックしてしまいますが、大丈夫でした。

網走 ホテル オホーツク イン 宿・ホテル

こういう壁の穴がそのままだったり、造りの古さは感じますが、お掃除はしっかりされていました。

網走 ホテル オホーツク イン 宿・ホテル

ユニットバス。
普段ドライヤーは浴室で使わないので、壁に備え付けのものは不便でした。

網走 ホテル オホーツク イン 宿・ホテル

冷蔵庫に無料のミネラルウォーターとおつまみが用意されていたので、いただいて帰りました。

網走 ホテル オホーツク イン 宿・ホテル

荷物を置いて一息ついたところで夕食へ出掛けます。
網走中央商店街というアーケード街を歩いて向かいます。
土曜の夕方だからなのか、それともいつものことなのか、閉まっているお店が多くて寂しい感じ。
途中にあるパン屋さんで翌朝の朝食を買おうと思っていたのですが、こちらも閉まっていました。

apt.4 網走中央商店街 市場・商店街

網走中央商店街にあるホワイトハウスへ。
洋食屋さんですがウニイクラ丼がいただけるとのことで、それをお目当てに。

ホワイトハウス グルメ・レストラン

メニュー

まだ夕食には早い時間帯でしたが、地元の方でそれなりに席は埋まっていました。
私は一人なのでカウンターへ。

ホワイトハウス グルメ・レストラン

ビーフとコンビ丼（ウニ・イクラ）　2200円

ホワイトハウス グルメ・レストラン

大きな丼鉢にイクラがたっぷり。

ホワイトハウス グルメ・レストラン

ウニは生ではなく蒸してありましたが、プリプリで美味しかったです。

ホワイトハウス グルメ・レストラン

ビーフステーキはお値段がお値段なのであまり期待していなかったのですが、想像していたよりはるかに柔らかくて驚きました。

ホワイトハウス グルメ・レストラン

写真ではわかりにくいですが、お味噌汁も小さめの丼鉢サイズで飲みごたえがありました。

結構なボリュームでお腹いっぱいに。
御馳走様でした。

ホワイトハウス グルメ・レストラン

ホテルへ帰る途中にあるダイニングバー MAREへ。
インスタで見つけたお店で、シメパフェをお目当てに。
人気店のようなのでダメ元で覗いてみると、案の定予約で満席とのこと。残念。

ホテルへ帰って、デザートにセコマのクレープを食べて早めに就寝Zzz…

6/5（日）
朝食なしのプランだったので、フロントから自由に持ち帰れたインスタント味噌汁とセコマのパンで簡単に済ませました。

11時にはレンタカーを返却したいところなので、残り時間はわずかです。
モヨロ貝塚館の開館時間に合わせて来ました。

モヨロ貝塚館 美術館・博物館

左手にはモヨロ貝塚があります。

モヨロ貝塚 名所・史跡

モヨロ貝塚館
網走市にあるオホーツク文化に関する博物館です。
約1300年前の網走にいたモヨロ人は、オホーツク海と共に暮らしてきたため、独自の航海術や海獣狩猟・漁場技術を発展させてきました。
その文化を発見するきっかけになったのが当時の人々の生活道具や骨などが埋葬されていた貴重な遺跡「モロヨ貝塚」です。
博物館では、貝塚だけでなく、オホーツク文化の住居や墓をテーマにした展示などもあり、無料の音声ガイドの貸出サービス (日本語・英語・ロシア語・中国語・韓国語)を利用すると展示のより詳しい情報を聞きながら歴史を学ぶことができます。

モヨロ貝塚館 美術館・博物館

入館料：300円→270円（JAF会員証で10％オフ）

モヨロ貝塚館 美術館・博物館

まずは地下1階へ。
貝塚が復元されています。

モヨロ貝塚館 美術館・博物館

本物の貝殻が使用されているそう。

モヨロ貝塚館 美術館・博物館

同じフロアには発掘調査についてや出土した土器の展示。

モヨロ貝塚館 美術館・博物館

2階へ上がると復元住居があります。
鏡張りになっていて半分の造りだったのですが、薄暗かったので奥行きがあると思い込み鏡に頭をぶつけました。笑

モヨロ貝塚館 美術館・博物館

興味深い展示ばかりで、じっくり見ていたらあっという間に時間が過ぎていました。

モヨロ貝塚館 美術館・博物館

1階へ下りると墓域展示室があります。

モヨロ貝塚館 美術館・博物館

出土したお墓と全く同じ位置にお墓が復元されています。

モヨロ貝塚館 美術館・博物館

貝層の剥ぎ取り展示もありました。

モヨロ貝塚館 美術館・博物館

貝塚館を出て、モヨロ貝塚を見学します。

モヨロ貝塚 名所・史跡

オホーツク文化のムラ（1300年前）
奥に見えるのが墓域。

モヨロの墓の特徴
墓は住居に近い墓地に、穴を掘ってつくられる「土壙墓」
このとき、頭の向きは北西方向に向けられる「北西頭位」
死者の顔をおおうように、つぼをさかさまにしてかぶせる「被り甕」
遺体を板で囲った「木槨墓」や、墓の上に石をならべた「配石墓」などもあります。

モヨロ貝塚 名所・史跡

土の家
モヨロ貝塚に暮らしたモヨロ人の近縁とされる二ヴフの住居。

モヨロ貝塚 名所・史跡

家の中央の炉、炉を囲むコの字型のベンチなど、モヨロ人の冬の住居とよく似た特徴があります。

モヨロ貝塚 名所・史跡

竪穴住居群・9号

モヨロ貝塚 名所・史跡

8号

モヨロ貝塚 名所・史跡

手前が7号、奥が10号

30分程で見学を終えて、次へ向かいます。

モヨロ貝塚 名所・史跡

網走市立郷土博物館へ来ました。

網走市立郷土博物館
この館は、昭和11年11月３日、当時の社団法人北見教育会が地方教育の振興と文化の発展をはかるべく、「北見郷土舘」として建設、開館したもので、北海道で最も歴史の古い博物館のひとつです。
開館にあたっては、故米村喜男衛名誉館長（網走市名誉市民）が長年にわたり収集した考古、民族資料3，000点が提供され、それが基礎となりました。
昭和23年４月、市に移管され、昭和36年11月に創設25周年を記念して新館が増築されるなど充実がはかられています。
令和元年12月５日には、本館・新館ともに建築家田上義也の変遷がたどれる希少な建造物として、国の登録有形文化財に登録されました。
網走の豊かな「自然」と古代から現代に至る「歴史」の流れを展示解説し、郷土のあり方を探る博物館です。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

入館料：120円→108円（JAF会員証で10％オフ）

この日の最初の来館者だったのか、展示室の電気がついておらず、入館料を払った後につけてもらいました。笑

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

1階左手の展示室。
海の生き物の剥製が並んでいます。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

1階右手の展示室。
こちらは森の生き物の剥製。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

階段を上がって2階へ。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

ステンドグラスをあしらった踊り場の窓。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

踊り場から見た2階。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

3階へ続く螺旋階段。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

新緑が見える窓からの景色が素敵。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

2階左手の展示室。
アイヌ文化の生活資料。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

衣服

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

チセ（アイヌ語で家）の復元。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

金カムに度々登場するチセ。
こんな感じなんだ～と興味深かったです。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

2階右手の展示室。
旧石器文化／縄文文化／続縄文文化／擦文・オホーツク文化の各時代の生活資料。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

縄文人とオホーツク人の頭蓋骨の展示も。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

さらに右手奥へと続く展示室。
江戸から現代へとつづく網走の近代の歩みを紹介。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

大正～昭和期の生活用具がレトロで可愛かったです。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

時間がないので20分程で見て回りましたが、もっとじっくり見学したかったな…

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

登録有形文化財の建物も素敵でした。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

見学を終えるまでずっと貸し切り状態でした。

網走市立郷土博物館 美術館・博物館

空港へ向かう途中で網走駅へ寄ります。

網走駅 駅

記念撮影のできるパネルが設置されていました。

網走駅 駅

駅構内にあるモリヤ商店で駅弁を購入。

モリヤ商店 グルメ・レストラン

かにめし　990円

モリヤ商店 グルメ・レストラン

“創業当時より変わらぬ看板駅弁。
炊き込みご飯の上に地元の醤油蔵から仕入れる醤油で薄味に炊き込んだ網走産の蟹のほぐし身がたっぷりとかかっています。
錦糸卵の甘味と、甘辛く炊いた椎茸の味が、蟹の風味を引き立てた逸品です。
地元の人々も買いに来るイチオシ弁当です。”

モリヤ商店 グルメ・レストラン

空港で昼食にいただきました。

モリヤ商店 グルメ・レストラン

まだまだ寄り道は続きます。
Gelateria Rimo 網走本店へ。

Gelateria Rimo 網走本店 グルメ・レストラン

メニュー

カップの種類を選んで先会計。
そのあとジェラートを選びます。

Gelateria Rimo 網走本店 グルメ・レストラン

どれも美味しそうで迷います。

Gelateria Rimo 網走本店 グルメ・レストラン

ダブル　500円

ピスタチオとジャンドゥーヤを選択。
どちらもナッツの香りが際立っていてめちゃくちゃ美味しかった！

Gelateria Rimo 網走本店 グルメ・レストラン

最後にパン屋さん ブランジェアンジュへ寄ります。
旅行で心掛けていることの一つに、ガイドブックに載っていないであろう、地元で人気のパン屋さんやスイーツ店に１カ所は立ち寄るというがあって。
今回はこちらのお店に。

ブランジェ・アンジュ グルメ・レストラン

ナッツといちじくのパン　180円+税
くるみ＆レーズン　180円+税

品数が少なくなっていたのであまり選択肢はなかったのですが、どちらもとても美味しかったので、食パンも買えばよかった…と後悔。

ブランジェ・アンジュ グルメ・レストラン

空港手前のガソリンスタンドで給油してからレンタカーを返却。
ガソリン代は2.29Lしか減ってなかったので、500円しませんでした。
空港までは歩ける距離ですが、雨だったので送迎してもらいました。

女満別空港 空港

チェックインを済ませて、手荷物の重さチェックをしていないことを確認したので、安心してお土産を買い込むことにしました。

女満別空港 空港

2階の出発ロビーへ上がると、ロコ・ソラーレのパネルとカーリングストーンの展示がありました。

女満別空港 空港

わかさいも（4個入）　507円

ケンミンshowで紹介されたというポップに惹かれて。

“芋を使わず洞爺湖周辺の大福豆を主原料に餡を作り、芋の筋に見立てて細かい昆布を入れ、 焼芋の色にするため卵正油を塗って焼いています。
芋に見立てるため皮は非常に薄く、 大福豆の餡を使うことで粘りを増し、2つに割ると焼芋を割った時の様に割れ、 筋に見立てた昆布が表れます。
さつまいもの取れない北海道で、「やきいも」を表現したお菓子。
和菓子で醤油を使用したのは日本で最初。”

不思議なお味でした。

女満別空港 空港

ほたてご飯の素　524円

化学調味料・保存料等不使用だったので買ってみました。

女満別空港 空港

網走監獄 塩ラーメン　200円
オホーツクの塩ラーメン　378円

オホーツクの塩ラーメンはマツコの知らない世界・王様のブランチで1位というポップに釣られて。
網走監獄 塩ラーメンはネタでお土産に。

女満別空港 空港

北海道開拓おかき（枝幸帆立味・函館いか味・えりも昆布味・枝幸毛がに味）　各470円

枝幸毛がに味が期間限定のようです。
枝幸帆立味が1番美味しかったかな。

女満別空港 空港

ようかんパン　230円

セコマのものしか食べたことがなかったので。
白あんに金時豆と和菓子要素が強め。
もっといろんなお店のものをを食べてみたいな。

女満別空港 空港

カズチープレッツェル　237円

カズチーはカルディで購入したことがありましたが、プレッツェルは初めて見たので購入してみました。
教えてもらう前と後で紹介されたそう。

どのショップもポップの使い方が上手で、商品を手に取りやすいなと感じました。
北見名菓の赤いサイロは1人2箱までの購入制限がありました。
前回函館で購入したので、今回はパス。

女満別空港 空港

定刻出発。

女満別空港 空港

往路はほぼ満席でしたが、復路はそこそこ空席も。
私の隣も2席とも空席だったのでゆっくりできました。

女満別空港 空港

見事にずっと雨でしたね。
北海道に梅雨はないといいますが、運が悪かった…

女満別空港 空港

2年半ほど乗っていない間に、機内デジタルサービスが開始されていたんですね～。
往路は爆睡していて復路の到着間際に気づきました。
ローカルネットワークで外部接続はできないので、個人的には活用することは少なそうです。

定刻通り関空到着。
大阪は半袖でもいいくらいの暑さでした。
帰りもリムジンバスで三宮へ。

行く前は網走監獄くらいしか観光スポットを知りませんでしたが、調べてみると見どころが多く、駆け足の観光になってしまったものの、1拍2日で行けなくはないな、と。
次は4月のリベンジ！函館の予定です。
今年何回北海道行くんだって感じですが。笑

関西国際空港第二ターミナル 空港