◆◇◆滞在時間24時間！1泊2日の弾丸網走旅行 その②◆◇◆

2022/06/04 - 2022/06/05

4月の函館旅行が不完全燃焼だったため、旅行欲が抑えきれずうずうず。
そんなとき、漫画・ゴールデンカムイが連載完結、実写映画化決定と話題になっていたので、舞台となった網走へ行こう！と行き先が決定しました。
2日間とも雨というお天気には恵まれませんでしたが、限られた時間の中、行きたかったところは全部回れたので充実した旅となりました。

エリア 網走(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

警鐘

博物館網走監獄 名所・史跡

館内は自然豊かな造りになっているので、お天気だったら気持ちよかったんだろうなぁ。
雨の日はこれはこれで趣があったけども。

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舎房及び中央見張所へ来ました。

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三か所目の哨舎。

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舎房及び中央見張所（重要文化財・移築復原）
この建物は木造平家建、中央見張所を中心に側面から後方に放射状に建つ五つの舎房からなり、間を渡り廊下で接続しているため五翼放射状房と呼ばれています。
舎房外壁は下見板張で、屋根は桟瓦葺だったが、現在は鉄板葺となっています。
舎房は北から順に第一舎から第五舎とし桁行きは第1・3・5舎が58.2ｍ第2・4舎72.7ｍです。
内部は中央を通る向かい房、第4舎80房と第5舎奥の20房を1.5坪の独居房とする以外は、各棟3坪の雑居房で226房の構成です。
厚さ7ｍｍの明り取り窓が第1・3・5舎は2ケ所、第2・4舎は各3ケ所付いています。
壁を破られないよう壁内の柱は雑居房で約30ｃｍ間隔、独居房は約21ｃｍ間隔で密に立てられています。

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小屋組は下弦材を鉄筋でつないだクイーンポストトラスの小屋組、中央部分は逆Ｙの字の鉄筋の開き止めを露出させています。
床は煉瓦敷の土間、房は板敷きで各房の隅に便所用の枠を設け、房内の壁は木摺漆喰塗りで房天井は厚さ15ｍｍの板を張った鏡天井です。
通路と房を隔てる壁は中央を木製扉、両脇を竪格子、上部に鉄格子付きの窓が付いています。
竪格子は平行四辺形断面もしくは「く」の字形断面の格子となっており、換気や暖房に配慮しつつ向かい房同士が見通せない工夫がなされています。
木製の扉は片開きの框戸で上部に鉄格子付きの視察孔、下部に食器口を設け、大型の鉄錠がつけられています。
房内の壁側は床から1.5ｍの高さに欄間付き引違ガラス窓で外に鉄格子がつけられています。
中央見張所は、中央八角形の哨舎を置き各舎房の渡り廊下を見通すようになっています。

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中央見張所を中心に、五つの舎房が放射状に建っています。

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中央見張所からは各舎房の渡り廊下を見通すことができます。

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看守が使用していたサーベルと刀、猟銃。

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第一舎

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フォトジェニック！

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廊下の両脇に雑居房がずらり。

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扉には頑丈な鉄錠がつけられ、上部に鉄格子付きの視察孔、下部に食器口が設けられています。

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雑居房内部。
トイレは監視できるよう擦りガラスで囲われています。

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第二舎

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天井には大きな明り取り窓があるのでとっても明るい。

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こちらも雑居房。

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廊下の突き当りには扉があり、外に見える緑が鮮やかで綺麗でした。

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渡り廊下から見た中央見張所。

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渡り廊下の窓から見た第一舎と第三舎。

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第三舎

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第一舎、第二舎とほぼ同じ造り。

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こちらも雑居房。

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雑居房内部

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第四舎

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展示の多い舎房となっているので、時間がないときは第四舎メインで見学することをオススメします。

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こちらは独居房。

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独居房内部

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当時の独居房は現在のものとは目的が異なり、規律違反を犯した者、他の受刑者と一緒に生活出来ない者が入れられました。

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居房の扉は雑居房よりも頑丈な鉄扉となっています。
内部を覗くための視察孔も、雑居房のそれよりも小さく造られています。

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屏禁罰
監獄の中で規律違反の行為を繰り返し行う者には懲罰が与えられます。
些細なことであれば、典獄の判断により、職員の訓戒ですませられることもありますが、違反行為が他の者の秩序を乱すときには「屏禁罰」という罰が与えられます。
「屏禁罰」とは独居房の中に昼夜一定の期間入れ、部屋から出さないで減食させ反省させるという罰です。
さらに重屏禁になると、暗室に移り臥具も与えられないという厳しい罰です。

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廊下を奥へ進んでいくと…

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“昭和の脱獄王”こと白鳥由栄がいました！

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金カムに出てくる脱獄王、白石吉竹のモデルとなった実在の人物です。

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白鳥が収監されていた第4舎第24房。
過去二度の脱獄を成功させていた彼には、独居房の床を二重にしたうえ、体を革バンドで縛り、約20kgの太い鎖でつながれた手錠と足錠をはめるといった特別な措置が講じられました。
それでも白鳥はあきらめず、看守のすきをうかがって手錠同士をぶつけては歯でナットを何万回と噛んで緩め、視察口の鉄格子に毎日味噌汁を垂らして付け根を腐らせ、その鉄格子を外して居房を抜け出し、舎房の天井のガラス窓を頭で突き破って脱出を果しました。

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視察口の大きさは約20cm×40cm。
到底大人の男が通り抜けられる大きさではありませんが、両肩の関節を自由に外すことができた白鳥だからこそやってのけた脱獄だったのです。

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第五舎

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最後の舎房です。

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こちらは雑居房と独居房の混合。

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雑居房で食卓を囲む囚人たち。

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受刑者歩行用のゴザ
昭和30年頃までは、受刑者は舎房と作業場や工場への往き帰りは、土間に敷かれたゴザの上を一列になって歩行しました。
それは受刑者の履物が工場や検身場に保管されて、素足（冬は足袋）になることと、看視がしやすいためです。
歩行の間は私語は一切許されず、また一人一人の間隔は、離れすぎても近寄りすぎても直ちに注意されました。

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第五舎の長い廊下には、ストーブが2台設置されていました。
設置については、均等に温かさが伝わるように非常に神経を使い位置が決められました。
開設当初は薪ストーブを使用、その後時代と共に石炭ストーブ、石油ストーブ、スチーム暖房と近代的に整備されてきました。

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ポーズの決まっている(？)看守。

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時間があればずっと見ていたいくらい見どころがいっぱいでした。

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最後に中央見張所を一枚。

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網走刑務所赤煉瓦外塀の煉瓦

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浴場
受刑者にとって、入浴は所内の生活で最も楽しみな一時です。
網走刑務所では、明治45年にコンクリートの浴槽にボイラーで湯をわかす近代的な浴槽を作りました。
作業場ごとに15人ずつが、看守の号令のもと、脱衣に3分、第1槽入浴3分、洗身3分、あがり湯の第2槽入浴3分、着衣に3分というように、脱衣から着衣まで15分間で効率よく入浴しましたが、1日に入浴できる人数は200人程度でした。
この時代の監獄則では、6月から9月まで月5回入浴、他の月は1回入浴と定められていましたが、現在は、1日おきに入浴できるようになりました。

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脱衣所

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浴槽と洗い場

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重罪を犯した凶悪犯や任侠、ばくろうなども収容されており「くりからもんもん」の入れ墨をした者もいました。

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脱衣所と浴室の間には見張り部屋が設けられています。

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見張りの看守の目線ではこんな感じ。

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脱衣所の中央に置かれた棚は左右どちらからも利用可能に。

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煉瓦造り独居房（登録文化財・移築復原）
網走刑務所では、明治時代末期より、本州の監獄から煉瓦造りの技能を持った囚人を受け入れて煉瓦を焼き、出来上がった煉瓦を使い、塀や門、倉庫、独居房などの様々な施設造りを行いました。
この独居房には、窓がなく、扉は二重、しかも煉瓦の壁の厚さは、40cm以上もあります。刑務所の規則の移り変わりにあわせ「懲罰房」「鎮房」「保護房」と呼び名も変わりました。
明治時代の監獄の規則には、規則違反者を窓の無い真っ暗な部屋に閉じこめ、食事を減らし、反省させるという厳しい罰則があり、この独居房も当時の規則に合わせて建てられたものと考えられています。

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独居房内部

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独立型独居房
独居房は、1囚1房を理想とする監獄法に基づいて、網走分監創設時には16棟あり、明治45年の再建時には34棟ありましたが、社会復帰が行刑の目的となるにつれて、「社会性が養われる雑居が重視されるようになったことと、管理の手間がかかること」から次第に使われなくなりました。
当時の資料をもとに再現した独居房は、板張りの小屋で、屋根は瓦葺き、内部は土間と居室に分かれ居室は畳2枚分の板張りになっていて、入口と欄間から明かりが入るだけです。

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左手の独居房

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右手の独居房

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教誨堂（重要文化財・移築復原）
この建物は教誨事業の行われた講堂で、教誨とは収容者対して行う精神的、倫理的、宗教的な強化指導のことです。
僧侶や牧師さんが受刑者に人の道を説き、更生へと導くように尽くした場所でもあります。
建築にあたり、受刑者は精魂こめて作ったと語り継がれています。
屋根は桟瓦葺入母屋造りです。
小屋組みは二重梁より上にキングポストトラスを組み込んだ大スパンのクイーンポストトラスで、柱と陸梁を方杖で固め、無柱の大空間を実現しています。
外壁は隅のみ柱形を付けた下見張で、腰を竪板張り、櫛形ペディメント付きの上下窓が設けられています。
軒は垂木で隅を扇に配り、軒反りを付け、妻飾りの破風には植物の葉をあしらった独特の鰭付懸魚を吊っています。
和洋折衷の意匠や技法を組み合わせた建築です。
細やかな細部意匠に司法省の設計水準の高さや施工技術が示されている。

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内部は板張の一室で、正面舞台と左右に脇室を供えています。
内部の壁は漆喰風仕上げで腰板は竪板張り、天井は蛇腹を二重に廻し折り上げた天井で、丸形の中心飾りが三箇所付けられています。

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中央奥にお堂、左手には資料の展示があります。

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鎮魂のお堂

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シャンデリア

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お堂のほうから入口を見たところ。

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最後に全体を。

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釧路集治監網走囚徒外役所正門

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創建当時の塀は木造でした。

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四か所目の哨舎。

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一周して正門まで戻ってきました。

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最後に一枚。

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出口の外にもお土産店がありましたが、特に買いたいものはないのでスルー。

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2時間半程かけて回ってきましたが、次の予定もあったので舎房あたりからは駆け足になってしまいました。
時間が許すなら半日くらいいたかったよ…（泣

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鏡橋を渡って駐車場へ。

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鏡橋の下には網走川に見立てた池が造られています。

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車で10分程走って北方民族博物館へ来ました。

北海道立北方民族博物館
グリーンランドから北欧まで、アイヌ文化を含めた北方民族の文化とオホーツク文化を紹介する我が国唯一の博物館です。
常設展示には世界各国から集めた約900点を衣食住、生業等のテーマ別に展示し、北方に暮らす人びとの文化を紹介しています。

北方民族博物館 美術館・博物館

入館料：550円→500円（JAF会員証で10％オフ）

スマホでQRコードを読み取って聞くことができる音声ガイドの案内をしていただきましたが、閉館まで50分弱しかなかったので聞いていたら全部回りきれないと思い断念。

北方民族博物館 美術館・博物館

北のファンタジーという幻想的な通路を通って展示室へ。

北方民族博物館 美術館・博物館

衣服の展示コーナー

北方民族博物館 美術館・博物館

バッグやベルトといった小物類

北方民族博物館 美術館・博物館

毛皮や腸、樹皮の衣服
アザラシの腸を用いた服なんて初めて見たのでびっくりしました。

北方民族博物館 美術館・博物館

色鮮やかでとってもかわいい。

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食事と住居の展示コーナー

北方民族博物館 美術館・博物館

調理器具や器

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イヌイトの竪穴住居
この竪穴住居は、アラスカ最北端のポイント・バローからポイント・ホープにかけての海岸地域で、主に海獣狩猟によって生活してきたイヌイト伝統的な冬の住居をほぼ原寸で復元したものです。
向かって左側が地下の通路（トンネル）で長さ4.7m、右側が地上にある主室（生活するところ）で面積を8.6m2（約5畳）とし、5名程が暮らせる住居として造りました。
実際の竪穴住居では、通路の長さが5～9m。主室面積が4m2～13m2とさまざまで、大きな住居では10名程が暮らすことができたそうです。
屋根には流木やクジラの骨を用い、保温や防風のため、その上に土をかぶせてあります。

北方民族博物館 美術館・博物館

地下の通路（写真上）と主室。
地下の通路の屋根にはオオカミがいました。

北方民族博物館 美術館・博物館

土器

北方民族博物館 美術館・博物館

様々な道具の展示コーナー

北方民族博物館 美術館・博物館

館内は広くはないものの展示数はかなりの量があり、どれも興味深かったです。

北方民族博物館 美術館・博物館

訪れる人が少ないのか、ほぼ貸し切り状態でした。
時間があればもっとじっくり見たかったな。


その③へ続く……

北方民族博物館 美術館・博物館

この旅行記へのコメント （2）

• こちえもんさん 2022/08/15 20:24:35

  網走監獄

  初めて女満別空港に降り立った時、とにかく網走監獄をみたい！とずっと思っていました。
  なんでそんなに見たかったのか。
  
  そうあなたの知らない世界。
  つまり私の知らない世界だから、興味シンシンだったのしょう。
  
  やはりaliceさんと一緒で隅から隅までずずずーいっと確認しましたよ。
  かなり時間かけてみました。
  
  その時の雰囲気が、この写真から思い出されます。
  監獄飯を食べそびれたのが、実に残念です。
  
  またおさらいしに行こうかなと思わせてく
  れる旅行記でした。

  aliceさん からの返信 2022/08/16 11:06:53

  Re: 網走監獄

  こちえもんさん
  
  こんにちは。
  旅行記をご覧いただきありがとうございます。
  “私の知らない世界”、まさにそうでした。
  どの施設も興味深くて時間を忘れるほどでした。
  時間をおいてから再び訪れたいと思っていますので、こちえもんさんもぜひ！
  
  alice