2022/07/02 - 2022/07/03
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Tokyo 634さん
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ご覧いただきありがとうございます。
ANAトクたびマイルで行く富山の旅の2回目です。
今回は富山駅にやってくる電車を眺めた後、富山地方鉄道の富山港線を乗りつぶす「鉄分」たっぷりの回です。
普段は見かけない様々な列車に大興奮でした...
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2022.7.2(土) @富山駅前
羽田から約1時間のフライトで富山空港へ。富山空港からバスで富山駅にやってきました。
今回は富山駅の構内をぐるっと巡り、路面電車にも乗車します。富山駅 駅
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時刻はちょうどお昼時だったので、先に腹ごしらえ(笑)
富山駅から徒歩5分ほどのところにあるラーメン店で富山名物・ブラックラーメンをいただきます。
人気店のようで少し行列ができていました。ラーメン一心 富山駅前本店 グルメ・レストラン
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おススメの黄金煮卵ラーメンを頂きました。
富山のラーメンは、写真の様に黒く濃いのが特徴。
味が濃いのかと思いましたがそこまで濃くなく、うまみたっぷりで美味しかったです。 -
富山駅に戻ってきました。
富山駅は2015年の北陸新幹線開業に合わせて駅舎が新しくなりました。
路面電車の駅とコンコースが一体となっているのが面白いですね~ -
富山駅在来線ホームで列車の見学タイム。
富山駅の在来線ホームは、新幹線開通に伴い高架化されました。新幹線開業後も工事が続き、上下線ともに高架化が完了したのは2019年のようです。
富山駅に発着する在来線は北陸本線と高山本線でしたが、2015年の新幹線開業に伴い、北陸本線が3セクに移管されたため、現在乗り入れるのはあいの風とやま鉄道線(旧北陸本線)と高山本線になりました、、、 -
高山本線は切欠きホームの2番線から発車。
富山駅から1日4本しか発車しない特急ひだ号をはじめに見に行きます。 -
特急ひだ号用のキハ85系。2022年のダイヤ改正で「ワイドビュー」の愛称はなくなってしまいましたが、ワイドビュー特急の名に恥じない大きな窓と前面展望が楽しめる列車です。
しかし、キハ85系を新型のHC85系で置き換えることが発表され、2022年7月1日からHC85系の運用が始まりました。
キハ85系もHC85系も乗ったことがないので、早く乗ってみたいです・・・
HC85系 特設サイト
https://market.jr-central.co.jp/zairai/hc85/ -
13:02
定刻通りにひだ14号は名古屋に向けて発車。
ディーゼルエンジンの力強い音とともに発車していきました・・・
特急ひだ14号 発車の様子(動画) ↓
https://youtu.be/RuxhH3xybbM -
キハ85系を見送った後すぐにあいの風とやま鉄道の521系が入線。
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521系はJR西日本から譲渡された編成と、三セク化後に導入された編成があります。
近畿圏を走る221系や223系に似ていますね、、、
特に多くの車両を抱える大手鉄道会社では、コスト削減のため、車両の共通構造化を推し進める傾向にあります。 -
今となっては絶滅危惧種となった国鉄型413系が入線してきました。
413系は北陸本線向けに製造された交直両用車で、1986年に登場した電車。
主に北陸地区で活躍しましたが、JR西日本管内からは2021年春のダイヤ改正で全車運用離脱、三セク移管時にあいの風とやま鉄道へ譲渡された5編成のうち2編成は運用を離脱しており、現在残っているのはあいの風とやま鉄道に3編成、えちごトキめき鉄道にJR西日本から譲渡された1編成のみです。
三セクに残る415系ですが、全国的に国鉄型電車の廃車が進んでいるので、415系の引退もあまり遠い未来ではないと思います・・・ -
この編成は「一万三千尺物語」編成。
あいの風とやま鉄道の観光列車「一万三千尺物語」に使用されています。
一万三千尺物語の名前は、高さ3000m級の立山連峰から深さ1000mの富山湾までの高低差4000mに由来しています。
公式サイトによると
"標高3,000mの立山連峰の美しい稜線と、深海1,000mの富山湾を車両全体で表現しています。オレンジ色の朝日によって色づく立山と富山湾をイメージし、この列車に乗っていただく方々に高低差が生み出す富山の自然の恵みと雄大さを存分に感じていただけるように、という願いが込められています。"
とのことで、富山の雄大な自然を映し出す車両になっていますね~ -
富山といえば海の幸。富山湾や立山連峰の美しい景色を楽しみながら寿司や懐石料理が食べれるというなんとも贅沢な列車旅になりそうです。
全国各地に観光列車が増えていて、全部乗ってみたいですが、大学生にとっては少々敷居が高いのが残念(泣) -
あいの風とやま鉄道の富山駅改札を出てきました。富山駅在来線改札は昔ながらの駅員が集札するスタイル。
あいの風とやま鉄道の富山駅にはJR高山本線も乗り入れますが、在来線ホームと新幹線ホームを行き来することはできず、別々に入場券を購入する必要があります... -
路面電車の富山駅にやってきました。
路面電車の軌道と歩行者通路が交差する部分には踏切がなく、列車が接近するとブザー音と赤色のライトで知らせる方式になっています。
近未来感あって日本の駅じゃないように感じました、、、 -
続いて路面電車の乗りつぶし旅へ。
まずは富山地方鉄道富山港線で終点の岩瀬浜駅へ行ってきます。 -
富山港線はもともとJR西日本の路線で、電車が走っていましたが、2006年に廃止、LRT化されて2008年に生まれ変わって誕生した路線です。
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富山駅を発車。
富山駅南口は栄えてますが、北口は絶賛工事中(笑)
北口には世界一美しいスタバがある環水公園があります。 -
富山駅~奥田中学校前駅間は併用軌道線、奥田中学校前駅~岩瀬浜駅間は専用軌道となっており、専用軌道区間は、JR富山港線の線路を流用しています。(後述)
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城川原駅で列車交換。富山港線はほぼ単線(専用軌道区間は全て)なので、行き違いのための停車があります。
富山港線は、1時間に4本程度の地方鉄道にしては高頻度運転。JR時代は1時間に1本程度だったので、本数は4倍、利用客も増加していて、地方公共交通の注目のモデルケースになっています。城川原停留場 駅
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城川原駅には、主に富山港線を走る列車の車庫があります。
乗務員区も設置されているので当駅で運転士の交代がよく見られます・・・ -
萩浦小学校前でも列車交換。
地方の路線だと行き違いで結構待たされることが多いですが、富山港線ではそんなことはなく、両列車がほぼ同時進入してくるダイヤが組まれているため、停車時間は気になりません。 -
競輪場前駅に停車。
駅名通り、すぐ目の前に富山競輪場があります。
元々は競輪開催日のみの臨時駅でしたが、LRT化とともに常設駅に昇格しました。競輪場前停留場 (富山県) 駅
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人がいなくなったので、車内をパシャリ。
通常の電車より一回り小さい車両ですが、2両編成なので、バスより高い収容力を持ちます。 -
終点の岩瀬浜駅に到着。
岩瀬「浜」とあるように、海(富山湾)にとても近く、近くには岩瀬浜海水浴場もあります。岩瀬浜停留場 駅
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JR時代も1面1線だったのでLRT化で駅舎が変わったぐらいで配線にはほとんど変化はありません。
左側にはもう1線線路をひけるスペースがありますが、こちらは1984年まで行っていた貨物取扱の名残でしょうか...? -
低床の路面電車が普通の軌道を走る、少し奇妙な光景です。
元々JR富山港線だった区間で変更されたのは、駅ホームと架線なので、おそらく軌道にはほとんど変化が見られないと思います・・・ -
折り返しの列車の発車前に、接続するバスがやってきました。
接続するバスは「フィーダーバス」と呼ばれ、路面電車が幹線、バスが支線としてすみ分けられ、このあたりの公共交通を維持しています。
路面電車は低床なので、段差を設けることなくバスに乗り換えられるので、高齢者や介助が必要な方にも安心ですね~ -
富山地方鉄道の路面電車は、他地域の路面電車と同様に運賃収受は車載器で行います。
Suicaなどの交通系ICカードも使えますが、地域限定のICカードを使うとより安く乗車できます。
各地に地域限定のICカードがありますが、Suicaなど全国で使える統一のICカードにしてほしい気もします。(Suica等の交通系ICカードの導入コストが高いのがネックですが...) -
そうこうしているうちに、折り返しの電車が発車。引き続き乗車し、富山駅まで戻ります・・・
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元JR富山港線区間(専用軌道区間)は、周囲の車を気にする必要がないので飛ばすところでは結構飛ばすのが印象でした。
低床&定尺レールなので、レールの繋ぎ目の振動は、めちゃくちゃ揺れると話題のJR九州・指宿枕崎線ほどではありませんが、大きかったです(汗) -
東岩瀬駅を発車。
左側が電車が発着していた旧ホーム、右側が路面電車が発着する現ホームです。
こうしてみると、高低差が結構ありますね~ -
城川原駅まで帰ってきました。
城川原駅には、富山港線の車両基地のほか、富山ライトレールの本社社屋がありました。(現在は富山地方鉄道に吸収合併)
富山港線、面白い歴史の経緯を辿っていて、富山港線の運営会社が富岩鉄道→富山電気鉄道(富山地方鉄道の前身)→富山地方鉄道→国鉄→JR西日本→富山ライトレール→富山地方鉄道と変化し、2度富山地方鉄道が運営しています。 -
奥田中学校前駅を発車すると、専用軌道から併用軌道に入ります。
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専用軌道は全線単線でしたが、併用軌道は一部複線になっています。
併用軌道区間は車の渋滞に巻き込まれ、予期せぬ遅延が発生するので、遅延を最小限にするためのようです、、、 -
富山港線を往復し、富山まで帰ってきました。
この後も引き続き路面電車を乗りつぶし...と行きたいところですが、富山に住む友人に色々と案内してもらうので、いったん鉄道旅は終了。
次回は富山の名所を巡る様子をお届けします。
今回の弾丸富山旅、土曜の昼に富山入り、日曜の早朝に富山を発つという短い時間にたくさんやりたいことを詰め込んだので、超過密スケジュールになっています(汗)
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この旅行記へのコメント (3)
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- 毛利慎太朗さん 2022/08/06 16:50:04
- 初めてコメントを寄せます。
- Tokyo 634さま、ラインではご挨拶申し上げましたが、最近upされた旅行記の内容がどうしても気になり、コメントを寄せたくなったので、書かせていただきます。
私も中学生のころ2度ほど強硬工程で富山にいったことがあり、目的は増発実験で使われていたキハ58(原型エンジン車)に乗るためで、その頃は写真の413系は白地に青ライン(最近になって単色塗装からこちらの塗装に変更された編成もいます)でしたし、食パン419系やボンネット489系(これは小松市に静態保存されてますね)もいましたが、まともな写真が残ってないのが悔やまれるところです。
ともあれ、その当時は「国鉄金沢」って有様でしたので乗りに行くだけでも楽しい感じでしたかね。
ライトレールは乗ったことがないですが、BTSさまやTokyo 634さまが旅行記をあげてくだすったりしてるので、車両はまだ新しいほうですが、俄然興味がわいてくるといふものですか。
東岩瀬は駅舎巡りをやってるものとしては是非に伺いたい雰囲気ですね。
駅名標の書体も独特とのこと。
そして、ライトレールに対するレポートや考察も的を得ていてお見事だと思いました。
この方式だと、吉備線や氷見線なんかはLRT計画が進んでますが、富山の件を見習って、岡山電気軌道や万葉線と直通してほしいと鉄道ファンは願っとるところです。
icカードの件に関しても同感です、特に福島交通などはせっかく福島駅に乗り換え改札があるのに…と毎度思うところです。
半面、岩手県交通の盛岡地区や宮城交通と仙台市交通局はスイカ使えるのでこのご時世ありがたいですが、私自身、障がい者割引(精神)をよく使うので、まだ現金も捨てきれない面もあります。
ところで、広島地区ではicを廃止してQRに舵を切るみたいで、独自の決済システムってのがひっかかりますね。
ペイペイ利用者としては既存のシステムを使ってほしいですが、手数料が企業に課せられるので、ま~一畑の券売機(全国icほか、クレカやペイペイも使用可能)みたいにうまくいかないですね。
おとなしく、1日乗車券を買うしかないですかね。
https://news.livedoor.com/article/detail/21828779/
=毛利慎太朗=
- Tokyo 634さん からの返信 2022/08/06 23:20:59
- コメントありがとうございます。
- 毛利慎太朗さま、こんばんは。コメントありがとうございます。
富山港線、電化されていたのに、気動車が走っていたんですよね。JR時代の富山港線に乗られたのはうらやましいです。ぜひ次はLRTになった富山港線にいらしてください・・・
ICカード問題、Suica・PASMO等の全国で使える交通系IC、各地のご当地IC、最近はクレカやQRなど様々な方法が登場して、複雑になっていますね。
交通系ICは導入コストが高いと聞きますし、QRコード、クレカのタッチ決済は改札機の反応に時間がかかるとどの支払方法にも一長一短があるのが難しいところです...
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Tokyo 634
- 毛利慎太朗さん からの返信 2022/08/07 08:34:29
- Re お詫び
- 昨日はご返信くださり誠にありがとうございます。
と、ここで、お詫び申し上げます。
実はJR時代の富山港線も未乗車でして、BTSさまのページでいろいろと書かせていただきましたが、インターネットやニコニコ動画で見聞きした情報を書かせていただいたまでです。
by毛利慎太朗
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