2021夏・日本旅（パート１２：鯖江・福井・越前大野・九頭竜、色々巡った令和初の福井県）

2021/08/08 - 2021/08/09

そういえば、2021年夏の旅の続きを書いていなかったなと、2022年7月になって突然書いていることにしました。

ただ、2021年夏～冬に関しては、2021年末の令和東日本国盗り旅の途中に、詳細な旅程や会計を綴った旅ノートを紛失してしまった関係で、写真を見ながら記憶に頼って綴るしかありません。

実際の旅から1年弱が経過してしまっているので、記憶が曖昧な部分も多いので、あまり細部には拘らず、ダイジェスト的なテイストで記させて頂くことにします。

この年の夏位から、令和が始まってから3年以内に全都道府県制覇、というのを意識するようになっていたため、まずはコロナ禍が続く夏ではありましたが、実家のある名古屋にて、暫く東京五輪などをテレビ観戦しつつ、8月8日に出発して、まずは名古屋から近い北陸三県を制覇することにしました。


名古屋からは高速バスで福井県入り。最初に立ち寄ったのは鯖江です。この町は眼鏡の町として全国的に知られていますね。あと、ここで有名なのはレッサーパンダちゃんですね～。その後は、福井鉄道のフリー切符を購入し、武生を散策して、最後は福井市内のネットカフェで1泊します。

翌日はこの夏３回目の１８きっぷを利用してのJR行程となりますが、久しぶりに越美北線（九頭竜線）沿線を旅しました。生憎の台風接近中で、雨模様の一日だったので、随所でやる気を失っていますが、まだ雨が降っていなかった朝の時点で立ち寄った、越前大野では、割としっかりとした散策を楽しみました。この町の主役は何と言っても越前大野城でしょうね。またこの町は、随所に美味しい水が湧いていて、蒸し暑い夏の時期にはとても有難いオアシスでした。

その後は、越美北線の終点、九頭竜まで行きましたが、本当は1本遅らせて九頭竜湖界隈の観光を楽しむことも考えたのですが、天気が悪かったのでそのやる気もなくしてしまい、同じ列車で折り返して福井に戻り、最後は、北陸本線経由で石川県域に抜けるまでが本旅行記の流れとなります。

（表紙：鯖江の西山公園にいらっしゃるレッサーパンダちゃん。）

エリア 武生・鯖江(福井)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩 バイク
• 旅行の手配内容: 個別手配

2021年も8月になりました。
世の中的には7月下旬に始まった1年遅れの東京五輪で盛り上がっていた時期。
コロナ禍が続く夏でしたので、旅立ち前は基本的にはあまり外出せずに過ごします。

そういや、この長寿番組も2021年秋で終了しちゃったよね～。
今はBS番組として復活してるらしいけど、まあ、テレビのない生活なので、関係ないわ。

そして、8月6～8日にかけては、東京五輪なのに札幌開催だった競歩・女子マラソン・男子マラソンなどをテレビ観戦して過ごしました。

暑さ回避目的で札幌でやった割には、結局暑かったというオチ。
個人的には50キロ競歩の最終ランナーが、最後、駅前通りを独り占めして走って（歩いて）いた姿が、特に印象に残っています。

で、男子マラソンを観終わったその日に、名古屋を旅立ちます。

これまで令和になってから立ち寄った都道府県を数えてみると、丁度ほぼ半分の24都道府県でしたので、残り23県に、令和が始まってから3年が経過する2022年4月30日までに何らかの軌跡を残そう、と決意したのでありました…。

で、25都道府県目として目指すのが、名古屋から一番近い北陸、福井県です。福井行きの高速バスに乗車しますが、敢えて途中の鯖江で下車することにしましょう。

名鉄バスセンター 乗り物

この時のナナちゃん。
まだ、リニューアル前かしら…。

ナナちゃん人形 名所・史跡

で、出発。
コロナ禍もあってか、車内はガラガラ。
密の心配は一切なし。

伊吹山を眺めつつ…。

途中、滋賀県域にある賤ケ岳SAで休憩。

賤ヶ岳サービスエリア 道の駅

スタンプには織田信長の妹、お市の方が描かれていますね。
秀吉に追い詰められた後、柴田勝家と共に壮絶な最期を遂げました…。

で、鯖江インターに隣接する高速鯖江バス停で下車。

さいなら～。

ここで、令和版北陸国盗りカウンターが逆発動。（既に28番以降は作動済み）

福井（２５）

高速鯖江バス停から市街地までは徒歩圏内です。
まずは、鯖江といえばやはり眼鏡の町ですので、こちらに立ち寄っておきましょう。
入場は無料です。

めがねミュージアム 美術館・博物館

ベンチまでが眼鏡のデザイン。
流石、鯖江ですね。

メガネストリート 市場・商店街

JR鯖江駅までやって来ました。

鯖江駅 駅

駅スタンプは押しますが、ここからはまだJRは乗りません。

この辺も新幹線が延伸したら、JRじゃなくなっちゃうのかな…。

この日のメインは西山動物園でした。

ここにいらっしゃるレッサーちゃんの数、はんぱねー。
鯖江に来たら、絶対に足を運びましょうね。

西山動物園 動物園・水族館

西山公園にある道の駅。

道の駅西山公園 道の駅

鯖江駅でお借りしたこちらのレンタサイクルを、こちらの道の駅におカエルししました。

鯖江のレンタサイクルは乗り捨てできるのが良かったです。

で、その後は最寄りの鉄道駅であるこちらの福井鉄道・西鯖江駅へ。

もう夕刻になっておりますが…。

西鯖江駅 駅

こちらのフリー乗車券を購入しました。

これから武生に出かけた後、最後は福井まで利用します。
これだけの乗車で、十分に元が取れます。

新型の子がやって来た～。

で、福井鉄道の西の終点、越前武生駅へ。

因みに、名古屋から乗車してきた高速バスは武生にもバス停がありましたが、高速バス停の位置が、鯖江よりは市街地が遠いんですよね。

たけふ新駅 駅

夏場ですので、まだまだ日は長いことを利用して、慌ただしく武生散策をしました。

越前市武生公会堂記念館 美術館・博物館

武生は徒歩圏内に結構見所が多い町です（現在は越前市の一部となっています）。

適当に武生　観光、とかで検索してみてね～。（←ハイッ、丸投げ。）

總社大神宮 寺・神社・教会

で、最後は福井市内へと向かいます。

せっかくのフリー乗車券利用でしたので、えちぜん鉄道との接続駅なども観に出かけました。

次回の福井旅ではえちぜん鉄道を絡めてみよっと( ´∀｀ )。

田原町駅 駅

で、この日のお宿に関しては、お馴染みのオレンジの看板の高級宿ザマス。

ここは福井駅前で便利よね～。

地方の快活で、ここまで便利な立地の店舗は案外レアだと思う。

福井駅 (福井県) 駅

さて、翌朝。8月9日になりました。
（画像はありませんが、この日は長崎の日、でもありましたので、お昼前の定刻に、越美北線車内にて、黙祷を捧げさせて頂きました。）

勿論、ナイトパックのギリギリ時間を目途に高級宿を後にして、まずは朝散歩。

この日は生憎の雨模様、てか、台風が接近中なので、あまり悠長に構えてもいられない状況でした。

取り急ぎ、お城観光などをして…。

福井城址 名所・史跡

福井神社にも参拝しておきましょう。

パン、パンッ（合掌）！

福井神社 寺・神社・教会

で、今度は佐佳枝酒社へ。

カラフルな千羽鶴が、コロナの収束を願っておられました…。

佐佳枝廼社 寺・神社・教会

で、この日は台風との競争、でしたので、急いで福井駅へと戻り…。

福井駅 恐竜広場 名所・史跡

始発の越前大野行きに乗車します。

越前大野観光を約3時間楽しんだ後、後続の九頭竜湖行きへと乗り継ぐ予定。
台風接近中のため、特に越前大野より先は運行するか否かがヒヤヒヤでした。

越美北線に乗るなんて、今世紀初めてかも～。（恐らく、高校生の時以来。）
ということは、平成時代には一度も乗っていないってことか～('◇')ゞ。

実家のある名古屋から福井って、案外近いのに、意外と来ていない（行っても敦賀までとかが多かった）のよね～。

福井駅 (福井県) 駅

では、この子に乗って出発。

まあ、この列車に関しては、越美北線の突き当りまで直行できないので、鉄オタ系はいなくて、ほっと一安心。

自分のことを棚に上げて、マニアが集結する車内は色々と息苦しい。

使うきっぷは勿論これです(^^;)。

この夏の３回目～。

で、越前大野へ。
この車内運賃表、凄く見易いな～。

ゴーン！

撞いてないけど…(^^;)。

この町を散策するのは人生初の経験です。楽しみだなぁ～。

越前大野駅 駅

取り敢えず駅スタンプを。

やっぱり”お城と水”の町みたいですね。

水は水でも、空から降るお水はやーねー。

一応、傘をお借りしていきましょう。

ちょっとした史跡巡りなどもしつつ…。

越前大野のメインストリート（？）なども、コロナなのか、台風接近の影響からなのか、ひっそりしていました。

七間朝市 名所・史跡

お城が見えましたよ。
お天気が心配ですが、登ってみましょう。

その途中にも湧き水が。

大野市街地にはこんな場所が沢山あって、暑い夏の旅には重宝しそうですね。

新堀清水 名所・史跡

ま、お城のことは、検索して勝手に調べてみてね。

こんなクソ旅行記ではいちいち説明する必要なし。

ルートは幾つかあったけど、せっかくなので、こんなところを登ってみましょう。

まあ、今風に整備されてるわ。

えっちら、おっちら。

で、もうひと登りして…。

お城の正面にとうちゃこ。

越前大野城 名所・史跡

この方のおかげなんですね～。

で、大野市街地を見渡すロケーション。

天下、盗ったどー（←大嘘）。

で、天気も心配なことですし、足早に下ります。
整備され過ぎたこれって、案外、疲れるよね～、特に下りが…(-_-;)。

その後の移動途中のお店の前で見かけたカエルさん。

でべそがきゃわいいっ！！！！！

何故だか、肥前山口駅のへそがえるちゃん（ビッキーだったっけ？）を思い出しちゃった～。あの駅も新幹線開業後はどうなることやら…。

で、最後にお城を今一度眺めつつ…。

時鐘 名所・史跡

こちらの休憩所で、少し休ませて頂きましょう。
汗だくの体がご迷惑になりそうだったので、縁側に座って内部の様子を。

藩主隠居所 名所・史跡

最後に、観光協会さんのところで、越美北線の御乗印なるものを頂き（無料）…。

元町会館 (大野市観光協会) 名所・史跡

駅まで戻ってまいりました。

越前大野駅 駅

で、目下の懸案事項は、この先の運行状況に関して、なのですが…。
一応、越美北線も北陸本線も、この時点では大丈夫そう、と判断。

但し、勿論、先を急いだに越したことはありませんので、九頭竜湖で時間を多くとることは諦めて、単純往復だけすることにしました。

まあ、九頭竜湖まで行ってから、折り返しが運休になる、なんてことはないだろう、という判断で、この子に乗車。

新潟鐵工きたー！！！( ´∀｀ )。

越前を冠した駅名は福井県らしくて良いですね～。

越前富田駅 駅

で、幾つかのローカル駅を楽しんだ後に…。

終点の九頭竜湖駅にとうちゃこ。

越美北線に乗ると、どうしても長良川鉄道（越美南線）のことを思い出してしまいますね。
あちらも長いことご無沙汰なので、そのうち乗りに行かないとな～。

九頭竜湖駅 駅

そんな九頭竜湖駅舎の様子。

30ウン年前に来てる筈だけど、全く記憶がない。
まあ、多分新しく建て替えられてるんだろうけど…。

記念スタンプも押していきましょう。

九頭竜湖駅の発車時刻表。

JR北海道管内だったら、この位の本数、案外悪い意味で見慣れた光景（？）よね。

そんな僻地の九頭竜湖駅でも、そこはやはりJR北海道管内とは違う大都会（？）。

何と、駅併設のコンビニがあるではないか。
てか、道の駅があるし。

案外、普段は観光地なんでしょうね。鉄道利用するか否かは別問題として。

という訳で、蒸し暑かったので、冷やし中華でも頂きましょう。

（因みに、北海道内では、冷やしラーメンと言いたくなる。）

道の駅 九頭竜 道の駅

九頭竜湖駅では、到着時に、こちらの御乗印を配布していました。

今度来るときは、もっとゆっくりと散策したいな、と思いつつ、この日の越美北線旅は終了です。

で、福井まで戻り…。

福井駅 (福井県) 駅

ここでも駅スタンプをゲットし…。

こちらの金沢行きに乗車して、いよいよ福井県域ともお別れです。

この旅の時点では、福井県・石川県は、四国の愛媛県に次ぐブランクの長い（約10年ぶり）県でした。

という訳で、石川県域を踏むのも約10年ぶりとなります。楽しみだな～( ´∀｀ )。

因みに、直近の石川県域へは、韓国からでした～。
宜しければ見てみてね～。

https://4travel.jp/travelogue/10672427

車内の様子。
この時期の北陸本線普通列車内って、１８きっぱーで混雑するイメージ、なんですが、この日は流石に、台風接近の影響もあってか、案外空いていました。

福井の隣駅の森田駅。
字違いだけど、若くして亡くなられた北海道出身の投手（横浜・近鉄で活躍）、盛田幸妃のことを思い出すな…。

同じ鹿部町出身の日ハムの伊藤大海投手にも頑張って欲しいものです。

森田駅 駅

こうして、県境の牛ノ谷駅（福井県最北端の駅でもある）に到着し、この先が石川県域へと入りますので、令和最初の福井県域旅に関して綴らせて頂いた本旅行記は終了となります。

最後までご閲覧下さり、どうも有難うございました。

牛ノ谷駅 駅