リニューアル直後の「亀の井ホテル 奥日光湯元」に行ってみた

2022/06/18 - 2022/06/19

ハワイ行きの費用を貯めなければならないのに、贅沢にも又々温泉に行ってしまった。
今回は、旧かんぽの宿だった亀の井ホテル奥日光湯元だ。今年４月２８日から株式会社マイステイズ・ホテル・マネジメントのグループホテルとしてリニューアルオープン。
建物の構造体は残しつつ、内外装を全面改装しているので、ほぼ新築と同じだろうと期待して出発。
いつも温泉に行く際は、基本的に自分の車で行き電車は使わない。例外的に今年の２月は鬼怒川温泉に電車で行ったが、雪が残っている可能性があったので、止むを得ず電車とした。
そんな訳で、好天に恵まれ絶好のドライブ日和を期待したが、曇り空での出発となった。

エリア 日光湯元温泉(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

自宅を１０時少し前に出発し、東北道を快調に走る。
６月に入り政府の県民割り等が始ったので、高速道路も渋滞するかと思ったが、天気が良くない所為か順調だった。
日光と言えばいろは坂だが、以前は有料の上下２車線で紅葉の季節になると大渋滞となり、入り口料金所から出口料金所まで渋滞がつながる事も頻繁に起こっていた。
２０１９年１０月１日以降、馬返し駐車場先から明智平ロープウェイ駐車場までの区間を、中禅寺湖畔方面への一方通行として片側２車線化とし、完全に登り専用となり、渋滞が解消される事になった。

明智平展望台 自然・景勝地

２車線になって走り易い。追い越しもできるので遅い車にイライラしなくて済む。

明知平ロープウェイ乗り場には、ちょっとした無料の駐車場があった。

こちらには有料で、ロープウェイ利用者は無料と表示してある。
ロープウェイには乗らず、トイレ休憩をしただけで再スタート。

途中で昼食が食べられる店を探しながら走っていたが、中禅寺湖の湖畔では駐車場が少なかったのでパスし、その先で見つけた店に入った。

三本松茶屋 グルメ・レストラン

三本松茶屋という店で、カレーうどんとトマト焼きカレーを注文。

お土産も売っている。

料理ができるまで店の外をウロウロ。
戦場ヶ原は、日光国立公園なんだな。
戦場ヶ原という名前が付いているが、過去に戦があった場所ではなく、山の神がこの湿原を舞台に争いを繰り広げたという伝説に由来しているそうだ。

そうこうする内にカレーうどんの出来上がり。
味は、悪くない。普通にカレーうどん。

トマト焼きカレーではなく、トマト焼きチーズカレーだな。
味は焼きチーズカレーで、トマトは関係ないな。でもチーズが濃厚で美味い。

昼食を食べ終え、店前の道路を渡った先に戦場ヶ原を一望できる場所がある。

戦場ヶ原 自然・景勝地

興味がある人は、行ってみてはどうだろう。

野原の中を散策するイメージ。

そもそもが広大な土地だ。
まだ１時半だからホテルのチェックインにも早いし、どうしようか迷ったが特に行くあてもないのでホテルへ直行。

３０分も走らずホテルに到着。
ホームページで見た特徴のある玄関車寄せの屋根だ。

亀の井ホテル 奥日光湯元 宿・ホテル

建物全体の階数や部屋数は変えずに、外壁仕上げやサッシュも入れ替えたようだ。

かんぽの宿の時代に来た事がないので比較はできないが、新しいのは気持ちが良いものだ。
まだ２時前なのでロビーも閑散としている。
チェックインは３時までできないが、手続きは済ませる事ができた。
さて、約１時間どうしようか。

ホテルの目の前が湯の湖なので、散策に行って時間を潰そう。

お食事処と看板に書いてあるが、ここで？

この湖は、湖畔の日光湯本温泉からのお湯が流れ込んでいるので湯の湖というそうだ。
腰まで浸かって釣りをしている人がいるが、何か釣れるのかな？

何が釣れるのでしょう。
なかなか本格的な装いだけどねえ。

ボートに乗って釣る人もいる。

コロナの影響でお食事は無くて、珈琲を売っている。
ブラジルコーヒー３５０円とスペシャリティとしてエチオピアコーヒー５００円だ。

本格的ドリップコーヒだ。

この出島のようになった場所では、大勢の人が釣りを楽しんでいた。

湯の湖は、自然にできた湖ではなく、試験研究用の湖だそうだ。
明治時代から魚が放流され、ヒメマス、カワマス、ニジマス、ホンマス、鯉、フナ、ワカサギが住んでいる。
そろそろ３時なので、ホテルでチェックインしよう。

部屋はツインルームだが、和室だ。
もちろんベッドではないが、畳の上に布団でもなく厚目のマットレスが敷いてある。

特別広い部屋ではないが、泊るだけなら不自由しない広さだ。

窓からの眺望は、ホテル駐車場と樹木が見えるが、樹木の先の湯の湖は見えない。

各室の個別エアコンが設置されている。

洗面は、小さいタイプで玄関の小上がりに設置されている。

トイレはウォシュレットだが、最新のタイプではない。

リニューアルされてはいるが、この床板は表面が剥げている。どうせなら修復すればいいのにと思ってみたり。

部屋から外を眺めていると、ホテル駐車場の先の植え込みに何やら動物が寝そべっているではないか。

鹿だよ、シカ。野生の。
人間に慣れているのか、草を食べて警戒していないようだ。
近くを人が通ったり、写真を撮ったりしても逃げ出す事はなかった。

夕食は、５時３０分と７時３０分が選択できたので、５時３０分で予約。
場所は１階のレストラン。

当然バイキングスタイルなので食べ放題。
刺身や寿司があれば満足。

自分だけアルコール飲み放題を追加し、奥さんはビールの単品を追加。
他のホテルではグループ全員が飲み放題を追加しなければならないホテルが多いのだが。

カワマスかな？ホテルで串焼きは珍しい。
天婦羅も旨い。

ステーキや蕎麦も。
例に漏れず食べ過ぎた。

日付けは変わって日曜日。
朝一で温泉に入り、朝食を食べに１階レストランへ向かう。
朝食は７時～９時３０分で、グループ分けは無かった。

朝からパスタだ。ビアソーセージもある。

奥さんは色々な食材を多数持ってくるパターン。

パスタをお代わりしてしまった。これじゃ太るのも無理ないな。
カレーもあるし。
満腹の腹で部屋に戻り、一息ついたらチェックアウトだ。

自宅に直帰するのももったいないので、霧降高原に寄ってから帰る事にした。

霧降高原ハイキングコース（大山コース） 公園・植物園

霧降高原といえば日光キスゲと滝が有名。
帰りの時間に制約は無いが、チラリと横目で見る程度で十分かな。

復活した政府肝いりの県民割りでお土産を購入。
ホテル宿泊で貰えるのだが、ホテル内では宿泊費の支払いには使えず、お土産の購入はＯＫ。
ホテルでは買わずに出たので、ここらで買わないと無駄になってしまう。
お土産も買ったし、車でさっさと帰ります。

日光駅 駅