ルイジアナ州 ニューオーリンズ　－　広島・長崎の次は新潟の予定であったと第二次世界大戦博物館で知りました。

2015/04/29 - 2015/04/29

アメリカの中でも人気の国立第二次世界大戦博物館に行きたかった目的のひとつである日米戦の解説を見てみることができました。アメリカ軍側から見ても、日米戦における原爆投下はアメリカの歴史上、誇れることではないとわかっている感じがしました。日本に開戦させようと仕組んだフランクリンルーズベルト大統領(民主党)や原爆投下を承認したトルーマン大統領(民主党)の功罪はアメリカ国民も感じているのでしょう。

エリア ニューオーリンズ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ニューオーリンズはココです。

国立第二次世界大戦博物館で一番見たかった日米戦のセクションに行きます。歴史研究家のコレクションや退役軍人からの寄贈によるものだそうです。

前半は↓
https://4travel.jp/travelogue/11762336

国立第二次世界大戦博物館 博物館・美術館・ギャラリー

太平洋戦争の戦地の再現もされています。

ノルマンディー上陸作戦の連合軍の規模の大きさの解説も、ディスプレイや解説の仕方に工夫が見られます。

日本軍の解説もあります。

真珠湾攻撃時の新聞記事です。

太平洋戦争の解説も音声と電光ボードです。

山本五十六の作戦により、南雲中将に率いられて真珠湾攻撃が始まりました。

東南アジアにも進む日本軍

当時の日本の領土とB25の爆撃ルート

ソロモン諸島のガダルカナル島における陸海空軍線で戦況のターニングポイントになりました。

香港の日本軍

戦時中のメディアでは日本人のその容姿からサルのように描かれていることが解説されています。

これは太平洋で捕獲された猿の毛皮を描いています。Sorryの発音が出来ない日本人がSollyと発音する風刺。

タラワの戦いでのアメリカ軍の損出が多く、悲劇の戦いと呼ばれているそうです。

このブースの中ではミッドウェイ海戦のビデオを見ることが出来るようです。

戦時中の日本では開戦時の大統領であったフランクリン ルーズベルトを妖怪人間のように描いています。

こうしてみると両国の風刺画合戦がなされていたことがわかります。

ここには日本軍の軍服や銃が展示されています。

原爆投下の解説。戦争の真実を知れば知るほどフランクリン ルーズベルト大統領(民主党)とハリー トルーマン大統領(民主党)の事が嫌いになります。
広島・長崎の次は新潟の予定だったのがポツダム宣言受託により終戦になったというのはここで知りました。

別館に移動します。

ヨーロッパ戦線は原爆など使われず、アメリカが誇りに思う戦いです。

内装が戦地を再現しています。

オランダ人の開放の解説

ヨーロッパ戦線のバルジ大作戦で有名なバルジの戦いの再現

バストーニュ（ベルギー）を占領したドイツ軍との戦いを解説

空襲にあったドイツのベルリンの様子

当時の軍用車や洗車も展示されています。

二階の西向きの窓からリー将軍の像が立つリーサークルの眺めも良いです。

空には　LIVE　の文字

先ほどは　JAZZ　でしたから、音楽の街のニューオーリンズらしい文字を描いているようです。

北側の窓を見ると博物館の敷地越しにニューオーリンズのダウンタウンの高層ビル群の景色です。

外に出て、すぐそこにあるリーサークルの方へ

中心に建つ柱の上には南北戦争時のリー将軍の像が立っていました。南部のにふさわしい人物像です。

次はアップタウンの St チャールズ通りへ↓
https://4travel.jp/travelogue/11763073

この旅行記へのコメント （2）

• Antonioさん 2022/06/27 07:54:44

  大戦中の風刺画

  こんにちは。大戦中の風刺画について書かれた本があったと思います。ジョン・ダワーさんが著者だったと思いますが、まだ元気にされているようですね。
  

  アメリカ制覇！さん からの返信 2022/06/27 08:41:57

  Re: 大戦中の風刺画

  そんな本があるのですね。知りませんでした。歴史の教科書にはビゴーの風刺漫画が載っていたのを覚えています。