河津桜並木から至近、貸切温泉露天風呂 ＆ フルコースディナーの「Gallery Court Ofa atu」に泊まる

2022/02/27 - 2022/03/01

「ギャラリーコート・オファ・アトゥ」は河津駅から徒歩10分ほど。
「河津桜まつり」会場にも近く、夜桜のライトアップまでも見るには絶好の立地です。
貸切温泉露天風呂があり、フルコースディナーも頂けます。
一人泊でも＠1,100円しか違わないし、おひとり様にもやさしいお宿です。
桜まつりのハイシーズンでも料金は良心的だったので予約を決めました。

【初日　2022/2/27（日）】快晴
自宅最寄駅を朝イチで発つ
09：36 普通列車で伊豆稲取駅着
10：00 ｢網元料理徳造丸本店」でランチ
11：30 ｢雛の館」で雛のつるし飾りまつり
12：30 特急踊り子号で河津駅着
昼間の河津桜＆夕食後のライトアップ
★「Gallery Court Ofa atu」泊

【２日目　2/28（月）】晴れ
★08：00　朝食
★09：15　チェックアウト

エリア 河津温泉郷・今井浜(静岡)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 自転車 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

海辺のお宿ではありませんが、河津の桜並木に近く、夜桜を見るにも好都合なことからこちらに宿泊を決めました。

また、今年は例年に比べ満開の時季が大幅にずれ込み、本日2/27で未だ7分咲きといった感じでした。
当初、2/15に予約を入れたのですが、その後２度変更して、開花状況とお天気を睨み合わせて最終的に今日になったのです。

一年のうちでも最も混むであろう時季なのに、満室ではなかったので臨機応変に変更が可能だったのは助かりました。
宿泊を伴うお花見・紅葉狩りは見頃とお天気を一致させるのは大変です　(^^;

12：30 「特急踊り子号」で稲取から河津駅着。
運良く「キンメ電車」とのツーショットが見られました　(^_^)v

新しくて綺麗な伊豆急の「河津駅」

河津駅 駅

駅前の「伊豆の踊子」のお二人もマスク姿でしたね

線路沿いを南に真っ直ぐ伸びる駅前通りはホコ天になっています。
菜の花とのコラボも綺麗。

河津川に架かる「荒倉橋」を渡ってゆるい上り坂道を進みます。

「Ofa atu」（オファ・アトゥ）とはトンガ語で ”with Love” を意味します。
別れの挨拶や乾杯の掛け声、手紙の末尾などに使われる言葉だそうです。

周囲は特に景色がいい訳でもない住宅地や畑の中に、突然陸に上がった船が・・
これがお宿の目印です。

13：00　「Gallery Court Ofa atu（ギャラリー コート オファ アトゥ）」は目立たない外観です

Gallery Court Ofa atu 宿・ホテル

一旦立ち寄って荷物を預かってもらいます

身軽になって、河津川の桜並木が途切れる最上流「峰小橋」まで川沿いを往復してきました

16：00　改めてチェックイン。
女将さん？は外国の方みたいです。
他の従業員の姿は見られませんでした。
ひととおり説明を受けると、りんごジュースのウェルカムドリンクを出してくれました。

広いロビーは吹き抜け。
これは２階から見下ろしたところです。
お宿のコンセプトは英国貴族の狩猟小屋なんだそうです。
何処が・・？

特大ぬいぐるみなど雑多なもので溢れています。
ちょっと私の趣味とは違うけれど、お子ちゃまたちには喜ばれるかもしれません。

客室は２階。
EVはありません。
そこかしこに絵が飾られています。

海とヨットを描く海洋画家：柏村勲の常設ギャラリーを謳っています

他にも置物（美術品？）が・・

２階の廊下です。私の部屋は212号室。
洋室（ツイン）が18部屋、
和室（10畳）が４部屋あるそうです。

ツインのベッド。
もちろん片方は触らぬようにそっとしておきました。
ブラインドの開閉がよく分らずグチャグチャになってしまって済みません　(-_-;

ＴＶ・クローゼット。
各部屋に有る洗面台には歯ブラシだけは用意されています。
ハンドソープは無し。

クローゼットの中には袢纏・ビニールスリッパ。
私は持参のタオル地のマイスリッパを使いました。

浴衣・タオル。
やっぱ、お風呂の往き帰りは浴衣に限りますね。

小さな冷蔵庫・テーブル・椅子

トイレは男女別に共用。
こちらの洗面台には流石にハンドソープあり。

窓からの裏側の景色。
オーナーさんの自宅でしょうか？

部屋に荷物を置いたら早速お風呂に向かいます。

お風呂の時間割です。2カ所の浴場があり、
16：00～19：00までは男女別の共用。
女湯：手前の「露天温泉岩風呂」で内風呂付。
男湯：奥の　「露天温泉伊豆石」で内風呂無し。

翌朝は
07：00～男女入替になります。

また、
19：00～07：00はフロントにある木札を入口に掛けておけば好きなだけ貸切にできます。
24時間入浴可能。

「露天温泉岩風呂」の内風呂です。
一人入れば一杯になってしまいそうな湯船で、足元には白い玉石が敷かれています。
ガラス戸の向こうが、

露天風呂になっています。
泉質はナトリウム塩化物温泉（低張性・弱アルカリ性・高温泉）とのこと。
掛け流しだそうですが、冷めないように上がる時にはマットを浮かべておかなければならないのがちょっと面倒（内風呂もです）。
なので、自分が入る所だけ１枚だけめくって浸かりました。
そういうのって初めてだし、いささか風情に欠けますね　(-"-

シャンプーは Dove やパンテーン。
洗顔クリームやベビーソープもありました。

綿棒とハンドソープ、ドライヤーは1台

ロビーには常時コーヒー（ホット・アイス）や紅茶
ウォーターサーバー・チョコレート・クッキーなどが置いてありました。

廊下の書棚一杯の漫画本

19：00　夕食はダイニング「La Nova」で一斉開始。
寝巻は当然ながらNG。

客数に応じて「メモリアル海賊ビュッフェ」の時もあるそうですが、今夜はコースメニューでした。
夕食は８組。
おひとり様は私だけでした。
フロアのスタッフは３名。

最初のテーブルセッティング。
ナプキンは紙だったのでマスク入れにしました。

ドリンクのリスト
私はいつもの如くパス・・
でも、お水は出てきませんでした。

●スペシャリテのトムヤムクン。
エビの殻をむく際のフィンガーボールがあります。
そんなに辛くもなく出汁が効いて美味しかった。

焼きたてパンという訳ではありません。
お代わりも敢えて申し出なかったけれど、お皿から消えても自動補給はありませんでした。
バターはちゃんとした容器で供されましたが。

●カルパッチョ（タコ・サーモン・海老・キャビア・パセリ・オリーブ・ケッパー・玉ねぎ）

●お刺身盛り合わせが洋皿で出てきました
（イカ・ぶり・さざえ・山葵）
お箸も用意されています。

卓上のさしみ醤油

●ステーキ
付け合せは、クレソン・じゃが芋・人参・ブロッコリー・えのき・トマト・フライドオニオン・レタス・玉ねぎ・水菜
地産地消がモットーらしい。
付け合せに負けてメインのお肉が見えない・・

●ひとくちサラダ（りんご・レーズン・ミニトマト・水菜・人参）

●デザート（チーズケーキ）
●コーヒー or 紅茶

19：50　１時間弱で「御馳走様」です。
伊豆っていうと何処でも昼夜海鮮料理になってしまいがちなので、こういう多国籍料理もいいかなと思います。

20：15　夕食後、夜桜ライトアップに行きました。
ライトアップは
18：00～21：00
ここは「館橋」。
宿からは10分もかかりません。

川上会場は上流の「桜のトンネル」の辺り。
川下会場は海に一番近い「浜橋」からその次の「館橋」間で行われています。
川上は遠いので、宿に近い川下会場に行きましたがここは明るいうちには行っていないエリアです。

やはり昼間とは違った風情ですね。
日帰りで見るのは難しいかも・・
泊ってこそ見られる景色です。

駅の近くの「マックスバリュ」は
06：00～23：30まで開いています。
ビールも安く購入できるので、コンビニで買うよりお得です。
ウェルシアもありました。
ちなみに、宿の周辺にはコンビニは無いし、宿内に自販機もなかったと思います。

21：00　宿に戻って、再びお風呂へ Ξ33
空いていれば好きなだけ貸切にできる時間帯です。
さっきとは別の「伊豆石風呂」を占有。
こちらには露天風呂だけで内湯がありません。

それにしても、滞在中誰ともかち合いませんでしたが、各部屋にお風呂は付いていないんだから、もっと皆さん入りに来てもいいと思うんですけれどね？

洗い場も吹き曝しで、シャンプーなどする場合は、特に寒い時期はシンドイだろうなと思います・・
こちらは宿泊当日の
19：00までは男性共用の指定時間。
翌朝は
07：00～女性共用の指定時間に替わります。

見上げる夜桜は綺麗なんですけれどね～

【２日目　2/28（月）】晴れ
今日もいいお天気です。
05：00に起きて、貸切露天風呂で朝風呂しました。
旅に出るともったいなくてゆっくり寝ていられない貧乏性な私です。
風呂上がり、お決まりの朝酒もやっちゃいます。
貸切風呂なら湯船持ち込みでもよかったかな？

朝食前に、昨日昼間に行っていない川下ライトアップエリアの朝の桜を見に行きました。
同じ場所でも夜桜とはまた違った美しさ。
近くに泊まればこそ誰も居ない景色を一人占めできます。

06：30　朝日が昇ってきます

伊豆急電車が下田に向かって走り去りました。
今日は私も下田から南伊豆町に行きます。

河津川の最下流に架かる「浜橋」

その先はすぐ伊豆の海です
06：48　向こうに見えるのは「伊豆大島」の島影？

河口付近の川幅は広くゆったり

07：00　宿に戻ります。
外見は工場の倉庫みたいで、とても泊まってみたいというオーラは感じられませんね　(u_u)
この茶色い壁の向こうは露天風呂になっている筈です。

08：00　朝食です。
08：30～も選べます。
昨日と同じ席に用意されていました。
ディナーの時より客の数が多いのは、夕飯は外で食べたお客さんが加わったからなんでしょうね。

パンは自分で取って来ます

その割にはバターもパンも人数分しかありません

ジュースと牛乳もセルフ

クラムチャウダー

メインディッシュのおかず盛り合せ

デザートはスイカ・りんご・ライチ・パイン・苺

09：15　チェックアウト。
お会計はシングル利用で12,300円＋入湯税150円。
２名１室でも@11,200円なので一人旅には嬉しい料金設定です。
河津桜の期間が終わると10,000円以下になるみたいです。

近場には景色のいい海辺のホテル・旅館も沢山あります。
こちらは河津桜には近くて便利ですが、それ以外の時期に泊まりに来る人が居るのかな～とちょっと思ってしまいました。