なんじゃい！あじさいを見て､下仁田にかつ丼を食べに行っただけなのに…

2022/06/19 - 2022/06/19

今季あじさい第2弾です
第２弾は下仁田のあじさい園に行ってきました

まぁ､どれも問題は何とかなりましたが､ちょくちょくトラブル続きのお出かけでした


【表紙の写真】下仁田あじさい園のあじさいアート

エリア 下仁田(群馬)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル 私鉄

朝05時半前の池袋駅

本日はここから始まります

池袋駅 駅

05時30分 池袋発準急小川町行に乗車

東武東上線 乗り物

06時48分 小川町駅に到着

06時51分発 寄居行に乗換ます

因みに八高線高崎行は07時01分発

小川町駅 駅

07時08分 東武東上線で寄居駅に到着です

寄居駅 駅

先ほどの小川駅発07時01分発の八高線高崎行

寄居駅を07時16分に出発
無事に乗り換えることができました

JR八高線 乗り物

07時42分 先日来た群馬藤岡駅に到着

ここから群馬県になります

ぐんまワンデーパスはここから使用可能
ということで､ワンデーパスを購入するため一旦途中下車したんですが…

群馬藤岡駅 駅

窓口がないため売ってないから､新町か高崎に行って買ってくれと

わざわざ途中下車して電車も1本遅らせたのに､まさかの販売していないとは

地域限定のJR企画切符(1日乗り放題きっぷ)でエリアに入った最初の駅で今まで売っていなかったことがなかったので､当然ここでも売っているものかと思ったけど､下調べが甘かったです

八高線は12分後に来ることが分かっていたので､まぁそれほどの痛手はなかったけど､区間内を別途お金を払って乗るのがなんか悔しい

ということで､07時54分 次の高崎行
児玉始発のため､空いています

東北新幹線の下を潜り

北藤岡で高崎線の線路へ

北高崎駅 駅

08時09分 高崎駅に到着しました

高崎駅 駅

本日のお供『ぐんまワンデーパス』(2,670円)


群馬県内のJR線､JRバス(草津線･碓氷線)､群馬県内の私鉄 1日乗り放題のフリーきっぷです

これを使ってまずは上信電鉄に乗ります
上信線はほぼ30分間隔で運転 先ほどの群馬藤岡で途中下車なくても同じ電車です
元JR東日本高崎支社107系の700形 平成31年より上信電鉄に導入した車両

08時21分 高崎駅を出発します

上信線 乗り物

高崎から下仁田まで33.7km､駅数21で､高崎から下仁田まで1,130円 往復で2,260円

高崎商科大学前駅で何人か下車
多分この大学の学生さん
この駅､大学が近くにあるので今まで一番降車客が多いけど､無人駅です

高崎商科大学前駅 駅

沿線は田園風景

吉井駅は途中駅で上州富岡駅と共に数少ない有人駅
こちらも700形車両(JR塗装)

ここで初めての列車交換です

吉井駅 駅

上州富岡駅
世界遺産富岡製糸場の最寄り駅のため､群を抜いてきれいな駅舎

先ほどの吉井駅同様数少ない途中にある有人駅です

上州富岡駅 駅

まっすぐの単線の線路を突き進む

09:13 南蛇井駅で再び列車交換

クモハ501＋クモハ502の500形第一編成はクリーム地に緑ラインに､ぐんまちゃんラッピング
元西武鉄道新101系の車両です

09時14分 南蛇井駅に到着

「南蛇井」と書いて､「なんじゃい」と読む
難読駅名で､珍駅名として知られているそうです
由来は「ナサイ」（川の幅が広いところ）というアイヌ語が有力だそうで､日本で2番目に海岸から離れた駅(神奈川県小田原市の海岸から112.05km)だそうです

終点下仁田駅まであと2駅ですが､ここで途中下車します

南蛇井駅 駅

相変わらずレトロな駅舎です

駅を出発してこの郵便局の前の交差点を右へ

道なりに歩いて行きます

暫く歩くと鏑川にかかる只川橋を渡ります

この橋､土木学会選奨土木遺産に認定されているそうです

この鏑川にかかる橋が富岡市と下仁田町の境

この橋を渡ると下仁田町に入ります

本当は橋を渡ってすぐ左へと進めば近いのに､国道まで歩いてしまったためかなり遠回りしてしまいました

遠くに荒船山? それとも妙義山? が見える

沿道は一面のネギ畑

ここ下仁田は下仁田ネギとこんにゃくの名産地として知られています

国道を歩き､あじさい園に到着

って､入口どこだぁ～？

下仁田あじさい園 祭り・イベント

国道沿いにもあじさいが咲き乱れています
この斜面はあじさい園の敷地内のはずですけど…
入口が見つからない

さらに進んで下仁田I.Cを越えて

その先の信号を右へ

坂道を登り

ねぎ畑の中にある

あじさい園の入口にようやく辿り着きました

約3ヘクタールの敷地に約2万株のあじさいと約1,200本のサルスベリが植栽されていて､関東でも有数のあじさい園です

梅雨の季節にあじさい

雨傘によく似合う(この日は晴れでしたけど)

ここで次のアクシデント発生！
「カード残量が不足しています」

ここからはそのまま放置していたピンボケ写真等の画像の捨て駒を削除して凌いだ写真です

斜面に咲くあじさいの花

さきほど下から見上げた斜面

色鮮やかに咲く

こちらはまだ色づく前でしょうか？

あじさい橋を渡ります
「あじさい橋」といえば、、、
今や立派な演歌歌手城〇内早苗さんのデビュー曲を思い出す(昭和の人間ですね！）

もう6月も中旬というか後半にさしかかり､すっかりあじさいの季節です

青色のあじさい

白いのも

ガクアジサイも咲いています

結構咲いています

あじさいの壁沿いに…

見晴台の手摺にはあじさいアート

南蛇井駅に戻ってきました

11時08分 下仁田行電車に乗って終点下仁田まで

まもなく終点下仁田駅に到着

高崎からは1,130円､南蛇井駅からは300円です

11:19 終点下仁田駅に到着

2番線ホームには群馬サファリパーク(ホワイトタイガー)塗装の700形が留置されています
広告はラッピングではなく塗装施工だそうです
以前のホワイトタイガー模様の電車(旧西武鉄道101系)は､老朽化のため2019年9月に引退し､こちらの電車に世代交代をしました

こちらもレトロな味のある駅舎で､関東の駅百選にも認定されています

下仁田駅 駅

駅からすぐの場所にあるきよしや食堂さん

11時30分開店ですが､開店前からお客さんが並んでいます
「テイクアウトが終わってから開けます」ってわがままっつぅか､マイペース

結局開店時間を5分ほど過ぎてから開店したときには暑い中10人ほどのお客さんが並んでいました

こちらがメニュー
看板商品は下仁田かつ丼(850円)
殆どのお客さんはこちらのかつ丼かラーメンを頼んでました

自ら「ガンコ親父」「わがままな」って書いているくらいだから､まぁ開店時間を遅らせるくらいは当たり前！？

こちら ガンコ親父のおすすめメニューのかつ丼です

2組目だったので､1組目のかつ丼とほぼ一緒に出てきたので､あまり待たずにいただきましたが､ほぼ同時に入った3組目のかつ丼はほぼ食べ終わったころに出てきていました

「下仁田かつ丼」は卵でとじていない揚げたてのカツを甘みのある醤油ダレにさっとくぐらせたかつ丼
自家製の秘伝のたれは昭和12年の創業時から継ぎ足して使われているんだそうです
ガンコな(?)じいちゃん､ばーちゃん老夫婦2人でやっているので､水･お茶がセルフサービスなのは勘弁してあげてくださいね

観光協会の公式サイトには「口コミで広まった人気店。地元の人からも愛されている。」と書かれていましたが､かなりの軽装で地元の方と思われるお客さんも結構いらっしゃいました

せっかく下仁田まで来たので､少し駅の周辺をぶらぶらします

御嶽(兄倉山) 自然・景勝地

町の中心部もレトロな街並み

すぐそばには鏑川が流れています

鏑川 自然・景勝地

橋の下には青い大きな一枚岩を発見です(画像では青さがうまく出ていませんけど)

その名も「青石公園」
下仁田ジオパークを構成しているそうです

諏訪神社
拝殿の外観は入母屋造りで向拝部は唐破風となっていて､正面に千鳥破風がついている
本殿は一間社流造りで拝殿との間は廂でつながっていて､拝殿・本殿の壁面や虹梁は彫刻で埋められている
大ケヤキは推定樹齢650年

特別重要文化財に指定されている荻野家住宅
奥行も結構あって大きな建物でした
住宅防火壁､新蔵､物置蔵･長屋が国登録の有形文化財に指定されています

12時40分頃に駅に戻ってきました
次の電車は13時09分発
既に電車が来ているみたいなので､駅へと行きます
かつ丼食べてすぐに駅に戻れば前の電車(乗って来た電車の次の折返し電車)に乗れたんですけど

500形503F編成(元西武新101系･マンナンライフ広告車)
2020年9月から現在の華やかな和柄(蒟蒻畑がデザイン)

待合室もレトロ！

そろそろホームへ！

なんて呑気に思っていたんです

が､

「が､」です

改札には鎖が架けられてホームに入れない！？

次の電車は13時04分
まだ12時40分なので､地方の駅によく見られるように改札開始時間がまだなんでしょうか？

下仁田駅 駅

ふと足元を見るとコレ！

何とこの本数の少ない電車にぶつかった運の悪い人がいたんです

『19日午前11時50分ごろ､群馬県高崎市吉井町馬庭の上信電鉄馬庭―西山名間の天神谷戸踏切で､下仁田発高崎行き上り普通電車(2両編成)が､右から来た同市の農業の男性(72)の軽トラックと衝突した｡男性は前橋市内の病院に搬送され､骨盤骨折などの重傷｡電車の乗客乗員にけがはなかった｡
上信電鉄によると､この影響で上信線は高崎―下仁田間の上下線で一時運転を見合わせた｡約2時間25分後に運転を再開｡上下7本が運休(区間運休含む)､上下4本が最大2時間遅れ､乗客約300人に影響が出た』(上毛新聞)

そう､その約300人の内の1人がかつのすけだったんですねぇ

11時50分と言えばちょうどかつ丼を食べ終わったころ
まさか､こんなことになっていようとは

この下仁田駅を電車が出発したのは14時40分
14時20分頃まで「運転再開予定未定」なんて言っていたので､帰れないかと思いました
再開の目途が立たないのに､代替の交通も全く用意しない上信電鉄さん(しかもため口で説明 申し訳ありません感が全く感じられません)
赤字なのはわかりますが､ちょっと対応が悪すぎたように思います
結局2時間も下仁田駅で足止めされてしまいました

上信線 乗り物

で､ようやく15時40分頃に高崎駅に到着

ちょっとかつ丼を食べに下仁田まで足を延ばしただけなのに､とんでもない目に遭ってしまいました(南蛇井からそのまま戻ってきていれば11時19分の電車に乗って､12時08分に高崎に到着していたはず…というか､まさに事故った電車だったんですね)


ということで､何とか高崎まで戻ってきましたが､本日の切符はぐんまワンデーパス
上信線往復だけでは元が取れないので､かなり予定が狂ってしまいましたが､何が何でも元を取るため､この後前橋へ移動します

高崎駅 駅