2022/05/02 - 2022/05/05
624位(同エリア2433件中)
ヒバナ☆さん
『別府』といえば、社員旅行の団体さんが行く、歓楽街のあるギラギラした温泉地。。。恥ずかしながらそう思い込んでいて、自分は行くことはないだろうなぁ…と漠然と思っていました。
ところが、4travelでけーしちょー殿の別府旅行記を拝読し、目から鱗がポロリ。別府は古くから湯治文化があり、趣深い湯治宿やジモ泉(地元の方々が管理運営されている共同温泉)がたくさんあるなんて!トラベラーの皆さんの旅行記を拝読するうちに、別府の中でも鉄輪(かんなわ)というエリアに「湯治 柳屋」さんというステキな宿があるのを発見!! これはもう、行くしかないでしょう( ´艸`)
本来は1月の3連休あたりに行く予定で、湯治 柳屋さんを3泊予約しました。
しかし、3連休を前に新型コロナ感染者が急増…とても悩みましたが、泣く泣くキャンセルしました( ノД`)シクシク…
収束はまだまだですが、緊急事態宣言もマンボウも泳いでいないG.W.に、消毒液と体温計を持参して、ようやく訪問することができました♪
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の旅のスタートは福岡空港から。
2年あまりどこにも出かけられず、今年の秋頃からせっかく貯めたマイルが毎月腐るという恐ろしい状態になっていたので、福岡までは贅沢に飛行機移動です。
当初の予定では明礬(みょうばん)温泉で1泊、鉄輪温泉で3泊するつもりでしたが、コロナ禍でスケジュールが仕切り直しに。仕事を休める日数も短くなり、G.W.で明礬温泉の希望の宿がとれず、鉄輪2泊の滞在時間を少しでも長くするため、仕事を2時間だけ早く切り上げて、ホテルグランビュー福岡空港に前泊しました。
ところが。
G.W.前のニュースで「博多どんたくの開催が決定しました」とな。。。
9:42福岡空港発の高速バスで鉄輪温泉に向かうはずが、バスが来ない…
遅れてやってきたバスは都市高速の渋滞を避けて下道を行くも、福岡市街を抜け出すのに時間がかかり、結局予定より90分遅れで鉄輪に到着。福岡空港 空港
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お昼前に着いて、優雅にランチするはずだったんだけどなぁ。。。鉄輪に到着したのは13時過ぎ。おまけにランチに行きたかったお店はG.W.中だけど定休日で、踏んだり蹴ったり ( ノД`)シクシク…
もう少しでチェックインできる時間になるので、とりあえずお宿に向かいましょう。ランチのお店を目指して坂をのぼったので、今度はいでゆ坂をくだります。双葉荘の角を鉄輪銀座通りで曲がったら。。。 -
湯治 柳屋さんのステキな建物が見えてきます。
先に荷物を預かっていただき、近くでお昼ごはんが食べられるお店を探しましょう。サリーガーデンの宿 鉄輪柳屋 宿・ホテル
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おしゃれなカフェ「ここちカフェむすびの」さんは満席…
もう14時前だけど、G.W.だから仕方ないか…ここちカフェむすびの グルメ・レストラン
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5月とは思えないくらい暑かったので、「桃太郎」さんで別府冷麺をいただきました。いろいろ予定が狂いましたが、別府グルメが食べられたので良しとしましょう。すっぱ辛くて美味しかったです。
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湯治 柳屋さんは、由緒ある湯治宿をシフォンケーキで有名なサリーガーデンが引継ぎ、歴史ある建物を活かしながらモダンに改装して運営されています。
サリーガーデンの宿 鉄輪柳屋 宿・ホテル
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もう、玄関からステキでしょ(* ´艸`)
廊下がピッカピカに磨きこまれています。 -
モダンで素敵なロビー( ´艸`)
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ロビーのこんなステキな席で、チェックインの手続きと宿泊費のお支払いをします。
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あまり現金を持ち歩きたくなかったので事前に問い合わせたところ、お支払いは現金またはクレジットカード一括払とのことでした。もちろんJALカードでお願いしました。マイルを貯めて、また来ますね♪
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チェックイン手続きをしながら、サリーガーデンのシフォンケーキと冷たいお茶をいただきます。公式HPから予約したので、シフォンケーキの引換券をいただきました。帰りに忘れずに交換しなくっちゃ(´∀`*)
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お部屋は『椿』です。
大きくてセキュリティ高そうな方がお部屋の鍵だと思ったら、小さい方がドアの鍵で、大きい方がセーフティボックスの鍵でした(笑) -
まずはお部屋に案内していただきます。
お部屋のドアの手前の この引き戸。
風流なんですが…開け閉めする度にキュルキュル音がするので、夜中にトイレに行く時に気になって、夜は半分開けたままにしてました (内側のドアには鍵がかけられます) 。リフォームはされていますが、古い建物なのである程度は仕方ないですね。 -
四畳半のお部屋です。
ちょうど良い広さで、飲み物を入れておける冷蔵庫もあります。
寝るときは、冷蔵庫の上の押し入れから自分でふっかふかのお布団を出して敷きます。 -
寒い時期は、鏡の下のスペースに温泉の蒸気を使用した暖房器具があるのでエコですね。
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お部屋は風呂・トイレ共同の湯治部と、共同はちょっとね…という方向けに旅館部があります。他にもワーケーションに最適なネスト棟や、お部屋に温泉がついた離れもあるので、好みやご予算に応じて選べるのがいいですね。
沖縄では民宿派の私は、迷わず湯治部です。湯治部だけは地獄蒸しした料理を自室に持ち込んで食べられます。テーブルに誰かが熱い地獄蒸しを置いた跡がついちゃってるのはご愛敬(笑) -
アメニティは、浴衣、足袋ソックス、歯ブラシ、消臭スプレー。
湯めぐりに持ち出せる竹籠にお水とバスタオル、フェイスタオル。
テレビ台の下には蚊取りグッズもありました。 -
続いて、館内の施設を案内していただきます。
お部屋のすぐ前に自炊室があり、ここで地獄蒸しの準備や片づけをします。大きい冷蔵庫もあるので、買ってきた食材を保存しておくことができます。
玄関で靴を脱いで上がってきますが、自炊室の手前で館内用の「外履き」スリッパに履き替えて自炊室や地獄蒸し釜、お風呂に行きます。段差を1段上がった時に外履きを履くので、日本人の感覚としては違和感があって、慣れるまでは脳がバグります(笑) -
湯治 柳屋さんの源泉設備。
湯量豊富な源泉は恩恵も大きいでしょうが、その維持管理の難しさ、大変さは想像を超えるものがあるでしょう。 -
宿のお風呂は2か所。
1階には内湯、2階には内湯と小さいけれど露天風呂があり、夜中に男女が入れ替わります。 -
左側のお部屋は朝食会場としても使用されるアンテルーム。
休憩やコワーキングスペースとしても利用できて、セルフサービスでドリンクもいただけます。 -
アンテルームの入り口には小さな花器とお花やグリーンが用意されていて、自分で好きなように生けて自室に飾ることができるようになっています。
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え~。。。流派は…投げ入れ流です(笑)
チェックインの時にご案内いただいたのに、ステキな宿にすっかり舞い上がって忘れていたので、翌日利用させていただきました。 -
もともとステキなお部屋が更に華やかになりました(* ´艸`)
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談話室。
ここで地獄蒸しした料理を食べることもできます。 -
何かもう。
ひとつひとつがオシャレ。。。 -
G.W.ということもあり満室で、談話室の利用者も多そうで。
感染対策も兼ねて自室で食事をしたので、残念ながら今回はこちらで食事をする機会はありませんでした。 -
イチオシ
こちらが地獄蒸し釜です。
鉄輪に泊まるなら地獄蒸しはぜひ体験したかったのですが、高温の蒸気に食材を入れるのはちょっと勇気がいります。湯治 柳屋さんの地獄蒸し釜は足元にバルブがあって、それを閉めた状態で食材を入れて、ふたをしてからバルブを開けられる安心感があるのも、こちらのお宿を選んだ理由のひとつ。 -
やけどしないように、ゴムミトンやトングも用意されています。
食材ごとの蒸し時間も表示されているので、これを参考にして美味しく蒸し上げましょう。
G.W.でいつもとは客層が違うというのもあるでしょうが、こういうところで日頃の生活や人間性が出ますね。食材をつかんで汚れたトングをそのまま戻す人。お肉の脂が落ちたザルの受け皿をヌルヌルのまま戻す人。宿の厚意で準備していただいている柚子ポン酢を器に小分けしないで瓶ごと持っていってしまう人。21時までの利用と決められている設備を時間過ぎても大騒ぎしながら使う人。
料金を払ったお客様ではあるけれど、人様のものをお借りしているという気持ちがあれば、そんな使い方にはならないんでしょうけどね。
私も気を付けているつもりだけど、何かやらかしてるかもしれませんが(;^ω^)『ひとのふり見て我がふり直せ』ですね。 -
地獄蒸し釜の隣に『飲泉』もあります。
温泉成分がビッシリ!!
熱いので紙コップに少しだけ入れて飲むと、薄い塩味のだし汁のような味でした。特に鉄臭い感じはしませんでしたよ。ご飯を炊いたりスープの水分はこちらの飲泉を利用しました。 -
地獄蒸し釜の横にはちょっとしたテーブルがあるので、こちらで食事することも可能です。
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新緑が眩しい~((´∀`*))
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鉄輪むし湯方面への近道になる裏口。
便利なので何回も通りました。 -
前泊して早めにチェックインできたので、ウエルカムドリンク券をいただきました。お向かいのことぶきやさんで好きな飲み物と交換していただくことができます(∩´∀`)∩ワーイ
宿泊客に少しでも早くチェックインして宿を満喫して欲しい、宿に籠るだけでなく少しでも鉄輪を散策して欲しいという湯治 柳屋さんの粋な計らいです。
こちらにお泊りになった糸井重里さんは、お客さんが自分で交換に行くから「おつかい券」と命名なさったとか(笑) 交換するだけでなく、他のものもついつい買ってしまうから、良くできたシステムですよね。 -
こちらが「ことぶきや」さん。
小さなお店なので品ぞろえは限られますが、地獄蒸しセット(海鮮・野菜)があったりして、ひとり旅1泊ならいろいろ食材を買うより便利かもしれません。 -
お宿の周りをウロウロしているうちに16時になってしまったので、ようやく出かけます。先ほどくだってきた いでゆ坂を今度はのぼらなくてはなりません。
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そこそこ勾配のある坂が長く続くので、いい運動になります(;^_^A
しばらく滞在したら痩せるかしら(笑)? -
鉄輪バス停から明礬方面のバスに乗って、この旅1湯目の「照湯(てるゆ)」にやってきました。こちらをジモ泉1湯目に選んだのは、施設が新しくてきれいで、番台さんがいらっしゃって、ジモ泉の中では(心理的)ハードルが低そうだったから。別府の共同温泉にはいくつか知っておいた方がいいマナーがあるのです。
①挨拶を忘るべからず…地元の方が共同で管理運営されている浴場を利用させていただくので当然ですね
②入念にかけ湯して入浴すべし…地元の方はサッとかけ湯だけして入浴されることもありますが、よそ者は(トラブル防止のために)石鹸使用OKなら身体を洗ってからが無難かも
③加水は地元の方に確認してから…別府のお湯は熱めが多いかな
④浴槽のふちに腰掛けるべからず…浴槽のふちは頭を乗せるところだから
①~③は地元の方用の温泉をお借りしているという気持ちで入れば問題なし!謙虚な気持ちで利用すれば恐くない(笑)
④は別府独特かもしれませんね。お湯につかっていて暑くなると、ついつい浴槽のふちに座って涼みたくなるので注意が必要です。照湯温泉 温泉
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先客に地元の40代くらいの方が2名いらっしゃったので、「こんにちは。失礼します。」と言って入り、身体を洗ってからお湯をいただきました。
脱衣所が浴槽と同じ空間にあるので視界には入りますが、鍵付きロッカーとかは無いので、貴重品は最低限に。シャワーは無いので、身体を洗うのは浴槽の近くの床に座って、湯船からお湯をすくって使います。立ったままだとお湯が飛び散るので、座ってお湯をかけるのを忘れずに。
自分が先に出る場合は「お先に失礼します。」と言えばいいのでしょうが、先客が先に出られて「お先に失礼します。」と言われたので、何て返したらいいか戸惑ってしまいましたが、「失礼します。」って言えばいいのかな?
ドライヤーも無いところがほとんどじゃないでしょうか。髪が長い人は、湯船につからないようにヘアクリップ等を持参しましょう。
照湯の入浴料は300円。ジモ泉の中では高い方ですが、新しくて清潔感があります。最初はちょっと緊張しましたが、ほのかに硫黄の香りのするお湯で、しっかり温まることができました。 -
照湯を選んだもうひとつの理由が、『九州八十八湯めぐり』の対象施設であり、御湯印帳(写真右)を購入できるから。段位を取得するのはかなり大変そうですが、「この時この温泉に行ったな~」という記録として挑戦することにしました。
左の赤いのは別府八湯の『スパポート』です。鉄輪のバスセンターで買いましたが、ことぶきやさんでも取り扱っています。こちらはエリアがほとんど別府市内なので、コツコツ進めようと思います。 -
お宿に戻ったら、ひょうたん温泉の裏手を歩いて、今夜からの地獄蒸しの食材などを買いにスーパー マルショクへ。2泊しかしないのに、いろいろ地獄蒸ししてみたくてついつい買いすぎてしまいます(;^ω^)お米だけは少量では売っていないので、1食分ずつ量って持参しました。
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とりあえず食材を冷蔵庫に突っ込んでおいて、熱の湯の裏手の急な坂道をのぼります。
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目的はここ。
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急坂を息切れしながら鉄輪温泉東口バス停までのぼると。
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夕方になって少し気温が下がったので、湯けむりがハッキリ見えます。
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にゃんこも観光客の相手をしすぎてお疲れ気味?
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ことぶきやさんで手に入れておいた入浴回数券を持って、急いで終了間際の鉄輪むし湯へ。敷き詰められた石菖 (セキショウ) という植物の上に寝転がって温泉の蒸気で蒸されるのですが、これがミストサウナとも岩盤浴とも違う気持ちよさ♪対応してくれたおばちゃんたちも、チャキチャキしていて気持ちのいい接客。
そして、蒸された後に入るここの温泉がすごい!今回入った中で、一番つるすべ肌になった気がします(* ´艸`)もっと早く来てゆっくり入ればよかった~。鉄輪むし湯 温泉
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さて。お肌の潤い補給の後は、身体の栄養も補給しなくちゃね。
自炊室には調理道具や食器、清潔なふきんなどがひととおりそろっています。お腹減ったので、手早く作りましょう。サリーガーデンの宿 鉄輪柳屋 宿・ホテル
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はい!
切って並べただけ~(笑) -
これを地獄蒸し釜に入れて待つだけで。
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御馳走のでっき上り~♪
ご飯なんて、研いだお米に飲泉を適当な水加減で入れて蒸しただけで、つやっつや☆に炊き上がるんです。自宅にも地獄蒸し釜が欲しいなぁ。維持管理ができないけど… -
食べかけで失礼(;^_^A
卵は奮発して「蘭王」という高級卵を買いました。
見てください~ この黄身の色!
自炊室の利用時間に間に合うように急いで片づけをしたら、いよいよお宿の温泉へ。おっと。その前に、お布団の準備をしておきましょう。お宿には観光客だけではなく湯治に来ている方もいらっしゃるので、21時以降はお静かにね。 -
翌日の朝食です。
朝食前に温泉に入りたいので調理をサボりたかったのと(笑)、湯治 柳屋さんのHPで見たせいろ蒸しがあまりに魅力的だったので、今回は2泊とも朝食をお願いしました。せいろの中身は、和食・中華・洋食が日替わりで提供されます。 -
本日は中華でした~♪
蒸し野菜、ソーセージ、ちまき、しゅうまい、小籠包、えび餃子etc.
朝からお腹いっぱいっ(≧∇≦)ポンポコリ~ン -
腹ごなしも兼ねていでゆ坂をのぼったら、本日の湯めぐりに出発です。
明礬方面のバスに乗って「本坊主」で下車したら、坊主地獄を目指します。こちらは、別府地獄めぐり共通券の対象施設の鬼石坊主地獄とは別の地獄です。
目的は地獄めぐり…ではなくて…坊主地獄 名所・史跡
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坊主地獄の駐車場の横にあるのが「鉱泥(こうでい)温泉」。今回の旅で、最も入ってみたかった温泉がここ。
午前中しか営業していないので、朝イチでやって来ました。午後はお掃除タイムでお休みなんだとか。木曜定休です。毎日泥を入れ替えてお掃除されているだけあって、とても清潔に保たれています。
泥湯と言えば別府温泉保養ランドが有名ですが、混浴には抵抗がある女性には鉱泥温泉もおすすめです。入浴料は900円かかりますが、他の温泉とはちょっと違った体験ができますよ。鉱泥温泉 温泉
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浴場に入ったら、まずはプールの消毒槽みたいな無色透明の温泉があって、中に入るか、かけ湯をします。結構深くて、ちびっこの私は入ったら上がれなくなりそうで恐かったので、かけ湯するだけにしときました(;^ω^)
奥に進むとサラサラの泥湯があって、浴槽のふちに背中をつけて向かい合うような形で入浴します。泥が溶けているというよりは、サラサラの泥の粒子がお湯の中に舞っているという感じ。しばらくすると泥が沈んでくるので、時々スタッフの方がかき混ぜてくれます。泥の粒子が細かくて眼に入ると危険なので、顔に塗るのは厳禁です。湯船の出入りも、しぶきをあげないように手すりにつかまって慎重にね。
温まったらいったん出て、浴槽の周りのベンチに座って泥を乾かす。これを最大3回繰り返します。最後はプールの消毒槽的温泉で泥を落としてあがります。スタッフの方が説明してくださるので、初めての人は受付で申告しましょう。
木漏れ日の中で入る露天の泥湯は気持ちよく、お肌もサラッサラになりました((´∀`*)) -
バスで「地蔵湯前」まで移動したら、目の前が岡本屋売店です。
亀の井バスは乗る時に整理券を取って降りる時に料金を支払う後払い方式ですが、交通系ICカードも利用できて便利です。岡本屋 売店 グルメ・レストラン
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岡本屋売店名物の地獄蒸しプリンと塩たまごをいただきます。ちょっと固めの手作りプリン、美味でした~☆
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少し歩いて「みょうばん湯の里」へ。この建物は食事処とお土産売り場で、大露天風呂は坂をのぼった高台にあります。
明礬 湯の里 温泉
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山の風景を見渡せる大露天風呂は白濁した硫黄泉。洗い場の蛇口から出るお湯も温泉なので、シャワーはすぐに壊れるらしく設置されていません。
あまりにお天気が良すぎて、雨天時用に用意されている笠(お地蔵様にかぶせるようなヤツ)をかぶって入浴しました(笑) -
大露天風呂から庭園の通路をくだってくると、藁でできた建物が。
実は、のぼる時に人がたくさんいたので避けたところが歩行者用の通路で、車で駐車場にのぼる用の急な坂道を通っていたのを後で気が付きました(;^_^A -
ここでは温泉の噴気から湯の花を作っている様子を無料で見ることができます。売店では湯の花をつかったコスメなども販売されています。
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明礬大橋を眺めながら、岡本屋売店の横を通って明礬の温泉旅館街へおりていきます。このあたりにも泊まってみたい魅力的なお宿がたくさんあります。
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湯量の低下などの理由で現在休止中の「鶴寿泉」。
とても良い泉質らしいので、再開されるといいですね。市営 鶴寿泉 温泉
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道のすぐ横に噴気が噴出している場所が何か所もありました。
さすが別府ですね。 -
「明礬」バス停から鉄輪に戻ります。
昨日も今日もバスで海地獄の横を通りましたが、駐車場に入るのを待つ車が長蛇の列を作っていました。並んでるうちに半日ぐらい終わってしまいそうですね。地獄めぐりの施設にも足湯などがあるようなので、混雑していない時に再訪できたら行ってみるものいいかもしれません。 -
お昼時は過ぎましたが、豪華朝ごはんのうえにプリンと塩たまごも食べたので、まだお腹がすかないのでランチは断念。。。
冷たいものが食べたくて「与八郎 Cafe&Sweets」さんへ。ティータイムには早い時間だったので、待たずに入店できました。 -
完熟台湾パイナップルとココナッツミルクのかき氷をいただきます。さっきお腹がすいてないって言ってたの誰でしたっけ(笑)?てんこもりですが、パイナップルの下は山盛りの氷ですからねっ!
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かき氷とソフトクリームで少し身体が冷えたので、鉄輪むし湯の前の足蒸しに挑戦。無料で利用できます。ありがたや^^
鉄輪むし湯広場 名所・史跡
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木のふたを持ち上げて足を入れ、タオルで隙間をふさぎつつ持ち手のついた箱をかぶせます。ひざまで素足になれる服装で行きましょう。
蒸気がすごく熱くて、3分ぐらいでギブアップしました(;^_^A -
お宿に戻って荷物を最小限にしたら、次はジモ泉めぐりです。
まずはすぐ近くの「地獄原(じごくばる)温泉」。利用料100円は入口のお地蔵様のお賽銭箱に入れます。スパポートの入湯印はここには置いてないので、後からことぶきやさんでいただきます。
こちらのお湯もなかなかのつるすべ感♪明礬温泉の硫黄泉の後だったから、余計につるすべ感が強かったのかも。クレンジング効果のある硫黄泉の後に保湿効果のあるメタケイ酸を含む鉄輪のお湯につかることで効果アップ!『機能温泉浴』というそうです☆地獄原温泉 温泉
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お次は、名湯であるとともに料金の支払い方法が独特であることでも有名な「谷の湯」。利用料は150円です。どうやって支払うかというと…
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谷の湯の左隣の民家が受付です (民家なので写真は遠慮しました)。ガラス戸が少しだけ開いていて、その隙間から雨樋に使うようなグレーのビニールパイプが突き出ています。そこにお金を入れると、料金箱に入る仕組みになっているようです。スパポートの入湯印も置いてあるので、自分で押します。ここの入湯印、かわいいんですよ。
施設は古いですが、大切に使用されていて不潔感はありません。入れ違いになった先客(ジモ泉馴れした観光客っぽい方)が調整されていたのか、ちょうどいい湯かげんで貸し切り状態でゆっくりできました。谷の湯 温泉
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お宿に戻って浴衣に着替えたら「鉄輪すじ湯温泉」へ。
サリーガーデンがすじ湯の組合員になっているので、湯治 柳屋さんの浴衣を着ていくと100円の利用料が無料なんです。
鉄輪すじ湯温泉は源泉以外の給水設備が無いので、石鹸やシャンプーは使用禁止です。しっかりかけ湯をして入ります。加水できないので、今日入った中で一番熱かった~。その分塩化物泉の成分がすごく濃いのか、身体がプカプカ浮かびます!地元の方と、他の観光客の皆さんと一緒に楽しくおしゃべりしながら熱いお湯を堪能できました。 -
今夜は残った食材を消費します。
いろいろ多めですが、持って帰るわけにもいかないし。
手慣れた様子で調理されていた常連さんの真似をして、自炊室が空いているうちに準備して、ご飯を炊いている間は冷蔵庫に入れておきました。その方からおろしショウガをおすそわけいただきました。味に変化がつけられて、蒸し野菜を飽きずに食べられました。ありがとうございました^^サリーガーデンの宿 鉄輪柳屋 宿・ホテル
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ご飯が炊けるのを待っている間に、アンテルームでフリードリンクの梅酒を1杯だけいただきました。
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蒸しあがりました。冷めないうちにいただきましょう。
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手羽元のスープカレーもどき。
実はコレ、どこのお店も混んでいるのでお昼ごはんに談話室で食べるつもりで朝から仕込んでいたのです。食べそびれたので晩ごはんに。。。さすがに炊いたご飯はほとんど食べられなかったので、小分け冷凍して保冷剤代わりにゆで卵と一緒にお持ち帰りしました。 -
2泊目の朝ごはん。
今日は和食です。ちらし寿司♪
今回は洋食は食べられませんでしたが、昨夜の常連さんからパンを蒸したら美味しかったという情報をいただいたので、次回はマルショクでパンを買っておいて朝ごはんに蒸してみようと思います。 -
コーヒーをいただいてお部屋に持ち帰り、荷造りを済ませたらチェックアウトの時間までゴロゴロ~。
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噂どおり、オシャレなのに居心地がいい、ホスピタリティの高い素敵な湯治宿でした。チェックアウト時にお部屋の確認(忘れ物チェックかな?)をしている間に、お宿の前で写真を撮ってくださるのも嬉しいサービスですね。ひとり旅だと、気が付いたら自分は1枚も写ってなかったりしますからね。1年間有効な割引券もいただいたし、再訪を心に誓いつつ柳屋さんを後にしました。今度はハイシーズンの特別料金じゃない時に伺います(笑)
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「別府八湯スパポート」と「九州八十八湯めぐり 御湯印帳」
いくつスタンプがたまったかな? -
別府八湯「スパポート」
照湯、鉄輪むし湯、みょうばん湯の里、谷の湯、地獄原温泉、鉄輪すじ湯
6か所入湯できました♪ -
「九州八十八湯めぐり 御湯印帳」
照湯、鉄輪むし湯、みょうばん湯の里
3か所。。。先は長いな(笑) -
高速バスに乗るため、キャリーケースを引きずりながら いでゆ坂をゆっくりのぼります。バスの時間までだいぶ余裕があるので、途中の足湯でちょっと休憩。ここにも、加水せずに高温の源泉の温度を適温に下げることができる湯雨竹(ゆめたけ)が設置されています。
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源泉が出てくる上流側にいたので、結構お湯が熱い(;^_^A
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シフォンケーキを交換しに寄った「ギャラリー&カフェ アルテノイエ」で見つけた柳模様のうちわ。竹製でこんなにステキなのに千円しなかったので、別府の旅と柳屋さんに宿泊した記念に購入しました。足湯で暑くなったので、さっそく活躍しました☆
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帰りの高速バスは大きな遅延も無く福岡空港に到着。
国際線ターミナルから国内線ターミナルにベンツ製の連絡バスで移動します。普段は見られない空港施設内を通るので、なかなか興味深いです。
旅のシメは「もつ鍋おおやま」で遅いランチです。博多もつ鍋おおやま 福岡空港 グルメ・レストラン
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大満足の旅を終え、現実に戻り、次はいつ伺えるかなぁ~とか思っていると、クロネコヤマトからお荷物お届けのお知らせメールが。
何も注文した覚えが無いけどなぁ??
依頼人は「おおいた多美多味キャンペーン事務局」様!?
はて?そう言えば、湯治 柳屋さんでいただいた応募用紙を書いたような記憶が。。。 -
1万円相当のおおいた冠地どり詰め合わせをいただいてしまいました~
( ´艸`)
他にもおおいた和牛とか、ハウスみかん5kgとか、海産物詰め合わせとか、いろいろ種類があったようです。宿泊しただけで総額1億円、1万円相当の県産農林水産物が当たるなんて、大分県さん太っ腹!
再訪が決定した瞬間でした(笑)♪
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この旅行記へのコメント (3)
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- pipicoさん 2022/06/16 11:06:25
- やっぱり別府はいいですね~
- ヒバナ☆さん、こんにちは。
早速楽しく拝見致しました!
柳屋さんは私も気になっていたんですが、特に女性の湯治には良いですよね。
好きなお花を飾れるサービスがあるなんて、心憎い。そして、地獄蒸しの美味しそうなこと!
別府は鉄輪を拠点に1週間位滞在してゆっくりお湯と湯けむりを味わいたいなぁー。柳屋さんのトイレ付のお部屋がもう少し安ければ。。。(トイレ欲しい派^ ^;)
初回からたくさんスタンプ(別府温泉道まで!)もゲットされ、旅の充実度が伺えますね。
別府温泉の入浴ルールの浴槽のふちへの腰かけ禁止、知りませんでした。やりがちだから気をつけなきゃ>_< 情報ありがとうございます。
鉄輪・明礬は風情たっぷりで、変わって別府駅辺りに行くと歓楽街もありヒバナ☆さんが想像していらした光景に近いものがあるかもしれませんが、そちらはそちらでまた別の泉質でなかなか良いですヨ。
私も旅行記見てたらまた別府に行きたくなりました ♨︎♨︎♨︎
- ヒバナ☆さん からの返信 2022/06/16 18:36:14
- RE: やっぱり別府はいいですね?
- pipicoさん、早速のご訪問&投票ありがとうございました〜^^
> 別府は鉄輪を拠点に1週間位滞在してゆっくりお湯と湯けむりを味わいたいなぁー。
それ!理想的ですね。あ〜、でも明礬の湯元屋旅館さんや、別府市街の山田別荘さんにも泊まってみたいんですよねぇ。湯治 柳屋さんにもまた泊まりたいし、困った…泊まれる日数が足りないわ(;^_^A
>柳屋さんのトイレ付のお部屋がもう少し安ければ。。。(トイレ欲しい派^ ^;)
pipicoさんはトイレ欲しい派なんですね^皿^
私もそろそろ夜中にトイレで起きるお年頃なので、お部屋にあるに越したことはないのですが(笑)清潔であれば共同NGってわけではないので、湯治部の方が落ち着くんですよね。県民割などが使えるようになったら、ぜひ柳屋さんの旅館部(豪華に離れ!?)でモダン湯治、ご検討ください♪
> 初回からたくさんスタンプ(別府温泉道まで!)もゲットされ、旅の充実度が伺えますね。
ついつい欲張ってしまいましたが、温泉に入るって意外と体力を消耗するので、癒されに行ったつもりが疲れて帰ったなんてことにならない程度に、また別府の魅力を発見しに行きたいと思います。 ヒバナ☆
- pipicoさん からの返信 2022/06/16 22:02:15
- Re: やっぱり別府はいいですね~
- そうそう、そうなんですよ!
温泉っていろんな成分入ってるからか意外と身体への負担もあって、私も温泉旅始めた頃は翌日になって何でこんなに身体がダルいんだろう??って思ってました。浸かり過ぎてたんですね笑
日数に限りがあるとどうしても欲張りたくなりますよね。だから1週間ゆっくりと湯治をしたい☆
山田別荘さんも温泉と建物に癒されそうですよね。行かれた際はまた旅行記楽しみにしていますね^ ^
温泉にしか興味の無い私ですが、まだ書き切れていない別府温泉旅もありますのでアップした際は良かったらお立ち寄り頂ければと思います。
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