2022/03/11 - 2022/03/11
158位(同エリア1583件中)
ふみさん
ラスベガス滞在中のオプショナル観光で、ホースシューベンドの絶景眺望を楽しんでから、次に向かった所はアンテロープキャニオンです。
そのアンテロープキャニオンも、私たちにとっては今回が二度目の訪問です。
でも、アンテロープキャニオンの観光ルートはアッパー側とロウアー側の二ヵ所に分かれていて、前回はロウアー側を歩いて周ったので、今回はアッパー側に行きたかったのですが、その二ヵ所では圧倒的にロウアー側の人気が高く、コロナの影響もあってか、アッパー側のツアーは見つかりませんでした。
したがって、今回も再びロウアー側に行くツアーになったのですが、それでも期待感は大きいです。
アンテロープキャニオンは、まさに魅惑の渓谷なのですよ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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海外旅行先での現地オプショナルツアーでは、一般的には出発前に日本から ネット予約する場合が多いと思います。
もちろん私たちも、場合に応じてそのシステムを利用していますが、ネット予約では手配料などが加算されるので、料金は割高になりますね。観光ツアーだけではなく、各種スポーツ観戦やショーチケットなども、現地で購入する方が料金は安いです。
例えば、今回のコロラド渓谷ツアーの場合は、同じ観光ルートの内容でも、ネット予約では現地購入の金額よりも20ドル~ 40ドルほど料金が高いです。
ただし、現地で各種チケットを購入する場合は、日本語に対応するディスクは極めて少ないので、英会話力が必要となる上に、人気の高いショーやツアーではソールドアウトだったりする事もあるので、旅行日程に余裕が無い場合は、やはりネットで予約購入した方が安心できるでしょう。
今回の旅行では、ラスベガス現地の各種ショーステージやオプショナルツアーは、私の予想以上に混雑していて、チケットは完売に近い状況でした。でも、滞在日程には余裕があったので、比較的良い条件によるチケットを探す事が出来たのです。
アメリカの現状は、もうすっかりアフターコロナの社会情勢ですよ。 -
ホースシューベンドの展望所を出発してから約1時間。車はアリゾナ州へ入りました。
天高く突き抜けるように青い空には、雲が一つも有りません。
それは、かつて見たカリフォルニアのサンタモニカビーチを思い出すような風景でしたが、サンタモニカは海沿いでも、こちらは内陸部の乾燥地帯です。
周囲に水の気配は無く、ただただ乾いた台地が延々と広がっているのでした。 -
そうこうしているうちに、そのサバンナ平原の一角に、車が密集している駐車場が見えてきました。
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此処が、ロウアー・アンテロープキャニオンの駐車場です。
え? キャニオンと言っても只の平原で、何も見えない…ってか?”
そうなのです。この場所に美しい渓谷が在るなんて事は、80年ほど前にはアンテロープ(山羊)たちしか知らない場所だったのですよ。
人類によるアンテロープキャニオンの最初の発見者は、スージーという名のナバホ族の少女で、彼女は当時14歳だったと聞いています。その出来事は今から僅か80年ほど前の事だったのです。
そのスージーさんは、現在は100歳に近いご高齢ではあるものの、今でもご健在で、この地の所有者として元気に暮らしておられると聞きます。
これから私たちは、スージーさんの所有地であるアンテロープキャニオンへ、入場料を払って入って行くのですよ。 -
おや? この建物は新しいな。 前回の訪問時には無かった建物です。
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しかも、かなりオシャレなロゴマークが看板になっていて、雰囲気が如何にも観光名所といった感じになっています。
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新築の建物は、新しいカスタマーセンターでした。
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オシャレなロゴマークをプリントしたTシャツも販売されていますよ。
かなり営業ラインに力が入ってきたようですねぇ。 -
わぉ! この肖像画が、第一発見者のスージーさんですね。可愛いお婆ちゃんだなぁ。
アンテロープキャニオンの一般観覧ツアーは、現在はこのスージーさんの一族が経営する観光事業となっているのです。
かつて彼女が14歳の少女だった時に、羊飼いの仕事を任されていながら、ちょっと居眠りをした空きに羊たちが逃げてしまいました。それを親に叱られると思ったスージーさんは、慌てて羊を探しに遠出をしてしまったのですが、夕刻になっても羊は見つからず、偶然にサバンナ平原で見つけた地面の亀裂に入って一夜を過ごす事になってしまうのです。すると、なんとその中に、厳しい太陽光から身を守るために逃れ入った羊たちが、群れとなって隠れていたのです。
次の朝に、見つけた羊たちを引き連れて家に帰って来ると、スージーさんの親は大喜びで彼女を迎えました。何故ならば、ナバホの人たちでさえ、この乾燥台地で水も無しに一昼夜を過ごす事は不可能だと思っていたのに、彼女が生きて帰って来たからです。
それ以来、その場所の地面の亀裂はスージーさんを守るために神様が与えたものだという事がナバホ一族全員の認識となり、この地はスージーさんの物であるとされたのです。
この土地は基本的にアメリカ合衆国がナバホ民族の自治を認めた保護居留区ですから、区域内の全ての規則はナバホの掟に準拠しなければなりません。したがって、アンテロープキャニオンの所有者がスージーさんである事は、アメリカ合衆国も認定している事なのですよ。 -
新築のカスタマーセンターからキャニオン側に出ると、柵を隔てた向こう側に、旧来のカスタマーセンターが見えました。それは、以前に私たちが利用したセンターですよ。
つまり、カスタマーセンターが二ヵ所に増えたという事です。 -
不思議に思ってガイドさんに尋ねたところ、現在の観光事業はスージーさんの子供世代が実務を担当していて、観光客が年々激増の傾向にあった事から事業を拡大したものの、その子供たちの兄弟仲が悪かったために、同じ観光事業でも営業を分割したのだそうです。
何だか、やれやれお疲れ…といった感じの、よく聞く話ですが、同じような話は北海道の某観光花畑牧場でも聞いた事がありますよ。
ナバホ民族の人たちは、遺伝子学的には日本人と同じ、モンゴロイド種なんだよね...。 -
とにもかくにも、渓谷ツアーの出発です。
1班が8人くらいずつのグループ行動。それぞれのグループ毎にスタートします。 -
案内人はナバホ族と決められていて、例えばアメリカの現地オプションツアー会社の添乗員でも、此処では営業行為をする事が出来ません。
ラスベガスからのツアーでは、ツアーバスのドライバーはバス運転の仕事をするだけで、ナバホ民族の保護居留区に入ったならば、観光案内はナバホ民族の係員に任せるしかないのです。 -
まずは、渓谷内に入るに当たっての注意事項を、案内人が読み上げます。
マスク着用は必須義務ですが、国内外を問わず観光受け入れを再開している点については、コロナ対策は日本よりも遥かに進んでいると言えるでしょう。
この時は、2022年の3月ですからね。 -
渓谷の入口へ向かいます。前方には、先にスタートしたグループが見えますね。
先のグループを追い越してはなりません。 -
時々、うちの奥さんを気遣う様に声掛けする案内人。
どうやら私たち日本人は、同じモンゴロイド種の顔立ちをしているので、何となく親しみを感じているようです。
今でこそ彼らを正式にネイティブアメリカン(アメリカ大陸先住民族)と呼ぶけれど、そもそもにインドに来たと勘違いしたコロンブスが、現地の人々をインディアン(インド人)と呼んだ事から話がややこしくなってしまい、強いては白人による植民地支配と大量虐殺の歴史を作ってしまったのですから、白人種に対して好意的にはなれないでしょう。
日本と中国や韓国の民族意識も同様で、人間のエゴが作り出す差別感情というものには、腐った根っこの深さを感じます。この先には、ロシアとウクライナも泥沼状態が続くだろうし、もしも喧嘩両成敗の神が降臨したならば、人類は地球から消え去るしかありませんね。
人間の知能の発達は素晴らしいけれど、哀れで悲しいのは民族意識の拘りですよ。
でも、人類が誕生してから今日まで生きながらえて来られた理由は、知能の発達でもなければ文明の発展でもなく、混血による遺伝子の雑多化が最も効果的な根拠であるというのが、最近の遺伝子学の考え方です。単一種は継続生存能力が弱く、過去においては絶滅していった人種も多かった事が判明しているのです。
もちろん、種の混血には侵略の歴史も重なるだろうけれど、例えば近親結婚が禁じられているのは遺伝子の劣等性が高まるという事が医学的に証明されているからであり、混血種では能力的にも優秀な個体が生まれる率が高まるのです。
人種の壁が無くなれば、世界はもっと落ち着くだろうに、それを困難にしているのはつまらない民族意識と人のエゴではないでしょうか。私は、そう思うのです。 -
はてさて、アンテロープキャニオンとは言うけれど、辺りには渓谷の『け』の字も見当たりません。
ただただ平坦な赤土の大地を、人が群れとなって、とぼとぼ歩くだけ...。 -
むむむ…。何やらこの先に地面の亀裂が見えていて、辺差し屋根の設備が有りますよ。
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そうです! 此処がキャニオンへの入り口なのです! 実は私たちは二回目の来訪なので、先刻ご承知の、懐かしき 入り口ゲートなのでありました。
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それでも何となく、スチールフェンスが以前よりも立派に改築されているように見えます。
さては相当に観光収入が増大して、設備が近代的に整ってきているのかな? -
観光設備が整備されると、より安全性が高まりますね。
肝心なのは、元々の自然の姿をどこまで維持できるかという事です。 -
渓谷内部に入る岩盤の切れ目にも、頑丈な鉄製の階段が取り付けられておりました。
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この急階段を下りて行くのです。言ってみれば、そこは断崖絶壁の渓谷なのではなくて、地中深く入り込んだ地面の亀裂内に入って行くという状態なのですよ。
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元々の自然の姿は、このような地割れで、それは雨期に大量の鉄砲水が流れる事によって削られた跡だったのです。
つまりは、地表を普通に歩いている限りは、誰もその下の地中深くにまで地割れが入り込んでいるなどとは気付かない場所なのですよ。 -
いくら先住民のナバホ族と言えども、何の用も無いのに、この亀裂の下にまで入り込むのは危険だし怖いでしょう。
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梯子状の階段を下りながら上を見上げると、そこには次のグループの姿が見えました。
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かつてこの下の世界が地獄では無い事を知っていたのは、この土地に住む野生動物だけだったのですよ。
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見上げる青空には、一筋の飛行機雲。
上の世界には文明が有るんだねぇ。。。 -
人間が、谷底に降り立ちました。
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此処が地獄の一丁目?
いえいえ、そんな事はありません。地獄にしては美し過ぎる...。 -
狭い断崖の亀裂を通過すると、けっこうな広いさの空洞地に出ます。
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ナバホガイドは、スマホで美しい写真を撮る方法も心得ていて、親切に個別アドバイスもしてくれるのです。
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おろろろ...。また再び梯子を上がるのか?
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もうすでに、この場所でさえ美しい魅惑の世界。
それがアンテロープキャニオンです。 -
そしてまた、ワクワク・ドキドキのアドベンチャーワールドといった体験も、ロウアー・アンテロープの魅力なのです。
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これはまさに、秘境探検ですね!
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長短の梯子階段が幾重にも連なり、それを登ったり下りたりしながら進む行程が、超エキサイティングで楽しいですよ。
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先を急ぐ観光ではありません。写真撮影の時間的余裕は、十分に確保されています。
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見上げる世界は、自然のアートギャラリー。
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周囲の壁は、ものの見事に綺麗な造形岩。
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広い空間も、狭い切れ間も、美しい迷路の中を歩くような気分で通り抜けます。
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天上から光が射し込んでいるので、恐怖感や閉塞感はまったくありません。
それは洞窟ではなく、間違いなく『渓谷』なのです。 -
日本の旅行社やガイドブックなどが、この場所を宣伝するキャッチコピーには『古代からナバホ族の聖地として崇められている...』…云々の解説が見られたりしますが、それは大きな間違いの作り話です。
そもそもに、ナバホの人たちでさえ80年以上前には知らなかった場所ですよ。
しかも、この地は私有地であって、有料で営業されている観光地です。
この地域が現地で大切にされている理由は、莫大な観光収入を得られる場所だからであって、それは非難すべき事項でもなく、当たり前の経済活動です。現地のナバホガイドさんも、『聖地』なんて話は一度たりとも使いません。
日本人は『聖地』とか、『聖域』といった言葉に弱いですからね。
日本の観光会社は、自社の宣伝のために話を盛っているだけですよ。それもまた、酷い話です。 -
とにもかくにも、聖地なんて言葉は不要なほどに美しい場所です。
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そしてまた、秘境探検のワクワク感に溢れているのです。
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私たちはこれまでに、いくつかの洞窟や鍾乳洞なども歩きましたが、アンテロープキャニオンは特別ですね。他の自然渓谷秘境とは、まったく異なる絶景です。
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数億年前の古代から築かれた、天然の芸術ゾーン。
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写真撮影も自由な芸術鑑賞。
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青い空に、白いお月さん。この時は、ハーフムーンでした。
この景観も、まさに芸術の域でしょう。 -
つまりは、偉大な風景のグランドキャニオンとも、地域を近くしていながら別世界なのですよ。
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ナバホガイドが、上の岩を指差して言いました。
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あの岩が、シャークヘッドという名前の奇岩だそうですよ。
そう言われると、確かにサメの頭の様にも見えますね。
でも、牙があるからイノシシの頭みたいにも見えるけど...。
面白いですねぇ。 -
猪突猛進のイノシシなら、此処にも一人...。
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ロウアー・アンテロープキャニオンの谷底ツアーは素晴らしき世界。
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私たちにとっては二度目の訪問でしたが、大自然が長い年月を経て作り出した天然のアートギャラリーを巡り歩く行程には、心が震えるほどの感動を覚えます。
例えば、その場所に一度行っただけの経験で『制覇した!』などと言ったりするケースも時々みられますが、私から言わせていただければ、そういうのは愚の骨頂ですよ。
時を隔てた経験ならば、それは同じ場所でも新しい出来事なのです。場所の制覇は有り得ません。
ま、そう言いたくなるような感動の気持ちについては、十分に理解できますけどね。 -
段差が大きい場所や、極端に狭くなっている場所では、観光客が通り易いように整備されています。こういった配慮は、安全対策としても重要な措置だと思います。
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ただし、もしもこの場所が本当に『聖地』であるとしたならば、人為的な造形や改造などは以ての外の厳禁行為になるはずです。第一に、聖地に梯子を掛けて誰でも通れるようにするなんて有り得ませんね。だから、やはりその言葉は、日本の業者が勝手に使ったものでありましょう。
ニューヨークのリバティ像を勝手に『自由の女神』と名付けたように、ここにもまた、日本人の宣伝エゴが見え隠れしています。 -
聖地などと呼ばずとも、美しい魅惑の世界は現実です。
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その不思議に美しい自然造形には、誰も皆が目と心を奪われてしまうに違いありません。
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天然の造形アートは、人が造ろうにも、造れるものではないように思います。
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ナバホガイドが、上を指差して言いました。
『ほら、あれだよ。あの岩が、この場所を世界的な有名地にした最初の写真の奇岩です。』 -
これが有名な、『流れ髪の少女』。
それは、アンテロープキャニオンが発見された当時に、最初にこの場所に入ったプロのカメラマンが撮影し、世界を驚かせる事になったという奇岩です。その写真はオークションに懸けられて、約6億円の価格で落札されたと聞いています。 -
それでは私たちも、流れ髪の少女と一緒に3ショット。光栄ですねぇ。
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ちなみに、私が撮影したこの写真を、誰か買ってくれる人は居られませんかね?
いえ、けっして6億円などとは申しません。
でもちょっと欲を出して、6000円くらいでどうでしょう?
え? 6円でもダメだってか?”
・・・ども...スンマセン。 -
アンテロープキャニオンは魅惑の世界。
野暮な話は抜きですね。 -
この渓谷内を歩くのは、雨の日は不可となります。
それは、この写真でご理解いただけるでしょう。
もしも雨が降ったなら、その雨水は地表の硬い岩盤上を流れて、低い谷間へと集まります。例えばそれが小雨であったとしても、細長い亀裂の中では鉄砲水となって激流化するのです。 -
過去においては、このキャニオンで雨の日の鉄砲水に流され、人が命を失った事故も発生したと聞いています。
この辺りは雨期と乾期の天候差も大きいですが、不運にもツアーが雨の日に当たったとしたなら、直に諦めるしかないですねぇ。 -
ナバホガイドが、またまた上の奇岩を指差して解説しましたよ。
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どうやらあの岩は、モンキーヘッドという名前のようです。
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あららら...。確かに、お猿さんだわ。
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こっちはサルではありません。
ホモサピエンスの人間です。しかも、文明人...。 -
残念ながら同種間のカップルでしたが、民族差別はいたしません。
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谷間を歩くツアーは楽し...。
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芸術品に囲まれた世界です。
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そろそろ出口に近づいて来たようです。
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梯子階段を上がる際には、先を急がず十分に安全確保に努めなさいと、ナバホガイドが言いました。
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まずは手摺りをしっかり掴んで...。
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一段ずつ確実に足を掛けながら、しっかり上って行きましょう。
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その梯子階段も、幾重にも連なっているのです。
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亀裂の中から這い上がる文明人。
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それは、アンテロープならぬホモサピエンス。
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地表への出口では、上の岩盤に頭をぶつけないように注意しましょう。
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出たぞ! 地表だ!
それはまるで、母なる大地から新たに生まれ出たような、新鮮な若返り感覚を覚えるのでした。 -
しかも、その先の亀裂も長い...。
-
はい! ここがロウアー・アンテロープキャニオンの出口地表ですよ。
これだもの、上から眺めているだけなら、谷底の状態は分かるはずもないですねぇ。 -
うちの奥さんが、後から続いて出てくる人を写真撮影しています。
カメラに向かってニッコリピースサインの人は、あんたの彼氏じゃありませんよ。勘違いしないでね。 -
はい!” その彼氏は、一度地表に出てから再び亀裂の場所に戻ってポーズをとる、アカデミー主演男優賞級の役者なのでありました。
-
あぁ"… 楽しかったなぁ。やっぱり、ロウアーで良かったかな?
でも、ちょっと気になるアッパー側...。そっちの方は渓谷内に高低差が無く、比較的平坦な場所なので、ロウアー側よりも楽に歩けると聞いています。
次回のチャンスに期待しますよ。 -
此処で、ナバホガイドが全員集合の指示を出しました。
そして、その足元を見なさいと言うのです。 -
はい! 私たちは知っています。
それは、数億年前の恐竜の足跡ですよ。
小型の恐竜ですけどね。三本指が、くっきりと残っています。
ジュラシック・ヒストリーですね。
これもまた、実際に見るのと聞くのとでは大きな違いで、ちょっと感動してしまいます。 -
イェ~イ!” アンテロープキャニオン観光記念写真。
それは、人類の文明の足跡でした。 -
恐竜の足跡を辿って、人類の住処であるカスタマーセンターへ戻りますよ。
-
この後は、ツアーバスに乗って帰路につくのです。
-
ラスベガスへ向かう帰り道。
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グランドキャニオン渓谷も、今回は遠くの景色で眺めるだけ...。
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アリゾナ砂漠に残雪の山が見える風景も、3月という時期がもたらす絶景です。
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地表に残る硬い岩盤のビュート。
それは、数億年前の自然遺産です。 -
やがて、岩盤の岩山が夕陽に染まり...。
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それもまた、特別に不思議な光景でした。
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ユタ市の街明かりが見え始めた頃は、太陽も西の地平線に沈んでしまった夕刻です。
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帰りの給油で立ち寄る場所も、来た時と同じガスステーション。
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此処では15分間のトイレ休憩。
-
スタンドは、すでに照明が点灯していました。
-
トイレと買い物はマベリック。
-
用事が済んだら再出発です。
-
トイレ休憩の後は、うたた寝しながら2時間ばかり...。
目が覚めた時は、ラスベガスの街に入っていました。 -
ホテル・ルクソールが見えています。
今回のツアーでは、見学所はホースシューベンドとロウアー・アンテロープキャニオンの二ヵ所だけ。それは、体力的にも無理がなく、比較的楽な日程での秘境ツアーです。絶景地での見学時間に余裕があるので、先を急がされる事もありませんでした。
コロラド渓谷観光ツアーを含めたラスベガス滞在記も、今回を以て終了です。
この後は、ハワイに向かいます。
これに続けてハワイ旅行記もお届けしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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