2022/02/27 - 2022/03/13
132位(同エリア5132件中)
ふみさん
2月末に渡航したラスベガスは、もうすでにコロナ関連の生活規制が全面的に解除され、各種ステージショーの再開や観光ツアーの営業も含めて、社会生活は平常に戻っていました。
実は、私はその情報を昨年の夏頃に得ていました。日本からの海外旅行には規制が多いままでしたが、それでも日本に居るよりは、ラスベガスの方が健康的に遊べるだろうと判断したのです。もちろん多少の不安も有りましたが、昨年末にハワイ旅行を決行した体験から、今回のラスベガス旅行にも、実現の確信を持っていたのです。
果たして実際に訪れたラスベガスは…。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2022年の2月末日。私たちは、羽田~ラスベガス~ハワイ~羽田という周遊経路での海外旅行を決行する事にしました。
この旅行で最初の行き先をラスベガスとした理由は、アメリカ合衆国内でもラスベガスが逸早くコロナ終息していて、各種生活規制を解除しているという情報を、独自に掴んでいたからです。
私たちには、2年前の新型コロナ発生によって、2020年の夏に予定していた旅行をキャンセルしたという経緯があるのですが、今回の旅行は、そのキャンセルした過去のプランの再構築で、エア代も宿泊費も、全てがクレジット保管していた権利の再利用です。 -
羽田空港に到着したのは、お昼頃でした。 そして、ラスベガスへ向けてのフライトは、午後の6時45分が出発予定です。 その約6時間の待機時間中には、為すべき重要課題があるのでした。
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それは、海外渡航のための事前PCR検査です。
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予約したのは、羽田空港内に木下グループが設置したPCR検査センター。
けっこう人が居て、混雑していました。 -
係員に、予約の確認をしてもらいます。
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この時点では、2021年末のハワイ旅行時よりも事前対応が進化していて、PCR検査は簡易型の抗原定量検査でも認可されていました。
つまりは、2021年末のハワイ旅行の時は品川区の病院に行って、15000円の料金を払って検査し、陰性証明書を取得しましたが、それが高原定量検査の場合は1900円で済むのです。 しかも、結果は30分ほどで判明します。 -
検査方法は鼻拭い式ですが、やり方は極簡単。 自分の鼻腔内を綿棒で擦り拭い、その綿棒を指定された試験管に入れて密閉するだけです。
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検査については、注意事項を良く理解して、きっちり取り組むのが賢明でしょう。 自分の体調に不安は有りません。
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検体を指定された窓口に提出してから、待つ事約30分。
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検査結果が、登録した自分のスマホに、添付画像の証明書として送信されてきました。
結果は、陰性です。 おめでとう! もしもこの時点で陽性と判定されたなら、全てのプランがおジャンですよ。 -
そして、続いての課題が渡航手続きのチェックインです。
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羽田空港国際線出発ターミナルは、昨年末同様に、ガラガラの空き空き状態でした。
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ユナイテッド航空の、フライトチェックインカウンター。
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パスポートを提出し、スマホ画面で陰性証明書の画像を提示します。
最初はちょっと不安でしたが、PCR検査法と陰性証明書については、事前に問い合わせして確認済みであり、ユナイテッドでは何の問題も無くパス出来ましたよ。 -
機内預け荷物は3個です。 海外ラインの場合は、一人2個までで1個の重量は最大値が23kg。 その規定は、乗り継ぎ扱いの国内ラインでも適用されます。
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フライトチェックインは全て完了。 何の問題もありません。 ユナイテッドの係員は親切丁寧で、この時の私たちの搭乗は、大歓迎だと大喜びされました。
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ちょっと暇つぶしに、ぶらりと周るレストラン街。 ほとんどのお店はクローズです。
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こうなっては出発ロビーにこのまま居ても無駄なので、搭乗ゲートに来ました。出発にはまだ早い時刻でしたが、それにしても私たち以外に人の姿は見当たりません。 やっぱり、日本からの海外航路は空いているんだねぇ。
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羽田空港からの、最初の行き先はシカゴです。まずはシカゴでアメリカ合衆国の入国審査を通過し、それから乗継ぎ便でラスベガスへ向かうのです。
ユナイテッド航空便による羽田空港出発は、18時45分。 乗り継ぎのシカゴ・オヘア空港へは、現地時刻で同日17時55分の到着を予定していました。 フライトタイムは約12時間です。
シカゴ・オヘア空港に到着したなら、そこでの乗り継ぎ時間は何と5時間。 そこからラスベガスへ向けてのフライトタイムが約4時間で、ラスベガス到着は現地時刻の夜 22時30分頃になる予定です。 全行程は、21時間を超える長丁場ですよ。 ほぼ、丸一日の移動ですねぇ。
実は、フライトクレジット利用でエアチケットを再手配したのは半年前の事で、当初の予定ではハブ空港がサンフランシスコ経由で、その場合ならフライトタイムは約10時間。 サンフランシスコ空港での乗り継ぎ時間が2時間の後にラスベガスへ向けて再出発し、フライトタイムは約2時間ですから、ラスベガス到着は 15時頃を予定していたのです。 その場合では、全行程は 15時間くらいのものでした。
それが出発の2か月ほど前になって、ユナイテッドのフライトスケジュール変更でサンフランシスコ経由便は欠航との連絡が入ったのです。
原因は、どうやらコロナウィルスの感染対策で、当時のアメリカの規定によって旅客機搭乗者にコロナ感染者が発覚した場合、その乗務員たちも濃厚接触者扱いとなり、一時的に勤務停止の措置が講じられるという事で、多くのスケジュールで旅客機が運行不能となったらしいのです。 それにより、多くのフライトラインが減便となったのでした。
ラスベガスへ到着するのは、夜中ですよ。 着いたら寝るだけか? ネオンサインがギラギラの世界で? …寝られんだろうなぁ。 -
シカゴへ向かう旅客機内は、予想した通りで、ガラガラの空き空き...。 でもこの時点では、飲食時以外はマスク着用が基本です。
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2月末の時期では、夜6時45分の出発は、すでに真っ暗闇の世界でした。
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最初の機内食は2種類からの選択で、一方がトマトパスタにサラダのセット。もう一方は親子丼風の日本食でした。
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羽田空港ではPCR検査やフライトチェックインなど、コロナ関連の各種手続き確認に追われ、けっこうお腹も空きましたよ。
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うちの奥さんは、そろそろ眠くなっているようです。
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空席が目立つ旅客機内。 安定飛行に入ってからは、乗客は自由に座席を移動して、空いている横並び席に一人で座って休んでいます。
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実は、私の場合もご覧の通り。 旅客機が中型なので、中央席でも横並びが三席でしたが、それでも着座姿勢で寝るよりは、かなり体は楽にできますよ。
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うちの奥さんも、私が他へ移動したので、一人で三席を使ってます。 毎回のフライトがこの状態だったら嬉しいけれど、日本でもコロナが終息したなら、海外旅行の混雑は、一気に始まるでしょうねぇ。
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羽田を出発してから約12時間後。旅客機は、太平洋を渡ってから更にアメリカ大陸も横断し、イリノイ州へ入ります。
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シカゴシティの上空に差し掛かりました。写真では、海を渡って来たように見えますが、あれは五大湖の一部です。 日本的な感覚で見ると、大海原ですねぇ。
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間もなくシカゴ・オヘア空港です。 旅客機は、着陸態勢に入ります。
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2月末のシカゴ空港。 気温は低いけれども雪は無く、空は青く澄んでいました。
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到着ゲートから空港内へ向かいます。
シカゴ空港での乗り換えは以前にも経験しているので、空港内のルートは、大まかには理解していますよ。 -
到着したのは第5ターミナルでしたが、乗り継ぎ便の出発ゲートは第1ターミナルです。 シカゴ空港は広いですから、移動するのも楽ではありません。
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わぉ! そりゃあ世界に名立たるハブ空港とは言え、この混雑は凄すぎる!
アメリカは日本と違って、もうすでに旅行解禁のレジャー移動が花盛りなのですよ。空港内が満員電車状態です。それはまるで、お盆の時期で故郷への帰省ラッシュが始まった東京駅みたいなものでした。
つまりは、エアラインでガラガラ空き空きの旅客機は、日本からのフライトラインだけという事です。
日本は海外からの観光訪問受け入れを停止しているのに、欧米諸国は日本人観光客を普通に歓迎してくれます。今の日本は、アメリカ政府からみるとコロナ感染状況では、レッドゾーンに相当するでしょう。アメリカ側から、日本人を拒否されてもおかしくないような状況ですよ。 立場は逆だと思うのです。
まさに、欧米と日本のコロナウィルスに対する考え方の違いと、コロナ感染防止対策の大きな違いを感じます。でも、事実として、コロナ対策が成功しているのはアメリカ合衆国なのです。 -
空港内鉄道の、ターミナル間連絡ラインに乗ります。此処は公共交通機関の施設内ですから、全ての人がマスク着用です。でも、空港から外に出たなら、シカゴ市内は自由なのです。アメリカは、論理とルールの社会ですからね。
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連絡列車は、周回ラインを複線で走る一方通行ですから、数分おきにやって来ます。 つまりは、ホームの右から乗ろうが左から乗ろうが、とにかく目的地には行き着くのです。
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客車は立ち乗りの車両ですよ。混雑してますね。密状態です。
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それにしても、シカゴ空港は広い...。
次のホームが、別の町へ行くような距離なのです。 -
第1ターミナルのプラットホームに到着しました。
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鉄道構内から空港ターミナルへ...。
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乗り継ぎ便の運航状況を、表示パネルで確認します。
大丈夫! 定刻通りの出発予定です。 -
はてさて、此処で一旦機内預け荷物を受け取って、入国審査となるのですが、荷物の方は本人が受け取った直後に付帯バーコードをスキャンされ、渡航経路が確認されると、その荷物だけがすかさず次のラインに乗せられて、自動的に乗り継ぎ便へと搬入されるシステムになっています。
私たちは重い荷物をゴロゴロと運ぶ必要もなく、係員にパスポートを見せるだけなのです。便利ですなぁ。凄いですねぇ。ITシステムが効率よく機能しています。 -
係員が搬出する荷物を心配顔で見送る、うちの奥さん。
『大丈夫かなぁ? ちゃんとラスベガスまで持って行ってくれるのだろうか?』
こういうのは何度も経験しておりまして、別にトラブルになった事も無いのですが、どちらかというとアナログ派の私たちですから、心配にもなるのよね。 -
お次は、人間のアメリカ合衆国入国審査です。
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この先は写真撮影が出来ませんので、状況を記述にてご説明します。
この写真の場所は渡航書類を準備するだけのカウンターであって、例えば各種登録が完了していない人や、書類が揃っていない人は、この場所で必要事項を整えなければなりません。
私たちの場合は、全ての書類が揃っているので先へ進みましたが、この先の入国審査場は大変な混雑でした。審査ポストは10か所くらい設置されているのですが、審査に並ぶラインが長蛇の列で、何と、並んで順番を待っているだけで2時間もかかってしまったのです。ざっと人の数を数えても、千人以上も並んでいるような状態です。それはまるで、コロナ前の繁忙期の東京ディズニーランドで、ビッグサンダーマウンテンの行列に並んでいるようなものですよ。2時間も行列に並んで、いざ本番の通過する時間は約5分! これです!”
もちろん、この時点でのPCR検査は有りません。私たちは、陰性証明書提示で飛行機に乗り、ワクチン接種証明書も持っているのですから、当然です。また、PCR検査ならアメリカでは街角検査所が何か所にも設置されているし、CVSファーマーシィなどの薬局コーナーで、誰でも無料で検査できるのです。日本の対応とは異なりますねぇ。 -
入国審査自体は、パスポート提示と顔認証で確認され、審査官によるお決まりの質問に答えて終わりです。時間すると、本当に二人でも5分程度のものですよ。
もちろん、アメリカに来てから隔離されるなんて事は、コロナに感染でもしていない限りは有り得ません。コロナ陰性でも強制隔離されるというのは、アメリカの場合なら人権侵害であり、法的にも違反で、損害賠償ものの事案ですよ。 -
私たちは入国審査を無事に終えて、乗り継ぎ便の出発ゲートへ向かいました。
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シカゴ空港の第1ターミナルです。
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ダイナソーがお出迎え。
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入国審査の行列に2時間並んでも、総乗り継ぎ時間が5時間もあるのですから、出発までにはこれからまだ3時間の暇つぶし...。
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お土産ストアを覗いてみたり、フードショップに立ち寄ってみたり...。
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この先のアメリカ国内ラインでは、機内食は有料提供となる事を思い出し、此処で軽めの夕食をとる事にしました。何たって、ラスベガスに到着するのは、夜の10時を過ぎる予定なのですから。
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んで、試しに食べてみたのが、シカゴスタイル・イタリアンビーフ・ホットサンドイッチというフードです。
シカゴに来て、何故にイタリアンビーフなのかは理由不明ですが、とにかくボリューム満点で、バンズの中にローストビーフがギッシリ詰まっていました。 -
味はハンバーグとは別物で、やはりホットサンドイッチといった感じです。軽食のはずが、思いっきり腹いっぱいのファストフードディナーになってしまいましたよ。
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そして、後はひたすらに待つだけです。
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周囲には、人は大勢居るけれど、日本人は私たち二人だけ...。
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シカゴ・オヘア空港にも、夜の戸張りが下りてきました。
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空港内での待機時間は、約5時間。やっとボーディングタイムです。
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乗り継ぎ便もユナイテッド。 アメリカ合衆国に入ったならば、巨大なハブ空港でもJALのカウンターはありません。世界の航空界では、残念ながらJALは、一人前の会社扱いをされていないのですよ。それは、資本主義の原理原則を破った会社経営をしたからです。日本の航空会社で、アメリカのハブ空港内に独自のカウンターディスクを置いていられるのはANAだけです。 そのANAがコードシェア便で提携しているのが、ユナイテッドエアラインなのです。
JALは、アメリカンエアラインとのコードシェア便がありますが、それはシェアというよりも、アメリカン航空の旅客機に乗せてもらっているといった状態でしょう。シカゴ空港内には、JALで手続するカウンターが無いのです。世界はいろいろ複雑です。ついつい私たちは日本の現状を基準に物事を考えがちですが、それは世界では通用しないという事も多いですよ。 -
旅客機に乗り込みます。機体は中型でした。
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おろろ! 満席だ...。日本からのフライト便とは、えらい違いです。特にまた、コロナが早い時期に終息したと思われているラスベガスへの航路は、アメリカンピープルたちにも超人気のラインなのですよ。
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そして、空を飛んだのが約4時間。ラスベガス空港へ着きました。
思えば、これが当初の予定通りにサンフランシスコからの渡航ならば、約2時間で到着したのです。つまりは、日本からラスベガスを超えてアメリカ本土の北東側内陸部にまでに入り込み、わざわざ遠回りして南西部太平洋側のラスベガスへ再び戻って来たという行程です。
随分と長い距離を飛行機に乗って来た訳ですが、料金は短距離航路と同じですから、長く乗った分は儲けたって事かな?
…ま、行き先がラスベガスですから、街がそのままテーマパークみたいなものであって、此処にはアトラクションライドに乗って来たと思っていれば平和でしょう。 -
ラスベガス空港は、飛行機から降り立った場所からすでにカジノ場。
この写真は、まだ空港内の到着ゲートですよ。 -
Viva! Las Vegas!”
この時点では、アメリカの多くの州でコロナはピークを過ぎて終息していると判断されていました。そして、その先駆けとも言える場所がラスベガスです。 -
私たちは、まだ機内預け荷物も受け取っていません。バッゲージルームは、此処から更に空港内連絡鉄道の電車の乗って行った先にあるのです。もしもこの状態で、此処でギャンブルにハマってしまったら、もはや空港内から抜け出せなくなってしまうでしょう。 それは、ヤバいです!”
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空港内連絡鉄道に乗って、バッゲージルームのあるメインゲートへ向かいます。
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アメリカ合衆国への入国審査は、ハブ空港のシカゴでクリアしているので、ラスベガスでは旅客機を降りた段階ですでに自由の身ですよ。
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機内預け荷物の受け取りターンテーブルは、かなり奥の列でした。
空港施設は広大です。 -
自分たちの荷物を見つけて一安心。
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タクシー乗り場へ向かいます。
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深夜でも、タクシーキャッチに問題は無し。
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ドライバーは、明るく陽気な若者でした。
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私たちが日本から来たと言うと、このところ日本人は乗せていないと大喜びの歓声を上げて、話が盛り上がってしまいました。
ちなみに、タクシードライバーに 『君はカジノで遊んだりするのかい?』と尋ねたところ、『そんな事をしたら、せっかくの稼ぎが無くなっちまう!』との、率直な返答でした。
やっぱりね。 そりゃ、カジノで儲けていたなら、タクシードライバーなんて仕事はやってないだろうさ...。 -
ラスベガス名物の、巨大観覧車・ハイローラーが見えていますねぇ。
空港から繁華街のストリップ通り界隈までは、車で15分程度のものですよ。 -
ラスベガスの繁華街。フォーコーナーの辺りまで来ました。
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そして、その繁華街のほぼ中心地に位置しているのが、今回のお宿である、ラスベガス マリオット・グランドシャトーです。
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マリオット グランドシャトーは、ホテルではなくてオーナー制のタイムシェアコンドミニアムです。したがって、一般的な旅行雑誌では紹介されておらず、知名度も高くはないでしょう。
でも、その施設は最高級に豪華ですよ。そこのところは、マリオットですからねぇ。 -
タクシーを降りて料金支払い。
その料金は、チップ込みで 20ドル。安いでしょ! -
ラスベガスの街に入ったら、もうマスク着用の必要はありません。
でも、何となく気になってしまうのが日本人...? -
グランドシャトーのメインエントランス前。時刻は、夜の11時を過ぎています。
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フロントディスクは、ガランとしていました。でも、係員は深夜の対応でも明るくにこやかです。
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日本人の訪問は珍しい状況だったようです。しかも、2週間の滞在という事でかなりの高額オーナーだと思われたらしく、とても丁重な対応でした。
でも、そこがハワイをホームとするオーナーの特権的なレベルでありまして、基本的にハワイの物件は他地域の物件よりも価値が高いのです。
例えば、私が所有するコオリナの物件は、インターバルに預け入れする前の権利は2BR1ウィーク・オーシャンビューの物件です。それを2ウィークの滞在とする場合には、1週間は1BRで、もう1週間はスタジオタイプの部屋にロックオフしてのセパレート利用となる訳ですが、その権利をラスベガス グランドシャトーに移行させると、2週間の全日程で1BR(1LDK)の部屋を利用できます。 また、シーズンや部屋のグレードによっては、3週間の滞在も可能となるのですよ。
日本人から見ると、ラスベガスやフロリダなどは高級リゾート地だと感じますが、ホテル宿泊料金やコンドミニアムの物件価格はハワイよりも安いです。 生活物価に関しても、ハワイはとんでもなく高い地域なので、それに比べると、むしろラスベガスの方が生活面では経済的ですよ。
つまり、ハワイをホームとするオーナーは、それだけで上級客という事です。 -
指定された部屋は27階でした。 26階以上の部屋は全てが1LDKのスイートルームで、エレベーターも高層階直行の専用レーンを利用します。
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このエレベーターは、25階以下には停まりません。また、25階以下の部屋の滞在者は、このエレベーターホールに来る事もできないのです。
此処に来るまでは、部屋は普通にスタンダードタイプだろうと思っていたので、ちょっとこれには期待も高まりますねぇ。もしかすると、例によってまたまたラッキーの、アップグレード扱いになったのかもしれません。 -
27階フロアに来ました。エレベーターを降りた場所から、東西南北に分かれる通路。
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どうにか見つけた部屋は、2710号室。
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部屋のドアを、オープン セサミ!”
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わ~ぉ!” ワイドスペースの1LDKですねぇ。
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基本構造の、リビング~ダイニング~キッチンの1フロア。構造はシンプルですが、装備はけっこう格調高くオシャレですよ。
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キッチンはフル装備で機能的です。
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食器や調理機も、アメリカンスタイルとしては上級品。
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2週間も居れば、そこそこに調理はするかもしれないので、キッチンウェアの種類が多いのは嬉しいですよ。
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ラスベガスのコーヒーって、どんな味わいなのか楽しみですねぇ。
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洗濯機と乾燥機です。これについては、後に実際に使ってみた時に、ビックリ仰天の洗浄機能でした。洗濯機が密閉真空式の洗浄機能を有していて、瞬間温水で叩き洗いするので、衣類の汚れ落ちが目に見えて凄いのですよ。私のズボンなんかは、もう数年前から付着していた染み汚れまで、跡形も無く消えていましたから!しかも、衣類の傷みも全く無しです。そもそもに、密閉の真空状態で洗うなんてのは、日本の洗濯機には有り得ない機能でしょう。洗濯物の投入ドアが、まるで宇宙船のハッチなのですよ。 手動では開閉できません。
うちの奥さんが、ラスベガス土産で持って帰りたい物のナンバー1に、この洗濯機を選びました。でも、帰りはハワイに立ち寄るし、持って帰るのは無理でした。日本では販売されていませんねぇ...。
したがって、もしも日本の生活で頑固な汚れが衣類に付着した場合には、きっとまたラスベガスへ来る事でしょう。そういう理由のラスベガス旅行があっても、それはそれで面白いではありませんか! -
洗濯洗剤や食器洗い洗剤も、キッチンタオルも食器洗剤も、必要十分に確保されております。もしも不足が生じたならば、電話一本で補充してくれますよ。
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ベッドルームです。
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これもまたアメリカンスタイルで、ベッドの横にはジャグジーバス。しかも、一斎の仕切りも無しですよ。
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四角い形なので、写真では小さく見えますが、本物は深くてデカいのです! 大人が十分に寝そべって入っていられるサイズですよ。つまり、ロングタイプのバスタブが二個分の容積なのです。
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そして、パウダールームのスペースもベッドルーム内の設定でした。
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この場所は、うちの奥さんの専用スペース。私は使用禁止です。
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私が使う洗面台は、バスルーム内に別設定となっているのです。
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1LDKに二人滞在ですから、洗面所もクローゼットも、それぞれが専用個別で使えますよ。
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トイレットは共用ですけどね...。
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面白いのがシャワールーム。かなりワイドな個室ですよ。
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その設定は、ダブルシャワー。つまりは、右を向いて頭を洗っている時でも、左側のシャワーが後頭部から背中にかけて流れ落ちるので、一挙両得の全身洗浄機能となっているのでありました。
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今の段階では室内探索だけで終わりますが、これから2週間の滞在には、何の不安もありません。むしろ、何処へも出かけずに部屋でごろごろしていても大丈夫といった感じです。コンドミニアムの利用の滞在では、この余裕感が嬉しいのです。
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時刻は夜中になってしまいましたが、このまま風呂に入って寝るという雰囲気でもありません。 此処はラスベガスですぞ! 当然ながら出かけるでしょう! 街は眠ってはいないはずです。
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再び、フロントロビーに下りて来ました。ナイトバーは営業してますよ。
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正面エントランスに出てみると、通りの向こう側にはストリップ通りの灯りが見えます。メインストリートまでは、此処から200mくらいのものですよ。
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繁華街のストリップ通りまでは、歩いて5分もかかりません。
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車の通行量だって、夜中だから少ないという訳でもないようです。
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道行く人を見てみると、マスクは着けていたり、いなかったり...。 結局は、ルールとしての規制は解除になったけれど、マスクの着用については個人の判断による任意の行動だという事です。
つまりは、明確なルールとして規制していない日本と同様になったという事ですが、日本ではマスクを着けていないと、世間の目が怖い感じですからねぇ...。 -
歩道橋の上から、ホテル ベラッジオが見えています。 シルクドゥソレイユの『O'』(オー)は、そのホテル内にショー会場があるのですよ。
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エッフェル塔が見えている場所が、ホテル パリス。 もちろん、此処はラスベガスですけどね。
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写真の左手に見えるホテルがベラッジオ。右側がシーザース パレスです。
ベラッジオはイタリアをテーマにした高級ホテルで、シーザース パレスのテーマはローマです。 -
そして、ニューヨークがテーマの、ホテル ニューヨークニューヨーク。その風貌は、まさに夜のマンハッタン ミッドタウンですねぇ。
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此処は、現地の名称でご説明すると、北のフォーコーナーと南のニューフォーコーナーの丁度中間地点といった辺りです。
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んで、ABCストアがあるのですねぇ。
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夜食用のフードを買いますよ。さすがにこの時刻では、レストランは開いていませんからね。
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レストランはクローズタイムだけれど、ファストフードショップなら営業中。
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アメリカン デリフードも、それはそれで美味しそうです。
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今日のところは、部屋へ持ち帰っての夜食にします。
ふらりと周囲を見渡すと、フードショップの店員はマスクを着けていますが、お客さんたちにはマスク装着の姿がありませんでした。 -
グランドシャトーに帰って来ました。
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フロントディスクは、ひっそりしてます。それはそうでしょうとも、いくらラスベガスとはいえ、今は夜中の1時過ぎですよ。
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高層階のフロアは、通路もけっこう豪華な雰囲気です。
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夜中に帰って来たマイルーム。これから簡単に食事をして、シャワーを浴びたら寝るだけです。
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それにしても、簡単に食べるはずの夜食が、これだけ有ったら多過ぎですか?
ま、私の場合は、ビールかカクテルを飲んで夜更かしですけど...。 -
到着初日の部屋の状態は、すでにいつものマイホーム。窓から眺めるナイトビューは、間違いなくラスベガスでした。
一夜明けてからの日々が楽しみです。
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