2022/02/27 - 2022/03/13
583位(同エリア5275件中)
ふみさん
3月のラスベガスは、空気がカラカラに乾燥していて静電気もバリバリ発生するエキサイティングな環境です。日中の陽射しは肌に痛いほどに暑く、プールで遊んでいられるのですが、夜になるとダウンジャケット等を着ないではいられないほどに寒くなります。いつまでも終わらない日本のコロナ騒動が嘘のように、人々にはマスク姿は極めて少ない状況です。私たちは、もうすっかりコロナ前の海外旅行の雰囲気を取り戻していました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
コロナ関連の生活規制が解除されたラスベガス。その情報は比較的早い段階で掴んでいましたが、それでも何となく『ラスベガスはカジノ観光地だから、市外から人を呼ぶために無理しているんじゃないか?』といった疑念もあったのは確かです。
でも、昨年末のハワイ旅行で実際に体験したハワイ滞在では、日本でぐだぐだと考えている以上に快適で、むしろ日本国内の情報鎖国状態にこそ疑念を抱かざるを得ないような実情だったのです。
もしも昨年のラスベガスのコロナ終息宣言がガセネタで、それでも規制を解除したとするならば、2022年に入った頃にはラスベガス市内のコロナ感染者が激増していたはずです。そうなれば、アメリカは日本のマスコミの餌食となり、やっぱり日本が安全なのだと自慢気な報道が連日のニュースとなるでしょう。
でも、なりませんでした。 昨年のクリスマスのラスベガスでは、大勢の人が盛大なパーティを楽しんでいたようです。その情報は、日本ではほとんど報道されませんでしたけどね...。 -
ホテル・パリス前の路上です。実際に、パリには行った事がないのですが、此処に居ると何となく周囲からフランス語が聞こえてきそうな気がします。
今年の3月に入ったラスベガスは、もうすっかりノーマスクが定着していました。エキサイティングに変化する寒暖の気候と共に、毎日がとても刺激的で楽しい快適ワールドですよ。 -
ダウンサイジングされているとは言え、見上げるエッフェル塔は高いですよ。
以前には、あの最上階展望台にも上がりました。中間の四角いフロアはレストランですよ。 -
そのエッフェル塔の足元にも、華やかな出で立ちのストリップガール。
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こちらは羽根飾り無しですが、それでもかなり華やかだったりして...。
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華やか元祖は、フラミンゴ。
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フランスから、道路沿いに歩いてイタリアに来ましたよ。
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その向かい側には、カリブ海のホテル・トレジャーアイランドが見えます。
そのホテルでは、シルクドゥソレイユのミスティアが常設ステージショーとして演じられているのです。
それは、本日の夜のお楽しみ...。 -
まずは、ホテル・ベネチアンへ入ってみましょう。
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動く歩道に乗って行った先に、ベネチアのショッピングモールがあるのです。
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その雰囲気は、おそらくそのままイタリアでしょうか...。
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青空の下に、何故か夕暮れの街並み...。
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そして、その街の中を流れる美しい運河...。
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実際にゴンドラに乗って、運河を旅する事も出来るのです。
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運河に架かる橋の上から眺めるのは、まさしくイタリアの街並みでしょう。
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サンマルコ広場でしょうか? それにしては、ちょっと狭いかも...。
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とにかく、イタリアに来たならばジェラートでしょう!”
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そのジェラートが、見た目にもブラーボ ! ! !"
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いやはや、全部味見してみたくなりますねぇ。
ジェラートが可愛い過ぎですよ。 -
とりあえずは、2スクープをコーンでオーダー。
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うちの奥さんはチョコミント&バニラで、私はバニラ&マンゴーです。
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ジェラートを、ベネチアの街角で立ち食いしながら眺める目線の先には...。
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カンツォーネの美しい歌声が響く、華麗なステージがありました。
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カンツォーネが響くサンマルコ広場で、ジェラートの食べ歩き...。
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私たちがタイマーシャッターで2ショット撮影をしていると...。
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それを見ていたラブラブカップルに、スマホでの写真撮影を依頼されました。
ベネチア観光のついでですか...。
こういうのは、お互い様ですからね。 -
イタリアときたならば、ジェラートのお次にはピザでしょう!
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本格的なイタリアンピザです。 ヤバいくらいに美味しそう!”
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2種類のピザを、1ピースずつお買い上げ。けっこうサイズは大きいですよ。
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このピザは持ち帰りにします。ランチは部屋で、ビールを飲みながらピザをいただくのです。
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もう最高よ!…って、そりゃ、そうでしょうとも。
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行き当たりばったりでも、最高に楽しいベネチアなのがラスベガス。
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道行く人は、誰もがコロナを忘れて楽しそうですよ。
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ベネチアから歩道橋を渡った先の向かい側が、カリブの海賊が住む宝島。
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ホテル・トレジャーアイランドにも、ショッピングモールがありました。
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宝物を入れる小箱バッグですかね?
うちの奥さんはピンクがお好き。 -
物には固執しませんから、思いついての衝動買いで、高い物には手を出さず、そのうち飽きたら取り換えましょう。
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カリブの島の船着き場(?) を歩きます。
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その桟橋の先には、ローマの泉がありました。
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そして、何処でも闊歩しているのは羽根飾りガールたち。
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もうこうなると、派手なわりには、かなり無視もされていますけどね...。
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おろ?” こんな所でプロポーズ!”…大作戦か?(かなり古い...?)
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♀『いいなぁ...。私もあんな感じで、愛を告白されたい...。』
♂『い・今更ですか...?』 -
噴水ショーが始まりますよ~!”
愛は水物...( ^ω^)…ってか。 -
告白は、遠い過去の思い出でありますが、今は二人でラスベガスに来ていましたとさ。
めでたし・めでたし。。。 -
それではそろそろ、一旦グランドシャトーへ戻りましょう。
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はい! これが私たちの滞在場所である、ラスベガス・マリオット・グランドシャトーの全景です。
私たちの部屋は、この反対側に面していて、最上階のペントハウスから4階下の、地上27階フロアです。 -
グランドシャトーの正面エントランスに来ました。
やっぱり夜とは違って、格調高い雰囲気ですよ。 -
豪華なタイトル壁面の前で2ショット。
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んで、グランドシャトーに入るなり、1階のショップでマリオットのロゴキャップを見つけて衝動買い。
刺繍のロゴ入りで、しっかりした造りのキャップが 12ドルだってさ。 絶対に、商品物価はハワイより安いですよ。 そもそもに、ラスベガスはtax が安い!
部屋に戻ったらランチタイム。 一休みしてからのお出掛けは、いよいよお待ちかねのシルクドゥソレイユですよ。 -
今回のラスベガス滞在では、先ず以ってのお楽しみとしていたのが、再開されたシルドゥソレイユのショーを観る事でした。 現地に来てから、滞在先であるマリオット・グランドシャトーのオプションツアーデスクで購入したチケットは二つのショー演目です。
まず最初に観る演目はミスティア。そのステージは、今夜の7時が開演だったのですよ。 -
ラスベガスの夜のお楽しみは、ショーステージ。その会場へ向かう足取りには、ニューヨークのブロードウェイを目指して歩く時の気持ちと似たものがありました。
光が流れる夜の街は、日中にも増して華やかです。 -
ラスベガスでは、シルクドゥソレイユにも複数の演目があり、それぞれに上演会場も異なります。
ミスティアは、写真左に見えるホテル・トレジャーアイランドに常設ステージがあるのでした。 -
トレジャーアイランドの中央エントランスから中に入ります。
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ステージホールはホテルの奥側。
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会場へ行くまでには、カジノ場を通らなければなりません。
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ラスベガスの夜は、屋外も屋内も派手派手のゴージャス世界です。
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開演までにはまだ時間が有るし、一発やってみるか?”
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ジャ~~~ン!”…って、ポーズだけですよ~♪”
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此処に来た私たちの目的は、カジノではありません。
これです! シルクドゥソレイユ・MYSTE‘RE。 -
すでに入場受け付けが始まっていますね。
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まだ少し時間があるので、先にオフィシャルストアを覗いて見ますよ。
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むむ・む...。 これは何だ? カタツムリか?” どういうキャラなんだろ?
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カタログや、マスコットなどの商品が販売されています。
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Tシャツも、かなりデザインが独創的。
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マグネットやフォトグラフなどの記念グッズを買って、会場へ入ったのは開演の15分前。
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青紫色に光るステージが正面に見えています。もうこの時点で、心はワクワク・ドキドキ状態。
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無事に自分たちのシートを見つけて座ったものの、そこは怪しい光が飛び交う世界でした。
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ステージを正面に見ると、私たちの座席は1階レフトゾーンの前から15列目辺り。 フロントゾーンが完売だったのは残念だけど、これでもかなり良い席ですよ。
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おっと! ステージのカーテンが開く前から、会場内で大笑いのどよめきが起こりました。ショーは、プロローグに入っているのです。
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実際のショー内容は、写真や動画の撮影は出来ません。
シルクドゥソレイユの世界は、言葉では表しきれない壮大なエンターティメントですが、敢えて私流にご説明すると、ミスティアの世界はサーカスの原点とも言えるような、エアアクロバットの集大成です。
特に、目を見張るほどに完璧で壮大なアクロバットは空中ブランコで、その演舞は圧巻です!
もちろん、ショーの内容全体を通して、全てが完璧で美しいアーティスティックな世界なのですが、空中ブランコと呼ぶにはあまりにも表現が情けないと思うほどに、芸術的な人間業なのですよ。
実は、私自身もアクロバティックな身体運動の世界を体験的に知っています。同僚にはオリンピックのメダリストも数人居て、論理的な運動力学の面についても、幾何かの知識を持ち合わせております。
そういった観点から述べさせてもらうと、一極集中型の熟練技という意味では、オリンピックの体操競技選手を遥かに超えた達成度の曲芸だと思います。人間の身体技能と表現力を、ここまでのレベルに鍛え上げるには、尋常ではない鍛錬と日々の調整努力が必要である事は間違いないです。
もちろん、例えば体操の内村選手のように、競技スポーツとしての体操に第一線級のレベルで通用するためには、6種目の競技力を総合的に高める必要があるわけですから、そういった競技世界とシルクドゥソレイユのショーは別物と考えるべきでしょう。シルクドゥソレイユは、プロとしての個人技をピンポイントで高度なレベルの技能にまで鍛え上げ、それに加えて、集団による壮大なストーリーを構築させた世界なのだと思います。もちろん、メンバーには世界レベルの競技選手だった過去を持つ人も多いですよ。 -
大感動のうちにショーはフィナーレを迎え、しばらくはその感動に浸っていたいくらいでしたが、場内は後片付けのために全員退場となりました。
シルクドゥソレイユの世界は壮大過ぎて、観終わっても心にまとまりがつきません。単なる曲芸の域を超えて、人間の魂とか、宇宙の創造とか、形にならない奥深さを感じるのですよ。
今の国際社会は、世界のどこかで戦争が起こっているという現状ですが、それについては愚かさを感じるだけで、如何に人間がバカであるかを考えると虚しくもなります。
しかしながら一方で、シルクドソレイユの表現には、人間の素晴らしい創造力を感じるのです。
戦争で人を殺して勲章を貰うなんて、愚か者の屑が望む事でしょう。シルクドソレイユの出演者はお金を稼ぐプロフェッショナルですが、それは勲章よりも誇らしいと、私は思います。 -
ショーを観てから歩く夜の街。何となく、感動の震えがまだ止まらないような気がします。
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ラスベガスのナイトツアーバスも大盛況のようです。大勢の観光客が乗っていました。ほぼ満席ですねぇ。ザっと見るにつけ、マスクをしている人は少ないようです。
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トレビの泉は、コピーだと分かっているので、それほど人気のスポットという訳でもありません。
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しかしながら、幻想的なライトアップ効果で、それなりに写真映えする場所ですよ。
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懐かしいのは、ホテル・フラミンゴ。数年前の旅行では、このホテルの1LDKスイートルームに滞在したのです。それは、別館棟のヒルトン・フラミンゴでした。その時の部屋も、とても豪華で快適でしたよ。
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夜のラスベガスを歩くと、数年前の思い出が蘇ってきます。
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ベラッジオの噴水ショーが始まりました。
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これはもはや、噴水と言うよりも爆発と言った方が正しいでしょう。
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荘厳なバックグラウンドミュージックも、噴水の爆発音でかき消されてしまいます。
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ベラッジオの噴水が、パリの街を背景にしているというのも、なかなか面白い構図です。
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花火大会ではないけれど、思わず『玉やぁ~!”』と叫びたくなるのが日本人...。
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シルクドゥソレイユのショーを観てからベラッジオの噴水ショーも鑑賞して、心は十分に満足の幸せ気分ですが、そろそろお腹の方が不満足を申し立ててきました。
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そこで、ぶらりと周囲を見渡してから、思い付きで目に留まったレストランが P.F.チャンズ。
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それは、プラネットハリウッドビルの1階にありました。
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このレストランは、ハワイのワイキキでも有名店ですね。
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店内はアジアパシフィックのムード満載。本格的な中華ではなく、どちらかと言えばオリエンタル調ですよ。
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オリエンタル調のディナーでも、乾いた喉を潤すビールはライム入りのコロナエキストラ。
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奥様は、ソルティードッグ カクテルです。
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思いついたままにメニューから選んだ料理がご覧の通り。
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ちょっと多過ぎでしたかね?
私のドリンクは、2杯目のカクテルに入っております。 -
料理の内容としては、エビとキクラゲの中華炒めと、北京ダックをオーダーしただけなのですが、それぞれにフライドライス(炒飯)とフライドヌードル(焼きそソバ)が付いてきて、量もアメリカンサイズだったので、小柄な日本人二人では食べきれないほどの充実ぶりです。
んで、結局は残った料理をパック詰めにしてもらい、部屋に持ち帰って明日の朝食になりました。
そのパックは、よくアメリカ映画で見られるシーンで、縦型長方形の紙パックに入ったヌードルを箸で不器用に食べるブラッド・ピットが居たりするパターンですよ。 だから、明日の朝は自分がブラッド・ピットになったつもりで起きるのです。 -
お腹も満足で、彷徨い歩く夜のラスベガス。
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3月に入ったばかりのラスベガスは、夜にはジャケットかパーカーを羽織らないと寒いくらいに冷え込みますが、心はエキサイティングに熱いのでした。
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