2020/10/05 - 2020/10/08
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旅 夢太郎さん
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友人から「赤目四十八滝」へ行ったという話を聞き、南紀州に関心を寄せました。調べてみると、「熊野古道」「串本の橋杭岩」それに日本一の棚田景観ともいわれている「丸山千枚田」があることを知り旅の計画を立ててみました。
東名高速等を利用し、3泊4日で回り切れること、それに何と言っても「Go To
travel」の恩恵を受けられることから、実行することとしました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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東名高速、伊勢湾岸自動車道と7時間を超えるドライブ。少々疲れも出るころ、熊野市に入ると早速、南紀らしい光景が出迎えてくれます。
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突然橋杭岩が目前に現れました。感動の一瞬です。明朝の朝日に輝く光景に期待が膨らみます。
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串本到着後、時間に余裕があるので対岸に浮かぶ紀伊大島に行って見ることにしました。綺麗なアーチ型の「くしもと大橋」を渡って行きます。この橋は290mのアーチ橋と386mのループ橋からなる橋です。
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紀伊大島は周囲26Kmの小さな島ですが、島にはトルコ記念館や景勝地「海金剛」そして灯台もあり串本の観光スポットの1つです。
(トルコ記念館=明治時代トルコ軍艦が遭難した時、地元の人々が救助したことを記念して建てられたものです) -
景勝地「海金剛」です
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紀伊大島の景観
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朝日に輝く「橋杭岩」の写真撮影は、この旅の最大の目的です。当初は車中泊をしてでもと考えましたが、長時間の運転に差支えがあると思い、近くのホテルに宿泊することにしました。ホテルには日の出時間が掲出してあり、20分前到着を目指して出発です。
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薄暗い中、カメラを持って目的地に向かっていると、地元の人から「今日は最高の天気だから、綺麗に撮れるョ」と有難い言葉を頂きました。到着すると既に多くのカメラマンが待機しています。ガイドブックで紹介されているスポットに集まっています。そんな中、一人70~80m位離れた所で、三脚を立てている人がいたので、「太陽はどの辺から登りますか?」と聞いたら「丁度あの岩の真ん中に登るョ」これで撮影場所が決まりました。
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地平線から太陽が顔を出して来る様は、まさに神秘的でした。無心でシャッターを押しました。10数分、感動の時間が続きました。
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次の目的地、熊野古道に向かう途中、熊野川沿いを走りました。手つかずの自然がそのまま残っており、ここもまた感動の連続でした。
熊野本宮大社と熊野速玉大社の流域は、「紀伊山地霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されています。 -
世界遺産の熊野川です。何度も車を止めて、美しさを堪能しました。
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「本宮大社前」にやって来ました。大きな鳥居跡には以前熊野本宮が立っていたそうですが、1889年洪水によって倒壊し、現在の位置に移築されたそうです。
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熊野古道 風景 その1
古道巡りは初心者向けコースに挑戦しました。「発心門王子~熊野本宮大社」の約7Km、歩行時間約2時間です。里山集落と緑豊かな古道を歩く人気コースです。 -
熊野古道 風景 その2
山あいには、静かな里山集落がみえます。ここは朝ドラの舞台になったことがあるそうです。 -
熊野古道 風景 その3
古くより、皇族貴族から庶民まで多くの人々が参詣した道です。この光景は当時と変わらぬものか?と思いを馳せて歩きます。 -
熊野古道 風景 その4
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熊野古道 風景 その1
見晴らしの良い所にやって来ました。長閑な熊野川が見えます。また先ほど見た鳥居も見ることができます。 -
熊野古道 風景 その5
後白河法皇や藤原定家も通った道だと思うと、幾分気持ちも昂ります。 -
熊野古道 風景 その6
熊野本宮大社に到着しました。壮大で格式ある社に圧倒されます。 -
続いて熊野市丸山地区にある「丸山千枚田」を訪れました。
棚田の数は1340枚と日本でも最大規模だそうです。過疎・高齢化によって平成初期には、530枚まで減少したそうですが、自分達の代で潰す訳には行かないと、住民達が立ち上がり保全に努めておられるそうです。 -
四季それぞれに美しい光景を、写真で拝見する棚田。田圃に水が張り、彼岸花が畦道を覆うと、さぞかし綺麗だろうと想像してみます。旅人にはシャッターチャンスは運任せです。
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丸山千枚田
6月には無数のホタルが飛び交い、アジサイの花も棚田に花を添えるようです。また、「丸山千枚田の虫おくり」行事も開催されるそうです。 -
「赤目四十八滝」にやって来ました。ここは伊賀と大和の国境を流れる滝川の室生赤目国定公園の中心に位置し、長さ4Kmに及ぶ峡谷です。この神秘的な自然は滝百選、名水百選、遊歩百選に選ばれているそうです。また、奈良時代には、修験道の役業者が修行した所だそうです。
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「赤目の牛の像」
赤目の名の由来は、役業者が修行中、赤い目の牛に乗った不動明王に出会ったとの言い伝えがら来ているそうです。
また四十八とは「数がおおいこと」の意だそうです。 -
赤目四十八滝の光景 その2
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赤目四十八滝の光景 その3
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赤目四十八滝の光景 その4
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赤目四十八滝の光景 その5
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伊賀上野城を訪れました。
城も各地いろいろ見ましたが、見た瞬間「美しい」と思ったのはここが初めてです。築城の名手、藤堂高虎によって築かれた城で、高さ30mの高石垣の美しさは見応えのあるものでした。(この高石垣は大阪城と並んで日本一の高さを誇っているそうです) -
旅は鳥羽と伊良湖を55分で結ぶ伊勢湾フェリーで、最後の宿泊地伊良湖ビューホテルに向かいました。
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伊勢湾フェリーからの眺め
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神島です。三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台になったことで有名です。
映画では吉永小百合さんが主演を務めました。 -
伊勢湾フェリーからの眺め
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宿泊先の「伊良湖ビューホテル」が見えて来ました。
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ホテルから眺めた光景です。
南紀州の美しい自然と歴史、食文化を堪能することが出来、想い出に残る旅となりました。(余談:和歌山県は非常にトンネルの多いところで、トンネル数日本一か?と調べてみると、1位は大分(481)続いて千葉(432)北海道(384)で、和歌山は12位(233)でした。)
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