2008/12/27 - 2009/01/03
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mugifumiさん
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2008年12月27日から2009年1月3日までの8日間に阪急交通社が企画したイタリア南部を巡るツアー「とっておき南イタリア・シチリア島8」に参加しましたが、この旅行記は、その5日目(12月31日)に訪れましたタオルミーナ、チェファルー、パルレモ(泊)観光の模様を「南イタリア・シチリア島No.4<タオルミーナ、チェファルーなど>」としてお伝えしたいと思います。
<巻頭写真は、タオルミーナのギリシャ劇場から見えるイオニア海の絶景です。>
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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-
<ホテル ヴィラ・エスペリア>
昨日、アルベロベッロを出発したのは、何時頃であったのだろうか?
一日中、バスや船に揺られていたような気がするのである。
でも、実際は、午前中におとぎの国ようなアルベロベッロを見学して、午後からタオルミーナに向かったのであるから、正確には「半日」ということになる。
何を「ごちゃごちゃ」言っているのかと思うかもされませんが、要は、「疲れた」ということです。
そして、夜遅くタオルミーナのホテルに着いたので、その様子が分からなかった、といいたいのです。
そこで、ホテル(ヴィラ・エスペリア)の状況を申し上げたいと思います。(急に言葉が丁寧になった?)
外から撮影した写真が残っていますと、記憶がハッキリするのですが、大きなホテルだったと感じました。
ホテルの中は、ヨーロッパの道路のように丸い部分にいくつかの通路があり、その通路(廊下)沿いに部屋が配置されていました。
キーは、カードを差し込む磁気式ですが、私たちが苦労したように、どの部屋のキーもうまく作動しなかったようです。 -
<同じくヴィラ・エスペリア>
部屋のコメントすれば、次の通りです。
① 面積は良く言えば「こぢんまり」、悪く言えば「狭い!」。
② バス、トイレは同室にあり、バスタブは深いので一安心であるが、脱いだ下着や洗面用具を置くスペースがまったくない。
③ ベッドはシングルが二つ。
④ 空調は昨日と同様、温度調整ができないので、「やや寒い」。
などと、こんな論評をしていますと、阪急交通さんの商売敵のようですね。
ところで、この2枚の画像は、薄暗いが、31日の朝に撮影したものです。
これから12月31日の観光が待っています。
大晦日の観光があの有名なシチリア島ですから、大いに期待してしまいます。
本日の観光予定は、8時にホテルを出発してギリシャ劇場などのタオルミーナ観光(滞在時間2時間)、その後、バスでチェファルーに向かい(215㎞、約3時間)、到着後、昼食いただいて約1時間の散策、そしてシチリア鉄道でパルレモ(チェファルー発16時19分、パルレモ着17時25分)に向かいます。
ああっ、今日も強行軍のスケジュールが待っています!(仕方がないよ!これほど多くの観光地を5日間で見学しようとしているのだからね。) -
<ホテルの朝食>
さあ、忙しい観光が待っています。
腹が減っては戦ができません。 -
<チーズにハム>
いかがですか?
いままでの朝食に比べて彩りが鮮やかで美味しそうですよね。
でも、残念ながら味は全く覚えていません。
そう言いますと叱られそうですが、メモが残っていました。
パン2個(うまい)、ハム(これも、うまい)、チーズ1枚(論評なし)、ヨーグルト(相変わらず、うまい!) -
<ウンベルト1世通り>
さて、8時にバスに乗ってタオルミーナ観光に向かったのですが、バスの中ではこれから小型バスに乗り換えるという説間がありました。
どうやら古い街並みであることから大型バスでは市街地に入ることができないようです。
タオルミーナは、青い海(イオニア海)と壮大な古代劇場(ギリシャ劇場)がある街として、また、この街を舞台とした映画「グランブルー」で有名です。
街の中心にヴィットリオ・エマヌエール広場があり、ここからギリシャ劇場通り(Via Teatro greco)を5分歩けば、丘の上のギリシャ劇場に着きます。
そんなことを聞いても、分からない?ごもっともです。
実際に訪問した小生もサッパリ分からないのですから。
小型バスの乗り換えたところは、大きな駐車場があり、そこからヴィットリオ・エマヌエール広場に向かったようです。
と思いましたら、ショップやレストラン、ホテルなどが並ぶウンベルト1世通りだっとようです。
ということで、ウンベルト1世通りを歩いている様子をご覧いただいてます。 -
<4月9日広場>
そして4月9日広場ですが、中央に見えている建物は、聖ジュゼッペ教会です。
ところで、なぜ、「4月9日」などという日付が通りの名前になっているのかですが、何かの記念日でしょうか?
戦争に勝った日とか、どこかの占領から解放された日とか、ということでしょうか?
1860年のスペインからの「解放の噂が広がった日」だというのですが、俄には信じられない話ですネ。
ところで、「4月9日広場」がある通りは、画像のように美しい模様が施されていて、左方向に向かいますと、イオニア海の美しい光景が待っています。 -
<イオニア海側の広場>
-
<美しいイオニア海の海岸線>
ここからウンベルト1世通りをまっすぐ進みますと、ヴィットリオ・エマヌエール広場に着きますので、そこで古代ギリシャ劇場の音楽堂である「オデオン」を見学しました。
そしてその後、広場に面しているもう一つの通り「ギリシャ劇場通り」を5分ほど歩きますと、丘の上のギリシャ劇場に到着です。
-
<聖カテリーナ教会の裏側にあるオデオン>
ということで、街の中心、ヴィットリオ・エマヌエール広場からギリシャ劇場に向かいました。
ギリシャ劇場は、小高い丘の上にあり、その入口には、洒落たホテルが建っていました。
入口に入るのは、フリーではありませんでしたので、しばらく待ちました。
その間に、通りの美しい街並みを楽しんだり、劇場の説明を受けました。
おっと!その前にヴィットリオ・エマヌエール広場にある古代ローマ・ギリシャ音楽堂の「オデオン」を見学しました。
このオデオンは、元々ギリシャ神殿があったところに紀元前3~4世紀頃に神殿の上に建てられたそうです。
紀元前の時代に人々は、どんな音楽を楽しんでいたのでしょうか?メルヘンですね。
ギリシャ劇場の前にオデオンの話が長くなってしまいました。 -
<劇場前にあるテアトル グレコ>
ギリシャ劇場は、名前の通りギリシャ人によって紀元前3世紀頃に建設され、その後、古代ローマ時代にローマ人によって闘牛場に改築されたそうです。
ギリシャ劇場は、観劇のほか善悪、宗教などの教育の場として使われていたといいますから驚きです。 -
<劇場入口のホテル>
この劇場がタオルミーナの一番の見どころなのではないかと思うのですが、現在でもコンサートやオペラが行われる場所として有名だそうです。
言葉ばかりでなかなか劇場の中に話が進まない!?
ごもっともですが、もう少し画像の説明を申し上げます。
上部にサボテンが見える先ほどの画像の言葉ですが、「TEATRO GRECO」という個人の家でしょうか?
そして、この画像が、その右側に建っていたホテルです。 -
<舞台?>
ホテルなど見たくない?
ごもっともです。
ギリシャ劇場の敷地に進みますと、黄色い大きな岩のようなものが見えてきましたので、「これは何だろうか!?」と驚いてしまいました。 -
<劇場跡?>
そして門のようなところを潜りますと、左側に段々状の半円形の見学席、右側に舞台のような岩が見えています。
「いやー、もうびっくり!」ですね。舞台の先には、崩れかけていますが、ギリシャ神殿にあるような大きな柱が立っていました。
劇場全体の雰囲気がつかめない? -
<段々状の客席>
-
<客席の様子>
そのとおりですので、階段を上がって高い位置から撮影してみました。
この画像をも増すと、ギリシャ劇場がどんなところなのか理解できると思います。
しかし、もう一つ大きな見どころが待っていました。 -
<イオニア海の景色>
それがギリシャ劇場から眺めたイオニア海の景色です。
海が見えない? -
<イオニア海を望む絶景>
この画像が先ほどの画像の左側に広がる景色です。
でも、画像よりも実物の方が美しいと思います。
劇場の見学が終了しますと、タオルミーナの市街地を散策しました。
「それにしても、劇場のトイレは汚かったな!」まるで災害時の仮設トイレのようでした。 -
<カプチーノ>
市街地散策で何をしたのか?
広場近くの喫茶店でカプチーノをいただいたり、土産物店で「魔除け」と「猫」をゲットしました。
魔除けは、現在、わが家の玄関で来客を「ぐっと」にらんでいます。
また、猫はどのようなものであったのか「さっぱり」思い出せません。
そこで、かみさんに「どんなものだった?」と聞いたのですが、即座に「すぐ忘れてしまう!」と叱られてしまいました。
ところで、「広場近くの喫茶店」と申し上げましたが、ギリシャ劇場に近い「ヴィットリオ・エマヌエール広場」かウンベルト1世通りの「4月9日広場」、「ドゥモ広場」でしょうか? -
<観光インフォメーションオフィス>
イタリアのカプチーノは、「さすが本場の味」ですね。
ところで、この画像は、タオルミーナ最も古い貴族で所有者でもあった旧コルヴァイヤ宮殿で、現在は観光インフォメーションオフィス、民族博物館として使われている建物だそうです。
場所は、ギリシャ劇場近くのヴィットリオ・エマヌエール広場に面しています。
ということは、カプチーノをいただいた喫茶店は、ヴィットリオ・エマヌエール広場近くにある店だということですね。
さて、それよりも、魔除けと子猫が見たい? -
<魔除け>
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<子猫ちゃん>
さて、散策が終わりますと、バスでチェファルーに向かいました。
タオルミーナからは、215㎞、約3時間の行程ですが、その間の出来事はメモが残っておらず、空白です。 -
<チェファルー到着直前の光景>
-
<水道の橋?>
バスでいびきをかいて寝ていた?
そうかも知れませんね。
この2枚の光景は、チェファルー到着直前にバスから撮影した光景です。
チェファルーに到着しますと、まず、レストランに向かいました。
我がメモには、タールミーナ出発が11時、昼食時刻が14時~14時35分となっていましたので、3時間くらいかかったことになります。
レストランは、「ラガレリア」という店で、「ウニのパスタ」と「カジキマグロ」をいただきました。 -
<ウニのパスタ>
それにしても忙しかったな!
昼食時間が45分しかないのですから。 -
<美味しそう!>
と思いましたら、小生の勘違いのようで、実際には1時間以上あったのです。
-
<この料理は?>
そんなことより、肝心な肝心な味ですが、「ウニのパスタ」は、おかわりをしたいくらいの味でした。 -
<カジキマグロ>
カジキマグロは、油で揚げたものですが、味の方は、「イマイチ」でした。
でも、全体に彩りが良く美味しそうに見えますね。
さて、食べ物のことより「チェファルー」のことですが、滞在時間が約1時間と限られていますので、忙しいものです。
なぜ、そんなに時間が限られているのか?
チェファルー発16時19分発のシチリア鉄道に乗ってパルレモにいくことになっているからです。
-
<チェファルー>
ここが映画ニューパラダイスで撮影された港でしょうか? -
<映画ニューパラダイスの街並み>
-
<チェファルーの大聖堂と広場>
右側に見える岩山の上には、お城があるそうですが、見学できませんでした。
続いて、大聖堂の中をご覧いただきましょう。 -
<大聖堂の広場>
-
<大聖堂の中>
小生のメモでは、大聖堂の印象を「街に真ん中に広場と教会がある、教会のステンドグラスはそれっぽくない。」とありました。
上の広場には、手前に店があり、コーヒーなどが飲めるのですが、トイレ探しに苦労したものです。
トイレは共同なのでしょうか?左手奥の建物に設置されていました。
さて、ここの見学が終了しますと、チェファルーの駅からパルレモに向かいました。 -
<チェファルーの駅>
列車は、予定通り16時19分に出発しました。
所要時間1時間08分ですが、列車の旅は何かしら心が弾むものですね。 -
<駅のホームにて>
列車はいくつかの駅に停車し、その間に何人かが乗車してきましたが、閑散としていました。
このためではないと思いますが、別の車両に乗っていた添乗員とメンバーの老夫婦が私たちの車両に移ってきました。 -
<黄金色に輝く景色>
お天気が良く、流れる景色は黄金色に輝いていましたので、小生は、思わず列車の窓を開けてカメラのシャッターを切っていました。
列車の中では、バスの中でおならをしていた一人旅の「おじさん」が、クロアチアのヌーディストや、トルコのカッパドキア、カナダのオーロラ、ペルーの地上絵などの体験について興味深く話を盛り上げていました。
こうして、列車は予定通り17時25分にパルレモに到着して、バスで夕食会場のレストランに向かいました。 -
<レストランの入口>
レストランの場所は、パルレモですが「ラポサダ ホステリア」と読むのでしょうか? -
<肉料理?>
-
<ピザ>
このピザマルゲリータをいただいたのですが、昼食との時間差が少なくお腹が空いていなかったためでしょうか?美味しい!と感じられませんでした。
また、大きすぎて食べ残してしまいました。 -
<デザート>
でも、白ワインをいただきながら皆さんと談笑するのは、本当に楽しいものです。
この後は、宿泊先のNHパルレモホテルに向かったのですが、待てる述名前が不思議なことにJOLLY HOTELとなっています。 -
<JOLLY HOTEL>
-
<ホテルのロビーにて>
阪急交通の旅のしおりには、確かにNHパルレモと明記してあるのですが、どうしてこういう表示になっているのかわかりませんが、この画像に小生が写っていますので、間違いなく私たちが食泊したホテルですね。
なお、小生のめもには、
・ ここに2泊する。
・ いままでで一番大きいホテルであるが、部屋は狭い。
・ 久しぶりに電子ロックではない鍵を使って入室する。
となっていました。
ということで、忙しい大晦日でした。
◇◆◇ 南イタリア旅行記No.5の終了 ◆◇◆
これにて「とっておき南イタリア・シチリア島No.4」の終了です。
続いて、パルレモからモンロアーレ、アグリジェントを訪ねた旅(1月1日)については、「とっておき南イタリア・シチリア島No.5<パルレモ、モンロアーレ、アグリジェント>」としてお伝えしたいと思います。
◇◆◇ 南イタリア旅行記No.4の終了 ◆◇◆
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