【北海道】知床羅臼で3泊撮影旅行[2022年5月]

2022/05/27 - 2022/05/30

5月27日から3泊で知床半島の羅臼へ。ヒグマ、シャチ、シマフクロウの撮影を目的としていましたが…。高波で観光船が欠航。撮影はシマフクロウだけとなってしまいました。

エリア 羅臼（らうす）(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: ANAグループ

◆旅程（出発前の予定）
▽5月27日(金) 1日目
　[航空] 羽田 1225 - 1405 中標津　ANA377
　[バス] 中標津BT 1550 - 1720 羅臼　阿寒バス
　[宿泊] 羅臼 ホテル栄屋
▽5月28日(土) 2日目
　[撮影] クルーズ（ヒグマウォッチ）
　[宿泊] 羅臼 ホテル栄屋
▽5月29日(日) 3日目
　[撮影] クルーズ（ホエールウォッチ）
　[撮影] シマフクロウ
　[宿泊] 羅臼 民宿鷲の宿
▽5月30日(月) 4日目
　[バス] 羅臼 0920 - 1050 中標津BT　阿寒バス
　[散策] 緑ヶ丘森林公園
　[航空] 中標津 1450 - 1645 羽田　ANA 378

◆旅行ダイジェスト
旅の出発は、羽田空港第二ターミナル。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

中標津便は今回もサテライトからの搭乗。

この日は夜勤明け。機内で熟睡していたら、根室中標津空港に到着。

中標津空港 (根室中標津空港) 空港

空港からはバスを乗り継いで移動。中標津空港～中標津バスターミナルは根室交通。中標津バスターミナル～羅臼は阿寒バス。

羅臼での宿はホテル栄屋に2泊。

ホテル栄屋 宿・ホテル

民宿鷲の宿に1泊。

民宿 鷲の宿 宿・ホテル

2日目、3日目はクルーズ船に乗る予定でしたが、両日とも高波で欠航。

昼間の予定が全滅のため、代替プランを出動。まずは、海での安全を願って神社参拝。四国の金毘羅さん（海の神様）の流れをくむ羅臼神社へ。

羅臼神社 寺・神社・教会

シャチのお守りをゲットしました（実は代替プランじゃなくても、購入予定でした）。

次なる代替プランは、ホテルでチューハイ飲んで昼寝。そして、起きたら道の駅で昼食。この日は羅臼昆布ラーメン。

知床食堂 グルメ・レストラン

羅臼の街から羅臼岳を眺めます。代替プランはこれだけでした。

羅臼岳 自然・景勝地

夜はシマフクロウの撮影。これまで知床に滞在する際は、日中のヒグマやシャチなどの撮影が主目的だったため、シマフクロウの撮影では深夜～未明に仮眠を取っていました。

しかしながら、今回は日中することがないので、仮眠なしでシマフクロウを撮影。

そのためか、真剣さも上がっていたようで、今までと雰囲気の違うカットが撮れたのでした。

その結果、シマフクロウの撮影がさらに楽しくなり、また羅臼に行きたい思いを堪えながら、この旅行記を書いています。

ブルーアワー（日の出前と日没後に空が濃い青色に染まる時間帯）に姿を現したシマフクロウ。♂

ブルーアワーは、空を映す川面も青くなります。シマフクロウの春は子育てシーズン。親鳥は雛がすくすく育つよう、餌を繰り返し巣に運びます。

ブルーアワーに姿を現したシマフクロウ。♀

シマフクロウのつがい。

シマフクロウ ♀

シマフクロウ ♂

シマフクロウ ♂。カラスが鳴いたため、耳を立てています。

シマフクロウ ♂

ブルーアワーのシマフクロウ

シマフクロウのつがい

鋭い眼光のシマフクロウ

何かの気配に目を向けるシマフクロウ

目力が鋭い―。

キツネ（毛色からの推測ですが、キタキツネとジュウジギツネの交雑種と思われます）。

楽しい時間はあっと言う間に過ぎます。阿寒バスで中標津へ向かいます。

阿寒バス 乗り物

中標津バスターミナルで下車。徒歩で中標津町緑ヶ丘森林公園を経由して、根室中標津空港へ向かいます。

オオバナノエンレイソウ

青空と新緑が美しい！ スマホで撮影しているので、太陽が近い左上にフレア（白っぽくぼやける）が出ています。

姿を見るのが難しいウグイスが出てくれたのですが、緑ヶ丘森林公園でカメラを使うことはありませんでした。その理由は、羅臼での3連続徹夜が堪えていたのと、シマフクロウの撮影をやり切った感があって、気だるさを伴った充実感にひたっていたのだと思います。

中標津町緑ヶ丘森林公園 キャンプ場 キャンプ場

中標津空港に到着。

中標津空港 (根室中標津空港) 空港

旅の〆はハイボール。

空から眺めるレインボーブリッジ。

羽田に着陸しました。この旅のゴールです。

羽田空港(東京国際空港) 空港

最後までご覧くださり、ありがとうございました。
※写真はランタナの蜜を吸うアオスジアゲハ

この旅行記へのコメント （4）

• プルメリアさん 2022/06/05 12:58:18

  お疲れ様でした！

  メインのクルーズは高波で欠航でしたか。残念でしたね(涙)
  宮古島へ行って大雨に振られたようなもの…お察しいたします。
  
  災いを転じて福となすといいますか、ふくろうの撮影に時間をとることができ素晴らしい写真の数々、感動しました。ブルーアワーとの青、葉っぱの緑、ふくろうのコントラストなど。
  
  前回の〆の写真が東急でクスッとしましたが、今回のラストの写真、ランタナも沖縄でしょうか。北海道、沖縄どちらにしても可愛いお花ですよね(^^)
  
  次の撮影も満喫されてください。私は8日から宮古一泊一人旅ですが完全に梅雨の中に飛び込む感じです。いたしかたない。空気を吸えるだけでもよしとします。つよし様の旅行記で見た「にいまそば」行けたら行ってみるつもりです。
  追記　羅臼神社のお守り可愛いですね。いつか行けたら購入してみます。

  つよしさん からの返信 2022/06/05 14:10:27

  RE: お疲れ様でした！

  プルメリアさん
  
  こんにちは。メッセージをありがとうございます。
  実は5月22日から2泊で宮古島へ行っていました。
  梅雨なので青空はありませんでしたが、1日中雨ということはなく、
  それなりにリフレッシュできました。
  チェックインした翌日の午前中だけはずっと雨でしたので、
  海にもプールにも出れず、ロビーで北海道の旅行記を書いていました。
  そんなこともあって、この旅行記とその前の旅行記の
  最後の写真は、東急ホテル滞在中にスマホで撮影したものを利用しました。
  なお、この時の宮古島旅行記は、ホテルに籠っただけなので、書かないつもりです。
  
  それから、羅臼神社のお守りですが、
  裏面には通常の白黒シャチと昨年姿を現した白いシャチが描かれています。
  知床へ行く機会がありましたが、ぜひゲットしてください。
  
  私の次の撮影旅行は、7日から帯広方面へ向かい、
  エゾフクロウのヒナを主に狙って、
  時間があればエゾモモンガの赤ちゃんも撮るつもりでした。
  しかしながら、この冬の北海道は雪深かかった影響でしょうか、
  道内全域でエゾフクロウのヒナの誕生が遅くれているか、
  親鳥の栄養不足によりヒナが産まれた数が極端に少ない可能性がある、と
  地元カメラマンの間でささやかれているため、
  シャチとシマフクロウを狙った羅臼行きに変更しました。
  
  プルメリアさんは、8日から宮古島だとか。
  「にいまそば」は、とっても美味しいので、ぜひ訪問してください。
  その際は、営業時間と定休日にご注意ください。
  お店の最新情報は公式サイト↓に掲載されていると思います。
  https://www.instagram.com/niimasoba/
  

• jalan★jalanさん 2022/06/02 09:38:04

  シマフクロウすごく良く撮れていますね。

  私も鷲の家にシマフクロウを見に行きました。一眼レフじゃないとちゃんと撮れないだろうなーと写真は諦め双眼鏡で観察だけしてきましたが、シマフクロウすごく良く撮れていますね！素晴らしい写真の数々楽しみました。

  つよしさん からの返信 2022/06/04 07:16:02

  Re: シマフクロウすごく良く撮れていますね。

  jalan★jalanさん
  
  おはようございます。
  メッセージをありがとうございました。
  ここ数日バタバタしておりまして、返信が遅くなりました。
  
  鷲の宿でのシマフクロウ観察や撮影は、行く度に新たな発見があります。
  シマフクロウが給餌池にやってくる際の経路は、
  川向いの木か石の上に停まってから降りるパターンと、
  民宿の裏山の木（見えていないので推測です）から降りるパターンがあります。
  今回は川向いの木か石の上に停まっている
  シマフクロウの撮影に力を入れました。
  
  次回は川向いの木から給餌池に飛び降りるシーンや
  給餌池ではなく川を泳ぐ天然のオショロコマを狩るシーンを狙いたいなあ、
  なんて思いながら、また次回の宿泊予約を入れてしまったのでした。