2022/05/31 - 2022/05/31
31位(同エリア106件中)
とらさん
この旅行記のスケジュール
2022/05/31
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サンセバスチャン
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バスでの移動
サンセバスチャン 10:30発 パンプローナ 12:00着
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パンプローナ
この旅行記スケジュールを元に
マドリード、バルセロナ、グラナダ、コスタデルソル等、人気のある観光スポットが点在するスペインの中では、北スペインは、比較的、地味なエリアです。
私も、スペイン巡礼に興味を抱かなければ、この地域を旅することはなかったでしょう。
そんな北スペインのバスク地方の中でも、パンプローナという街の名前は、何となく記憶に残っていました。
狭い石畳の通りを、大勢の人と何頭もの闘牛が駆け抜ける、牛追い祭りの場面を、映像で目にする機会があったからです。
人が死亡することも珍しくない、その気狂いじみたお祭りは、サン•フェルミン祭と言います。
ヘミングウェイの「日はまた昇る」では、この狂騒のお祭りの9日間に繰り広げられる、男女4人の退廃の日々が描かれています。
その小説の中で、闘牛場への道を疾走する牛追いの大衆のひとりが、牛の角につかれ、飛ばされ、死亡した様子が克明に描写されています。
しかし、私は、闘牛には全く興味がありません。
というか、嫌悪感しかありません。
どうして、あんな残酷な動物虐待ショーに熱狂できるのか、スペイン人の気持ちがわかりません。
昔、セビリアで会議があり、その時の出席者は、全員、有無を言わせず、闘牛場に連れていかれました。
それは、血が噴き出す残酷ショーで、ショーの間、ずっと目を逸らして、何とかその地獄の時間をやり過ごしましたが、隣りの席にいたオランダ人の若くて背の高い同僚の男性は、気絶して倒れてしまいました。
そんな嫌な思い出があったので、パンプローナの闘牛関連の観光スポットには、全く興味がありませんでした。
それより、公営のアルベルゲ、Albergue Jesus y Maria(キリストとマリアのアルベルゲ)に泊まることを楽しみにしていました。
ちなみに、パンプローナは、人口20万人弱の、ナバーラ州の州都。
また、かつてのナバーラ王国の首都でもあった、ということです。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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サンセバスチャンの宿を出発。
旧市街を抜け、ヒョロ長い公園、アラメダブルバード (Alameda del Boulevard) 沿いの道を、バスターミナル方面に向けて歩く。
ちなみに、観光案内所と昨日iPhoneのトラブルで駆け込んだアップルストアは、この通り沿いにある。 -
サンセバスチャンのバスターミナルのカフェテリア。
サンセバスチャンのバスターミナル バス系
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パンプローナで、美味しいものを食べるつもりで、軽めの朝食をとる。
ホットサンドイッチとミルクコーヒーで、3.7ユーロ。サンセバスチャンのバスターミナル バス系
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サンセバスチャンのバスターミナルのトイレ。
清潔で、ソープも手拭きペーパーもあり、しかも、無料。サンセバスチャンのバスターミナル バス系
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10時半、パンプローナ出発。
サンセバスチャンのバスターミナル バス系
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スペインのファストファッションZARA風の色鮮やかなパンツを着たシニア。
派手な色の服を着たシニア女子が目につくのは、やっぱり南ヨーロッパ。サンセバスチャンのバスターミナル バス系
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パンプローナのバスターミナルに12時半着。
当初の計画では、パンプローナからエステージャまでの約50キロの道のりを、あと2、3日間かけて、歩きカミーノを続けるつもりだったが、予定を変更した。
今日は、パンプローナに泊まり、明日は、エステージャの手前、プエンティナレイナまで、バスで行くことにして、チケットを買うために窓口に並んだ。
歩きカミーノからバス巡礼に変更だ。
ふと後ろを見ると、巡礼者らしい女の人が、並んでいる。
カミーノか?と聞くと、そうだという。
負傷したらしく、膝のサポーターを指差して、こんな足で歩けないので、プエンティナレイナまで、とりあえずバスで行くという。
バスを使う巡礼者が、自分だけではなかったことに、ちょっとホッとした。 -
バスターミナルを出て、アルベルゲのある旧市街に向かって歩く。
旧市街に入ると、似たような古い建物が並ぶ狭い道が、迷路のように交錯しているので、グーグルマップを片手に歩いていても、何度も何度も、道を間違える。
途中から、親切な土地の少年が、一緒にグーグルマップを見ながら探してくれたが、なかなか、目的地に辿り着かない。 -
あった、あった。
やっと今日の宿をみつけた。
パンプローナの公営のアルベルゲに到着。
アルベルゲ ジーザス と マリア (Albergue Jesus y Maria)
一泊、11ユーロ。 -
アルベルゲの中。
チェックイン時、夜中トイレに何度も行くので、下のベッドにしてくれと、頼んだら、トイレに近い下段のベッドを割り当ててくれた。
巡礼宿のような相部屋は、話し相手がそこらじゅうにいるのがいい。
どこから来たの?と聞けば、会話が始まる。
サンセバスチャンでの二日間は個室で、
宿と店の人意外、人と話すこともなかったので、この環境がなんだか嬉しい。
ブルーのパンツを着て、足を天井に伸ばしてストレッチしているのは、オランダからきたシニア女子。
オランダのこと、日本のことを色々話す。
ベッドの上段には、韓国人の女の子。
この旅で初めて出会ったアジア人。
あまり、英語は話せないようだ。
足を引きずっているけど、大丈夫なのかなと思う。
この辺りで、もう負傷者が出始めている。
いい雰囲気の宿だなと思ったが、後で、それは大間違いだったことがわかる。 -
お腹がすいていたので、街に出てみる。
アルベルゲのある通り。
向かいにカフェがある。
一旦外に出ると、来た時と同じように道迷いしそうだ。 -
小さなスーパーの店先に並んでいるのは、もしかして、枇杷?
スペインにも枇杷があるとは驚き。
大好物なので、念入りに選んで、3個購入。 -
少し歩くと、市庁舎の前の広場に出た。
いくつかのレストランが、パラソルとテーブルを出している。 -
その中のひとつのレストランの立て看板にフライドチキンとコーラの写真があった。
美味しそうだな、ジーッと見入っていたら、黒服のウェーターがしきりと話しかけてきた。
看板のフライドチキンを指差して、チキンはあるか?と聞くと、あるある、と半ば強引に席に誘導された。 -
で、出てきたのが、これ。
看板に偽りありき、だ。
食べたかったのは、これではない。
何で、目玉焼きが2つもある?
量が多すぎて、半分以上残した。
持ち帰るか? と聞かれたが、ごめんなさい、ノーサンキュー。
コーラを入れて、16.5ユーロ
客引に負けて、入ってしまった失敗のレストラン。 -
世界一のサンドイッチ。
ひとつ、たったの4.9 ユーロ、と書いてある。 -
イベリコ豚ハムの美味しそうなサンドイッチ。
こっちのほうが食べたかった。市庁舎 建造物
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パンプローナの市庁舎。
市庁舎の前には、たくさんの観光客が、ガイドに連れられてやってくる。
7月6日に市長がこの建物のバルコニーに立って祭りの宣言し、この前の広場から、闘牛場に向けての牛追いがスタートするということだ。
牛追いの石畳の道は、市庁舎の左側にある迷路のように曲がりくねっている狭い道だ。市庁舎 建造物
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市庁舎の周りには、このような土産物屋が何軒かある。
サン フェルミン祭 祭り・イベント
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お土産屋その2
サン フェルミン祭 祭り・イベント
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似たような通りが多いので、ボーッと歩いていると、すぐに迷ってしまう。
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宿の近くにあるパンプローナ大聖堂。
世界遺産、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の構成遺産のひとつ。
ローマカソリック教会の聖堂。パンプローナ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
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巡礼者手帳を提示して、割引価格の3ユーロで入場。
パンプローナ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
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ナバラ国の王様夫妻の彫刻。
パンプローナ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
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正面に祀られているのは、サンタマリア様。
パンプローナ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会
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さっきの店先で売っていた果物は、やっぱり枇杷だった。
大味だったけど、ランチの口直しと、ビタミン摂取ができた。 -
宿の近くにあったお菓子屋さん。
Beatriz Cake Shop
何度か店の前を通ったが、いつも行列ができていたので、いい店だと確信し、列に並ぶ。
前に並んでいた女の人にお薦めを聞く。
チョコが入ったクロワッサンが最高、というので、ワクワクしながら、同じものを買った。 -
えーっ?
これが繁盛店のお菓子?
身体が破壊されてしまいそうな強烈な甘さ。
スペイン人の味覚はどうなっているの。 -
カステラと書いてあったお菓子。
こっちは、何とか食べれそうだ。 -
アルベルゲの前のカフェでミルク入りコーヒーを頼み、外のテーブルに座って、さっき買ったお菓子を取り出し、少しだけ齧ってみた。
Compañía Café -
アルベルゲに戻り、手洗いで洗濯。
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こんな洗濯板のようなものを使って洗う。
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そして、中庭に干す。
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ビタミン摂取。
結局、オレンジが一番美味しい。
一個25円くらい。 -
宿の建物の両側に、ベッドがずらーっと並んでいて、片方は巡礼者達、もう片方には子供達が寝泊まりしていた。
子供達が合宿でもしているのかと思ったが、どうやら、ここは、脳性麻痺の人達の就労を支援している施設らしい、ということを知った。
子供達が奇声を上げて走り回っているので、うるさいなと思ってが、脳性麻痺の子供達だったらしい。
それにしても、いつまで走り回っているのかと眠れずに悶々としていたら、11時半過ぎに、やっと静かになってくれた。
しかし、この夜は気持ちがザワザワして、よく眠れなかった。
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スペイン巡礼 バス編
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