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サンセバスチャンからパンプローナに戻り、プエンテラレイナ、エステージャ、ログローニョと、次の町へ向けて毎日移動するロードムービー的なバス旅を三日間続けてきました。<br />(この三日間のバス旅は、後程アップします。)<br /><br />三日間の相部屋の疲れを取るために、次の宿泊地、サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダという町では、憧れのパラドールに泊まります。<br /><br />パラドールとは、かつての歴代王国の住まいとなった城や宮殿、由緒ある修道院や領主の館など、歴史的に価値の高い建築物を改装した国営ホテルで、その数はスペイン全土で90以上もあるということです。<br /><br />サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダには、4つ星と3つ星のパラドールが二つありますが、今回は3つ星のほうに泊まります。<br /><br />また、ワインで有名なリオハ州にあるサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダは、人口6000人のあまり知られていない地味で小さな町ですが、聖ドミンゴによって開かれた町であり、リオハのコンテスポーラとも呼ばれている、なかなか、趣きのある町でした。

サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダ のパラドールに泊まる

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2022/06/04 - 2022/06/05

8945位(同エリア22962件中)

旅行記グループ スペイン巡礼 バス編

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49

とらさん

この旅行記のスケジュール

2022/06/04

2022/06/05

  • サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダ  1:55 発

この旅行記スケジュールを元に

サンセバスチャンからパンプローナに戻り、プエンテラレイナ、エステージャ、ログローニョと、次の町へ向けて毎日移動するロードムービー的なバス旅を三日間続けてきました。
(この三日間のバス旅は、後程アップします。)

三日間の相部屋の疲れを取るために、次の宿泊地、サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダという町では、憧れのパラドールに泊まります。

パラドールとは、かつての歴代王国の住まいとなった城や宮殿、由緒ある修道院や領主の館など、歴史的に価値の高い建築物を改装した国営ホテルで、その数はスペイン全土で90以上もあるということです。

サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダには、4つ星と3つ星のパラドールが二つありますが、今回は3つ星のほうに泊まります。

また、ワインで有名なリオハ州にあるサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダは、人口6000人のあまり知られていない地味で小さな町ですが、聖ドミンゴによって開かれた町であり、リオハのコンテスポーラとも呼ばれている、なかなか、趣きのある町でした。

旅行の満足度
5.0
ホテル
5.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配
  • 今日は、ログローニョから、サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダまで、50キロ、1時間のバス旅。<br /><br />歩きカミーノだと、2日分の道のり。

    今日は、ログローニョから、サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダまで、50キロ、1時間のバス旅。

    歩きカミーノだと、2日分の道のり。

  • ログローニョのターミナル。<br /><br />バスが何台も停まっていて、どのバスに乗ればいいか、わからない。<br />何人ものバスの運転手にチケットを見せて、やっと目当てのバスが見つかった。<br /><br />Jimenez というバス会社のブルゴス行きだった。<br /><br />午後1時にログローニョを出発。<br /><br />サントドミンゴデラカルサーダまで、5ユーロ。

    ログローニョのターミナル。

    バスが何台も停まっていて、どのバスに乗ればいいか、わからない。
    何人ものバスの運転手にチケットを見せて、やっと目当てのバスが見つかった。

    Jimenez というバス会社のブルゴス行きだった。

    午後1時にログローニョを出発。

    サントドミンゴデラカルサーダまで、5ユーロ。

  • バスから見た、ログローニョとサントドミンゴデラカルサーダ間の景色。<br /><br />日を遮るものは何もない。<br /><br />巡礼者達は、この風景の中のどこかを歩いているんだなあ、と涼しい車内で思う。

    バスから見た、ログローニョとサントドミンゴデラカルサーダ間の景色。

    日を遮るものは何もない。

    巡礼者達は、この風景の中のどこかを歩いているんだなあ、と涼しい車内で思う。

  • 途中、何人もの巡礼者達が、バスに乗りこんだり、降りたりしている。<br /><br />バスを上手く使っての巡礼もありなんだな、と思った。

    途中、何人もの巡礼者達が、バスに乗りこんだり、降りたりしている。

    バスを上手く使っての巡礼もありなんだな、と思った。

  • サントドミンゴデラカルサーダに、午後2時到着。

    サントドミンゴデラカルサーダに、午後2時到着。

  • この道を5分くらい歩くと、今日の宿に着くはず。<br /><br />道の両側にはバルがずらりと並んでいる。

    この道を5分くらい歩くと、今日の宿に着くはず。

    道の両側にはバルがずらりと並んでいる。

  • 今日の宿、パラドール デエストードミンゴベルナルドデフレッシュネダーに到着。<br /><br />サントドミンゴデラカルサーダという名前の町のパラドール デエストードミンゴベルナルドデフレッシュネダーという名前のパラドール。<br /><br />何と長い名前。<br /><br />このパラドールは、日本で事前に予約した時には、80ユーロだった。<br />しかし、歩きカミーノを早めに切り上げ、予定を変更したため、一度キャンセルした。<br />一昨日、再度予約をとった時は、130ユーロに跳ね上っていた。<br /><br />早割料金との差額50ユーロだが、それでも、やっぱりお手頃価格だ。

    今日の宿、パラドール デエストードミンゴベルナルドデフレッシュネダーに到着。

    サントドミンゴデラカルサーダという名前の町のパラドール デエストードミンゴベルナルドデフレッシュネダーという名前のパラドール。

    何と長い名前。

    このパラドールは、日本で事前に予約した時には、80ユーロだった。
    しかし、歩きカミーノを早めに切り上げ、予定を変更したため、一度キャンセルした。
    一昨日、再度予約をとった時は、130ユーロに跳ね上っていた。

    早割料金との差額50ユーロだが、それでも、やっぱりお手頃価格だ。

    パラドール デ サント ドミンゴ ベルナルド デ フレスネダ ホテル

  • 部屋の中。<br /><br />クラッシックな感じが、パラドールらしい。<br /><br />部屋の中で、Wi-Fiが繋がらないとフロントに連絡したら、古い建物なので、壁が厚く、部屋の中では繋がり難いということだった。<br /><br />廊下かロビーなら繋がるらしい。<br /><br />そんなものなのか。

    部屋の中。

    クラッシックな感じが、パラドールらしい。

    部屋の中で、Wi-Fiが繋がらないとフロントに連絡したら、古い建物なので、壁が厚く、部屋の中では繋がり難いということだった。

    廊下かロビーなら繋がるらしい。

    そんなものなのか。

  • バスタブがある。<br /><br />ここでは、熱いお湯が出るか等と心配することもない。

    バスタブがある。

    ここでは、熱いお湯が出るか等と心配することもない。

  • ビデはあるが、ウォシュレットはない。<br /><br />日本は、トイレ先進国。

    ビデはあるが、ウォシュレットはない。

    日本は、トイレ先進国。

  • 苦手な、古いヨーロッパのホテルのドアの鍵。<br /><br />今回も、通りかかったリネン係の人に助けてもらった。

    苦手な、古いヨーロッパのホテルのドアの鍵。

    今回も、通りかかったリネン係の人に助けてもらった。

  • 部屋から見える中庭の景色。<br /><br />うん、うん、パラドールらしい。

    部屋から見える中庭の景色。

    うん、うん、パラドールらしい。

  • 部屋でちょっと休憩し、パラドールの探索に出かける。

    部屋でちょっと休憩し、パラドールの探索に出かける。

  • 一階には、ロビーのような部屋がいくつもりある。

    一階には、ロビーのような部屋がいくつもりある。

  • アーチ型の廊下

    アーチ型の廊下

  • 中庭に出てみた。

    中庭に出てみた。

  • パラドール探索を終え、町に出かける。<br /><br />さっき、バスターミナルからパラドールに向かっていた時、バルが何軒か並んでいたのを確認していたので、その内のどこかに入ることにする。<br /><br />5時半だけど、ご飯を出してもらえるということで入ったバル。

    パラドール探索を終え、町に出かける。

    さっき、バスターミナルからパラドールに向かっていた時、バルが何軒か並んでいたのを確認していたので、その内のどこかに入ることにする。

    5時半だけど、ご飯を出してもらえるということで入ったバル。

  • 昨日、ログローニョで食べたラムがあまりにも美味しかったので、同じメニューを頼むが、こちらのほうの味は、まあまあ。<br /><br />ラムは、12.5ユーロ<br />ワインは、1.1ユーロ

    昨日、ログローニョで食べたラムがあまりにも美味しかったので、同じメニューを頼むが、こちらのほうの味は、まあまあ。

    ラムは、12.5ユーロ
    ワインは、1.1ユーロ

  • 町を歩いていると、雨が降りだした。<br /><br />ピレネー以来、久しぶりの雨。

    町を歩いていると、雨が降りだした。

    ピレネー以来、久しぶりの雨。

  • さっき、ラムを食べた店の並びにある店。<br /><br />メニューに、何種類ものパエリアの写真が。

    さっき、ラムを食べた店の並びにある店。

    メニューに、何種類ものパエリアの写真が。

  • ここの客も、お年寄りばかり。<br /><br />地元の人は、1.5ユーロくらいのワインやビールなどの飲み物だけ頼んで、持ち込みのチップスなどを堂々と食べている。<br /><br />寛容な国だなあ、と思う。

    ここの客も、お年寄りばかり。

    地元の人は、1.5ユーロくらいのワインやビールなどの飲み物だけ頼んで、持ち込みのチップスなどを堂々と食べている。

    寛容な国だなあ、と思う。

  • やっぱり、ご飯が食べたいので、さっき、ラムを食べたばかりだが、パエリアを食べることにする。<br /><br />イカ墨パエリア 10ユーロ<br />白ワイン 1ユーロ

    やっぱり、ご飯が食べたいので、さっき、ラムを食べたばかりだが、パエリアを食べることにする。

    イカ墨パエリア 10ユーロ
    白ワイン 1ユーロ

  • 夜の中庭も、趣きがあって、中々いい。

    夜の中庭も、趣きがあって、中々いい。

  • 翌朝。<br />朝食会場へ向かう。

    翌朝。
    朝食会場へ向かう。

  • パラドールのレストラン。<br /><br />なかなか、いい感じ。

    パラドールのレストラン。

    なかなか、いい感じ。

  • 朝食ブッフェ。<br />18ユーロ。<br /><br />コンチネンタルスタイルの冷たい料理。<br /><br />野菜ないし。

    朝食ブッフェ。
    18ユーロ。

    コンチネンタルスタイルの冷たい料理。

    野菜ないし。

  • チーズとハム。

    チーズとハム。

  • 甘いパンやお菓子は苦手なので、このラインナップには、テンションが上がらない。

    甘いパンやお菓子は苦手なので、このラインナップには、テンションが上がらない。

  • ブッフェからとった第一の皿。<br /><br />チーズやハムはそれなりに美味しい。

    ブッフェからとった第一の皿。

    チーズやハムはそれなりに美味しい。

  • 第二の皿。<br /><br />またまた、違う種類のチーズとハム類。<br />ビタミン補給は、フレッシュオレンジジュースと果物。<br /><br />満腹にはなったが、満足感がない。<br /><br />やっぱり、朝は温かい料理を食べたい日本人。

    第二の皿。

    またまた、違う種類のチーズとハム類。
    ビタミン補給は、フレッシュオレンジジュースと果物。

    満腹にはなったが、満足感がない。

    やっぱり、朝は温かい料理を食べたい日本人。

  • 朝食を食べ終え、町の散策に出かける。<br /><br />パラドールに修道院と博物館が併設されているようなので、中に入ってみる。<br />

    朝食を食べ終え、町の散策に出かける。

    パラドールに修道院と博物館が併設されているようなので、中に入ってみる。

  • 修道院の教会で、ミサが1時からあるということだったので、ひと通り、町を観光をして、それまでに戻ることにする。<br /><br />ここのチケット売り場で、巡礼手帳を見せ、割引料金5ユーロで共通入場券を購入。

    修道院の教会で、ミサが1時からあるということだったので、ひと通り、町を観光をして、それまでに戻ることにする。

    ここのチケット売り場で、巡礼手帳を見せ、割引料金5ユーロで共通入場券を購入。

  • 聖堂目指して、巡礼路を歩く。

    聖堂目指して、巡礼路を歩く。

  • サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ准司教座聖堂。ロマネスク様式

    サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ准司教座聖堂。ロマネスク様式

  • 教会の中。

    教会の中。

  • 大聖堂の中の装飾。<br /><br />聖堂の中で飼われているという、有名な鶏舎の中のニワトリは、見逃してしまった。

    大聖堂の中の装飾。

    聖堂の中で飼われているという、有名な鶏舎の中のニワトリは、見逃してしまった。

  • 地下に下ると団体客でいっぱい。

    地下に下ると団体客でいっぱい。

  • 団体さんが去った後に、見えてきた壁画。

    団体さんが去った後に、見えてきた壁画。

  • 大聖堂の隣に聳え立つ鐘楼。<br /><br />受付のおじさんが手招きして、登れという。<br />さっき購入した共通券で入場できるということだ。

    大聖堂の隣に聳え立つ鐘楼。

    受付のおじさんが手招きして、登れという。
    さっき購入した共通券で入場できるということだ。

  • 階段の入り口。

    階段の入り口。

  • こんな感じの石段を登っていく。

    こんな感じの石段を登っていく。

  • 階段の途中ある、てっぺんにある鐘を自動的に鳴らす装置

    階段の途中ある、てっぺんにある鐘を自動的に鳴らす装置

  • 一番上に出た。<br /><br />ぐるりと一周して四方八方の景色を眺める。

    一番上に出た。

    ぐるりと一周して四方八方の景色を眺める。

  • 鐘楼のてっぺんからみた西側の景色。<br /><br />巡礼者達は、この町をでて、あの緑の草原を越えて、山を越えて、西へ西へと向かうんだろうななど、と考えていたら、

    鐘楼のてっぺんからみた西側の景色。

    巡礼者達は、この町をでて、あの緑の草原を越えて、山を越えて、西へ西へと向かうんだろうななど、と考えていたら、

  • 今、見ている景色と同じ写真のパネルが。<br /><br />黄色い線が、巡礼路を示している。

    今、見ている景色と同じ写真のパネルが。

    黄色い線が、巡礼路を示している。

  • 幾つもの鐘が、360度、ぐるりと取り囲んでいて、圧巻だ。

    幾つもの鐘が、360度、ぐるりと取り囲んでいて、圧巻だ。

  • 12時になると、鐘が一斉に鳴り始めた。<br />鐘の音が大きすぎて、耳を塞いだ。

    12時になると、鐘が一斉に鳴り始めた。
    鐘の音が大きすぎて、耳を塞いだ。

  • パラドールに戻り、1時から始まる修道院の教会のミサに参列。

    パラドールに戻り、1時から始まる修道院の教会のミサに参列。

  • パラドールの受付で荷物を受け取り、次の街、ブルゴスに向けて出発する。

    パラドールの受付で荷物を受け取り、次の街、ブルゴスに向けて出発する。

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