2022/06/04 - 2022/06/05
8945位(同エリア22962件中)
とらさん
この旅行記のスケジュール
2022/06/04
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バスでの移動
ログローニョ 1:00発 サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダ 1:55着
2022/06/05
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バスでの移動
サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダ 1:55 発
この旅行記スケジュールを元に
サンセバスチャンからパンプローナに戻り、プエンテラレイナ、エステージャ、ログローニョと、次の町へ向けて毎日移動するロードムービー的なバス旅を三日間続けてきました。
(この三日間のバス旅は、後程アップします。)
三日間の相部屋の疲れを取るために、次の宿泊地、サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダという町では、憧れのパラドールに泊まります。
パラドールとは、かつての歴代王国の住まいとなった城や宮殿、由緒ある修道院や領主の館など、歴史的に価値の高い建築物を改装した国営ホテルで、その数はスペイン全土で90以上もあるということです。
サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダには、4つ星と3つ星のパラドールが二つありますが、今回は3つ星のほうに泊まります。
また、ワインで有名なリオハ州にあるサント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダは、人口6000人のあまり知られていない地味で小さな町ですが、聖ドミンゴによって開かれた町であり、リオハのコンテスポーラとも呼ばれている、なかなか、趣きのある町でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日は、ログローニョから、サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサダまで、50キロ、1時間のバス旅。
歩きカミーノだと、2日分の道のり。 -
ログローニョのターミナル。
バスが何台も停まっていて、どのバスに乗ればいいか、わからない。
何人ものバスの運転手にチケットを見せて、やっと目当てのバスが見つかった。
Jimenez というバス会社のブルゴス行きだった。
午後1時にログローニョを出発。
サントドミンゴデラカルサーダまで、5ユーロ。 -
バスから見た、ログローニョとサントドミンゴデラカルサーダ間の景色。
日を遮るものは何もない。
巡礼者達は、この風景の中のどこかを歩いているんだなあ、と涼しい車内で思う。 -
途中、何人もの巡礼者達が、バスに乗りこんだり、降りたりしている。
バスを上手く使っての巡礼もありなんだな、と思った。 -
サントドミンゴデラカルサーダに、午後2時到着。
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この道を5分くらい歩くと、今日の宿に着くはず。
道の両側にはバルがずらりと並んでいる。 -
今日の宿、パラドール デエストードミンゴベルナルドデフレッシュネダーに到着。
サントドミンゴデラカルサーダという名前の町のパラドール デエストードミンゴベルナルドデフレッシュネダーという名前のパラドール。
何と長い名前。
このパラドールは、日本で事前に予約した時には、80ユーロだった。
しかし、歩きカミーノを早めに切り上げ、予定を変更したため、一度キャンセルした。
一昨日、再度予約をとった時は、130ユーロに跳ね上っていた。
早割料金との差額50ユーロだが、それでも、やっぱりお手頃価格だ。パラドール デ サント ドミンゴ ベルナルド デ フレスネダ ホテル
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部屋の中。
クラッシックな感じが、パラドールらしい。
部屋の中で、Wi-Fiが繋がらないとフロントに連絡したら、古い建物なので、壁が厚く、部屋の中では繋がり難いということだった。
廊下かロビーなら繋がるらしい。
そんなものなのか。 -
バスタブがある。
ここでは、熱いお湯が出るか等と心配することもない。 -
ビデはあるが、ウォシュレットはない。
日本は、トイレ先進国。 -
苦手な、古いヨーロッパのホテルのドアの鍵。
今回も、通りかかったリネン係の人に助けてもらった。 -
部屋から見える中庭の景色。
うん、うん、パラドールらしい。 -
部屋でちょっと休憩し、パラドールの探索に出かける。
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一階には、ロビーのような部屋がいくつもりある。
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アーチ型の廊下
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中庭に出てみた。
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パラドール探索を終え、町に出かける。
さっき、バスターミナルからパラドールに向かっていた時、バルが何軒か並んでいたのを確認していたので、その内のどこかに入ることにする。
5時半だけど、ご飯を出してもらえるということで入ったバル。 -
昨日、ログローニョで食べたラムがあまりにも美味しかったので、同じメニューを頼むが、こちらのほうの味は、まあまあ。
ラムは、12.5ユーロ
ワインは、1.1ユーロ -
町を歩いていると、雨が降りだした。
ピレネー以来、久しぶりの雨。 -
さっき、ラムを食べた店の並びにある店。
メニューに、何種類ものパエリアの写真が。 -
ここの客も、お年寄りばかり。
地元の人は、1.5ユーロくらいのワインやビールなどの飲み物だけ頼んで、持ち込みのチップスなどを堂々と食べている。
寛容な国だなあ、と思う。 -
やっぱり、ご飯が食べたいので、さっき、ラムを食べたばかりだが、パエリアを食べることにする。
イカ墨パエリア 10ユーロ
白ワイン 1ユーロ -
夜の中庭も、趣きがあって、中々いい。
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翌朝。
朝食会場へ向かう。 -
パラドールのレストラン。
なかなか、いい感じ。 -
朝食ブッフェ。
18ユーロ。
コンチネンタルスタイルの冷たい料理。
野菜ないし。 -
チーズとハム。
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甘いパンやお菓子は苦手なので、このラインナップには、テンションが上がらない。
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ブッフェからとった第一の皿。
チーズやハムはそれなりに美味しい。 -
第二の皿。
またまた、違う種類のチーズとハム類。
ビタミン補給は、フレッシュオレンジジュースと果物。
満腹にはなったが、満足感がない。
やっぱり、朝は温かい料理を食べたい日本人。 -
朝食を食べ終え、町の散策に出かける。
パラドールに修道院と博物館が併設されているようなので、中に入ってみる。 -
修道院の教会で、ミサが1時からあるということだったので、ひと通り、町を観光をして、それまでに戻ることにする。
ここのチケット売り場で、巡礼手帳を見せ、割引料金5ユーロで共通入場券を購入。 -
聖堂目指して、巡礼路を歩く。
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サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ准司教座聖堂。ロマネスク様式
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教会の中。
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大聖堂の中の装飾。
聖堂の中で飼われているという、有名な鶏舎の中のニワトリは、見逃してしまった。 -
地下に下ると団体客でいっぱい。
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団体さんが去った後に、見えてきた壁画。
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大聖堂の隣に聳え立つ鐘楼。
受付のおじさんが手招きして、登れという。
さっき購入した共通券で入場できるということだ。 -
階段の入り口。
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こんな感じの石段を登っていく。
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階段の途中ある、てっぺんにある鐘を自動的に鳴らす装置
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一番上に出た。
ぐるりと一周して四方八方の景色を眺める。 -
鐘楼のてっぺんからみた西側の景色。
巡礼者達は、この町をでて、あの緑の草原を越えて、山を越えて、西へ西へと向かうんだろうななど、と考えていたら、 -
今、見ている景色と同じ写真のパネルが。
黄色い線が、巡礼路を示している。 -
幾つもの鐘が、360度、ぐるりと取り囲んでいて、圧巻だ。
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12時になると、鐘が一斉に鳴り始めた。
鐘の音が大きすぎて、耳を塞いだ。 -
パラドールに戻り、1時から始まる修道院の教会のミサに参列。
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パラドールの受付で荷物を受け取り、次の街、ブルゴスに向けて出発する。
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スペイン巡礼 バス編
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