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9月4日<br />コルドの村でアーテイストたちの店を見て回りました。<br />葡萄の形の錫のワインの栓と木のビーズで出来たブレスレットを買いました。<br />その後、アルビまで戻り途中、ロデズに行きました。車を走らせると目の前の丘に高層の建物が並んで見えて来ました。観光地ではなくローマの時代から交通の要所だったのでしょう。<br />ミシュラングリーンガイドでは★1の町でしたが古い教会を中心に広い公園、綺麗な町でした。ここでも高く青い空が印象的でした。<br />旨そうな店ル・パルクでランチをしました。40フランの今日のランチ、みんな食べています。60フランのには生ハムのサラダ、チキンとブロッコリーののキッシュ、デザート・プリンがついていました。美味しく食べてコンクに向かいました。<br /><br />:*<br />コンクに向かう道は御伽話の世界でした。<br />屋根も壁も石つくりの古く小さい家。森の間にポツンポッンとあります。<br />綺麗でした。<br />車で3~4分ほどで通り過ぎたマスマット。泊まりたいほど可愛らしい、7人の小人が白雪姫と出てきそうな所でした。山道を走りやがてコンクの入り口です。<br />村の入り口でみんなお金を払っています。駐車料金でしょうか?<br />泊まるのですが駐車はここでするのかと聞きますと、泊まる人は村に駐車場があり払わなくて良いそうです。<br />大勢の観光客が歩いている狭い道を村の奥まで行くと駐車場があります。狭くて停め難い、何度も切り返しやっと車を停めてホテル4★サン・フォアに入ります。<br />Hotel Sainte foy<br />http://www.hotelsaintefoy.fr<br /><br />ホテルは中心の教会の目の前にあり石つくりの古いがどっしりした風格の有る老舗でした。お部屋は上高地の帝国ホテルのように大きな梁と漆喰の壁、木枠の窓。開けると教会が目の前です。朝。は雲海が村を覆います。一晩過ごさないと素晴らしさは伝わりません<br />ダイニングも落ち着いた木材を使った設えでした。<br /><br />山の中の小さい村はサンテイアーゴ・デ・コンポステーラの巡礼道、ル・ピュィの道のなかでも重要な村です。<br />サン・フォア教会は11~12世紀にかけて創られた教会でタンパンには中央にキリストを配した最後の晩餐を表らわされています。<br />12歳で殉教した聖女サン・フォアのひざまずき祈る姿も見られます。<br />宝物館、レ・トレゾアには聖遺骸の入った聖女像があります。<br />5世紀ごろの作品とか宝石が所狭しと貼り付けてありました。教会と宝物館、(トレゾア)を見てから町を歩きます。屋根はま~るくカットされた石の瓦、壁も石つくりどう見てもふるさと歴史を感じないではいられません。<br />夕暮れと朝の霧が神秘的で景色のすばらしいところです。<br />夕方になると人がいなくなります。泊まり客は少ないみたいです。<br />夕暮れの町並み、朝の霧の中の教会、霧が次第に薄れてゆく風景、本当に『来て見て泊って良かった』こと。<br />ちなみに『来た、見た、勝つた』はカエサルが紀元前48年オリエント戦闘の後に元老院におくった戦果、原文をラテン語で目にするのは実に簡単だとかマールボローの箱に書かれているそうです。『veni vidi vici 』<br />戦いもあったり厳しい自然の中、材料は石しか無かった、だから屋根も壁もみんな石でつくった。石だから何世紀もそのままで建っているのです。<br /><br />ホテルサン・フォアのレストランはドイツからのおおぜいの人たちがパーテイをしていました。<br />私たちは泊り客用のダイニングで夕食でした。<br />前菜のキノコとフレッシュフォアグラのソテー、キノコもフォアも新鮮です。<br />次は肉、違います。フォアグラ料理です。いろいろな料理法のフォアグラが続きます。でも飽きずに食べられます美味しいので。<br />チーズにデザート、フワフワの焼きたてチョコスフレ。<br />翌朝の食事は別の明るい日差しの差し込むお部屋でした。どの食材も妥協していない本物を堪能しました。山の中でも食は充実しています。日本の田舎だと山菜と川魚ばかりなのに。<br />町を散策しながらチーズ屋や肉屋でこの地方のソーセージとチーズ、ロカマドールのもの、絵葉書や小さいお皿を買い次の目的地に向かいました。<br />数年後再び訪れたとき肉屋は綺麗に建て直されていました。ラスコーも5年後に訪れた時は素晴らしい観光地に変身していました。<br /><br /><br />オーヴエルニュ地方は森林と川がある大昔から住みやすかったのでしょう。<br />ラスコーの壁画を描いた原人が住んでいたのもオーベルニュです。<br />そして今も土地の名になるオーベルニュ族が住んでいた地方です。<br />ハンニバルが象を連れ通り、カエサルのガリア戦記にあるように数年賭けローマの属州となっていたガリアです。紀元前52年、歴史的には初めてガリア民族が大同団結してカエサル、ローマに起ったということで有名です。ガリア民族としてはまれな強力な指導者30台半ばのオーベルニュ族の長、ヴェルチンジェトリック、カエサルの前に屈しはたがかなりの痛手を与えたとのことでした。紀元前49年1月12日カエサルがルビコン川を渡る数年前のことでした。<br /><br />9月5日<br />ロカマドールからサルラに<br /><br /><br />

21年前、フランスを車で回りました、ロデズ~桃源郷コンクへ。朝は雲海が村を覆います。

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2001/09/01 - 2001/09/14

8位(同エリア49件中)

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indijyonko

indijyonkoさん

9月4日
コルドの村でアーテイストたちの店を見て回りました。
葡萄の形の錫のワインの栓と木のビーズで出来たブレスレットを買いました。
その後、アルビまで戻り途中、ロデズに行きました。車を走らせると目の前の丘に高層の建物が並んで見えて来ました。観光地ではなくローマの時代から交通の要所だったのでしょう。
ミシュラングリーンガイドでは★1の町でしたが古い教会を中心に広い公園、綺麗な町でした。ここでも高く青い空が印象的でした。
旨そうな店ル・パルクでランチをしました。40フランの今日のランチ、みんな食べています。60フランのには生ハムのサラダ、チキンとブロッコリーののキッシュ、デザート・プリンがついていました。美味しく食べてコンクに向かいました。

:*
コンクに向かう道は御伽話の世界でした。
屋根も壁も石つくりの古く小さい家。森の間にポツンポッンとあります。
綺麗でした。
車で3~4分ほどで通り過ぎたマスマット。泊まりたいほど可愛らしい、7人の小人が白雪姫と出てきそうな所でした。山道を走りやがてコンクの入り口です。
村の入り口でみんなお金を払っています。駐車料金でしょうか?
泊まるのですが駐車はここでするのかと聞きますと、泊まる人は村に駐車場があり払わなくて良いそうです。
大勢の観光客が歩いている狭い道を村の奥まで行くと駐車場があります。狭くて停め難い、何度も切り返しやっと車を停めてホテル4★サン・フォアに入ります。
Hotel Sainte foy
http://www.hotelsaintefoy.fr

ホテルは中心の教会の目の前にあり石つくりの古いがどっしりした風格の有る老舗でした。お部屋は上高地の帝国ホテルのように大きな梁と漆喰の壁、木枠の窓。開けると教会が目の前です。朝。は雲海が村を覆います。一晩過ごさないと素晴らしさは伝わりません
ダイニングも落ち着いた木材を使った設えでした。

山の中の小さい村はサンテイアーゴ・デ・コンポステーラの巡礼道、ル・ピュィの道のなかでも重要な村です。
サン・フォア教会は11~12世紀にかけて創られた教会でタンパンには中央にキリストを配した最後の晩餐を表らわされています。
12歳で殉教した聖女サン・フォアのひざまずき祈る姿も見られます。
宝物館、レ・トレゾアには聖遺骸の入った聖女像があります。
5世紀ごろの作品とか宝石が所狭しと貼り付けてありました。教会と宝物館、(トレゾア)を見てから町を歩きます。屋根はま~るくカットされた石の瓦、壁も石つくりどう見てもふるさと歴史を感じないではいられません。
夕暮れと朝の霧が神秘的で景色のすばらしいところです。
夕方になると人がいなくなります。泊まり客は少ないみたいです。
夕暮れの町並み、朝の霧の中の教会、霧が次第に薄れてゆく風景、本当に『来て見て泊って良かった』こと。
ちなみに『来た、見た、勝つた』はカエサルが紀元前48年オリエント戦闘の後に元老院におくった戦果、原文をラテン語で目にするのは実に簡単だとかマールボローの箱に書かれているそうです。『veni vidi vici 』
戦いもあったり厳しい自然の中、材料は石しか無かった、だから屋根も壁もみんな石でつくった。石だから何世紀もそのままで建っているのです。

ホテルサン・フォアのレストランはドイツからのおおぜいの人たちがパーテイをしていました。
私たちは泊り客用のダイニングで夕食でした。
前菜のキノコとフレッシュフォアグラのソテー、キノコもフォアも新鮮です。
次は肉、違います。フォアグラ料理です。いろいろな料理法のフォアグラが続きます。でも飽きずに食べられます美味しいので。
チーズにデザート、フワフワの焼きたてチョコスフレ。
翌朝の食事は別の明るい日差しの差し込むお部屋でした。どの食材も妥協していない本物を堪能しました。山の中でも食は充実しています。日本の田舎だと山菜と川魚ばかりなのに。
町を散策しながらチーズ屋や肉屋でこの地方のソーセージとチーズ、ロカマドールのもの、絵葉書や小さいお皿を買い次の目的地に向かいました。
数年後再び訪れたとき肉屋は綺麗に建て直されていました。ラスコーも5年後に訪れた時は素晴らしい観光地に変身していました。


オーヴエルニュ地方は森林と川がある大昔から住みやすかったのでしょう。
ラスコーの壁画を描いた原人が住んでいたのもオーベルニュです。
そして今も土地の名になるオーベルニュ族が住んでいた地方です。
ハンニバルが象を連れ通り、カエサルのガリア戦記にあるように数年賭けローマの属州となっていたガリアです。紀元前52年、歴史的には初めてガリア民族が大同団結してカエサル、ローマに起ったということで有名です。ガリア民族としてはまれな強力な指導者30台半ばのオーベルニュ族の長、ヴェルチンジェトリック、カエサルの前に屈しはたがかなりの痛手を与えたとのことでした。紀元前49年1月12日カエサルがルビコン川を渡る数年前のことでした。

9月5日
ロカマドールからサルラに


旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
レンタカー 飛行機
航空会社
エールフランス オップ ANA
旅行の手配内容
個別手配
  • コンク。<br />朝は雲海が村を覆います次第に霧が晴れてゆく様子は幻想的。<br />泊まらないと経験できません。

    コンク。
    朝は雲海が村を覆います次第に霧が晴れてゆく様子は幻想的。
    泊まらないと経験できません。

  • コンク

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  • サンフォア教会

    サンフォア教会

  • サンフォア教会

    サンフォア教会

  • コンク

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  • コンク

    コンク

  • コンク。数年後には小さい食料品店がりっつぱなお店になり土産屋もおおくできました。ここだけの山羊の

    コンク。数年後には小さい食料品店がりっつぱなお店になり土産屋もおおくできました。ここだけの山羊の

  • コンク

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  • コンク村

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  • コンク

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  • ホテルサンフォア

    ホテルサンフォア

  • 教会の前はサンフォアホテル。5星です。高かった。料理はすごくおいしい。

    教会の前はサンフォアホテル。5星です。高かった。料理はすごくおいしい。

  • コンク

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  • 焼き立てスフレ。

    焼き立てスフレ。

  • ワインも充実

    ワインも充実

  • サンフォアのレストランにて

    サンフォアのレストランにて

  • コンク

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  • ロデズ

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  • ロデズこ

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