2001/09/01 - 2001/09/14
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indijyonkoさん
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9月6日
今日の目的地はヴィシー、何処に寄ってから、と考えてラスコー2に行くことにしました。
サルラから1キロほどのところにモンテイニャックという町があります。
ここがラスコー観光の基地です。
観光協会で10時30分からの見学チケットを買いました。
1日2000人しか入れないとか。其処からは車で5分くらいです。
明るい林の中に車をとめます。
トイレは古い木造。みんなやれやれという感じで出てゆきます。この時はまだ観光の目玉になっていない。駐車場も整備されていないし、昔の日本の観光地のようで、トイレも使いたくない。ぼっとんタイプ臭いもひどいものでした。
2年後(2006)に来た時はリニューアルされトイレも大きく綺麗になり土産物屋も凄く大きくきれいになっていました。目を見張るほどという形容の仕方がぴったりです。
草ぼうぼうの敷地入り口で待っているとガイドが人を集めます。ガイドの誘導で穴の中に入ると歴史的な説明が始まります。
聞くほうも話すほうもみんな真剣。社会科の教科書で見たウシの絵があります。暗い中、どのように描いたかとか、色はどうしたかとか説明してくれました。かつての画家達のセンスは凄い。洞窟の窪みやカーブを利用し、ふくらみや厚みまで感じられる生き生きとした動物達の姿、躍動感、はすばらしい感動でした。
ドルドーニュ川とヴェゼール川に挟まれた森林地帯、クロマニヨン人の骨も多く発見されているということです。ラスコーをはじめ先史時代の遺跡が多く在るこの地方、住みやすかったのでしょう。でも絵まで残せるということは生活にゆとりが有ったのでしょうか?ぺリゴール地方のヴェゼール渓谷の装飾洞窟は200ほど確認されていて1979年ユネスコの世界遺産にも登録されています。
1940年犬を探しに来た少年達により発見された洞窟壁画のラスコーは、紀元1万7000年前の頃のものだそうです。その芸術性の高さは先史時代のシステイナ礼拝堂といわれています。
保護のため公開は中止されていますが。ちかくに複製のラスコー2が11年の歳月をかけて美しさや躍動感が全く変わらぬ、本物と寸分違わぬ洞窟を再現しました。
ラスコーⅡの観光の後はモンテイニャックに戻ります。ドルドーニュ―川ソ位の可愛い町。ランチとしばし町を散策。
詳細はモンテイニャックの観光案内所・0553519503
7・8月 9:00~19:00
9~12,2~6月 9:00~12:00.14:00~17:30
オーベルニュ族の住んだオーベルニュ・リムーザン地方を後にし、クレルモンフェランは素通りしル・ピュィ・ドームにのぼりました。
クレルモンフェランの西に広がる火山地帯の中心がピュィ・ド・ドーム、頂上からの眺めは360度の大パノラマ。オーベルニュ地方の起伏に富んだ山並が広がる素晴らしいものでした。
古代ローマ人の残したハイキングコースもあります。
ハイキングコースやハンググライダーもしていましたが風が強かったのでレストハウスに入り熱々のショコラを飲みながらオーベルニュの山々を眺めました。
それからヴィシーに午後の6時頃に到着しました。
4星のアレッティ・パレス、アリエ川のほとりナポレオン3世公園の傍です。
19世紀の建物で豪華なホテルです。部屋は天井も高く広くて気持ちよいものでした。ナポレオン3世も泊まったかしら。
ナポレオン3世も好んだという温泉地ですから。
町を歩くと温泉の臭いと保養客、お菓子屋さんが目立ちます。オペラハウスも立派な教会も在る保養地、フェリーニの8 ・1/2に出てくる保養地もこんな感じでした。
7日
翌朝。温泉めぐりです。
先ず、オル・デ・スルス。9フラン払いコップを貰います。是で蛇口が並んだ硬水をのむのです。何種類もあり、処方箋で体質改善のため飲むのだそうです。いろんな味がしました。冷たいの、暖かいの。苦いの、塩っぱいもの。
ここはエッフェル塔のような鉄組でガラス張りの建物です。レトロな雰囲気が遊園地のメリーゴーランドのようで楽しいものでした。
それから温泉体験です。
ホテルのはエステで料金も非常に高いものでした。そこでオピタルという公立の温泉治療施設をたずねてみました。どうやら病気の治療や医師の診断書を持った人が並んでいます。
私たちの番になりどうしたのかというので試したいというと、じゃーリラックスね!とのことでリラックスコースを受けることになりました。1人200フランカルテを貰いフランスの温泉探検にいざ出陣!
先ずバスローブに着替えます。治療室の外に並んでいるのですがみんな70.80歳のお年寄り。どうしたのかと聞くのでリラックスですと答えます。
サウナ、プールもあります。症状によるみたいです。
私は個室に入れられベットに寝ます。2人の女性がオイルを塗り、たらたら温泉水をかけながら体をマッサージしてくれました。結構力が入っています。
其れが済むと離れたところに立ってと言います。ナンだろうと思っているとホースで其れも凄い水圧で硬水をシャーシャーかけられました。後ろ前。横。マッつサージは体をほぐす程度、水掛は気持よかった。
ここは長期入院治療もしているようでした。楽しい経験でした。
このホテルに朝食が付いていたのですが、街中のカフェが美味しそうでしたのでそちらで朝食をとりました。
ヴィシーという名前のお菓子があります。薄荷の飴、沢山買いましたがフランスの何処でも変えることが後で分かりました。
ホテルでトロワグロの昼食の予約をしてもらいRoanneに向かいます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- レンタカー 飛行機
- 航空会社
- エールフランス オップ ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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2001年当時のラスコーⅡ
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ラスコーⅡ2001年当時これが唯一の売店兼案内所。
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2001年当時のラスコーⅡ
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モンテイニャック。とがった屋根の下がチケットの発売所。当時はネット予約も販売もなかった。朝から並びました。
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ドルドーニュ―の川沿いの小さい町
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クレルモンフェランは素通り、ル・ピューイ・ド・ドームに行きました。
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ピューイの三町は風が強い、夕方なので寒いです。
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山頂からの眺め
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山頂のパーキング付近
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ヴィシー。フランスの温泉保養地
オル.デ・スルス。9フランでカップを買います。いろんな味の温泉を飲みました。 -
フランスの温泉。一般的には飲む治療
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温泉水を飲みます
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オピタル。
温泉治療の施設。診断書か医師の紹介書がないと取り扱ってもらえない。 -
我々は、車の運転で疲れたとか肩が痛いとか言って。
リラックスするという200フランのコースに入れてもらいました。 -
古い保養地なので文化的な施設も美味しいカフェやお菓子屋さんレストランも沢山あります。
保養地というか日本の温泉より皆さん長く滞在型。ホテルもピンキリ有りました。 -
翌日はトロワグロのランチもいただきました。
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デザートだけで6回も出てきました。
当時は50代。今だったら食べきれない量でした。
夫が感激したのはギャルソンが指す指先までが方向を指していると言っていました。 -
ムッシュも接待が素晴らしい。行っておいてよかった、思い出です。
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飴細工、チーズ、デザートの前の小さいケーキ、デザート。フルーツコンポート、ソルベ付き。プテイケーキ、コーヒーにはショコラ付き。
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フルーツコンポート。がルソンがスワンをクリームで描いてくれました
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