長崎2泊3日の旅①～軍艦島、原爆資料館、平和公園、浦上天主堂～

2022/05/23 - 2022/05/25

久々の旅行です！どこかにマイルで決まった行き先は長崎。初長崎です。
1日目→軍艦島、原爆資料館、平和公園、浦上天主堂、稲佐山ロープウェイ
2日目→大浦天主堂、グラバー園、諏訪神社、雲仙温泉
3日目→雲仙温泉、諫早公園眼鏡橋

エリア 長崎

7時30分羽田発の便で出発です！

飛行機から見える富士山。
幸先いいスタートになりました。

長崎空港9時25分着。
外に出ると長崎市駅行きのバスが来ていたので乗り込みます。

バスで45分位、長崎新地ターミナルへ到着です。バスは途中何か所かで停車するので、ホテルから一番近いこちらで降りました。

ホテルモントレ長崎。今日のお宿です。新地ターミナルのバス停からは徒歩10分ちょっと。

ホテルモントレ長崎 宿・ホテル

カワイイ外観にテンションあがります。まだ部屋には入れないので荷物だけ預けて出かけます。

まだお昼ごはんまで時間があったのでホテルからすぐの海岸通りを散歩することに。この辺一帯が水辺の森公園みたいです。

長崎水辺の森公園 公園・植物園

遊歩道になっていてキレイに整備されてます。

朝から何も食べてなかったので、ホテルそばのお店で買ったお菓子。素朴な味がしました。

少し行くと長崎県美術館が見えてきました。

長崎県美術館 美術館・博物館

こちらは隈研吾さんの設計です。休館日だったので
中には入れなかったけど、外から見るだけでも素敵です。

美術館の裏側は公園の広場になっていて、ピクニックやマラソンをしている人がちらほら。

この辺の景色は横浜っぽい。

公園で折り返して戻ります。

対岸からの美術館。素敵です。

30分ほど散歩して、お昼ごはんへ向かいます。とりあえず、ちゃんぽんと思って多分一番有名であろうお店に来ました。四海樓。ちゃんぽん発祥の店、らしい。

四海樓 グルメ・レストラン

11時半オープンで、35分位に着いたけど、私の次に来たお客さんまでで満席でした。5階で景色がいいので窓際がよかったけど、既にいっぱい。みんなオープン前から並んでたのかな？その後もどんどんお客さん来て、10分後には長蛇の列でした。早めに来てよかった。
皿うどんにも惹かれたけど、とりあえずはちゃんぽんで。ここのちゃんぽんは上に錦糸卵が乗ってるけど、食べられないので卵はぬきになってます。麺は思ったより柔らかめでそこまででもないけど、スープが美味しい～。濃厚クリーミーでした。

食べたら長崎港ターミナルへ向かって、またさっきの道を通って行きます。路面電車もあるけど、まだ少し時間もあるしお腹いっぱいなので歩いていくことに。でも、この道はお花とかもきれいだし、気持ちよくていい散歩道でした。紫陽花も咲き始めてました。紫陽花は長崎市の花らしい。

アカンサスモリス。立派ー。

先程の長崎美術館を越えると出島ワーフという海沿いに飲食店が並ぶエリアになります。
ちなみに昔貿易の拠点であった出島はここより少し内陸に入ったところの川沿いにあり、今は周りが埋め立てられて島ではなくなっています。

出島ワーフの先には、今日のメインイベントである軍艦島クルーズの発着する長崎港があります。

受付してパンフレットなどもらいます。
軍艦島はクルーズに参加しないと行くことは出来なくて、私はこのやまさ海運が主催してるクルーズに参加したけど、他にも3社運航してました。
私は飛行機が遅れたりするかもだしなー、と思って当日無事長崎に着いてから予約したけど、時期によっては何日も前に予約がいっぱいなこともあるようでした。

軍艦島上陸周遊クルーズ(マルベージャ) 乗り物

船に乗り込んで出発です。さっき通った出島ワーフや水辺の森公園の前を通って行きます。

少し行くと三菱重工業の造船所が広がっています。

女神大橋の下を通って行きます。
船は1階と2階があって、2階は屋根があるだけなので景色はいいけど、すごい風でした💦
途中、見える景色の説明などもしてくれてよかったです。

出発から40分位、遠くに軍艦島が見えてきました！手前の島の奥、なんだか異様な雰囲気です。

近づいてきた。すごい。。
軍艦島は炭坑の島として多くの人が移り住んでいましたが、エネルギーが石炭から石油になっていき、1974年に閉山、無人島になったということです。

端島 名所・史跡

今回の旅で、軍艦島に行くか行かないか迷ったけど、この時点で来てよかったー、と思ったくらい、なんか感動というか圧倒される姿でした。

軍艦島は天候や波によって上陸できない日もけっこうあるみたいですが、この日は波も穏やかで問題なく上陸できました。

島内で立ち入りできるのはほんの1部分で、もちろん建物にも入れず、遠くから見るのみです。
これは総合事務所で、この当たりの地下道を通って採炭に行っていたらしいです。

この辺も工場とかだったようだけど、建物はかなり崩壊してました。

これは、日本最古の鉄筋コンクリート造のアパートだそう。

丘の上に建つのは幹部の社宅で、唯一お風呂付きの部屋だったそう。一番端に建つのが学校。

当時は緑が育たない島で、屋上に菜園を作ったりしていたそうだけど、今は植物も育っていました。

ラピュタ。。

鳥居みたいのが並んでるのは石炭を船に運ぶためのベルトコンベアーの跡らしいです。

見学が終わった後は、船で島の周りを右回りと左回りでまわってくれます。

左から、さっき遠くに見えた学校、社宅、病院です。

ぐるっとまわっていきます。

こちら側はさっき全然見えなかった方。この辺は社宅が並んでいます。こちら側の方が波が高く危険だけど、炭坑施設の方が大切なので住居の方が危ない側に作られていたそうです。天候が悪いときは波は普通に住居の方まで来ていたそうです。

日本一の人口密度だったそうで、社宅が所狭しと並んでいます。屋上に見えるのは神社の祠だそうです。
地下には娯楽施設もあり、危険な仕事だけに給料も高く、テレビなども普及していて、わりといい暮らしだったようです。

軍艦島の正式名称は端島ですが、この角度からの島が軍艦土佐に似ているから軍艦島と呼ばれているそう。

確かに軍艦ぽい。

周遊が終わり、軍艦島ともお別れです。島でもガイドさんの説明があり、船の中でも建物の説明や、当時の生活のDVDを流してくれたりと、理解を深めることができてよいツアーでした。

帰りにたまたま来ていた海上自衛隊の船とすれ違いました。かっこいい～。けっこうみんな興奮してました。

クルーズから戻ったら、先程の出島ワーフで一休みです。海を見ながらのビール、最高だな。

長崎出島ワーフ ショッピングモール

一息ついたら、路面電車で原爆資料館の方へ向かいます。路面電車の24時間チケットがネットで購入できて、スマホの画面を見せて降りるというものだったので買っておきました。

原爆資料館駅から坂を上っていくと原爆資料館が見えてきました。後から気づいたけど、こちらは裏口だったみたいです。
広島の原爆資料館は修学旅行で行ったけど、あまりはっきり覚えてなくて。。修学旅行生がばーって来たかと思ったら、一瞬で通り過ぎて行ったので自分もそんな感じだったんだろうなと。大人になって来ると色々感じ方も違って、来ることができて良かったと思いました。

長崎原爆資料館 美術館・博物館

ほんとはこちら側から来るの正解だったのかな。正面口を出て、階段を降りて来ました。

広い広場があります。ここが原爆落下の中心地だそうです。

奥に記念碑があります。
長崎に原爆が落ちた日は、第一候補だった小倉が曇っていた為に第二候補の長崎になったそうですが、長崎も少し曇っていたので中心から少しそれたところに落下したらしいです。独特の坂の多い地形もあって、広島ほどの被害にはならなかったそうですが、それでもかなりの被害であったことは原爆資料館で知ることができました。

さらに先に進むと、平和公園があります。長いエスカレーターがあって助かります。

平和公園 公園・植物園

なんだか南国の雰囲気。

平和の泉の奥に平和祈念像が見えます。

説明によると、天を指した右手は“原爆の脅威”を、水平に伸ばした左手は“平和”を、軽く閉じた瞼は“原爆犠牲者の冥福を祈る”だそうです。

戦争や核兵器のない世界がはやく訪れることを願いました。

平和そうな猫。

平和祈念像の後ろを進んで行くと、浦上天主堂が見える展望台がありました。

急な階段を降りて、浦上天主堂に向かいます。

坂を降りてきたけど、また少し上ったところに天主堂が建っています。

浦上天主堂 寺・神社・教会

天主堂の横には、原爆で飛ばされた以前の鐘楼がそのまま保管されています。

浦上天主堂も原爆で崩壊してしまった為、今の建物は戦後に建て直されたものです。
中には入れませんでした。もう少し早い時間なら入れたのかな？日が長いから明るいけど、もう18時過ぎです。
長くなってきたので次回に続きます。