貧乏でどケチな私、県民割と楽天ポイントで親孝行旅

2022/05/12 - 2022/05/13

去年５月にうっかり就職してしまったブラック企業。毎日残業。朝７時に起きて、ご飯何とか食べて、８時１０分前に出社。
定時１７時に帰れるのは週１日くらい。残業５日。その場合は１２時間あまりも会社に縛られる。帰宅しても、弁当箱洗って、
ご飯食べて、夕飯の残りを弁当箱に詰めて、お風呂はささっとシャワーで洗い流すだけ、そして慌てて寝て６時間睡眠をなんとか確保。
こんな生活を１年送って、ここまで奴隷生活する意味があるのか？と４月でサクッとやめる。
　割とお金は貯まった、だが次の仕事が見つかるまでは無職同然である。なので旅行はしたい、が、できるだけ安く！！！！
　すると母が「伊勢志摩で美味しい魚食べたい」と言い出した。５月８日に、そう母の日に。
　じゃあ、ちょっと待ってなさい。温泉宿押さえるから！
で楽天トラベルを開けると三重県民が三重県を旅行する場合「三重県民割」が適応されるとあった。一昨年のGOToトラベルは
値段に関係なく３５％割引なおかげでビジネスホテルに3000円台で泊まれたりととてもお得だった。
今のキャンペーンは金持ちしか美味しくないよな。。。。と思ったが、結局８０近い徐々に体力が衰えてくる母にとっては
上げ膳据え膳の温泉宿でダラダラなスタイルの方がよかろう、と考えて探してみたら、
母があそこは泊まったことがある、朝夕食付きでもいちいち取りに行かないといけないブッフェスタイルは嫌だ、
島は船に乗るの面倒だし嫌、など色々と言い出した。
　結局、駅から無料送迎（往復）してくれて、源泉持ちの大浴場、豪華な海鮮会席料理、と言うことで
「ホテル海女乃島」のかぶらこさんコース朝夕食付き和室１０畳大人2名三万三千円をチョイス。
え？なんで貧乏でケチな私がこんな高級なところを選んだかって？
今回は三重県民割で1万円引きになり二万三千円、さらに楽天ポイントを2万ポイント貰って、これも突っ込み、
自己負担分は3千円で済んだから。ついでにチェックアウトの時に買い物クーポンも4千円分もらえた。のでタダみたいな値段、と
なったからである。

エリア 鳥羽(三重)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝気が付いたら私の財布の中の現金は8千円しかない。伊賀神戸駅に行くまでのファミマのATMから後２万円くらい引き出しておきたい。と思ってるのに、母が出発直前にキレて謎の掃除を始めて出発遅れる。伊賀神戸駅に着いた時は賢島行き特急が来る2分前。これを逃すと、１時間以上、賢島行きの特急がないのである。

伊賀神戸駅 駅

特急のホームの横に伊賀鉄道のホームがあり、こっちはちんちん電車のごとくゆっくり走る。いつもは松本零士先生のくノ一デザインのはずが、見かけない日本昔話調のイラストである。と思ってたら特急きた。

伊賀神戸の次は「青山町」に止まる。そのあとは凄く長いトンネルで車窓もわからない。で榊原温泉口駅の向こう側に純金の仏像高さ33メートル世界1！という謎の仏像が現れる。日本人にはマイナーでも茨城県の牛久の仏像は東南アジア人の仏教徒には聖地扱いだが、ここはそんな噂も聞かない。

榊原温泉口駅 駅

榊原温泉口を過ぎると、山から抜けた感じとなり、徐々に町、っぽくなってくる。
伊勢神宮のある伊勢市でごっそりお客さんが降りて、次の「宇治山田駅」に停車したところで向かいにあるベンチの上の看板が気になる。

宇治山田駅 駅

伊勢市駅までは「赤福」一強だったのが、いきなりサがいっぱい、に中、
なんて読むんだろう？１０個のサで「さとう中」？

謎のベンチを眺めていたら鳥羽駅到着。

鳥羽駅 駅

改札口横で飛び出してのお出迎え。
そういう私は、改札口真正面にあるファミマにダッシュ！うわーATMないっ！

しかも鳥羽１番街も木曜日は休みだという。だったらJR側で探すか、、、とJR側にやってきたら、有名パティシエ、三重県にも手を広げてきたか。
１０年以上前に自由が丘の店で２０個くらいケーキ買いました。美味しかったが３つ目からは味の違いがよくわからなくなってきた。

母がちょっと食べたいとかいうので、食堂と名前ついてるしうどんとかそばとかあるんじゃね？と思って入ってみたら千円超えの定食ばっかり。。。
良いお味です。刺身定食１６５０円なり。ペイペイ使えて助かった。

○八食堂 グルメ・レストラン

結局、JR鳥羽駅から鳥羽水族館へ歩いて移動。途中に伊良子清白の家があったので、そこで母を雨宿りさせて休ませて、私はダッシュで市街地にあるファミマへダッシュ。２万円引き落として戻る。
鳥羽水族館の入場料は大人2500円。６５歳以上の母は2200円。
ちょうどセイウチのふれあいタイム。

鳥羽水族館 動物園・水族館

ジュゴンは一匹だけ。どうやら推定年齢４０歳。割とおっさんですが、水槽を掃除するダイバーの横を優雅に泳ぎます。

なんで水族館に猫？砂猫の赤ちゃんが二匹生まれました。

割と海獣は愛想の良い鳥羽水族館。鳥は檻の中に入れられてて飛べなくてなんか物悲しい。何も考えていなさそうな生き物の方が気楽に見て楽しめるので、私はこっちが好みです。

アメフラシの一種かと思う。色は綺麗だが、食べたらおいしいという話は聞かない。

イソギンチャクも光の当て方次第で綺麗。

これはエビか？ヤドカリの仲間か？大きくなったやつは美味しいのか？

今夜伊勢海老を食べる予定だが、こっちもどんな味がするのだろうか。。。
などニヤニヤしながら楽しんでいたが、母が疲れた、コーヒー飲みたい。という。ホテルのお迎えは後20分である。2500円も払ったが、水族館の中を探索はここまでで終了。

ホテルのお迎えの車は超安全運転で、急勾配の安楽島の坂道を上っていく。
私達が泊まる部屋は４０８号室の和室。目の前は鳥羽湾。菅島が見える。テンション上がる母。

安楽島温泉 湯元 海女乃島 宿・ホテル

雨が降ってて残念です。晴れてたらすごく綺麗でしょう。まあ雨でも風情はありますが。

ホテルのアメニティはやっぱり伊勢茶のお菓子。一昨年の相差町の旅館もそうだった。

窓の景色にも取れる母。私は即TV付けて相撲を見る。
今場所は豊山がポコちゃん、正代がペコちゃんの化粧まわしをつける。

夕食は２階の梅の間にて18時よりスタート。
私が選んだのはかぶらこさん葵コース。

伊勢海老やお刺身3種盛りをつついている間に、タコ飯に火を入れる。

期待してなかったのに、天ぷらがすごく美味しい。外はカラッとサクサク。中はホクホク。しかもなんの油を使っているのか、油のキレもいい！塩は染料になるはずの「藍」を食用にしたものに麹が混ざった塩。藍の味、わからない。。。

伊勢海老は好きだが、アワビはそれほど好きじゃない私。
アワビよりかは貝柱の干したやつのほうが美味しいと思うんだが？？？

期待していなかったアワビのバター蒸し。何？半生？と思ったが、
すっとナイフが入るので、柔らかくて食べやすかった。
アワビは生と焼き過ぎが硬くなってしまうのか。。。

うなぎが乗った茶碗蒸し。実は鰻もそれほど好きじゃなかったりする。
小粒でいいからウニが乗ってたら最高なんだけどなー。

ずっと隅っこで頑張ってたタコ飯がやっと炊き上がりました。
あちこちの口コミで、これがとても美味しい！と言われてます。
タコに刻み揚げ、山菜が入ってますね。

タコ飯のおこげの部分がまた美味しい。最後は味変でひつまぶし風に
だし汁とワサビを混ぜてサラサラ飲みました。

こういうところのデザートって適当に果物切ったのが出てくるんだと思ったら、伊勢茶の抹茶プリンと伊勢茶のレアチーズケーキ。私はどっちも嫌い。予約前に自分の味の好みはしっかり伝えるべきだったと反省。

お腹が膨れたところで、さっきの天ぷらに使われてた「藍の塩」を買いにロビーのお土産やへ。

漁業だけでなく、水耕栽培で藍を作ってるのか。。。
しかし、藍ってどんな味なのだろう？

とりあえず、定期的にザウアークラウトを作っているので、次回はこの塩を使ってみることにし、一番小さいサイズの380円を購入。
他に、いつもはスーパーで伊勢のアオサはちょこっと入っているだけで400円くらいするのに、ここにはその５倍くらい入ってるのが1080円で売られていて、これも買っといた。
後で鳥羽一番街、鳥羽マルシェと廻ったが、これらは売られていなかった。
ホテルで買っておいてよかったー。特にアオサの大袋！

お土産も買ったので、温泉に入る。こちらは浴槽に白蝶貝や真珠を埋め込んだバブル時代を彷彿とさせるお風呂。今の時代、ワシントン条約とかでもう同じ値段出してもこんなの作れないだろうな。ということで、あと２０年でおそらく文化遺産に昇格すると思われる。

食事中に布団は丁寧に敷かれていた。満腹で満足でおやすみなさーーーーい！
と思ったらお腹痛くなってきた。
貧乏人にやっぱり贅沢な食事はダメなんですね。。。ちなみに母は全く問題なし。
トイレが最新式でありがたかったです。
トイレのあとは、布団が柔らかすぎて、熟睡できませんでした。。。

夜中に大雨で朝が来ても、窓の向こうの海が全く見えず。
そんなわけで、朝食を楽しんだ後、また温泉に行く。
朝食も豪華である。

みりん干しのくせに、すごく美味しい。朝なのにイカのお刺身は出してくれるのね。
こんにゃくはヒジキもいいけど昨日のアオサの方が好きかな？
鍋の中は湯豆腐。ゴマだれで板だkのだが、私はポン酢のほうが好き。

カルピスか？と思ったら米麹、というか甘酒。左にあるのはこれも「藍」を載せた砂糖。腸活に、と女将に言われたが、私は昨日の夜もうすでに。。。

朝になると大浴場は入れ替え。こっちの方が多分広いと思われる。
男は夜はお風呂に入りたがるが、朝は入る人少ないのだろう。
逆に女子は朝も夜も入れるもんはガッツリ入る。

行ったら完全貸切状態だったので、写メらせてもらう。
こちらが檜風呂。フツー、な感じ。

こっちは露天風呂。マーメイド風呂の露天風呂の方が新しい。
そうそう、さすがは源泉だけあって、榊原温泉ほどの滑りはなくても肌が
柔らかくなり、海の近くで海水が少し混じるようでナトリウムの性質もあるようで、
割と体が温まる。大分県の別府温泉には負けるが。

チェックアウトしたら本当に三重得トラベルクーポン4000円分ももらう。
その場でサクッと２千円分またお土産を買う。残りは鳥羽一番街で使います。
安楽島温泉　湯元　海女乃島　、いいホテルでした。ロビーや外観などは
昭和感が漂いますが、客室は改装されてましたし、掃除もしっかり行き届いていて
料理も美味しく、温泉も源泉です。従業員はみなさん丁寧で親切です。
布団がイマイチなので、ベッドの部屋にすれば完璧でした。

ホテルの人にまた鳥羽駅まで送ってもらい、昨日休みだった鳥羽一番街へ。
さっきもらったクーポンも使わなくてはいけません。

鳥羽一番街 ショッピングモール

さっそくお土産を物色し始めるとおじいさんが寄ってきて、ピンクのチケットを渡してきた。？と思いつつ受け取ったら、おじいさんも観光客。自分の旅行代理店がくれた割引券をおすそ分けしてくれた、ということ。現金払いなら５％オフだって。

鳥羽一番街、真珠と赤福餅だけか、と思ったら「チャレンジマーケット」なる部門もあり、面白いものが売っている。

この竹のプラスチックかー。ふむふむ！

と感心してたくせに、隣の三重県じゃない、東北産の椿茶をお土産に選ぶ私。
東北は椿に着く害虫「茶毒蛾」が生息しないから、無農薬で育てられるんだって。
そういや、３、４年前に行った鹿児島県の硫黄島の椿林にでっかい毛虫がぶらさがって揺れてたなあ。。。
（帰宅してから飲んでみました。確かに不思議な甘みがあります。）

椿茶を買った時にクーポンを出したのだけれども、そうしたら鳥羽一番街で５千円分お金使ったらコンプリートになる応募用紙を渡される。
母がここで干物とか味噌汁の具になりそうなものをバンバン買って、即５千円分コンプリート。
名前、住所など書いて応募箱に入れてくださいと指差された方向に行くと

時間がない人のための鳥羽のパワースポット３箇所まとめてお願い処が設置されていた。石神さんは一昨年お願いしたので、両サイドの神様にお願い事を書いた紙を箱に入れる。

本当はホテルから30分くらい歩けば辿り着けた「かぶらこさん」雨で行くのやめたのですよ。
で、応募用紙もここに入れるの？

キョドッてたのか、赤福餅売ってる店員さんが、そちらじゃなくて階段のところですよ、と教えてくれたので、無事に箱に投函できました。当たると嬉しいです。

鳥羽マルシェ、母はなぜかここで海鮮物を買わず、そら豆を買った。。。

誰もいない足湯。雨が降ってるが屋根はあるけども、、、と見にいったらぬるいお湯にベンチ部分はすべて水溜り状態。使用不可。終了でーす。

鳥羽足湯処 とまり湯 温泉

鳥羽一番街の３階に飲食店が入る。その一角にある喫茶チェリーが鳥羽市の認定を受けた「とばーがー」を置いている。
具はタコ！食べてみたい！

喫茶 チェリー グルメ・レストラン

ここのとばーがーは６００円。割安です。
母はカキフライカレー注文してた。結構美味しいし、昭和生まれの私には
パフェなどテンション上がるスイーツが揃っていました。

母、またしてもコーヒータイム！大阪行きの特急は鳥羽駅から１時間に一本。
毎時35分の発車です。
親との旅は子供連れの旅と似たようなもの。金は自分で出せ、でも自分が楽しむな！
親を楽しませよ！
　そんなわけで母はまあ満足してくれたようです。って、帰宅したら次、長野県いきたいとか言い出した。。。
　今私無職なんですよね。。。仮想通貨が上がるまでもう少し待ってください。