岩倉峡への花見

2017/04/12 - 2017/04/12

　今年は桜が遅い。3月が寒い日が多かったせいだろう。
　そして、京都や奈良に見過ごされがちだけど、歴史は結構古い伊賀地方には、城にも寺社仏閣にも
学校や役所や、渓流の土手から、まあそこかしこに桜が植えられているのである。
　東京のように場所取りなどしなくても、適当に景色の良い場所で気軽に花見ができるのである。
わずか１週間の間に見るソメイヨシノ。まあ夜になれば都市部と違ってグッと冷え込むだけあってか
ソメイヨシノも満開状態で3日は持つ。

　今これを読んでいる方、多分4月25日くらいまではキャンプ地奥のシダレサクラや八重桜などで桜は楽しめると思いますよ。

　というわけでこの日は母の運転で岩倉峡。
　途中までバスはあるが、ここまで行くにはさらに歩くか、まあほとんどの人が自家用車で
やってくる。この日は平日の夕方。なぜか、男性の一人乗りで駐車場に車を停めて、車の中から
ぼんやり眺めている人が何人もいた。

　ダイエットをそろそろ行うべき私は当然車を降りて、山道を上がって、つり橋に上がりましたよ！
つり橋の上から見下ろす岩倉峡は。。。。さ、寒い。。。

　５分もいられず、さっさと斜面を降りてキャンプ地の方に行き、桜尻目に奥の集落の方の土手で
つくしを採りました。つくしは袴を取って、沸騰してる鍋に３分にてアク抜きして味付けします。
私はパスタの素をさっと混ぜる「つくしペペロンチーノ」が好きです。

エリア 伊賀・上野(三重)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

木津川をズーーッと島ヶ原の駅方向へ下って行くと岩倉峡に行き着くのが岩倉峡。
この辺りの木津川は結構流れが速い。

岩倉峡の入口付近。早くも桜が奥まで続きます。

岩倉峡に進まず、シェムという喫茶店で右へ折れる道があります。こちらの桜並木も幻想的。実は右側の土手あたりがツクシスポットです。シェムはこの日休み。グーグルマップには高評価の口コミがありました。

ここが岩倉峡。この先で木津川がV字に蛇行するようです。

岩倉峡公園と言うのはキャンプ場ができる方のことで、吊り橋の向こうはふれあい公園と呼ぶそうです。

そして、吊り橋を渡らない、駐車場の西側へ進むと岩倉峡公園のキャンプ場。
夏のみのキャンプですが、桜も紅葉も楽しめるスポットです。

キャンプ場の方角には野外ステージもあります。

トイレはキャンプ場、野外ステージ前にあります。オフシーズンのせいで、全然使われていないようで、綺麗でした。でも便器が飛び上がるほど冷たい。。。トイレの後、私は写真のために吊り橋目指して急斜面を登ります。

急斜面など登りたくない人はこの角度からのショットでもなかなかいい感じに撮れますよ。結構台湾を回ってて知ったのですが、台湾人も吊り橋が好きです。
　お金かけずに台湾人を伊賀で案内するときは是非ここへ連れて行ってあげてください。

まだ吊り橋を渡らずに、さらに吊り橋よりも高い位置からの撮影。桜は咲いたが、木々の緑がなくて寂しい感じ。。。

吊り橋の名前は「しあん橋」それほど揺れず、考えることも何も起こらなかったんですが？？？

高所恐怖症じゃない私はスタスタいきます。

うーん絶景。でも谷から吹き上がる風が冷たい。

吊り橋真下を身を乗り出して撮影も、高所恐怖症じゃないので余裕です。

つり橋まで傾斜のきつい山道を登りますが、登ってわたった甲斐がある景色でした。
桃源郷って形容しても良いくらい？

吊り橋の上は絶景。でも寒い。なので写真撮り終えて即降りてきて、キャンプ地側の枝垂れ桜を見に行きました。

こちらは4月12日の段階ではまだ半分ほど咲いた感じでした。ソメイヨシノより色が濃いですね。

真下から見上げる形で撮ってみました。花びらが何枚も重なってるので、顔に当たる花が柔らかくていい気持ちでした。

枝垂れ桜は土手の方にも垂れ下がってました。

ここの足元にもつくし、他にイタドリ（食べられるんですが、私はあんまり好きじゃないな。酸っぱくて、ちょっとエグみが口に残るから）も見られました。

この日のツクシは削り粉に雪塩とオリーブオイルをかけていただきました。