ゴールデンウィークの花めぐり④ バスに乗換のため小涌谷で電車を降りたので蓬莱園へ立ち寄ってみた

2022/05/06 - 2022/05/06

都内では既にツツジは見ごろを終えて枯れ始めているものも見られましたが､ここ箱根は標高が高いからか､見ごろはこれからでした
この日は芦ノ湖方面へ行く予定でしたが､電車からバスへの乗り換えをする小涌谷に無料の蓬莱園があるそうなので､寄り道してみました

【表紙の写真】蓬莱園のつつじ

エリア 小涌谷温泉(神奈川)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄

本日も小田急線で

07時02分新宿発の急行小田原行で出発します

この日は平日金曜日
ゴールデンウィーク最大10日間の人もいるけど､平日なので出勤の方もそれなりに多くいました

新宿駅 駅

先日伊豆へ行ったとき

に小田原の格安チケット自販機で購入した株主優待乗車証2枚のうちの1枚を使ったため､900円の運賃が700円です

小田急小田原線 乗り物

08時41分 小田原に到着

先日はちょうど1時間30分で到着したので､小田急さんも以前に戻して新宿･小田原間の時短を考えたのかと思ったけど､やっぱり1時間40分近くかかってしまいました

小田原駅 駅

切符は小田原までしか使えないため一旦改札を出て､小用の後再び改札を入り､09時01分発の箱根湯本行に乗換えた

箱根登山電車 乗り物

15分ほどで終点箱根湯本駅に到着

箱根湯本駅 駅

続いて09時25分発の強羅行きに乗り換えます

山の中を進んで行きます

早川鉄橋(出山の鉄橋) 名所・史跡

09時55分 小涌谷に到着し､下車

小涌谷駅 駅

駅前から千条の滝通りの坂道を登って行きます

結構な急坂です(山ですから…)

金型はこね荘方面へと曲がります

金型はこね荘の前のモミジがきれいに色づいてますね

金型はこね荘 宿・ホテル

おぉっ､クマが出るらしい

そういえば暖かくなり､クマも冬眠を終えて目覚めている頃ではないか？

しばらく山の木々の中を歩いて行きます

浅間自然歩道・富士見台 公園・植物園

駅から20分弱歩き､ようやく向こうに滝が見えてきた

あれが千条(ちすじ)の滝のよう

幅約20m､高さ約3ｍの小さな滝ですが､幾すじもの繊細な水が苔むした岩肌を緑色のビロードのように輝かせながら流れ落ちています

小涌谷は江戸時代には「小地獄」と呼ばれた荒涼とした土地でしたが､明治10年代に温泉場として開けた
この滝も長い間ほとんど人に知られることはなかったが､三河屋旅館の創業者･榎本恭三氏がこの滝の素晴らしさを伝えるため､滝までの道を整備したことから広く知られるようになった

千条の滝 自然・景勝地

夏にはゲンジボタルが飛び交ったりするような自然の中にある滝なので､マイナスイオン沢山浴びました

千条の滝から引き返し､続いては小涌園の蓬莱園

小涌園は藤田観光リゾートが運営するリゾート施設です
藤田観光は2020年秋に小涌園の隣にあった三河屋旅館を買収して「箱根小涌園 三河屋旅館」として改装開業
この三河屋旅館は先ほどの千条の滝までの道を整備した榎本恭三氏が明治16年に創業した老舗旅館で､孫文や竹久夢二､与謝野鉄幹･晶子夫妻も宿泊した名旅館だったそうです

こちら蓬莱園は入場無料で自由に散策してOKなんだそうです

蓬莱園 公園・植物園

庭園の広さは約5,000坪で､この時期はきれいに咲くツツジを見ることができます

都内では既にツツジも枯れ始めていましたが､標高が高いからかここではまだまだこれから満開という感じです

まだ満開とまでは行きませんが

ツツジだけではなく､新緑の緑も美しい

高台へと上る階段があったので､上ってみます

中央に芝生を配した庭園の周囲にもツツジが咲いていました

咲いているツツジは色鮮やか

新緑の緑とのコラボが美しい

すごく見応えがあるというわけではありませんが､それなりにツツジを見ることができました

以上､蓬莱園のツツジでした

蓬莱園を出て見えるのは浅間山

どちらに進めばいいのか…？と彷徨って歩きます

浅間山 自然・景勝地

道の脇にはシャガの花がいっぱい咲いています

ようやく国道らしい道に出た
バス停も立っているし､それなりに大きい道だろう

バス停は仁ノ平入口でした
彫刻の森方面との分かれ道の辺りです

国道を上って歩いてみます

何か箱根駅伝で見たことのある風景のような(後ろを振り返って撮りました)…

しばらく歩いたら小涌園ですが､現在建て替えが進んでいます

小涌谷温泉　箱根ホテル小涌園 宿・ホテル

すぐそばにはユネッサン
小涌園の施設の一つです

箱根小涌園ユネッサン テーマパーク

その前に岡田美術館

庭園だけでも見て行こうかと思ったら既に11時
思った以上に時間が経っていました

岡田美術館 美術館・博物館

なので､バスに乗って次へ向かいます

箱根登山バス 乗り物