2022/03/31 - 2022/04/05
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ST&G-旅に恋するウミガメさん
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四国から九州へ渡るために佐田岬へ。フェリー乗船前にサバとアジを食べようと、三崎港へ向かった私たちでした。同じ海で獲れる魚が大分側で揚がると、関サバ・関アジ。愛媛側で揚がると、岬サバ・岬アジ。フェリー乗り場のすぐ横には2年前にオープンした「はなはな」が有り、街道沿いにの方にも商店が幾つか並んでいますので、そちらで岬サバ・岬アジを探すことになりました。この旅行記では、美味い+安いのランチを紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 自家用車
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-
道後を後にした私たちが向かったのは【三崎港】。
ここから九四国道フェリーに乗船し、大分へと渡ります。
実は三崎港より手前にある八幡浜からもフェリーが出ていますが、「料金も高くなれば時間もかかるので、出来れば三崎港から渡る方が良い。」という情報を入手しましたので、私たちは三崎港から乗船することにしました。
しかしこちらを選んだのは、それだけが理由ではありません。
実はここで、美味しいサバとアジを食べるという目論見もあったのです。 -
その前に寄り道。
夕焼けこやけラインに有る【大崎商店】。
じゃこてんを買いに寄ったのですが、既に売り切れ。
お店の方から、隣の売店(別の建物)にあるとお聞きしましたので、そちらで購入することになりました。
愛媛に来て何度も食べていますが、グレーの色をした練り製品。
油で揚げてありますので、表面は少し茶色になっています。 -
こちらが大崎商店の横にある売店。
地元密着型の『何でも屋』という雰囲気です。
しかし佐田岬へ向かう国道ですから、きっと観光客の来店も多いのでしょう。
それにしても、このローカル感が私にとっては魅力的。
画像左下にじゃこてんが写っていますが、お昼前だと言うのに本日分はこれで終わりだそうです。
間に合って良かった~! -
その他にも気になる商品がいろいろ有りましたが、ネーミングで笑ってしまったのが『なんて骨太(なんてこった)』。
おばばが必要とする【カルシウムたっぷり】の商品ですよ。 -
フェリー乗り場はまだ先なので、じゃこ天を食べながら移動。
ドライブ中の為そのまま食べましたが、じゃこてんをもう一度フライパンやトースターで焼き(または軽く油で揚げ)、大根おろしとポン酢(または醤油)で食べるのが私のお勧め。
以前紹介した『土筆』でもこの食べ方でしたが、じゃこてん自体に味が有りますので、簡単なこの食べ方が一番お勧めです。 -
フェリー乗り場に到着しました。
こちらの建物が乗船券売り場。
良く見ると(良く見なくても目に入りますが)上の看板に7:30-22:30まで運航と書いてあります。
しかしホームページの時刻表には23:30も有るようですが、出航は毎時30分で13:30は繁忙期のみ。
フェリーは載せる車の台数(重さ)に限りがありますので、行けばすぐ乗船出来るというものではありません。
私たちは到着時刻がはっきりせず、大分行きのフェリーは予約を入れませんでしたが、乗船出来そうだと思っていた船の出航時刻30分くらい前に到着するも、乗船車両待機スペースにいる係員から、「次の便。」と言われてしまったのです。
諦めきれないおばば達は、車検証を持って乗船券売り場へ。
しかしここでも「次の便」と言われ、渋々車に戻ったのでした。
確かに大分行きのフェリーは大型の車両(予約)が多いように感じましたが、時間帯の問題もあったのでしょうね。
このような経験が有り、帰りの佐賀関(大分側)ではフェリー乗り場へ行く途中で電話予約。
前の船が出航する30分くらい前にフェリー乗り場に到着した為、ダメ元で乗船券売り場へ行くと、この時は運良く前の便に変更することが出来ましたよ。
しかし、車に戻った時には既に前の車が動き出していて、慌ただしい乗船となりました。
時間に余裕をもってお出かけください。
そして乗船券を買いに行く時は、車検証をお忘れなく!
私たちの車両は5m未満なので8,860円(運転手1人の一般席旅客運賃含む)。
飛行機には燃油サーチャージというものが有りますが、フェリーにも燃油調整金が有り、この時は200円が加算され9,060円。
また同乗者は一般席の運賃1,090円に燃油調整金20円が加算されましたので、1,110円。
国道九四フェリーの一般席とは、誰でも普通に座れる席で2等旅客運賃のこと。
会社により書き方は違いますが、電車なら普通車両、新幹線で言えば自由席だと思ってください。
こちらのホームページでは、燃油調整金が変動のため運賃とは別に表示されています。
参考までに八幡浜(八幡浜-別府)から出ている宇和島フェリーの運賃は、13,960円(運転手1人の2等旅客運賃・燃油調整金含む)。
同乗者がいる場合は、大人2等旅客運賃が3,150円。
燃油調整金は変動がありますが、宇和島フェリーのホームページには運賃+燃油調整金の合計金額も記載されているので分かり易いですよ。
乗船時間は、約2時間50分。
私たちは乗船時間や運賃・ガソリン代・走る時間などを考慮して、やはり知人のアドバイス通り三崎港まで行くことにしました。国道九四フェリー 乗り物
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次のフェリーになったとはいえ、乗船まで1時間は有りません。
私の頭の中は、サバとアジが回遊中。
こちらは2年前にオープンした【はなはな】。
1階は佐田岬のお土産が並ぶフロアで、2階が食堂。
この【はなはな】はシラスをメインとしていますが、他にも愛媛らしい物やお弁当なども並んでいます。伊方町観光交流拠点施設「佐田岬はなはな」 グルメ・レストラン
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愛媛と言えば柑橘。
ドライブのお供に如何ですか?
種類もいろいろ有りましたが、折角なら地元で見掛けない柑橘が欲しいな~。
そして欲を言えばもう少し量を減らした袋詰めがあると、色々な種類の柑橘が買えたのですが、試食が出来ない今は非常に悩みます。 -
「買ったは良いけれど失敗したっ!」になりそうな予感もありましたが、ここは愛媛。
同じミカンでも愛媛のミカンは別格だ…と目から鱗がボトボトッと落ちましたから、愛媛県民の柑橘に対するレベルの高さを信じましょう。 -
清見タンゴール。
調べてみると、タンゴール種はタンジェリン(ミカン)+オレンジの事で、TangerineのTangとOrangeのOraでTangora(タンゴール)だそうです。
Oraの「a」が必要なのかなと疑問に思いましたが、まぁそこはスルーという事で…。
【清見】は私が生まれ育った県の試験場でつくられたものですから、今回は別の物を選択。 -
迷いに迷って選んだのが、こちらのタロッコと上段にあったせとか。
せとかは長崎の試験場で育成された柑橘ですが、収穫量No.1は愛媛。 -
タロッコ。
ミカンのような柔らかい皮ではなく、厚みはなくてもネーブルのようにしっかりとした皮でした。 -
半分に割ったのは良いけれど、切り方を間違えてしまったタロッコ。
柑橘を切る時は、縦ではなく横でしたね。
食べる事ばかり考えていたので、この断面にしてしまいました。
お許しくださいませ。
購入したタロッコはこのような色でしたが、通販サイトなどで見るタロッコはもっと凄い色。
この柑橘はブラッドオレンジとも呼ばれますが、
濃厚!
美味!
病みつきになる!
の3拍子。
一口食べれば、♪オー・ソレ・ミオ('O sole mio)♪。
ピザに、パスタに、ジェラートまで出てきちゃいました。
ゴンドラに載りながらカンツォーネ…(って乗ったことないけど)。
兎にも角にも気分はイタリア。
そんな柑橘でございます。
もしネーブルオレンジが好きなら絶対に嵌る…かな?
と言うのも、ブラッドオレンジもネーブルオレンジも共にオレンジ類。
嵌る確率は高いでしょう。
このブラッドオレンジにはタロッコ種とモロ種があるようですが、私たちが購入したのはタロッコ。
モロ種は皮も赤いので、間違いなくタロッコ種でしょう。
この状態でもかなり甘い!
試食可能だったら、間違いなく大人買いしていた柑橘でした。 -
こちらは、タロッコよりも大きなサイズのせとか。
【タロッコ】も【せとか】も残りひとつをこの様に切ってしまったので、次が有りませんでした。
こちらも糖度が高い柑橘ですが、タロッコと比べると負けちゃうかな…。
デコポン、はるみ、清見などと同じタンゴール類で、愛媛の高級柑橘 紅まどんなや沖縄旅行記で紹介したタンカンもこの仲間ですよ。 -
はなはなの2階はしらす食堂。
メインはシラスですが、伊勢海老が入った高級海鮮丼などもあります。
1階は御土産物コーナー。
その一角にお弁当なども並んでいますが、私たちが求めていたのは関サバ・関アジの『関』が『岬』に変わったもの。
残念ながらこちらでは見つけられず、移動することになりました。
隣のスペースにはお洒落なカフェもありますし、少し歩けば漁協直売所の方にも店が並んでいますので、拘りがなければ食事に困ることはないでしょう。 -
はなはなから移動し漁協直売所の方へ移動しますが、その前にこちらをご覧ください。
三崎のアコウ(クワ科)は、国の天然記念物。
かなり大きな木ですし案内板も有りますから、すぐ分かります。 -
岬アジ・岬サバを求めてやってきたのが【漁協直売所】。
ちなみに岬サバはハナサバ、岬アジはハナアジと読みますが、岬アジも岬サバも人気のようで、来店した時には岬アジの寿司が1パックしか残っていませんでした。
これをシェアして食べるには辛すぎる。
もうお腹ペコペコ~~~! -
岬サバが食べられなかったのは残念でしたが、岬アジも美味!
豪華な海鮮丼やしらす丼も良いですが、いろいろ食べ歩きをしたい私たちには【安い+美味しい】のこちらで十分。 -
新鮮なアジはやっぱり美味しい~っ!
ひとり1パックならまだしも、流石にこれだけではお腹が満たされません。 -
漁協直売所から隣の三崎お土産スーパーに移動して、今度は熱々のジャコカツを購入。
お店の外観が観光客向けという印象でしたのでもしかしたら失敗するかなと心配しましたが、ここはお勧めですよ。
スタッフもとてもフレンドリーです。 -
揚げたてのジャコカツ。
お店にはジャコ天も有りましたが、「美味しいジャコカツだよ!」の言葉につられて購入。
尤も「不味いジャコカツだよ。」なんて言う人はいないのですが、スタッフの美味しいが本当に美味しそうに聞こえたのです。
ちなみに道後で購入したジャコカツは、1個380円。
レシートには(実演)という文字が印字されていましたが、実演なんて見てないし…。
そしてこちらのジャコカツは、何と130円。
道後の店の1/3です。
あれは道後値段だったのか、それとも高級ジャコカツだったのは分かりませんが、驚きを隠せませんでした。
相場を知らないというのは恐ろしいですね。 -
揚げたてでしたから、ビニール袋が白くなっています。
-
ジャジャ~~~ン。
これが三崎おみやげスーパーのジャコカツ。
それにしても250円の差は何だったのかなー? -
道後の店で食べたジャコカツは少し厚みが有ったこともあり、いかにも蒲鉾屋さんのジャコカツを食べているという感じでしたが、こちらはお祖母ちゃんやお母さんが作ってくれるおやつのジャコカツ…というのが私の感想。
勿論両方ともお店のじゃこカツですが、こちらはちょっとお腹を満たしたい時に丁度良い味と大きさでした。 -
乗船開始。
-
佐賀関までの乗船時間は1時間10分。
船の上で地図アプリを開くと、海の上に国道のマークが表示されます。
九四フェリーに国道が付くのは、そういう理由からだったのですね。 -
ピンクグレーのように見える所は、全て山桜。
-
そしてこちらが、四国最西端の佐田岬と佐田岬灯台。
次はいよいよ九州です。
良かったらまたこの旅行記に遊びに来てください。佐田岬 自然・景勝地
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この旅行記へのコメント (2)
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- mom Kさん 2022/09/13 11:21:49
- 訪れるたびに
- 旅に恋するウミガメさん、参考になりました。みかん品種、じゃこカツ、そして大分へのフェリー。八幡浜を訪れるたびに、ここから船で大分に入ってみたいと思ったことを思い出しました。佐多岬まで足を延ばしていないので、おかげさまで三崎港をインプットできました。
あの「せとか」は、長崎の試験場?
名前からして、てっきり瀬戸内”愛媛”が開発と思っていました。
三崎港で揚げたてじゃこカツ。今うっとりイメージしています。そろそろ愛媛に行かなくては。お魚が一層美味しい晩秋かなあ。
- ST&G-旅に恋するウミガメさん からの返信 2022/09/13 16:56:14
- Re: 訪れるたびに
- mom Kさん、コメント有難うございます。
愛媛の柑橘は本当にお勧めです。
実は私もせとかは愛媛の柑橘だと思って購入したのですが、どうやら長崎の試験場だったようです。
個人的には濃厚なタロッコが好きでしたが、季節により色々な種類が出ていますので愛媛の美味しい柑橘を堪能してください。
三崎港のじゃこカツや居酒屋で食べるじゃこ天もお勧めですが、新鮮な魚も良いですよね。
フェリーも大分まで1時間くらいでですから、是非お魚が美味しい季節に行ってください!
旅行記を楽しみにしています。
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