2022桜紀行 in 会津②美里町めぐり　中田観音堂・法用寺・伊佐美神社・向羽黒山城跡・左下り観音堂

2022/04/19 - 2022/04/22

2日め　13,769歩

会津美里町の桜を探しながら、観音さまにもごあいさつの一日。

ホテル→高瀬観音堂→中田観音堂→米沢の千歳桜→法用寺→ランチ:小林食堂→龍興寺→文殊堂→伊佐須美神社…宮川の千本桜→向羽黒山城跡→左下り観音堂→ホテル…ステーキ宮…ホテル

予定していた白山堤の桜・古御田の桜・馬の墓の種まき桜はちょっと探し当てず。

「2022桜紀行 in 会津③喜多方めぐり　会津大仏・日中線記念館・喜多方ラーメン・日中線しだれ桜並木」へ続く

エリア 会津若松(福島)

7:00　朝食（部屋食）
3日とも前日にセブンイレブンで購入

会津若松ワシントンホテル 宿・ホテル

8:30　出発
118号線を走っていると桜のスポット発見

うっすらですが磐梯山も見える田んぼ道へ進んでいくと

8:50　高瀬の大木（ケヤキ）と言う景勝地
ただし、駐車場はないので路肩に駐車

高瀬の大木 (ケヤキ) 自然・景勝地

近くに未完の神指城跡（コウザシジョウアト）がある場所で、この時期は大きな桜の木が目につきます

スイセンに囲まれた石は、工事途中で幻となった神指城の石垣用の石とな

青空の元、贅沢に桜を独り占め！

ケヤキを囲んだ木道もあり、

こちらが高瀬の大木！
慶長年間に上杉景勝さんが築城していた神指城の東北の隅の土塁の上に位置
このケヤキはそれ以前から既に大木だったとか、樹高26ｍ、推定樹齢500年

今が盛り（笑）
朝からいいものが観れました！

隣には高瀬観音堂
会津三十三観音第十五番札所

ご本尊は十一面千手観音菩薩さまだそうです

京と奥州を往来していた金売り吉次一行が、村東の応湖川を渡る船が転覆、溺死した弟の吉六の冥福を祈り建立と伝わるお寺

好みのお顔の狛犬さんたち

お堂の池には水芭蕉

中田観音堂を目指し、阿賀川方面に走行すると、桜並木を発見
小さな川沿いはお散歩コースかな…

9:20　花春酒造さんの敷地に植えられたものでした

9:48　只見線の根岸駅を通過

根岸駅 駅

9:55　中田観音堂（弘安寺）到着
会津三十三観音第三十番札所

手前の観光用トイレがきれいでしたよ

中田観音(弘安寺) 寺・神社・教会

ここは野口英世博士のお母さんが深く信仰したお寺で、毎月17日のお籠り月参りをかかさなかったそうです

この厨子は旧観音を祀ったもの、現在は弁財天をお祀り

10:00　拝観は要予約＠500
ご住職の読経の後、２ｍほどのご本尊の十一面観音像（奈良・長谷寺の十一面観音を模したといわれる）をじっくり拝見しました
https://misatono.jp/nakata
だきつき柱で長患いしない、コロリ祈願もしました（笑）

ビビりの猫ちゃんにおやつ進呈！

オブジェと化した不当投棄の車

10:50　米沢の千歳桜
推定樹齢700年以上のベニヒガンザクラの古樹
2021年に幹の一部が破損

農地の中にポツンと、駐車場なし

ぐるっと1周できるように簡易歩道ができています

11:03　法用寺
会津三十三観音第二九番札所

山門の仁王さまは本堂に
でも、堂内は暗く良く見えませんでした

会津で二番目に古い寺院らしく、広々とした境内

春らしいものが山菜が販売されていました

本堂に向かって右が虎の尾桜
ご本尊は秘仏（十一面観音像は火中仏）

残念ながら葉桜に近い状況

向拝の彫刻はちょっと色がさめてしまっているものの見事な龍虎

本堂左方向に三重塔、安永9年(1780年)の建立
会津で現存する唯一の塔

塔内には江戸時代の宝冠釈迦如来三尊が祀られているそうですが、扁額は文殊菩薩

奥の桜はまだまだ見頃

三重塔（遠望）

予定していたおそば屋さんが臨時休業…

そば處 梅庵 グルメ・レストラン

ひとまず会津高田駅へ
駅前に2軒、食堂があったので…いわゆる食堂っぽいお店

12:00　小林食堂さんを選択

小林食堂 グルメ・レストラン

なんと寅さんが撮影の合間に食べに来ていた食堂でした

会津ソースカツ丼＠800
すっごく美味しくて、超お得な一品！

煮込みカツ丼＠900

12:42　龍興寺
天海大僧正が出家したといわれる天台宗の古刹

浮身観音　八葉堂
会津三十三観音の番外

蓮池の桜は色が濃くて青空に映えています

蓮池華芳園の「蓮」は7月が見頃

12:56　文殊堂（清瀧寺）
天海大僧正の両親（舟木景光夫妻）が子を授かりたいと願い、母が文殊堂に籠って祈願したところ、後の天海大僧正となる男の子を授かったと言われるお寺

仁王さんが縄で巻いて鉢巻きしているのは珍しい１

仁王さんが縄で鉢巻きしているのは珍しい２

日本三大文殊のひとつ
毎年2月25日の御開帳時のみご本尊の文殊菩薩さまを拝むことができるそうです

知恵桜は文殊の知恵からついた名前なんですね

13:07　伊佐須美神社
あやめ苑前の駐車場、見頃は6月中旬から

伊佐須美神社 寺・神社・教会

2000年の歴史がある由緒正しき神社
この地へは530年に遷座
御祭神は伊弉諾尊・伊弉冉尊・大毘古命・建沼河別命の四柱

立派な楼門、奥に見えるのは仮拝殿

楼門の後ろを守るのは、獅子と

狛犬

正面に仮拝殿

楼門をくぐり左手に薄墨桜（ご神木）
残念ながら、葉桜になり始めました…

天海大僧正御手植檜

東神門から宮川へ

亀？玄武？ガメラ？の手水

鳥居の先は宮川

宮川千本桜並木（右半分）

目を凝らすとやっぱり磐梯山がそこにある（笑）

しばし桜並木をまったり歩きます

夜はライトアップされるそうです

桜吹雪！舞ってます！！

青空はいいな～、お花がきれいに撮れます

河川敷も2段になって散歩もしやすい
人も少ないし…

両岸に約500本のソメイヨシノが植栽されていて、さながら桜のアーケード

あやめ苑へちょっと足を延ばしてみます

あやめはまだですが、こちらにも桜があり、まったり気分炸裂

さすがに暑いのでソフトクリームをいただきました！

猫ちゃんがいたので話しかけてみる

おやつ食べたいそうです（笑）
あげたら、すぐ行っちゃいましたけど…

次なる目的地、向羽黒山城跡

白鳳三山の最高峰・岩崎山は向羽黒山とも呼ばれているそうです
築城主は蘆名盛氏

ん～？何の木？？

インフォメーションセンターの入り口から進入
道幅狭し、対向車が来ないことを祈りながら、2つ目の駐車場へ
14:38　ここの駐車場は3台程度

白鳳山 公園・植物園

https://misatono.jp/wp-content/uploads/2021/10/mukaihaguro_2019.pdf

羽黒神社参道

14:44　石段を上がると羽黒山神社
道は続いているので、そのまま進むと

14:50　羽黒山頂上到着
会津若松市内方面が見渡せます

やっぱり磐梯山が見えますね（笑）

傍らにミツバツツジが咲いていました

さてさて石段を下りて先を急ぎます

桜のトンネルを通過して、

15:12　弁天曲輪の駐車場へ
ここは結構多くの台数が止められます

宗像神社

御水神社（ここから遥拝）

人の気配がしないですね…

15:20　二の丸の駐車場
何とも怖い看板を横目で見ながら（笑）

二の丸（二の曲輪）広場へ

ぽつんと御衣黄桜が咲いていました

山全体が公園になっているので、時間があれば歩いて回るのもいい運動になりますね

15:44　本日の最終目的地、左下り観音堂
山の中腹の駐車場を探し…、この山道が参道車道のよう

15:48　山の中腹の駐車場

道端にはカタクリの花

駐車場から10分程との案内ですが…

15:54　左下り観音堂（さくだりかんのん）到着！
会津三十三観音二十一番札所

天長７年（830年）に僧・徳一により建立

左下り観音堂 名所・史跡

ちょいと荒れ荒れですが、お堂の中に入ってみます
（お寺の人の常駐なし）

京都の清水寺に似たお堂は三層閣

右回りからではここまでしか近づけないので…

恐る恐る床を踏み抜かぬように戻り

左回りだともうちょっと近づけそう…

別名「首なし観音」といわれる石仏が祀られていました

ガイドツアーの人たちが着いた模様、皆さん（7～8名）で上がったら踏み抜けそうな気がするのは私だけ？

ひっそりと春の花（ショウジョウバカマ？）が咲いているのも山里らしい

参道車道を下ります
在ってうれしやの車道ですが、対向車が来たら面倒です

県道から118号線に行く途中の阿賀川の取水口

ちょうど会津鉄道の会津若松行きの列車が走っていきました（進行方向左）

ホテルに戻る途中に鶴ヶ城…確かに葉桜感がありますが、明日は喜多方、鶴ヶ城に行くのは最終日！

16:50　ホテル到着

18:20　ステーキ宮さんで夕食
ホテルから歩いて4・5分　

切り落としサーロインをいただきます

本来の予定はサラダブッフェ、でもランチがお蕎麦からカツ丼へ変更、しょうがない（笑）ので、ミニ海藻サラダだぁ

〆て4200円也