2021/09/25 - 2021/09/25
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新型コロナ感染者も減少傾向で、世間の規制が緩和していく中で、旅に行きたいが仕事の都合でまだ行く機会が見つかりません。
前回の世田谷の週末散歩に引き続き、昨年2021年9月下旬の週末土曜日に神奈川県伊勢原市の大山阿夫利(おおやまあふり)神社と同県秦野市の鶴巻温泉を日帰りで一人旅したことを、旅行記に上げることにしました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9月25日(土)に小田急線登戸駅から快速急行小田原行きに乗車し、大山阿夫利神社の玄関口にあたる伊勢原駅にやって来ました。
駅前に鳥居が立っています。伊勢原駅 駅
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伊勢原駅前のバスターミナルから大山方面に向かう週末・祝日のバスの本数は午前4本/時、午後3本/時と充実しています。
伊勢原駅 駅
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11時5分発の大山ケーブル行きの神奈川中央交通バスに乗車して、約25分程で終点に到着しました。
運賃は大人320円(ICカード利用は315円)です。こま参道 名所・史跡
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山麓の大山ケーブルバス停からケーブルカーの駅の間は『こま参道』と呼ばれていて、長い石段が続きます。
石段を上る前に少し早めに昼食を摂ることにしました。
石段の入口から少し上がったところにある『和仲荘』さんに来店しました。
大山名物の豆腐料理の発祥のお店だそうです。
入口の看板に書かれていた「ご予約なしでも、お一人様からご利用できます」というフレーズに誘われました。和仲荘 グルメ・レストラン
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和仲荘さんは現在は飲食店ですが、かつては大山阿夫利神社の参拝客が泊まった宿坊で、お庭も風情があります。
和仲荘 グルメ・レストラン
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玄関も落ち着いた佇まいです。
和仲荘 グルメ・レストラン
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お店の一番奥のお部屋に通されました。
室内には女将さんのご趣味の海外旅行で撮影された写真が飾られています。和仲荘 グルメ・レストラン
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一番リーズナブルな豆腐料理三品コース税込1,650円と、別料金のご飯・香の物税込220円、計1,870円を注文しました。
最初に出された三品の内の二品、左『山かけどうふ』と右『ごまどうふ』です。和仲荘 グルメ・レストラン
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後から出された『むしどうふ』とご飯、香の物です。
和仲荘 グルメ・レストラン
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デザートの柚子風味の寒天のお菓子です。
ご馳走様でした。和仲荘 グルメ・レストラン
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和仲荘さんで腹ごしらえをしてから、ケーブルカーの山麓駅を目指して石段を上りました。
石段の両脇には、土産物店や飲食店、旅館が建ち並んでいます。こま参道 名所・史跡
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かつての宿坊は和仲荘さんと同様に飲食店や土産物店に業種変更されているところもありますが、今も旅館として営業を続けられているところもあります。
こちらはその内の一軒『旅館あさだ』さんです。
宿坊として『正本坊』と呼ばれていたそうです。旅館あさだ 宿・ホテル
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地元産野菜の無人販売コーナーもありました。
左から落花生・バターナッツかぼちゃ・じゃがいもで、どれも1袋200円でした。
のどかですね。こま参道 名所・史跡
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食堂『西の茶屋』さんの店先です。
西の茶屋 グルメ・レストラン
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豆腐料理のお店『小川家』さんです。
お店の建屋は比較的新しいです。小川家 グルメ・レストラン
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お昼は豆腐料理と猪鍋(ぼたん鍋)が名物の飲食店として営業される『ねぎし旅館』さんです。
店先の佇まいに宿坊の歴史と風格が感じられます。山の宿ねぎし グルメ・レストラン
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こま参道は長いですが、両脇の土産物店をのぞきながら、楽しく石段を上れました。
こま参道 名所・史跡
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大山ケーブル駅近くの旅館『元瀧』さんの敷地には…
こま参道 名所・史跡
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旅館の名前の由来となっている『元滝』があります。
夏は涼しげてすね。こま参道 名所・史跡
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こま参道をぶらぶら歩いて、大山ケーブルカーの起点の大山ケーブル駅に到着しました。
大山ケーブルカー 乗り物
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大山ケーブル駅から終点の阿夫利神社駅までの運賃は大人往復1,120円ですが、GW期間と秋の紅葉シーズンの土日祝日は繁忙期として割増運賃となります。
大山阿夫利神社から見た眺望の写真が飾られていましたが、訪問当日の天気は曇り空でしたので、写真通りの眺めは期待できませんでした。大山ケーブルカー 乗り物
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ケーブルカーは毎時20分間隔で運行されます。
大山ケーブルカー 乗り物
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土曜日昼下がりの上りのケーブルカー車内の混み具合もまずまず。
大山ケーブルカー 乗り物
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約6分程で終点の阿夫利神社駅に着きました。
気温は下界よりはやや涼しめでした。大山ケーブルカー 乗り物
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阿夫利神社駅付近から見た下界の眺めです。
予想通りスッキリとした眺めではありませんでしたが、見えるだけでもよかったです。大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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阿夫利神社駅から大山の中腹にある阿夫利神社下社までは、暫く参道が続きます。
大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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参道の途中からは石段です。
大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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石段の先に鳥居が見えて来ました。
大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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大山阿夫利神社下社の拝殿の前に到着しました。
大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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拝殿に向かって左手にある『獅子山』です。
5頭の大山獅子の石像が載っている岩は富士山の溶岩なのだそうです。大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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まずは、拝殿前でお参りです。
大山阿夫利神社は平安中期に編纂された『延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)』にも記載されている古社で、社伝によると創建は崇神天皇の頃と伝えられています。
主祭神は大山祗大神(おおやまづみのおおかみ)、大雷神(おおいかずちのかみ)、高龗神(たかおかみのかみ)です。大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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今回訪れたのは大山中腹の阿夫利神社下社です。
さらに奥には阿夫利神社本社があります。大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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下社拝殿の左手に大山山頂に行く登山口の門があります。
標高1,252mの大山山頂に阿夫利神社本社の社殿がありますが、ここから先は登山装備で行く必要があります。大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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登山までするつもりはなかったので、下社でお参りをして境内からの眺めを楽しんでから引き返すことにしました。
大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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下社拝殿に向かって鳥居の右手にある『木太刀を担いで大山詣りの像』です。
江戸時代に盛んに行われた『大山詣り』が日本遺産に指定された記念に、2017年4月に立てられたものです。
昔は大きな木製の納太刀を担いで、大山に参詣していたのですね。
江戸時代は旅行にいろいろ制約がありましたが、寺社詣りに対しては幕府は比較的寛容でした。
大山は江戸から比較的近いことから、江戸庶民にとって江の島と共に人気の旅行先となりました。
現代の感覚で言うと、江戸庶民にとって遠距離で関所越えが必要な伊勢詣りや讃岐金刀比羅詣り、信州善光寺詣りが海外旅行なら、関東圏内の大山詣りや江の島詣りは北海道や九州・沖縄などの国内旅行でしょうか。大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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境内の展望台からの眺めです。
霞む空気の向こうに相模湾と湘南の海岸線、左手に江の島らしい島影がうっすらと見えました。大山阿夫利神社 寺・神社・教会
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阿夫利神社を出る前に、阿夫利神社下社境内にあるカフェ『茶寮石尊』さんに来店しました。
茶寮石尊 グルメ・レストラン
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眺望のいいオープンテラスは大変人気で、ご覧の通り来店客でいっぱいでした。
茶寮石尊 グルメ・レストラン
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お店の室内で水まんじゅう税込600円、アイスコーヒー税込580円、計1,180円を頂きました。
茶寮石尊 グルメ・レストラン
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阿夫利神社駅からケーブルカーに乗車して、途中の大山寺駅(ケーブルカーがすれ違うところ)で下車しました。
阿夫利神社に参詣したら、大山寺にもお参りしない訳はありません。大山ケーブルカー 乗り物
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大山寺駅から大山寺まで森の中の狭い参道を歩きます。
大山寺 寺・神社・教会
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途中から石段となります。
大山寺 寺・神社・教会
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大山寺の本堂の前に到着し、お参りさせていただきました。
明治維新の神仏分離令が発令されるまでは山岳信仰として一般的な神仏習合で、大山阿夫利神社と一体だったそうです。大山寺 寺・神社・教会
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本堂の屋根周りの彫刻を撮影しました。
大山寺 寺・神社・教会
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狭い境内には本堂の他に小さなお堂が建っています。
大山寺 寺・神社・教会
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立派な青銅製の灯籠が立っています。
大山寺 寺・神社・教会
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本堂の庇の下で売られていた『かわらけ投げ』
2枚300円で1枚目は厄除、2枚目は願い事を祈念して投げる様です。大山寺 寺・神社・教会
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かわらけ投げは本堂から少し離れた場所で、樹々の間に作られた小さな枠に向かって投げます。
私もやってみましたが、2回ともハズレました。大山寺 寺・神社・教会
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大山寺を後にして大山寺駅に戻り、ケーブルカーに乗車しました。
帰りの便は阿夫利神社の参拝客と一緒で混雑気味でした。大山ケーブルカー 乗り物
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大山ケーブル駅に到着してから、こま参道を通って大山ケーブルバス停まで戻りました。
帰りは来た時の伊勢原駅行きではなく、15時10分発の鶴巻温泉駅行きの神奈川中央交通バスに乗車しました。
鶴巻温泉駅までの運賃は大人320円(ICカード利用は315円)、所要時間は約25分程です。
駅前から歩いて2~3分の場所にある秦野市営の日帰り入浴施設『弘法の里湯』に来店しました。弘法の里湯 温泉
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施設の入口近くにある足湯は、コロナ対策で休止中でした。
弘法の里湯 温泉
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弘法の里湯の入館料は、平日は大人2時間800円、土日祝日は大人2時間1,000円です。
9月下旬の週末土曜日の館内は、比較的混雑していました。
浴室は露天風呂を併設した内風呂で、内風呂と露天風呂で源泉が異なるそうです。
泉質は弱アルカリ性のカルシウム・ナトリウム・塩化物泉で、塩分濃度の高い温泉です。弘法の里湯 温泉
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一風呂浴びたら2階の座敷の休憩室で一休み。
弘法の里湯 温泉
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時間厳守のつもりでしたので利用しませんでしたが、1階には食事処があります。
弘法の里湯 温泉
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フロントの近くには地元産の野菜の直販コーナーがあります。
この後鶴巻温泉駅に向かい、小田急線快速急行新宿行きに乗車して帰宅の途につきました。
初秋の週末の日帰り一人旅、充実した土曜日でした。弘法の里湯 温泉
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