初めて稚内に降り立ち、３０年以上前から乗ってみたかった宗谷本線に乗る

2021/07/23 - 2021/07/24

北海道は出張も含め何度も行ったことがあったけど、北限は旭川。何度も行ったが北限は札幌が多かった。
日本国内の北限を突破し、初めて稚内の地を踏んだ。
行ってみたかったのは、樺太の連絡船が出ていた防波堤ドーム、往時の稚内駅を想像しながら、稚内で一夜を過ごし、翌朝、宗谷本線で旭川に戻った。
念願の宗谷本線、思ったより勾配がある。ここを昔むかし、C55が走っていたんだろうとか、想像しながらのキハ54系での旅であった。

エリア 稚内(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: ANAグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

千歳空港、稚内行きの飛行機はボンバルディア。こういう小さい飛行機はバスでの乗車になる。

道内の路線用なのか、同機種が多数とまっている。

この飛行機も軽いので、上に上がるのが早い

十勝岳か？北海道を稚内に向けて北上する。

まもなく稚内空港、会場を大きく右旋回しながら高度を下げ、稚内空港に着陸した。

空港から稚内駅まではバスで向かう。３人しか乗っていなかった。北の果てのバス路線、経営も厳しいと思う。

稚内港北防波堤ドーム
樺太への連絡船が出ていた当時を想像していた。

連絡船でにぎわっていたころから、宗谷本線の主力はｃ５５だった。

昭和１２年に製造され、３０年近く活躍した。

ここから連絡船が発着していた。

今は新しい駅舎になっており、貨物列車が往来していた感じはしない。

そのむかし、ここから右奥の稚内港北防波堤ドームにむかって、線路が伸びていた。

引き込み線の名残

この、クラウンプラザに泊まった。

晩御飯、いくら丼はうまかった。

夢広場 グルメ・レストラン

この路線もいつまで残るのか、気になるところ。

このキハ５４系で名寄までむかったが、結局この気動車が名寄発旭川行きの快速列車になった。

南稚内を出て、抜海えきにむかって丘陵地帯を曲がりくねりながら登ってゆく。

蒸気機関車当時からの駅舎が残っている。

さらに進んでゆく

北海道らしい風景

豊富駅

南幌延駅に向けて減速しているところ。

糠南駅に近づくあたり、天塩川に接して走る。

国鉄の廃車になった緩急車を改造した駅待合室。間寒別駅。
いかにも、冬は寒そうな感じ。

音威子府駅に到着した。

音威子府そばが食べたかったが、店主が少し前にお亡くなりになった。

音威子府駅

むかし、ここから天北線が分かれていた。駅員だけでも何人もいたらしいが、広井駅構内から当時をしのぶことができる。

ここは、ロシアが稚内から上陸して本土に攻め込んできたとき、待ち伏せしてはじき返すことを想定してたそうだ。

小さな初野駅、こういう駅がどんどん廃止されていく。

美深駅で、交換。

ここからも昔は廃止になったローカル線が、分岐していた

稚内から場した時も、あさ６時前なので、駅員がまだ出勤していなかった。

名寄駅

名寄駅で特急とすれ違う

この新しい燃費がいい気動車に置き換えられてゆくのだろう。

鹿が線路に飛び出してきた。名寄から旭川に向かっている最中だったが、こんなとろでも鹿が飛び出してきてびっくりする。

小さな天塩川温泉駅に止まる。

あっという間に通り過ぎてゆく。駅をはなれてゆく。

名寄駅

旭川に到着した。
運送業界も人手不足なので、この立派な路線区を活用する方法を考えた方がいいと思う。雪深い地域だし、とくに冬は除雪だけしてしまえば、安全に往来できる。
このまま、コストだけで廃止するのはもったいない。地域全体で考えるべき。

千歳空港の立ち食い寿司。
高いが、行くとつい食べてしまう。