2021/09/12 - 2021/09/16
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とらさん
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紅葉前の北穂高岳に登ってきました。
体力がないのに、北アルプスに登りたい。
北穂高岳登山なら、普通は二泊三日で行くところを、四泊五日という、超スローで贅沢な山旅を計画しました。
山屋御用達の”ヤマレコ”には決してアップすることが出来ない、観光と登山を兼ねたゆっくり山旅の記録です。
事前に、体力強化の為の自主トレも十分にしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7時ちょうどの新宿発松本行きのあずさ1号に乗る。
ジパング倶楽部に入っているので、JRのチケットが三割引きで購入出来るのはありがたい。 -
9時38分、松本着。
駅を出て、右前方、バスターミナルのあるアルピコビルへ。
10時15分の上高地行きのバスに乗る。松本駅 駅
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山旅1日目。
河童橋から徳沢園まで、のんびりと川沿いを6キロのハイキング。上高地ハイキング 自然・景勝地
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11時50分、スタート地点の上高地に到着。
ああ、また、上高地に戻ってきた、と思う。
登山や観光で、何度も訪れているが、上高地は、いつ来ても、素晴らしい。
一人旅なら、五千尺キッチンの窓に向かった席で、穂高連峰と河童橋を眺めながら、まったりとするのもお薦め。五千尺キッチン グルメ・レストラン
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お馴染みの河童橋
河童橋 名所・史跡
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最短距離の登山ルートを左に外れ、梓川沿いの小道を小梨平キャンプ場のほうに歩く。
上高地梓川の清流 自然・景勝地
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小梨平のキャンプ場。
ここは、穂高連峰に登る人のベースキャンプでもあるが、山には登らずキャンプだけの目的で、何度かテントを張っている。
体力のないシニア山女なので、テントを担いで山に登ることはできないが、ここまでなら、何とかOK。
食器や鍋やチェアなどアウトドア用品は借りることができる。
売店に行けば、食材はなんでも揃う。
お風呂もある。
山のテントと寝袋を詰め込んだザックを担いで、バスターミナルから20分だけ歩けば、日本一美しい風景の中で、楽してキャンプができる。
いつか、ここで、流行りの”ソロ”キャンプを経験してみたい。森のリゾート小梨 宿・ホテル
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キャンプ場のお気に入りの場所からの眺め。
テントは、この景色が見える川に近いサイトに張るのが、お薦め。
川岸にチェアを並べ、穂高連峰を眺めながら、朝、コーヒーを飲むのは至福のひととき。小梨平 自然・景勝地
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小梨平キャンプ場のキャビン。
ここに泊まったこともあるが、キッチンもあってなかなかいい。
お手軽な上高地アウトドアライフを味わえる。 -
一時間歩いて、明神館前。
観光だと、この辺りまで歩く人が多い。上高地 明神館 宿・ホテル
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明神岳を見ながら、一休み。
明神館の前の道を、明神岳の方向に歩いて行くと明神池がある。
時間があったら、是非、明神池へ寄って、穂高神社 上高地明神池 奥宮 寺・神社・教会
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帰りに、嘉門次小屋で、
嘉門次小屋 グルメ・レストラン
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清流を見ながら、鮎の炭火焼きを食べるのが、お薦め。
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再び、北アルプスの山々を見ながら、梓川沿いの気持ちのいい散歩。
徳沢まで、1時間。上高地梓川の清流 自然・景勝地
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徳沢園に到着。
氷壁の宿 徳澤園 宿・ホテル
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井上靖の氷壁を読んで以来、ずっと憧れの山小屋だったが、いつも素通りしていた。
理由は、あと1時間歩いて横尾に泊まったほうが、翌日の行程が楽になるということ。
もう一つの理由は、なかなか予約が取れないし、個室は前金が必要と聞いて、面倒臭いなと思っていたこと。
今年の夏、初めて、山小屋風の相部屋を予約した。
思ったより簡単に予約できた。
相部屋は前金不要。
で、今回も相部屋を予約した。
コロナのせいで、客が少ないと、名物女将が嘆いていた。
帰りに泊まる予定の日は、和室が空いているからどうですかと言われたので、即受諾。
景色のいい部屋をリクエストした。
コロナのおかげで、結構ラッキー。氷壁の宿 徳澤園 宿・ホテル
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今晩泊まるのは、こんなところ。
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部屋の内部。
前回泊まった時、窓のない部屋に案内されて、閉塞感があったので、今回は、予約時に、窓のある部屋をリクエストした。 -
大浴場の入口。
温泉ではないが白濁湯で、窓から山が見えて、癒される。 -
売店もおしゃれ。
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前穂高岳。
徳沢キャンプ場 キャンプ場
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徳沢の傍を流れる小川の、水の色の何とも言えない美しさ。
徳沢 自然・景勝地
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徳沢園の夕食は特別に美味しい。
宿の女将の食材に対するこだわりが、一品一品に行き届いている。
一泊めの客に出す、信州牛のステーキが絶品。
食後のヨーグルトのデザートも美味しい。 -
山旅二日目。
徳沢から、涸沢カールまでの、約9キロのトレッキング。
775メートルの標高差となっているが、ダラダラと登るので、低山ハイクをやったことのある人なら、問題なく登れる。 -
徳沢園の朝ごはん。
涸沢に向けて出発。 -
徳沢は、上高地から6.4キロ、横尾まで3.9キロ。
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穂高連峰を見ながら、梓川をさらに登っていく。
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横尾に到着。
スニーカーの観光客は、まずはここまで。横尾キャンプ場 キャンプ場
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こちらは、奥穂高岳、北穂高岳等、穂高連峰に登る登山客のベース基地となる涸沢カールへの入口。
ここからは、登山の装備があった方がいい。
槍が岳方面は、橋を渡らず、川沿いをそのまま上流に登る。横尾大橋 名所・史跡
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時々、ロッククライマーが岩壁に貼り付いている屏風の頭。
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お休みどころの本谷橋。
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涸沢到着。
まずは、カールが見渡せる涸沢ヒュッテのテラスで、ビールを一杯。
名物のおでんも。
明日登る北穂高岳を望む。涸沢ヒュッテ 宿・ホテル
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結構、風がある。
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いつも、涸沢ヒュッテ泊まりだが、今回は、涸沢小屋に泊まることにする。
涸沢小屋 宿・ホテル
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涸沢小屋のデッキにすわり、涸沢小屋のマークが入ったマグカップでコーヒーを飲みながら、前穂高の山並みを眺める。
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涸沢小屋からみた涸沢ヒュッテ。
コロナ禍なのでテントが少ない。
15年くらい前、まだ山女になる前に、観光客気分で、相方と有名な涸沢カールの紅葉を見に来た。
涸沢ヒュッテに泊まったが、ひとつの布団に三人で寝ろという。
足と頭の方向を互い違いにすれば、三人がひとつの布団に横になれるいう。
知らないの人の足を見ながら眠る? 眠れるわけがない。
紅葉の季節のヒュッテには懲りたので、次回は、山友たちに呼びかけて、ソロテントを担いで涸沢で憧れのテン泊した。
夜になると、カールいっぱいに広がったカラフルなテントに明かりが灯り、美しかった。
翌日、奥穂高岳に登った。
あの時、奥穂高岳のてっぺんから見た、岩だらけの穂高連峰の神々しい美しさは忘れられない。
昨年も、涸沢の紅葉を見にきた。
ヒュッテは例年、予約不要で、来る人全てを受け入れることになっているが、昨年はコロナ禍だったので、例外的に予約制。
割り当てられたのは、カーテンで仕切られた五人分の区画だったが、二人だけで独占。
紅葉の時期に、こんなに優雅に涸沢ヒュッテに泊まれるとは、コロナ禍ならでは。涸沢キャンプ場 キャンプ場
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夜の涸沢カール。
テントが沢山張られていると、色とりどりの灯りで美しいのだが。涸沢キャンプ場 キャンプ場
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2021年7月14日から8月30日迄で、北アルプスのこの辺りで、すでに4名の方が山岳遭難で亡くなっている、という看板。
一年間に北アルプスで約30名の方が亡くなり、その内の3分の2の約20名がこの槍•穂高のエリアで亡くなっている。
ちょっとした油断が、命取りになるエリア。 -
山旅三日め。
涸沢から北穂高岳へ、標高差800メートル、2キロの上り。
ここからは、岩稜帯の多い、いわゆる、北アルプス登山。 -
涸沢ヒュッテで、二泊三日組の二人と9時に合流。
あちらは、朝早く起きて、横尾から三時間山道を登ってきているが、こちらは、ゆっくり起きて体力を温存している。
さあ、出発。涸沢ヒュッテ 宿・ホテル
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涸沢小屋を出ると、いきなり急登。
トレッキングポールを両手に持って、ゆっくり登る。 -
クロユリスラブ。
今回初の岩稜帯。
斜めに横切る感じ。 -
次の岩稜帯
鎖があるし、足掛かりもあるので、恐いということはない。 -
よじ登る。
カールの底に、涸沢ヒュッテが小さく見える。 -
奥穂高岳の方向。
奥穂高岳への登山ルートであるザイテングラートが見える。
ザイテングラートは、実際登っていても、どのあたりが危ないのかよく分からないが、滑落事故が多いところ。 -
この山が北穂高岳かと思ったが、そうではなかった。
この辺りまで来ると、紅葉が始まっている。 -
北穂分岐の標識。
頂上まで、あと200メートル。
左は、涸沢岳、奥穂高岳方面。 -
そして、ついに、
北穂高岳、3106メートル。
着いたぞー。
天気はイマイチで、風も強いが、槍が岳および北アルプスの山々が綺麗に見える。
北穂高岳山荘は、頂上の真下にある。
右側に、小屋の赤い屋根が、少しだけ見えている。 -
北穂高小屋の前から、槍ヶ岳を望む。
最高の景色。
夢のよう。
この景色が見たくて、努力して、苦労して、登ってきた。 -
ビールを飲みたかったが、体が冷えていたので、とりあえず、コーヒー。
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やっぱりビールでしょう、ということで、二杯目はビール。
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山小屋の部屋の窓からの景色。
コロナ禍だからなのか、人が少ない。
この窓のある広い部屋を四人で独占する。
何という贅沢。 -
空は、どんどん暗くなる。
-
夕焼けに槍ヶ岳のシルエット。
美しすぎる。 -
日本で一番標高の高いところにたっている山小屋。
ずっと、ずっと泊まりたいと思っていた。
そして、今日夢が叶った。 -
北穂高岳小屋の夕飯。
山の上の飯なのに、丁寧に作られていて、作った人の愛情が感じられる。
美味しい。 -
山旅、四日め。
北穂高岳から徳沢まで、標高差1600メートルを11キロ下る。
下りは、滑落しないように気を引き締めて下りなければ。 -
北穂高岳小屋のお弁当を、日の出前に、食堂で食べる。
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日が昇る前に、急いで小屋を出て、朝日を待つ。
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北穂高岳と槍ヶ岳を結ぶ大キレットに朝日が当たっている。
山友シニア三人組は、この夏、この大キレットを縦走した。
命知らずな山屋達だ。 -
下山する前に、北穂高岳の標識を担いで一枚。
やっと来たぞ、憧れの北穂。
そして、さよなら。 -
いい天気。
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真ん中のコル(鞍部)の上にちょこっと見えるのが、赤い屋根の奥穂岳山荘。
30年前、登山経験ゼロなのに、チノパンにポロシャツのような軽装で、女友達と奥穂岳山荘まで登った。
レインウェアくらいは所持していたと思うが、今思えば無謀。
若かったなあと思う。穂高岳 自然・景勝地
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岩稜帯を慎重に下りていく。
神経を使うからか、下りのほうが、より疲れる。 -
涸沢ヒュッテが見えてきた。
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トリカブト
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涸沢小屋到着。
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涸沢小屋の今年の夏、最後のパフェ。
あと二つ分しか材料が残っていないと言われたので、食べたかった三人で二つのパフェを分けあった。
マムートのジョッキーが可愛い。
他の二人は、夕方までに上高地に戻り、バスに乗る予定なので、急いで下山しなければならない。
こちらは、ゆっくり下山したいので、ここでお別れ。 -
涸沢から徳沢までは、3時間半くらいの標準タイムだが、どういうわけか、5時間弱もかかってしまった。
ゆっくり歩きすぎたからなのか、休憩をとりすぎたからなのか、よく覚えていない。
一人だと、歩くペースが極端に遅くなるようだ。
徳沢園の和室。
ゆっくりしよう。 -
部屋のテラスからの景色。
横尾方面から歩いてくる登山客をしばらく眺める。
皆さま、お疲れ様。 -
泊まったのは、三日前だったが、連泊扱いになるらしく、行きに泊まった時の夕飯とは違うメニューだった。
-
メインディッシュを食べ終わったタイミングで、おそばと夏みかんのジュレが出てきた。
本当は、もう一度、信州牛のステーキが食べたかった。 -
山旅五日目。
徳沢から上高地まで6キロのハイキング。 -
部屋から見た朝の前穂高岳。
寝過ごしてしまって、モルゲンロート(朝焼け)には間に合わなかった。 -
徳沢園の朝食。
いつもながら、美味しい。 -
帰り支度を済ませ、チェックアウト。
サービス券を貰ったので、テラスで朝のコーヒー。 -
サラシナショウマ
-
上高地に戻ってきた。
前方に見えるのは焼岳。
四泊五日のゆっくり北アルプス山旅を終える。
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