暑さ寒さも彼岸まで。そして、新型コロナまん延防止等重点措置も３月２１日彼岸の中日をもって全国的に解除されました。<br />最近、公私ともに色々あってストレスが溜まっていた晴れおじさん、満を持して会津磐梯山のリゾートに出かけて来ました。

晴れおじさん「春のお彼岸に会津」に行く

60いいね！

2022/03/24 - 2022/03/25

42位(同エリア384件中)

エリア

猪苗代(福島)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 4.5

グルメ: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 自家用車

旅行の手配内容: 個別手配

自宅から会津に向かう途中、米沢市の「東光の酒蔵」に立ち寄り。
この酒蔵は、見学が有料。お金を出してまで見るまでもないと、これまで入ったことがなかったけれど、「じゃらん」のポイントが溜まったので、全額ポイント払いで見学することにしました。
慶長２年(１５９７年)創業の米沢藩上杉家御用酒屋とあって、実に重厚な造り。
火時計の一種「香時計」。こんな時計があったとは………。
仕込み樽。
「しぼり」の道具。
上杉鷹山公の資料室。
上杉鷹山公の直筆。(複製)
「なせばなる　なさねばならぬ何事も　ならぬは人のなさぬ成りけり」
額が傾いているのは、先日の地震の名残りかな？
売店
試飲コーナー

日本酒４種と吟醸梅酒を妻が試飲して、ここでしか買えないという「献上酒」と「吟醸梅酒」を購入。
このほか、「じゃらんパック」のお土産に、300mlの純米吟醸酒が一人１本付いていました。一人８００円の元は取れたかな？
会津に向けて国道１２１号線を南進。
13時を少し過ぎたころ、喜多方ラーメンの人気店「ばんない」に到着。
行列がないと思ったら、
定休日でした。
グーグルマップで検索して、近くの「麺や玄」へ。
アゴ出汁のスープと巻きチャーシューが自慢だとのこと。
なので、晴れおじさんは「ちゃーしゅー麺」、
妻は「みそらー麺」を注文。
ともに、スープを飲み干したくなる納得の味。やっぱり喜多方ラーメンは旨い！
いざ、妻あこがれの「星野リゾート」へ。
冠雪した会津磐梯山に陽光が当たって、「絶景かな。絶景かな。」

「もうすぐ春ですねえ。ちょっと気取って見ませんか？」(古過ぎ！)
１４時４０分、星野リゾート「磐梯山温泉ホテル」に到着。

ロビー
館内は、赤べこがいっぱい。
日本酒バー
チェックイン時刻まで、薬草茶コーナーでお茶作りを体験。
薬研ですり潰して、
煎ずること３分。
左は、ハトムギと柿の葉。右は、それに赤シソを加えて見ました。
赤シソを加えた方が色も味も一段上かな？
後味すっきりで、デトックス効果がありそう。
窓から、ゲレンデでスキーを楽しむ親子連れの姿が眺められます。
16時にチェックイン。
部屋は３階のツイン。シンプルな内装で豪華さはなし。
星野リゾートといっても、一泊一人２万円未満のホテルなので、こんなもんでしょう。
さっそく、地下大浴場でひと風呂浴びるとしましょう。
温泉は無色透明で特徴がないけれど、肌当たりが柔らかいので気に入りました。

※写真は公式HPから借用

18時からビュッフェの夕食。
品数豊富でメニューも月並みでなく、満足度はかなり高い。
同上
19時半からロビーで日本酒講座があるというので参加。
福島県は全国で４番目に酒蔵が多いとのこと。会津地方だけで３０の酒蔵があるというから凄い。
日本酒は、香りと味で四つのタイプに分けられるんだそうで、
卵焼きの味付けの好みや、おやつの好みで、自分好みの酒がどのタイプの酒がわかるとのこと。
参加者が挙手で好みを申告した結果、晴れおじさんの好みの酒は、真ん中の「一生青春」ということになりました。
日本酒バーで１合買って、部屋で試飲。なるほど、私の口に合うかも。
20時半から、ロビーで「会津磐梯山」の生唄生演奏。
火木土のみ開催ということで、ラッキーでした。
「会津磐梯山」の歌詞は１６０もあるんだとか。全部唄える人は、果たしているのかな？

唄と演奏のテンポが段々速くなって、会場が熱気に包まれました。
「会津磐梯山はたかーらーのぉやーまーよー」(中略)「あー、もっともだぁ。もっともだ。」
翌朝。本日も晴天。
昨夜でストレスが解消したようで、体調良し。朝飯も旨い！
特に、この饅頭の天ぷらは、七味唐辛子との相性が抜群。お代わりしました。
チェックアウトは１３時なので、時間はあり余るほどあります。

晴れおじさんは朝風呂、妻は温水プールに浸かった後、絵付けを体験.
私は「赤べこ」1,500円、妻は「起き上がり小法師」750円。
ちなみに、赤べこの横っ腹に書いた「誠」は、新選組の旗印です。
青空をバックにした会津磐梯山を眺めながら、猪苗代方面へ。
野口英世記念館を再訪。
前回は、かれこれ25年も前なので、リニューアルされた建物は新鮮。
裏口を出たところに野口英世の生家が保存されています。
囲炉裏のある居間。ここで野口英世は左手に火傷を負ったわけですね。
奥の和室。床柱に医者になる決意を刻む姿が再現されています。

英世の自筆を刻んだ石碑。
館内に戻ると、英世の精巧なロボットが自らの研究生活をまばたきしながら解説。最近のロボット技術は凄い。
もし野口英世が生きていたら、今の新型コロナウイルス感染症にについて、どんなコメントをするのでしょうね。
近くのラーメン館で遅めの昼食。
昨日とは違う店の喜多方ラーメンを味わってみましょう。
昭和のまんまの、ナルトが載ったシンプルな醤油ラーメン。
でも、これが旨い。作れそうでなかなか作れないラーメンなのかも。
４階に無料の展望台があるというので、上って見ました。
猪苗代湖。
そして、会津磐梯山。
あー、清々しい。晴れて良かった！
帰宅して、「東光の酒蔵」でお土産にもらった純米吟醸酒で妻と直会。
晴れ男と晴れ女のお彼岸の旅は、これにて終了。
では、また。

完

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この旅行記へのコメント（2）

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masamimさん 2022/03/27 12:45:22

晴れ男と晴れ女の会津旅、楽しませてもらいました。

アジア好きの晴れおじさんさんこんにちは！ masamimです。

春が訪れて、すっかり旅行シーズンに入りましたね。
奥様との水入らずの会津旅、うらやましかったです。

しかし雪国に行っても晴れおじさんですね。
冠雪の磐梯山が美しかったです。

星野リゾート「磐梯山温泉ホテル」いいなぁ・・
料理がすばらしく美味しそうでした。
ロビーで行われた日本酒講座楽しそうですね。

>卵焼きの味付けの好みや、おやつの好みで、
>自分好みの酒がどのタイプの酒がわかるとのこと。

そうなんだぁ・・
福島もいい酒がありそうですね。

私はアルコールは大好きですが、酒の味とかには疎いんです。
あんまりいいお酒は私にはもったいないから適当なのでいいなぁ・・

翌日もやっぱり天気が良くて、足を延ばした猪苗代で野口英世記念館の見学後にお昼はラーメン館。
再度の喜多方ラーメンですね。

実は、喜多方ラーメンには思い入れあります。
私の勤め先の裏に坂内食堂が進出してきて、何度か食べに行きました。
小ライスがサービスで付くので、ご飯に載せたチャーシューに醤油とお酢をちょっとかけて食べてました。
ラーメンの味の方は覚えてませんが、このチャーシュー丼が美味しかったのは忘れないです＾＾
そのしばらく後に私は転勤になって残念でした。
もっと食べたかったなぁ・・

>ナルトが載ったシンプルな醤油ラーメン。
>でも、これが旨い。作れそうでなかなか作れないラーメンなのかも

久しぶりに食べてみようかな。

アジア好きの晴れおじさんさんからの返信 2022/03/27 17:07:32

Re: 晴れ男と晴れ女の会津旅、楽しませてもらいました。

masamimさん、長文の丁寧なコメント、誠にありがとうございます。

今回は、久々の県外旅行で、天気にも恵まれて幸運でした。
やっぱり旅行は、ストレス解消と元気回復に最適な手段のように思います。

そして、飲食。「旅の良し悪しは食事の良し悪し」といってもよいほど、食事は旅の重要な要素。なので、旅先の飲食店については、事前のリサーチを怠らないように心掛けていますが、反面、旅先で未知の食べ物や飲み物を偶然見つけるのも楽しいですね。今回の饅頭の天ぷらのように。

アジア好きとトラベラーネームに付けていながら、次回のアジア旅行の目処が全く立たない中、masamimさんの海外ダイビングなどの旅行記を読ませていただき、慰めにしています。

今後ともよろしくお願いいたします。

アジア好きの晴れおじさんより

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