2021/09/28 - 2021/09/29
33位(同エリア558件中)
かっちんさん
標高1,900mの栂池自然園入口にある雲上の宿「栂池ヒュッテ」に泊まり、翌朝早起きして山肌が赤く染まる「モルゲンロート」を眺めます。
「モルゲンロート」とは、早朝の昇り始めた太陽の光に照らされて山肌が赤く染まる現象のことを示す登山用語です。
語源はドイツ語で「モルゲン(Morgen)」は「朝」、「ロート(rot)」は「赤い」という意味。
朝日に照らされた幻想的な山の頂は、早起きした人だけが観賞できる特権です。
清々しい朝の自然園を歩くと、湿原は草紅葉に変わり、周りの山はダケカンバやナナカマド、ミネカエデなどが色づき秋の紅葉を楽しめます。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・つがいけロープウェイのHP
・栂池ヒュッテのHPとパンフレット
・栂池山荘の説明資料
・小谷村観光連盟「栂池自然園」
・ウェザーニュース「モルゲンロートが出現 山頂から見る紅に染まる北アルプス」
・TEPCO「尾瀬の動植物 湿原」:イワショウブ
・たびネット信州「山の花だより(栂池自然園)」:イワイチョウ
・アンテナ白馬「【2021年 栂池自然園】今年は紅葉の当たり年?10月3日のトレッキングレポート」:草紅葉クロマメノキ
・sanyasou.com 四季の山野草「ミヤマトリカブト 栂池自然園」
・Tam's素人植物図鑑「クロツリバナ」
・安曇野北安曇野からの花とペンションのお便り(トミさん)「自然園の花 ユキザサの実」、2011年9月
・自然観察日記、植物花など「栂池自然園にて:オオバタケシマラン、ヤマトユキザサ、ヒロハユキザサ、キヌガサソウ等」、2020年8月10日
・高山植物図鑑、登山道の花「ミドリユキザサ」
・ウィキペディア「イワイチョウ」「クロマメノキ」
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今晩の宿「栂池ヒュッテ」
標高1,900mの栂池自然園入口にある雲上の宿「栂池ヒュッテ」に泊まります。
今日の昼間は栂池自然園の紅葉散策を楽しみ、二つの旅行記にして紹介しました。
『錦秋の栂池自然園散策2021~色鮮やかに染まる木々、草紅葉、秋の花と実~(長野)』
https://4travel.jp/travelogue/11739814
『栂池自然園ぐるり一周2021秋~美しい彩りの紅葉と絶景眺望~(長野)』
https://4travel.jp/travelogue/11740767 -
夕食の御品書き(栂池ヒュッテ)
弱アルカリ性の「みずばしょうの湯」で疲れをとり、いよいよ夕食です。 -
肉・魚・野菜が勢揃い(夕食)
明日は早起きして朝日とモルゲンロートを観賞するので楽しみです。 -
日の出前の幻想的な色に染まる東側の空
現在の時刻は5:36。
小谷村の日の出は5:41。山に囲まれているので実際にはもう少し遅く太陽が昇ります。 -
イチオシ
山肌が赤く染まる「白馬岳」(栂池自然園)
栂池自然園のミズバショウ湿原から、西側に聳える白馬三山が赤く染まる「モルゲンロート」を待ちます。
「白馬岳(しろうまだけ)」は白馬三山のひとつ、朝日の昇る前に山肌が赤くなってきました。
一緒に見ている人たちが思い思いに感動の歓声をあげます。 -
刻々と変化する空と山肌の色
杓子岳(しゃくしだけ)が白馬岳の左側に見えます。 -
赤く染まる「白馬鑓ヶ岳と杓子岳」
双子のように見える山は、左が白馬鑓ヶ岳(はくばやりがたけ)、右が杓子岳。 -
少し明るくなってきた「白馬岳」
赤く染まってから3分後の山肌。 -
陽当たりが徐々に右側へ移っていきます。
左から白馬三山(白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)、一番右が小蓮華山(これんげさん)。 -
イチオシ
赤く染まる「小蓮華山」
-
陽当たりが「白馬乗鞍岳」に広がります
小蓮華山の右側は「白馬乗鞍岳」。 -
赤く染まりだした「白馬乗鞍岳」
-
「モルゲンロート」はそろそろ終わり
白馬三山が赤く染まってから10分弱の貴重な「モルゲンロートショー」でした。 -
樹木のシルエット
東側の空が明るくなっています。 -
現在の朝日は雲の中へ
運よくモルゲンロートが見えました。 -
自然園の朝散歩
まだ6時過ぎ、7:00からの朝食まで1時間ほど湿原内を散策します。 -
「栂池自然園ガイドマップ」(小谷村観光連盟のパンフレット引用)
自然園の入口から「みずばしょう湿原」と「ワタスゲ湿原」まで行き、往復します。 -
険しい「白馬鑓ヶ岳と杓子岳」(朝散歩)
ミズバショウ湿原の木道を歩いています。 -
木道を歩く「ザトウムシ」(ミズバショウ湿原)
足が長く、クモみたいに見えます。 -
秋色になった湿原(ミズバショウ湿原)
赤屋根の建物は栂池ヒュッテ記念館。 -
イチオシ
紅葉の木道(ミズバショウ湿原)
-
濃いチェリー色の実(ミズバショウ湿原)
夏に咲く「イワショウブ」の白い花からピンクの実が育ち始め、今ではふっくらと大きな濃いチェリー色の実になっています。 -
風穴を通り、次の湿原は「ワタスゲ湿原」
草紅葉が奇麗に色づいています。 -
黄色い葉「イワイチョウ」(ワタスゲ湿原)
緑の葉は秋になると黄葉します。
名前の由来は葉の形がイチョウの葉に似ていることから。 -
水面から顔を出す「イワイチョウ」(ワタスゲ湿原)
葉は厚い腎臓形で葉柄があり、縁が鋸歯状。 -
紅葉する自然園のバックは「白馬岳」(ワタスゲ湿原)
-
草紅葉の中で赤く見えるのは「クロマメノキ」(ワタスゲ湿原)
ツツジ科の落葉低木で、樹高がわずか数十センチ。 -
イチオシ
草紅葉と樹木の紅葉(ワタスゲ湿原)
朝食の時間が決まってるので、ここから引き返します。 -
湿原を通るジグザグの木道(ミズバショウ湿原)
木道の脇に立つのはコバイケイソウの実。 -
池塘のある湿原(ミズバショウ湿原)
-
「旧栂池ヒュッテ」(ミズバショウ湿原)
現在は栂池ヒュッテ記念館。 -
朝食メニュー(栂池ヒュッテ)
朝散歩でお腹がすいてます。 -
和食膳(朝食)
美味しくいただきました。 -
さるなしソフトクリーム(栂池山荘)
小谷村で採れる「さるなし」を使ったソフトクリームは甘酸っぱい味。
お隣の栂池山荘売店にあります。(300円)
「さるなし」は、マタタビの仲間で寒冷な山間地概ね600m以上の山岳地帯に自生しています。
果実はキウイフルーツを無毛にして小さくしたような感じ。
猿や熊は「さるなし」が大好き。猿が我を忘れて食べることから「さるなし」と名付けられたと言われています。 -
赤く染まる「ナナカマド」
時刻は8:00過ぎ。
気持ちいい朝なので、2回目の湿原散策に出かけます。 -
「白馬鑓ヶ岳と杓子岳」(ミズバショウ湿原)
標高2,900m前後の山々。 -
青色の「ミヤマトリカブト」(ミズバショウ湿原)
花柄に屈毛(くつもう、先が曲がった毛)があるので「ミヤマトリカブト」。 -
枝からぶら下がる赤い翼「クロツリバナ」(ミズバショウ湿原)
果実は直径1-1.2cmのほぼ球形のさく果で、3個の鎌状の翼があり、3角形状になります。 -
イチオシ
紅葉の栂池自然園を歩くハイカー(ワタスゲ湿原)
雲の間から、白馬鑓ヶ岳・杓子岳と白馬岳が顔を出しています。 -
白馬岳・小蓮華山も見えます(ワタスゲ湿原)
-
イチオシ
秋を満喫する女性ハイカー(ワタスゲ湿原)
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高層湿原の草紅葉(ワタスゲ湿原)
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草紅葉を観賞できる散策路(ワタスゲ湿原)
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「ダケカンバ」の黄葉(ワタスゲ湿原)
真っ白な幹と曲がりくねった枝と共に素晴らしい黄葉です。 -
イチオシ
美しい彩りの紅葉(ワタスゲ湿原)
湿原の周りを美しい彩りが囲んでいます。 -
おもしろい形の赤い実「ミドリユキザサ」(ワタスゲ湿原)
緑色の軸で茎に陵がないことから「ミドリユキザサ」。 -
橙色に染まる「ミネカエデ」(ワタスゲ湿原)
-
アウトドアチェアを背負うハイカー(ミズバショウ湿原)
景色のいい眺めのところで椅子に座り、至福の時間を過ごせますね。 -
栂池ロープウェイ
栂池自然園を後にし、山を下りています。
このあたりは霧の中です。 -
特急長野行きバス(栂池高原)
栂池高原に下り、帰りはJR大糸線の白馬駅へ出ます。 -
小谷村の棚田風景(バス車窓)
-
話せる「指定席券売機」(白馬駅)
白馬駅のみどりの窓口はなくなり、指定席券売機に置き換えられていました。
コールセンターのオペレーターと話ながら、松本からの特急あずさの指定券を購入します。 -
お昼は蕎麦処「双葉」(白馬)
駅に近いお蕎麦屋さんです。 -
生そば(双葉)
白馬の名水を使い、「外ニ」で打ったしっかりとしたコシの強い蕎麦と濃いめの甘辛つゆが自慢の店。
「外ニ」とは、10のそば粉に対して、2の小麦粉を加えます。
よく聞く「二八」は、8のそば粉と2の小麦粉を加えます。
まず、「煎り塩」を箸先に少しつけて蕎麦本来の味を楽しみます。
創業明治38年の安曇野(有明)の老舗蕎麦処「双葉」の支店のようです。 -
ぶっかけそば(双葉)
すずしろ、茗荷、大葉ののった清涼感ある冷かけそば。
どちらの蕎麦もコシがあり美味です。 -
古民家(白馬駅近く)
個人の家のようで、奥には蔵があります。 -
松本行き普通電車(白馬駅)
これから大糸線に乗り、松本へ向かいます。 -
大糸線沿線から見た北アルプスの展望(車内の案内)
大糸線の車窓からは北アルプスの山々が眺められます。 -
北アルプスの展望(車内の案内)
今日は山に雲がかかっています。
晴れていれば、このような景色が眺められます。 -
稲刈りの風景(特急あずさの車窓)
松本から特急あずさに乗り、中央本線青柳付近を通過。 -
三角形に立てた「稲わら」(特急あずさの車窓)
ここは「すずらんの里」付近。
稲を刈り取り脱穀した後の「稲わら」を干しています。
山肌が赤く染まるモルゲンロートは10分間ほどで短く、自然が繰り広げる絶景に感動しました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- masamimさん 2022/03/25 22:50:17
- モルゲンロード素晴らしいですよね・・
- かっちんさん、こんにちは! masamimです。
栂池の旅行記拝見しました。
モルゲンロード素晴らしいですよね・・
頂上付近の山小屋で早起きして眺める朝焼けはすごい迫力ですもんね。
しだいに眼前の雄大な稜線が赤く染まっていく時の、
あのすがすがしい気分は何物にも代えがたい。
こみ上げるように湧いてくる、
・感動
・達成感
・充実感
なんか、ちょっと自分を褒めたい気分^^
私はもう行くのは無理になってしまいましたが、若い時に経験しておいてよかったです。
やっぱり登山は絶対に行っておくもんですよね。
- かっちんさん からの返信 2022/03/26 09:42:45
- RE: モルゲンロード素晴らしいですよね・・
- masamimさん こんにちは。
素晴らしいモルゲンロートでした。
> こみ上げるように湧いてくる、
> ・感動
> ・達成感
> ・充実感
まさにその通り。
自然の偉大さに感動しました。
かっちん
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