青々と輝く宮古ブルーの海を巡る in 宮古島★2022　01　1日目【名古屋⇒宮古島＆伊良部島】

2022/03/04 - 2022/03/06

2022年最初の飛行機旅は沖縄へ。
沖縄本島は遊びに行ったことがあるけど宮古島は初めてで、セントレアからの直行便もあるし…とサクサク計画が進んだ。
宮古空港の外に出るとムワッとした蒸し暑さが身体を包み込み、早速南国の洗礼を受ける。
予約していたレンタカーで最初に向かったのは伊良部島、伊良部大橋を通過するときに車窓から見える海の青さに心ときめいた。
牧山展望台から伊良部大橋のゆるやかなラインを眺めた後は、島の方言で船を見送る岬の意味を持つ高い崖の上に建つフナウサギバナタの展望台へ行き、伊良部島の北に位置する白鳥岬で広大な空と水平線見渡して、宮古ブルーと呼ばれる宮古島の美々しき青い海を堪能した。

エリア 沖縄

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨年6月末以来になる久しぶりのセントレア。
平日の午前中ということもあり驚くほど空いていて、制限エリア内のANAとJALが共同運営しているセントレア エアラインラウンジも人の姿はまばらだった。

中部国際空港セントレア 空港

出発ロビーへ向かう道中も本当に人がいない。

中部国際空港セントレア 空港

搭乗アナウンスを待っていたら…

中部国際空港セントレア 空港

整備の都合により出発時刻が11：45になると案内があった。

中部国際空港セントレア 空港

機内はガラ空きで、ザっと見渡しても並び列・前後列は空席になっていて2割くらいしか乗客がいないように見えた。

雲は多めだけどあまり揺れることなく…

沖縄の海が見えてきた！
宮古島に近づくにつれて雲に覆われていき、島が目視できるようになった途端に雲に包まれてしまった。

宮古空港は東南アジアの小さな空港のように建物内が蒸し暑かったため、名古屋から着用していたホットインナーや折り畳みダウンをトイレで着替えてスーツケースに片付けようと思っていたら「手荷物受取所エリア内はトイレ含めて消灯します」というアナウンスが流れたので慌てて出ると、貝殻でつくられたシーサーが出迎えてくれた。

宮古空港 空港

宮古空港に到着したことを予約していた“タイムズカー 宮古空港店”に連絡するとワンボックスカーで迎えに来てくれた。
空港からは2分ほどで着いてしまい、手続きもサクッと済んだのですぐに出発。

タイムズカー 宮古空港店 乗り物

宮古島の旅のお供はYaris hybrid。
15：00過ぎで今の気温26℃、風はあるけど蒸し暑いので大判ストールを巻いていれば半袖でも全然平気だった。

HOTELに向かう前に観光をするため、伊良部大橋を目指す。

伊良部大橋は宮古島と伊良部島を結ぶ全長は3540mの橋で、無料で通行できるようになっており、2006年に着工して2015年に誕生した。
高低差があるのは船舶の通航のためで、ゆるやかなカーブを描いている。

伊良部大橋 名所・史跡

宮古島・池間島・来間島・伊良部島・下地島の5島周辺の海は沖縄県内でも屈指のブルーを誇り、宮古ブルーの愛称で親しまれていて、橋の下には美々しき青い海が広がっていた。

伊良部大橋 名所・史跡

伊良部島に近づくにつれて海の色が鮮やかに！

伊良部大橋 名所・史跡

伊良部大橋を降りて、伊良部島に入って最初の交差点に立っているのが、宮古島名物：宮古まもる君人形。
初めて見ると物言いたげな表情にギョッとするけど、宮古島の至る所で見かける警察官の格好をした白塗りの人形で、兄弟を含めると20体存在するらしく、宮古島の人気者としてグッズ化や土産用菓子のパッケージにもなっている。

伊良部島で最初に向かったのは“牧山展望台”。
展望台へ続く1本道を進んでいくと…

牧山展望台 名所・史跡

巨大な白い建物が姿を現した。
やたらとカラスの鳴き声が飛び交っているけど、気にせず階段をのぼる。

牧山展望台 名所・史跡

牧山展望台は1981年に完成したそうで中はこんな感じに殺風景、でもここからの眺めは伊良部島の絶景スポットとして人気が高い。

牧山展望台 名所・史跡

テラスに近づくと、ストールだけでは鳥肌が立ちそうなくらい強い風が吹いており、帽子は片手で押さえていないと飛ばされそうな勢いだけど…

牧山展望台 名所・史跡

伊良部大橋と宮古ブルーの海を臨めた。
宮古島の地質はサンゴ礁性の石灰岩から出来ているため、石灰岩の白色が宮古島の周囲を覆っているので、このように鮮やかなブルーの海が広がって見える。

牧山展望台 名所・史跡

視線を移すと浅い場所はエメラルドグリーンに、深い場所はコバルトブルーに輝いていた。

牧山展望台 名所・史跡

車で少し走ると、牧山展望台が伊良部島で最も高い場所にあるのがよく分かる。
展望台の建物は、ドローンなどを利用して空から見たらサシバという鳥の形をしているそうで、サシバの飛来は宮古島や伊良部島に秋の訪れを告げる風物詩になっている。

牧山展望台 名所・史跡

続いて向かった“サバオキ井戸”は工事関係者以外立ち入り禁止の看板が出ていたので先を進み、“フナウサギバナタ展望施設”へ。
こちらもサシバを模したモチーフが人気の展望台で、駐車場にあった地図写真は先程の牧山展望台よりもリアルに近い姿。

フナウサギバナタ展望施設 名所・史跡

ところが、展望台はあるけど肝心のサシバにモチーフが見当たらなくて戸惑う。
どうやらサシバの建造物は塩害による老朽化で、2019年に撤去されてしまったそう。

フナウサギバナタ展望施設 名所・史跡

展望台の先には海に近づける場所があり、岸壁ギリギリで海の迫力が感じられるようになっていた。
壁のようにトゲトゲの葉を持つ植物が迫るし…

フナウサギバナタ 自然・景勝地

空洞だらけのゴツゴツした岩が点在していて、伊良部島の地質がよく分かるけど、足場がとても悪いので注意しながら進んだ。

フナウサギバナタ 自然・景勝地

フナウサギバナタとは、地元の方言で船を見送る岬という意味があり、かつては島を出発する家族・友人をここから見送っていた場所だったことから由来する。

フナウサギバナタ 自然・景勝地

戻って展望台の階段をのぼろうとしたけど、見上げるとスコーン！とスライスされたように上部が無いのは、違和感あるかも。

フナウサギバナタ展望施設 名所・史跡

展望台から見える岸壁は西海岸公園。
北向きに建てられた展望台からの眺めは、少し日が傾き始めた左手側の空を薄っすら染め始めていた。

フナウサギバナタ 自然・景勝地

また車で移動して“白鳥岬”に到着。
駐車場から遊歩道が続いているので、周辺を散策できるようになっている。

白鳥崎 自然・景勝地

伊良部島北部にある白鳥岬は、水平線を見渡しながら空・海・大地を感じられる自然美が楽しめる。
沖にはリーフが続くため常に白波がたっていて、白い鳥が翼を広げているかのように見えることから白鳥岬と呼ばれるようになった。

白鳥崎 自然・景勝地

少し海に近づくと妙に海の色が澄んだスポットがあって、透明度の高さに驚いた。
目を凝らすと作業服を着た宮古島の職員らしき人が調査に訪れていて、メモを取りながら写真を撮っていたので近くに行けるのかも…とルートを探す。

白鳥崎 自然・景勝地

小さな橋らしき痕跡が見つかったけど、壊れているようで立ち入り禁止になっていた。
職員の人はどうやって渡ったんだろう？と思っていたら、ゴツゴツした岩で足場の悪い道なき道を進んで戻ってきたので、私にはハードルが高いため近づくのを断念。

白鳥崎 自然・景勝地

望遠レンズで覗いてみると、宮古ブルーの美しさが際立っていた。
あとで調べてみたら、知る人ぞ知る穴場のシュノーケリングスポットなのだそう。

白鳥崎 自然・景勝地

宮古島に戻る前に、伊良部島の酒造“宮の華”に寄り道。
酒造りをはじめとするスタッフの8割が女性の酒造所で、原料は農薬や肥料を使わない米を社内で精米して泡盛を造っている。

宮の華 グルメ・レストラン

販売所も兼ねた事務所を訪ねると、コロナ禍以降工場見学は中止だけど試飲は可能だそうで、私がドライバーに交代して夫が試飲することに。

宮の華 グルメ・レストラン

セルフ試飲という太っ腹さに加えて、つまみ用に黒糖を出してくれて、私にもさんぴん茶を振る舞ってくれた。
夫は4本とも美味しくて迷っていたけど、他の3本よりもコクがある宮島限定の豊見親と、軽やかでスッキリした味わいのうでいさんの酒を購入した（支払いは現金のみ）。
ちなみに華ごころは、女性でも飲みやすいと定評があり普段泡盛を口にしない人でも親しみやすい味だそう。

宮の華 グルメ・レストラン

途中でローカルスーパーに立ち寄って、部屋で食べる夜ゴハンを調達してから、今夜から2泊する“HOTEL 385”へ。
建物の外観はマンションのような雰囲気で、併設カフェに面した第一駐車場・1本裏の住宅街に面した第二駐車場（写真は第二駐車場側）・2分くらい離れた場所に広い第三駐車場がある。
詳しい口コミは下記をご覧くださいませ。
https://4travel.jp/dm_hotel_tips/14633926

HOTEL 385 宿・ホテル

ホテル1階は通り抜け出来るようになっているから、第一・第二どちらに車を停めても不便はなかった。

HOTEL 385 宿・ホテル

朝食会場にもなるカフェスペース横にフロントがあるけど、宿泊予約日の1-2日前に連絡先に指定しているメールアドレスへ部屋番号と入室時に必要な暗証番号が添付されて送られてくるので、チェックイン時刻を過ぎたらフロントにスタッフが不在でも入室可能になっている。
ちなみに21時を過ぎるとスタッフが不在になるため、HOTELというよりもコンドミニアムに近いかも。

HOTEL 385 宿・ホテル

フロント前の棚には、必要に応じて持っていけるアメニティが並んでおり、ワッフル素材の前ボタン式パジャマ・コースター・歯磨き粉・割りばし・ティーパック・絆創膏・綿棒が用意されていて、ワインオープナーなども借りれた。

HOTEL 385 宿・ホテル

客室はスマートロックキーなので、慣れれば鍵を持ち歩く必要が無くて便利。
部屋に入るとシンク付IH1口キッチン・冷蔵庫・電子レンジが設置してあって、その先にテレビ台を兼ねた長テーブルとメイク用の小デスクがあり、ゆったりした造りをしている。

HOTEL 385 宿・ホテル

向かいにはベッドが配置してありマットレスは硬め、ベッドボードには横並びの2口コンセントと照明がそれぞれに内蔵されていて、使い勝手が良かった。

HOTEL 385 宿・ホテル

サニタリールームも客室同様に広くて、車椅子対応出来る十分な広さがあるのに…

HOTEL 385 宿・ホテル

バスルームは洗い場が狭め＆湯船も小さいから手狭な印象で、シャワーの湯量はあるけど、使う人が集中する時間帯は温度が不安定になるのが残念だった。
明日はドライブしながら宮古島と池間島を巡って、美々しい宮古ブルーを満喫する予定。
続きは02へ。

HOTEL 385 宿・ホテル